元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

恋の花咲く百花園「宮澤梓恩」ネタバレ

●宮澤 梓恩/ミヤザワ シオン(cv坂田将吾さん)
百花園で働く庭師の一人。
主人公とは同い年だが、中卒なので社会経験は彼の方が先輩。
不器用だが優しく、動物や植物にも好かれやすい。豊後梅にもかなり好かれておりよく梓恩の体にくっついたりしてるが梓恩本人は見えないため気づかない。

f:id:pinkve:20200510121540p:plain
※「恋の花咲く百花園」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社拓洋興業に帰属します。


→管理人の梓恩君のネタバレ感想はこちら←


〜恋の花咲く百花園、梓恩ルートネタバレ〜
百花園で働く梓恩は同い年の庭師。仕事熱心で植物を丁寧に扱い、真面目で、そして豊後に気に入られてる青年だった。
猫太に百花園とコイハナを託された主人公は、そんな心優しい梓恩に協力してもらうために彼と仲良くなろうと決意すると、彼のそばはいつもあたたかく、さりげない優しさや、頼れるところに惹かれていった。
そのためどんどん彼を意識するようになったが、梓恩は昔命を助けてもらった恩人がいて、その人がつけていた「ひまわりのヘアピン」を大切に持ち歩いていた。だからひまわりの花が好きなんだと語る彼の笑顔を見たら、その人はきっと梓恩の好きな人なのだと気づいてしまった。
それから、梓恩が中卒で今の親方に拾われて働き始めたことを聞いたり、主人公の母校で庭師としてのスピーチの講師をしてもらったり、百日紅の木から声が聞こえて共に百日紅の悩みを解決したりと、二人の絆は強くなっていった。
しかしバレンタインチョコを渡したあと、ホワイトデーの時に梓恩から「ひまわりの鉢植え」を貰ったことで、彼に好きな人がいることを思い出してしまう。もはや主人公は梓恩に完全に恋をしていたため、告白する前から失恋してしまっていた。
そんな頃、ついにコイハナが咲いた。しかもなんとコイハナはひまわりの花を咲かせたのだ。梓恩が好きな花が咲いたのが嬉しくて彼に1番に見せに行くと、やっぱり梓恩は喜んで微笑んでくれた。その笑顔を見たらもう我慢できず「梓恩君が好き」と言ってしまった。彼に好きな人がいると思っている主人公は慌てて「迷惑だよね」と口にしたが梓恩はもう自分の気持ちはホワイトデーの時に伝えてると言った。そう、ひまわりの花言葉は「あなただけ見つめてる」だった。
そして梓恩は真実を話し始める。
中学の時父親が騙されて借金まみれになってしまい苦しい生活の中荒れてしまった梓恩はケンカに明け暮れる毎日だった。そしてその日も喧嘩していたが袋叩きにあってしまい、ボロボロになって道端に倒れていた。するとそこに声をかけてくれた女の子がいた。嬉しかったが恥ずかしさもありつっぱねてしまい、女の子は去っていった。しかしその女の子が落としていったのがあの「ひまわりのヘアピン」だった。
その話をしたあと梓恩はヘアピンを主人公に差し出し「あの時はありがとう、お前が恩人だ」と言った。そう、その時のことを忘れていたが、声をかけたのは主人公だったのだ。
梓恩は「この持ち主じゃなかったとしてもお前のことを好きになってたよ、どうでもよくなるくらいお前のことが好きになったから」と言い抱きしめてくれたのだった。
その後二人は、同じように百花園で花たちに囲まれて過ごしている。いつも頑張る主人公に甘えて良いと甘やかしてくれる梓恩と一緒に休憩して、缶ジュースを間接キスで飲んだ。甘えていいと言われた主人公は「缶ジュースごしじゃないキスが欲しいな」とねだると梓恩は「大好き」と言ってキスしてくれた。
エンドロール後は、結婚の約束をするラブラブな二人。しかし過保護な梓恩が主人公を大切にするあまり触れられず、物足りない主人公が良いに任せて深く触れ合おうとすると梓恩は怒ってしまい二人はギクシャクしたりした。
しかし豊後や猫太たちのおかげで仲直りし、お互いの親に紹介し合い公認になると、梓恩はついに主人公を深く愛してくれるようになり二人は幸せになったのだった。





↓梓恩の感想ネタバレ有り↓



〜恋の花咲く百花園、梓恩の感想ネタバレ有り〜
二周目に攻略した梓恩君ですが、もう初見から見た目も雰囲気も絶対タイプだろうなと思って攻略したんですが、やはり思った通り超タイプでした!
もう、終始「ぎゃあ!///」の連続だった私‥あまずっぺぇーーーー(ToT)(笑)青春すぎるよーーーー(ToT)
最初は不器用感がチョロの感じもしたんですが、なんか思ったよりサラッと褒めたりしてくれるところが凄く素直で、そのくせ赤面がめちゃくちゃ多く、ジュースの飲み回しすら恥ずかしい様子。無口だからムッツリ系かと思いきやむしろ主人公の小悪魔発言にも一切惑わされない硬派なところが男らしかったです。
なのでね、シャイかと思いきや意識し始めると割とグイグイくるんですよね。花火大会の雰囲気とか凄く良かったし、恋愛の過程が本当に青春って感じでときめきで良かった!
更に序盤から私的にはバレバレでしたが(笑)、実は二人は過去に会っており、それがまた運命的で凄く素敵!梓恩君がずっと大切に持っていてくれたひまわりのヘアピンなんだけど、それを大事にしている素直な性格が本当素敵な人だなって思う!けれどそれに合わせてもしかしたら誰か好きな人がいるのかもしれないと胸を痛める主人公の気持ちもとても切なくてよかった!!
それに合わせての告白のシーン、感動的で泣けました(ToT)良かった良かった!
更にその後のエピローグでは甘いラブラブ生活が始まるわけだが、付き合う前から優しくて過保護で可愛がってくれた梓恩君は更に過保護に。とても大事にしてくれてるって感じが伝わって凄いいいよね〜(*´艸`*)凄く頼りになるし大きい人だし筋肉質だし抱き付きたくなる雰囲気あるよー!!お姫様抱っこを軽々しちゃうのも良い!!
しかしなんと過保護すぎて手を出せないどころか距離を置くのは衝撃でした(Σ○Д○;)いやいや、酒入った時そのまま我慢できない的な雰囲気でいくのかと興奮気味で楽しみにしてたのに(笑)、まさかそこで怒っていなくなってさらに距離を置くと言われるとは(Σ○Д○;)ショックで寝込みそうになったよ、ワシ(笑)
押し倒して!!!(ToT)(やめれ)笑
まぁ最終的に親に会わせたら覚悟できたのか抱いてくれたようだが(笑)むしろ全然耐えられない感なくてちょっとガッカリ。余裕がないハアハアした梓恩君が見たかった(だからやめ)笑
あ、そうそう、梓恩君はぶんちゃんに気に入られてるのも凄い可愛かったですよねー!!ぶんちゃんめっちゃ可愛い〜(≧▽≦)/頭にしがみ付いてるスチルもうけました(笑)
という感じでかなりかっこよかった梓恩君。これからも大切にしてください!!愛してるっ!!(笑)

恋の花咲く百花園「井荻和真」ネタバレ

●井荻 和真/イオギ カズマ(cv村島慎之介さん)
主人公の高校時代の後輩。
カメラが趣味の父親の影響で、幼い頃からカメラに慣れ親しんでおり『学生カメラマン』として仕事を依頼されているらしく高校では有名人で人気者。
植物の写真をよく撮影するので百花園の常連。従業員達とも仲が良い。

f:id:pinkve:20200509115853p:plain
※「恋の花咲く百花園」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社拓洋興業に帰属します。


→管理人の和真君のネタバレ感想はこちら←


〜恋の花咲く百花園、井荻和真ルートネタバレ〜
百花園の常連の一人である和真は、主人公が通っていた高校に通う二つ下の後輩。プロ顔負けの写真家として有名であり、高校でも人気者だったため主人公も彼のことを知っていた。
猫太にコイハナを咲かせるため協力者を探せと言われた主人公は、優しくて穏やかそうで花の魅力を引き出してくれそうな和真を協力者にしたいと思った。そのためなるべく信頼を得ようと思い接触することが多くなると、優しくて明るい和真の側は楽しくて、幸せな気持ちになった。
そんな和真はコイハナの話をせずともいつも百花園のために色んなことをしてくれた。ブログに和真の写真を掲載したり、アドバイスをくれたりした。和真はとても頼りになり、二人の距離は更に縮まり、一緒にお祭りデートをしたりと幸せな日々は続く。
しかし和真はふと元気がない時がある。その理由を知りたくて、そして力になりたいと思った主人公に、和真は文化祭に来てほしいと言った。そして文化祭で開催されている、和真が所属する写真部へ行った。部員たちの写真が名前を伏せて並べられているシステムで、訪れた人は気に入った写真に一票いれるのが決まりだった。主人公は一番気に入ったヒマワリの写真に一票を入れた。その写真はいつも見ている大好きな和真の写真だと気付いたから。すると和真は泣きそうな顔をして、実は去年の彼の写真には一票しか票が入らなかったのだと言った。しかもその去年の一票も、なんと主人公が投票したものだった。
そこから和真は過去を話し始める。
写真が趣味の父の影響でカメラを始めた和真は小学生の時に父親が雑誌に勝手に写真を投稿し、そこで編集者の目に止まり、写真の仕事をもらうようになった。幼くて腕がいいともてはやされたが、去年和真は偶然編集者の話を聞いてしまう。それは「井荻和真は学生だから価値がある」だった。それは学生が終わってしまえば写真の腕なんてそこまでではないということ。それがショックでスランプになってしまったのだが、去年の文化祭の時に一票を入れてくれた主人公が自分の写真を見て微笑んでくれた事がとてつもなく救いになったのだと話した。
主人公はその時和真の事を知らずに本当に気に入った写真に一票を入れていたが、それだからこそ和真にとっては救いになったのだ。
また今年同じように自分の写真に惹かれてくれた主人公の手を握る和真は「ありがとう」と言い、これからも写真を続ける勇気を得た。
そんなことから絆が更に増えた二人。主人公は今なら和真にコイハナの事を話せると思い打ち明けると、和真は優しくなんでもないことのように受け入れてくれた。
その後、写真コンテストに落選してしまった和真を励ましたり、和真のために梅祭りイベントで和真の写真展を開いて成功させたりと、主人公は和真のことを支えた。するとなんとコイハナがついに蕾をつけたのだ。豊後が喜んで梅の花を満開にし、驚く和真が咄嗟にシャッターを切るのを見た主人公は、その真剣な横顔がキレイで、ああ、自分は和真が好きなんだと思った。
しかもその時の梅の写真が市の観光PR写真に選ばれたりと、幸せ続きだった。
しかし蕾をつけたコイハナは中々花を咲かせない。猫太はその理由が「和真への片想いで幸せを感じてないからだ」と言った。背中を押された主人公はついに和真へ告白。和真は喜び、自分もずっと好きだったと答えてくれた。しかもその二人の恋にコイハナの蕾がついに開き始める。咲く瞬間を二人でみようと閉園まで並んで眺めるが眠気に耐えられず二人が寄り添って眠ると、夢の中でチューリップの花が二人に「おめでとう」と祝福をしてくれた。
翌日目を覚ました二人の目の前にはなんとチューリップの花を咲かせたコイハナがあった。それを見て和真はあらためて気持ちを伝えてくれる。「初めて会った時から好きだった、世界で一番大切な人、これからも一緒にいてください。」と。
夢を一緒に叶えよう、大好き、そう言い合って二人は幸せなキスをした。
エンドロール後は二年後の二人。大学生になった和真はピンキーリングをプレゼントしてくれて立派になったらプロポーズする約束だと言ってくれたりした。
更に高校の時に実は告白しようとラブレターを書いていた和真は、そのラブレターを数年越しに送ってくれたりした。
大学に入ったことで他に時間が取られ嫉妬で喧嘩になったりもしたが、好きだからこそ二人で乗り越え、更に深いところで結ばれていくのだった。






↓和真くんの感想ネタバレ有り↓



〜恋の花咲く百花園、和真の感想ネタバレ有り〜
1周目にプレイした和真くん。最初に会った時から優しいのが印象的で、やっぱり最初は優しくされたくて彼を選びました(笑)
そんな和真くん、なんかもう雰囲気的に高校時代から絶対主人公のこと好きだったんだろうな〜と予想出来たのでチョロい予感大でしたね(笑)しかし!チョロ系キャラが大好きな私は興奮気味で喜んだんですが、なんか思ったより天然スケコマシ要素もあるのか常識もあったり大人だったりする一面もあり、可愛いだけじゃないから更に良かったです!
そんな和真くんは後輩キャラということもありなんと一人だけ制服姿。それめっちゃいいよね!二人の会話がウブだったりするので青春らしくていいなと思ったりしてニヤニヤするのですが、主人公が和真君とのメッセのID交換をとても自然に聞き出すところが「この子、やり手やん」と思いました(笑)あんなうまく聞きだす女の先輩いたら絶対ときめくよな(笑)
しかしその後、フォトコンテストに落選した時抱き締めて励ましたりするシーンがあるんだが、なんとその横の梅の木の上で梓恩が剪定してるっていう(笑)さっきまでそこにいた梓恩と会話してたのにいつのまにか二人は二人の世界になっちゃって梓恩を忘れてるらしく盛り上がって泣いたり抱き合ったり‥その間梓恩は一切口を開かないまま終わったが、降りるに降りれないのかなと想像して吹いたね!(笑)
しかしそういうの多かったけど、よく考えたら百花園で抱き合ったりなんだりいつも仕事中なのよね(笑)
仕事とは<●><●>(笑)
その後、付き合うことになってからのエピローグが始まりましたが、なんとエピローグは2年後の話。なのに全く進展がなく、え?昨日付き合った人たち?って感じの話だった(笑)けど、内容はめっちゃ良かった!!!大学に入って他の女と一緒にいることに嫉妬し、和真くんは和真くんで梓恩さんに嫉妬したり。お互いの気持ちで切なくて胸痛くてときめきました(ToT)
どのシーンのスチルも凄くイケメンで、実は主人公より結構身長が高かったりするのも素敵でした!可愛くて優しくて一途で頑張り屋で、一緒にいたら絶対幸せな和真くん、本当に素敵でした!

恋の花咲く百花園

【恋の花咲く百花園】
プレイ:291本目:20,4,20〜20,4,26(16時間50分)

〜あらすじ〜
社会人として第一歩を踏み出す主人公の前に突如として現れた白い猫。
その正体は百花園に住む青年の幽霊。
彼の望みは百花園を昔のように盛り上げることで、主人公にその手伝いを迫ってくる。
彼から「植物の声を聞くことができる不思議な力」と、「人間のプラスエネルギーを糧にして育つ花」を強制的に譲渡され、主人公は戸惑いながらも百花園のために奮闘することになり‥‥?
(公式サイトより抜粋)
f:id:pinkve:20200522235635p:plain

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】【全品5倍!8/1限定】Switch 恋の花咲く百花園
価格:2148円(税込、送料別) (2020/7/31時点)

〜攻略キャラ〜
・青柳 朔良(cv美藤大樹さん)
・宮澤 梓恩(cv坂田将吾さん)
・井荻 和真(cv村島慎之介さん)
・藤村 かなえ(cv落合福嗣さん)


〜各キャラネタバレ&各キャラ感想〜
・青柳朔良ルートネタバレ
    ∟朔良感想
・宮澤梓恩ルートネタバレ
    ∟梓恩感想
・井荻和真ルートネタバレ
    ∟和真感想
・藤村かなえルートネタバレ
    ∟かなえ感想


〜全体の感想〜
拓洋さんのswitchの新作の作品ですが、とてもほんわかして平和で優しい物語となっておりました。
主人公も攻略キャラもみんないい子揃いで、バッドエンドが無いのも平和な雰囲気に拍車をかけております。全体的に青春の甘酸っぱいときめきのような恋愛要素が高く、優しい感じにときめきました!
ストーリーはあまり長くは無いものの、エピローグが長かったり、おまけのストーリーも少々あるので楽しめます。が、攻略キャラが4名しかいないので少し物足りないかなとは思います。
システムはすごく快適で、個人的に良いと思ったのが攻略キャラクターの名前が出るときに必ず仮名がふってあることでした。珍しい名前なのに一度仮名が出ただけとかになると覚えるまで時間がかかったりするのですが、こちらのシステムのおかげでキャラたちの名前がすぐ覚えられました!
あとは立ち絵の服装のバリエーションがとても多くてビックリしました。季節に合わせて色々着てきてくれるので良かったです!
ということで全体的にオススメですが、やはり総合的な時間が短いのを考えると定価で買うのはちょっときついかもです。私は運良くセールで半額くらいで買えたからこんな優しい視線で見られるのかもしれません(笑)
なので懐に余裕がある方は是非オススメです!(笑)

↓管理人お気に入りキャラ↓
梓恩くん、和真くん

絶対迷宮秘密のおやゆび姫「マッチ売り」ネタバレ

●マッチ売りラース・クリステンセン(cv山谷祥生さん)
おやゆび姫の家の隣に住む、幼なじみの少年。 家が貧しいため、マッチを売って生計を立てている。 やさぐれているが、根はとても優しい。 おやゆび姫とともに、冒険に出ることになる。
※二周目から攻略可能。

f:id:pinkve:20200508081701j:plain
※「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」のバナーに使用されている画像の著作権は、花梨エンターテイメントに帰属します。


→管理人ののネタバレ感想はこちら←


〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、マッチ売りルートネタバレ〜
みにくいアヒルの子ルートから分岐する。マッチ売りを助けるためアヒルとルピアンと共にケブンハウン城に行くが、マッチ売りが漆黒のマッチのせいで闇に囚われてしまっていた。
蒼黒のマントに真紅の瞳を持つ姿になってしまったマッチ売り。邪悪な力を放ち、なんとヌードキングのしもべになっていた。
しかしそれは実はマッチ売りの演技であり、おやゆび姫たちを逃がそうとしてくれた。おやゆび姫は魔法で黒騎士を浄化し、元のツバメの騎士の姿にして仲間にしたものの、ヌードキングがリューン達を捕まえ張り付けにして人質にしたため結局おやゆび姫達は逃げられない。
そこになんと黒の兵士に化けていたラグナ・クリステンが現れた。ずっと機会を伺っていたラグナはおやゆび姫に、ヴァルファから預かった言葉を告げる。それは、おやゆび姫の胸に宿る命の種には女神フレイヤの加護があり、それはヌードキングの弱点であるという言葉だった。
フレイヤの力で体が大きくなったおやゆび姫だったが、マッチ売りがヌードキングに操られ、マッチ売りはラグナに襲い掛かった。そしてなんと剣をラグナの胸に突き刺した。死にゆくラグナはマッチ売りを抱き締め「大きくなったな、一人にしてごめん」と告げ息を引き取る。するとなんとマッチ売りの黒くなった瞳から涙が溢れ、ラグナの想いでマッチ売りは正気に戻った。
怒りと悲しみに満ち溢れるマッチ売りは漆黒のマッチを使い、ヌードキングを倒すことに成功したが、力を使い果たして共に死んでしまった。ショックを受けるおやゆび姫のもとにフレイヤが現れ「生き返らせたくば光を与えなさい」と言った。おやゆび姫は大切なマッチ売りのために自らの命を差し出す覚悟をし、自分の胸に手を突き刺し命の種を取り出してマッチに命を与えた。
生き返ったマッチ売りもまたおやゆび姫の死に悲しみ、今度はヴァルファから預かっていたマッチの中に「息吹のマッチ」があることに気づき、奇跡が起こせるかもしれないと思い、マッチをする。もしかしたら代償を受けるかもしれないというフレイヤのお告げがあったが、迷わないマッチ売りはマッチの炎を種に近づけると、奇跡が起きた。
おやゆび姫が目を覚ますとそこには仲間たち全員がいて、生き返ったことを喜んだ。そして一番に喜んだマッチ売りはおやゆび姫に愛を込めたキスをした。その熱は生きていることを感じさせてくれて、二人の目から涙がこぼれた。
その後、代償としてマッチ売りもおやゆび姫も魔法が使えなくなったため、村へ帰ることにした。おやゆび姫が「特別じゃなくなったけどずっと一緒にいて」と告げると「当たり前、お前が大好き」と微笑んでくれた。
力がなくても一から作ろう、私たちの村へ帰ろう、希望を胸に手を繋ぐ二人のそばにはこれからも一緒にいると言ってくれた仲間がついてきてくれる。
これから先もみんな一緒、新しい旅立ちが始まる。



↓マッチ売りの感想ネタバレ有り↓



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、マッチ売りの感想ネタバレ有り〜
攻略キャラとしては最後に攻略したマッチ売り。なので正直色々飽き始めて感動が薄かったが、実際はかなり感動的なルートでした!
最初からずっと一緒にいてくれる幼なじみのマッチ売りはちょっと意地悪だけどいつもおやゆび姫の事を一番に思ってくれて何があっても守ってくれました。村が最初に襲われた時も怖いのに守ってくれて、心細い旅にずっと一緒にいてくれたのは本当に励みになりますよね。そして最初は弱かったけどどんどん強くなるのも凄くカッコ良かったです!
更に仲間が増えるとマッチ売りって常識人だなと気づいたりもしました。他がかなり奇抜なので(笑)
そんなこんなでずーっと一緒にいて最後はどうなるのかなと思ったらなんかよくわかんないけどお互いを生き返らせあうのが謎だった(笑)まず生きてたからいいけど!
しかしそのあたりの後半のシリアスなシーンなのにヴァルファが「マッチをすると巨人スルトのよりな炎が出る、洒落じゃないが」とかオヤジギャグを言ってきたり(笑)、ツバメの騎士に戻ったジークヴァルトを見た竜騎士がルンルンとバトルを挑んだり(笑)、二人が剣でキンキン鳴らして戦ってる横でおやゆび姫とマッチ売りはキスシーンを繰り広げていた(なんやこれ)笑
でも最後はみんな一緒に村に行くと言う素敵な終わり方でめっちゃいいです!!二人も魔法が使えない普通の人間になったしね!これからはみんなで仲良く一緒にずっと暮らしてほしい!
合言葉は、ヴォルテックス・フォン・ブランド!!(←聞きすぎて頭から離れなくなった奴)笑

絶対迷宮秘密のおやゆび姫「花の王子ルピアン」ネタバレ

〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫〜
●花の王子ルピアン(cv小野賢章さん)
おやゆび姫のピンチに現れた、謎の王子様。 腰の剣と、花の魔法で戦う。 その出生には、おやゆび姫に関わる重大な秘密が……?
※二周目から攻略可能。

f:id:pinkve:20200507072704j:plain
※「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」のバナーに使用されている画像の著作権は、花梨エンターテイメントに帰属します。


→管理人ののネタバレ感想はこちら←


〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、花の王子ルートネタバレ〜
みにくいアヒルの子ルートと同じように進み、マッチ売りを助けにケブンハウン城で白鳥のナイトとルピアンが戦うところから分岐する。
→黒騎士の強さに圧倒されたため白鳥のナイトが、おやゆび姫と花の王子ルピアンを逃がそうとしたが、結局ヌードキングに捕まり、ガルーシェにボロボロにされ呪いをかけられたルピアン。
このままではおやゆび姫はヌードキングに喰われてしまい、マッチ売りも白鳥のナイトも助けられない。意識が混沌とする中、ルピアンは昔アルビレオが言ってくれた言葉を思い出す。小人である自分は世界に一人で弱くて命の価値がないと思っていた自分に、同じ小人であるおやゆび姫がいると教えてもらった思い出を。それから自分はずっとまだ見ぬおやゆび姫に憧れ、彼女に会いたい、彼女のためだけに生きたい、守りたい、そう思って生きてきた事を強く思う。
そんな時かつてヴァルファから贈られた言葉も思い出した。それはルピアンとおやゆび姫の胸の中には命の種を宿したと。その命をかけて戦えと。
その言葉に覚醒したルピアンは最後の力を振り絞り、なんと手で自らの胸を突き破り命の種を取り出し、最大の光魔法を唱えた。その光は目を開けられないほどの眩しさで、なんと全ての悪を一瞬で消し去った。
しかしそのせいでルピアンは死んでしまった。動かないルピアンのそばでおやゆび姫が涙を流すと、おやゆび姫の中から女の人の声が聞こえ、貴女は癒しと恵の力、ルピアンは不定と分散の力がある、二人は表裏一体だかは命を分け与えられると教えてくれた。
その言葉と力をもらうとおやゆび姫の体は大きくなり、ルピアンに魔法をかけキスをした。
その後、ルピアンの体は小さくなったものの数日後に無事に目を覚ました。アヒルやマッチ売りや他の仲間も皆無事で、ルピアンの目覚めを喜んだが、大きい姿になったおやゆび姫はあれから目を覚まさないという。
ルピアンはおやゆび姫が寝ている場所へ行き、そっとキスをした。するとなんとおやゆび姫は目を覚まし「私のたった一人の王子様」とキスを返すとなんとルピアンも大きな姿に戻り「愛してる」と言って本当の大人のキスをした。
その後、平和になったためルピアンは花の国へ行きたいと言った。すると白鳥のナイトが魔法をコントロール出来るようになったといい、白鳥の姿になった。そして「連れてってやる」と微笑んでくれたから、二人は愛を誓いその白い背に乗った。
二人と一匹は大空を駆ける。まだ見ぬ花の国に想いを馳せれば、未来は春のように暖かかった。




↓花の王子の感想ネタバレ有り↓



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、花の王子の感想ネタバレ有り〜
8周目にクリアした花の王子、正直花の王子とかなんだとか関係なく8周もやってるので飽きてきている<●><●>(笑)
そんな中攻略した王子は、アヒルルートとほぼ同じなので凄く短く感じました!
ヒルルートでも書いたんだけど、アヒルとおやゆび姫と王子の小さい仲間たちがめちゃくちゃ可愛い。ふわふわの背中に乗る小さな二人がめっちゃ可愛い!しかも王子もおやゆび姫も花のモチーフなので温かい感じが凄くいいですよね。穏やかで!
しかし後半になると穏やかどころかむしろ一番グロかった王子。どうして?(笑)心臓みたいな種を自ら引き出すという行動に出て、そっから血がドバー!!(Σ○Д○;)ひいいい痛そうだし怖いよおおお(Σ○Д○;)だがしかしそこから発した光の魔法の強さが凄かったです。なんと光だけで全員を消した(笑)
そう!王子のルートね、色々となんでも知ってて都合良い感じで進むんですよねー(笑)アヒルも全部知ってたくせに黙ってたってことよね。あのやろう‥(笑)
そんなこんなで、でも最後はちゃんと可愛くて素敵なエンドでした!なんだかんだアヒルもとい白鳥が一緒なのがやっぱり嬉しい!押し倒しスチルも思ったより大人で良いし!王子と姫っていうのが似合ってて凄いいいし!
ということで花の王子、素敵でした!カボチャパンツが正に王子様って感じでよかったよー!!!(笑)

絶対迷宮秘密のおやゆび姫「ヌードキング/裸の王様」ネタバレ

〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫〜
●ヌードキング/裸の王様(cv黒田崇矢さん)
かつては優しく、国を愛する人物であった国王が変貌した姿。闇の者と契約して強大な魔力を得、その力で世界を闇に沈めようと目論んでいる。かつての面影もない、わがままで傲岸不遜な性格。
※3周目から攻略可能。

f:id:pinkve:20200506203055j:plain
※「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」のバナーに使用されている画像の著作権は、花梨エンターテイメントに帰属します。


→管理人ののネタバレ感想はこちら←


〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、ヌードキングルートネタバレ〜
ツバメの騎士ルートのケブンハウン城に連れて行かれたところから分岐する。
おやゆび姫を待ち構えていた存在こそが、ケブンハウン城の主であるヌードキングであった。
全裸の王様であるヌードキングは不老不死になるためおやゆび姫を喰らい、魔力を得ようとしていた。そのため鳥籠に閉じ込められたおやゆび姫は満月の夜の魔力が高まった日に喰われると宣告される。
しかし満月の夜までは時間があった。そうなれば自然とヌードキングと共にいる時間が増え、彼が昔はとても優しい王様であったことを知る。一体彼に何があってこうなってしまったのか、それを知りたいおやゆび姫は毎日彼に話しかけた。そのうち暇つぶしにおとぎ話を聞かせろと言うヌードキングに沢山のお話を聞かせると、彼は何を思ったのか自分の過去を話し始めた。
ヌードキングは昔、クヌートという名の若く凛々しい立派な王だった。しかしクヌート王は心が優しすぎた。貧しい民達のために国を守ってきたがそれでも足りず、貧しい民に自らの物を全て分け与えていた。そんなクヌート王を見ていた一話のツバメが彼の心に共感し、物を分け与える手伝いをして王と民の間を飛び回った。百年生きたツバメはクヌート王を心から慕う気持ちから人間の姿に変わり、王の側近となりずっと王を守り続けた。
クヌート王はもはや何も持たず、水しか口にしていないほどに人々に全てを分け与えていた。
しかき大臣の裏切りにより、王の名で強欲の限りを働く。王のせいで国が貧しいのだと焚きつけられ、なんと王はギロチン刑で処刑されることに。首は無残に転がされ、羽をもがれたツバメも王の亡骸の側で死んだ。その二人の無念は邪神ロキを呼び、ロキとの契約でクヌート王はヌードキングとして蘇った。共に蘇ったツバメの騎士は黒騎士としてヌードキングと共に悪に染まった。大臣は恐怖でバルコニーから転落死し、そこからヌードキングの時代が始まったのだ。
そんな過去の話をしたヌードキングの瞳から、涙がこぼれた。その涙からおやゆび姫に真っ黒な感情が伝わって胸を痛めたが、なんとその日は満月の日。ヌードキングは小さなおやゆび姫を掴み、口から丸呑みしてしまった。
おやゆび姫はヌードキングの腹の中で割れた心臓を見つけた。するとおやゆび姫の体から女神フレイヤの声が聞こえ「王を助けたいなら心臓を抱きしめて、邪神ロキの契約を自身で断ち切らせなさい」と言われた。おやゆび姫が心臓を抱きしめると光が溢れ、更におやゆび姫の懐にあったマッチ売りのマッチをすると過去の映像がヌードキングの中に溢れる。
それは自分の心臓を捧げてでも国を守ろうとした、強くて立派で優しいクヌート王の姿。優しくて強くて、だから弱い王の姿。
その光にかつての気持ちを思い出し呪いが解けたヌードキング。おやゆび姫は腹から押し出され、なんとヌードキングの口から飛び出した。更に呪いが解けたおやゆび姫はそのまま大きな姿に戻り、ヌードキングはクヌート王に、黒騎士はツバメの騎士ジークヴァルトの姿に戻っていた。
しかし目の前に邪神ロキが現れる。フレイヤの力でおやゆび姫は自らの体から伝説の剣レーヴァテインを取り出し、クヌート王はレーヴァテインを使い邪神ロキを倒すことができた。
その後、月日は流れ春になった。
元に戻ったクヌート王は以前のように王座に戻ったものの、いまだに自分を責めていた。そのためおやゆび姫は王の世話係のようになり彼に尽くした。ラグナクリステンも隠れて生きており、マッチ売りも騎士見習いとしてケブンハウン城にいた。
しかしそんな時完全に死んでなかったロキが隣国スカーゲンの人にとりついていることがわかった。このまま放っておくことは出来ないと、自国と隣国の戦争が始まることとなる。
戦争になればどうなるわはわからない、それを知るクヌート王とおやゆび姫は抱きしめあった。クヌート王は「呪いを解いた責任をとってほしい」と言ってキスをしてくれ、結婚してほしいと言った。すでにクヌート王を愛しているおやゆび姫は喜びに震えて返事をし、王は「帰ってきたら結婚式をあげよう」と言って婚約指輪をくれたのだった。
そして、戦争へ。
おやゆび姫は何日も何日もクヌート王の無事を祈った。生きて帰って、抱きしめて欲しい。その願いを込めて今日も夜に外に出て祈りを捧げる。しかしそこに女神フレイヤが現れ、オーロラを作り出した。美しいオーロラから馬車が現れなんとそこから降りてきたのはクヌート王だった。
ああ、彼はもう、行ってしまうのだ。
すぐに気づいたおやゆび姫にフレイヤが「ヴァルハラへ行く前に二人の結婚式をあげてあげる」と言った。するとそこにかつての仲間達の意識が一瞬で呼ばれ現れ、クヌート王はおやゆび姫を強く抱きしめた。沢山の仲間たちから祝福を受けながら式を挙げ、誓いのキスをするが、その抱きしめてくれる腕から離れたくなくて「連れて行って」と泣きながらしがみついた。
それは出来ないと知ってても涙は止まらない。そんなおやゆび姫にクヌート王は「愛する妻よ」とささやき、双子の子を残した。二人の愛の結晶を感じながら、クヌート王はヴァルハラへと旅立って行った。
5年後、おやゆび姫は女王となった。女王のそばにはとても可愛い双子の子がいつもそばにいる。今日もヴァルハラを見上げる女王はいつまでも王を想い、国を守っていくのでした。



↓ヌードキングの感想ネタバレ有り↓



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、ヌードキング裸の王様の感想ネタバレ有り〜
7周目に攻略した王様でしたが、他ルートで会った感じとは全然違ってめちゃくちゃ切ないエンディングでした‥(ToT)
んも〜トラウマレベルに切なすぎる(ToT)クリアしたあとしばらく引きずるくらい悲しかった(ToT)
そんな王様ですが、最初は正直どんな格好やねん!!と突っ込みたくはなりました(笑)裸の王様って!全裸って!(笑)シリアスなシーンでしか出てこないくせにマントがチラチラチラチラしてて見えそうで見えなくてすんごい気になりました<●><●>(笑)
しかし裸だった理由はハッキリとは言わなかったけど、生前は何も持たない王と言われてたし、そして大臣に「着ている服も民に差し出せば」って言われたのがあるからなのかな?心優しい王様が自分のものを全て民にあげて、残ったのが身に纏ってた服だけだったのでね‥(ToT)
そしてそんな大臣、ほんっとむかつくー!!!転落死じゃなくてロキの暗黒の力でぶっ殺したかった(ーー;)
過去の王様の話が出ると、本当に本当に優しい人だったことがわかり、そんな彼に寄り添っていたツバメの騎士の話がとても泣けます(;_;)ギロチンで死んだ時も羽をもがれて飛べないツバメが王様の亡骸のそばに行くシーンは本当に泣ける(;_;)
しかしそんなこんなで主人公がヌードキングに飲み込まれ、口から出てきたんだけど(←これうけた/笑)、その後からは怒涛の展開。なぜか生きていたラグナとヴァルファ。どこにいたんや(笑)
そして更に戦争から帰ったら結婚式をあげようと言ったシーンは世に言う死亡フラグってやつじゃ‥と思ったらやっぱりそうだったー(ToT)ほんっと嫌!ほんっと切なくて辛かった!最後のお別れの結婚式はもう本当辛すぎて辛すぎて泣けすぎました(ToT)
しかしあの時王様が双子の子供を送ってくれたんだけど、あれはどういうことでしょう?腹にすでに宿ってたってこと?実はなんだかんだ二人はもうそういう関係になってたってこと?(笑)ぎゃー!!(笑)王様めちゃくちゃ声がいいからほんっとセクシーだしやばいよー!想像しちゃうよー!!(笑)
しかし本当に最後は切ないエンドでしたが、やはりもうすでに死んでいる方なので抗えなかったってことなのかなぁと思います。悲しいけど個人的にかなり好きなキャラでした!!結婚して欲しいよー!!

絶対迷宮秘密のおやゆび姫「人魚姫エーシェル」ネタバレ

〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫〜
●人魚姫エーシェル(cv高橋未奈美さん)
嵐の夜に偶然助けた人間の王子様に恋をし、 声と引き換えに足を手に入れた人魚の少女。 もっと外の世界を見たい、おやゆび姫の力になりたいと、 彼女の旅に同行する。 他人の痛みに敏感で、優しい心の持ち主。
※1周目から攻略可能。

f:id:pinkve:20200505234035j:plain
※「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」のバナーに使用されている画像の著作権は、花梨エンターテイメントに帰属します。


→管理人ののネタバレ感想はこちら←


〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、人魚姫ルートネタバレ〜
黒騎士に村を襲われ、マッチ売りと旅に出たおやゆび姫。小さくなってしまった体を元どおり大きくするために旅をしていたが、そこでたくさんの仲間達と出会う事になる。
その一人が、人魚姫のエーシェルだった。
エーシェルはヴィトニル国の人間のフェリル王子に恋をし、魔女に頼んで声を対価に足を貰った。フェリル王子は声のないエーシェルを不憫に思い城に連れて行ってくれ、大切に可愛がってくれたものの、王子は悪い魔女に操られてしまい化け物の姿になってしまった。
もう何も分からない王子は暴れ人を襲う。そこに通りかかったおやゆび姫達が王子を倒そうとしたが、エーシェルにとって化け物の姿になっても王子は王子であり、愛しているから倒さないでほしいと盾になる。
しかしマッチ売りが傷つきながらもおやゆび姫を守ろうとする姿を見ると、エーシェルは好きな人のために出来る本当の事は何かと気づき、涙を流しながらも姉達から貰ったナイフで王子を刺した。
倒れる王子の姿が徐々に人間の姿に戻り、その体を抱き抱えるエーシェル。王子は涙を流し「ありがとう」とそして「最後に君の名前を呼びたかった」と言うと、なんとエーシェルの口から「エーシェル」と声が出た。エーシェルの声を取り戻す方法は王子をナイフで殺す事。すなわち声が出た今、王子の命が消えるという事。
エーシェル、と口にした王子は微笑みながら泡になり消え、足が尾に変わっていたエーシェルは大声を上げて泣いた。
その後、人魚の姿に戻ったエーシェルはおやゆび姫の力になりたいと申し出、父である人魚王の元へ行ったりし、人魚でも移動できる大きな鉢とそれを引く従者のゴビーを連れ、新しい仲間になった。
その後、おやゆび姫の体が一時的に大きくなる薬を手に入れるものの、永遠ではないため更に旅を続けることになると、仲間は一旦別れ、おやゆび姫とエーシェルとゴビーの3人で新たな旅をすることとなった。
そして訪れたのはヒューゲの街。そこではなんとサーカスが行われており、そこではセイレーンの歌姫エーファという人魚が歌を歌っていた。しかしそのエーファの歌を聞いたエーシェルは彼女が病気であることにすぐに気づき、エーファをサーカスから抜けさせようとした。しかし高い金でエーファを買ったという座長がそれを許すはずがなく、それならば一ヶ月エーシェルが代わりに歌うならエーファを解放すると言ってくれた。
エーファには人間の男性であるニールスという人が世話係として付いていた。ニールスもまた母が病気で死に奴隷として売られ、座長に買ってもらったことを恩として感じている存在で、そしてエーファと相思相愛の仲だった。
エーファは生まれてからずっと持っているという短剣を大切にし、そしていつかエーファと二人でここを出て幸せになりたいと思っており、この一ヶ月が終われば二人は自由になるのだと喜んだ。
そして一ヶ月間、エーシェルは美しい歌でサーカスを大盛況に収めた。しかし座長は元よりエーファをタダで手放す気はなく、約束を守らずエーファを人に売ろうとした。おやゆび姫とゴビーも人質にとられてしまい一同はピンチになるが、エーシェルを庇おうとしたゴビーが座長に鞭で打たれた瞬間エーシェルはブチギレ、人が変わったように怒号を浴びせ巨大な力で大暴れ。それはまさしく父の人魚王のような性格で手に負えず、おやゆび姫達はエーシェルの怒りがおさまるまで唖然とするしかなかった。
おかげで助かった一同。座長もおやゆび姫の魔法で心を綺麗にし、優しい性格に。そしてエーファとニールスは自由となった。
しかしそこにヴィトニル国のフェリル王子の家臣達が現れた。実は亡き王に落とし子がいたことがわかり、そのフェリル王子の腹違いの子に王位継承を渡すため探していた。腹違いの子は間違いで行方知らずになっていたがその子は王家に伝わる短剣を持っているという事だった。
そう、なんとその子はニールスだったのだ。
ニールスはそのまま王子として城に呼ばれることとなり、エーファはニールスのためを思って一人海へ帰ってしまった。
そして三ヶ月後、ニールスの戴冠式に呼ばれたエーシェルとおやゆび姫。なんとそこには声を失った代わりに足を手に入れたエーファがニールス王子のそばに佇んでいたのだ。
声がなくともニールスと心が繋がっているエーファはとても幸せそうに微笑み合い、国民達からは二人を祝福する声が上がっていた。
エーシェルは少し寂しそうに羨ましそうに二人を見つめる。それに気づいたおやゆび姫がそっと手を握ると、エーシェルは「今はあなたがいてくれるのがいちばんの幸せ」と微笑んだ。
その後、二人とゴビーはニールス王子からとても豪華な船をもらい、今度は海の旅に出た。もっともっと幸せで素敵な宝を探す二人の旅は、まだまだ続く‥。



↓人魚姫の感想ネタバレ有り↓



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、人魚姫の感想ネタバレ有り〜
6周目に攻略した人魚姫。共通ルートでは御伽噺の人魚姫の話をモチーフに流れていくストーリーだったんですが、それが本当にめっちゃ切なくて泣けました(ToT)
そんな人魚姫、見た目はめっちゃ可愛くて巨乳で優しくて強くて、本当可愛すぎるんだけど海底の話とか中々ギャグもあったりして面白かったです。婚約者のシャチ王のマッスルな話とかうけすぎ(笑)あと兄さんイケメンすぎ。あとゴビーの人型バージョンの見た目怖すぎ(笑)前の魚の方めーっちゃ可愛かった(ToT)あの紙袋の中の顔どうなってんのか怖すぎや(Σ○Д○;)
あとは永遠の魂を「永遠のやましい」と言ったおやゆび姫にうけました(笑)
そんなこんなで話は続くと、ニールスとエーファの話になるんだが、これまた泣けましたよ!エーファがニールスの幸せを祈って海に帰るシーン凄い泣けて、その後人魚姫と同じく声を失って人間になってた!王子の隣で幸せそうにしてた!よかったねとめっちゃ泣けました(;_;)人魚姫もあんなふうに幸せになれたらよかったのにね(;_;)
でも最後は三人で船の旅に出るのがとても素敵でした!他ルートにはないくらい一番希望があって楽しそうなのが凄くよかったです。しかもどのシーンもスチルがめちゃくちゃ綺麗だしねー!
怒ると人魚王ばりにブチギレる人魚姫最高でした!(笑)頼りになるよー!!

絶対迷宮秘密のおやゆび姫「黒騎士/ツバメの騎士ジークヴァルト」ネタバレ

〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫〜
●黒騎士/ツバメの騎士ジークヴァルト(cv桐本琢也さん)
(黒騎士)
絶対的な力でオーデンセ王国を支配する王の忠実な部下。王の命令に従い、軍隊を率いておやゆび姫の村を襲う。非情な性格で、たとえ自分の部下であっても簡単に斬り殺してしまう。
(ツバメの騎士)
春を愛するツバメが、百年を生きて魔力が宿り、人の姿に変化した。かつて優しかった王様に忠誠を誓い、主のために生きる事を決めた。 物腰の柔らかい青年で、剣の腕前は王国一。
※二周目よりツバメの騎士攻略可能で、エンド後黒騎士攻略可能となる。

f:id:pinkve:20200505150215j:plain
※「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」のバナーに使用されている画像の著作権は、花梨エンターテイメントに帰属します。


→管理人ののネタバレ感想はこちら←

→ツバメの騎士エンドはこちら←
→黒騎士エンドはこちら←



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、黒騎士&ツバメの騎士ルートネタバレ〜
(ツバメの騎士エンド)
おやゆび姫の故郷であるヒュン村を襲ってきたのが、黒騎士だった。
冷酷で仲間にも容赦ない黒騎士は、ヌードキングに仕えているとても強い騎士。竜騎士と過去に何か因縁があり、真っ黒な鎧に真っ赤な瞳をした恐ろしい騎士。
そんな黒騎士から逃げたおやゆび姫とマッチ売りは、小さくなってしまったおやゆび姫が大きくなる方法を探す旅に出、たくさんの仲間に出会った。しかし結局見つからず、二人は一度またヒュン村へ戻ることになったが、そこでマッチ売りが自宅の地下から蒼黒のマッチを見つけ出したものの、またそこにやってきた黒騎士に敗れてしまいマッチ売りを人質に取られたためおやゆび姫はヌードキングの元へ連れて行かれることになってしまった。
ケブンハウン城に辿り着くとおやゆび姫は地下牢に閉じ込められたが、そこには同じように閉じ込められた沢山の妖精達がいた。ヌードキングの命令で捕まっていた妖精達だったが、そこに定期的に訪れる黒騎士は妖精達に力の源である花を配っていた。普段仲間すら容赦なく殺す黒騎士なのに、妖精やおやゆび姫に施しを配る姿に違和感を感じるおやゆび姫。黒騎士はたまに何かに苦しんでいるような、救いを求めているような顔をするから、おやゆび姫の胸は痛い。
しかし黒騎士がいなくなった際、おやゆび姫を助けようと追いかけてきてくれたモグラに頼み、妖精達を逃すことに成功。おやゆび姫もそのまま逃げることも出来たが、黒騎士のあの表情が忘れられず残ることに。だが、妖精達を逃した罰として黒騎士は一晩中鞭打ちの拷問を受けてしまった。
ボロボロになった黒騎士と、おやゆび姫は共に深い深い地下牢に閉じ込められた。おやゆび姫は黒騎士を助けるために必死に回復の魔法をかけ続けたが、ついに黒騎士の心臓が止まってしまい、おやゆび姫も疲れ果て黒騎士の顔の上で倒れてしまった。
すると、おやゆび姫は夢を見る。
ヌードキングがかつて優しくて立派だったクヌート王であるころの夢。優しいクヌート王が助けた一羽のツバメが王のために人の姿になり、ツバメの騎士として王に命をかけて守ろうとする。しかし大臣の裏切りでクヌート王は疑いをかけられ民から罵倒され、最後はギロチン刑で殺されてしまう。王の味方だったツバメの騎士は人々から羽をもがれ、ツバメの姿に戻ってしまい、息絶え絶えにボロボロになりながらも王の遺体の側に行こうとしたが、二人はそのまま死んでしまった。
二人の無念を感じて側にやってきた邪神ロキはクヌートに契約をしろと言った。自分たちを死に追いやった者への復讐をするため蘇らせる代わりに、ロキを身に宿す契約を。そして蘇ったクヌートはヌードキングとなり、ツバメの騎士は黒騎士という名をもらった。
そんな悲しい過去の夢を見たおやゆび姫が目を覚ますと、なんと黒騎士の姿はかつてのツバメの騎士の姿に戻り意識を取り戻していた。そしてそこに女神フレイヤが現れ、ツバメの騎士に「おやゆび姫の騎士となり王を討て、それが償い」と言った。ツバメの騎士はおやゆび姫に忠誠として跪き、命に変えても守ると誓ってくれた。
黒騎士として闇に囚われ沢山の不幸を生んできた償いとして、王を討つ決意をしたツバメの騎士。二人はすぐにヌードキングの元へ行き、おやゆび姫はフレイヤから授かった力を使い伝説の剣「レーヴァテイン」をツバメの騎士に与えた。その剣を使い激しい戦いの末、ついにヌードキングを討ったツバメの騎士。ヌードキングは最後の最後で「ありがとう」と言って消え、ツバメの騎士もまた後を追うと言い自害しようとしたが、おやゆび姫は「さよならなんて言わないで」と涙を流しツバメの騎士は胸を痛める。
「貴女に触れることを、貴女のそばにいたいと願うこの私を、どうかお許しを」そう言ったツバメの騎士はおやゆび姫を抱きしめてくれた。
その後、王のお墓を小高い丘の上に作った二人。そこは王都を一望できる場所だった。
そしてツバメの騎士は、春を忘れた哀れなツバメは気高き花に再び芽吹き、春を求めるため南の花の国へ共に行こうと言ってくれる。
王国の騎士になったマッチ売りに城を任せ、二人は旅に出た。おやゆび姫の力でツバメの騎士はツバメの姿になったり人になったりができるようになり、おやゆび姫も大きくなったり小さくなったりできるようになったため、二人は小さい姿で長旅へ。
ようやくたどり着いた花の国は美しく素晴らしい土地で、しかもそこにはなんとあの時助けた妖精達が住んでいた。助けてくれたことを感謝する妖精達のおかげで二人は祝福されここに住むことを許され、二人は大きな姿に戻り抱きしめ合う。たくさんの美しい花に囲まれて愛の告白をしてくれるツバメの騎士ジークヴァルトに抱かれ誓いのキスをした。
これから二人は春を迎える旅をする。希望の心と幸せを持って。


(黒騎士エンド)
地下牢で二人で閉じ込められるところから分岐する。
ボロボロになり、なんとヌードキングに黒の力を奪われてしまった黒騎士。実は黒騎士はヌードキングを裏切ろうとしており、それがバレてしまったため、このままヌードキングを討つ決意をした。
おやゆび姫もフレイヤから授かった力でレーヴァテインを出し、黒騎士はボロボロになりながらもそれでヌードキングに勝つことができた。
涙を流し倒れる黒騎士に寄り添うおやゆび姫は額にキスを落とすと、黒騎士は「ありがとう」と微笑んだ。
その後、フレイヤの加護を受けた黒騎士は城のまとめ役として残り、マッチ売りは騎士となった。おやゆび姫もフレイヤの力のおかげで大きくなり黒騎士を支えるが、相変わらず言い方がきつい黒騎士に強引にキスをされたりと翻弄されている。
誰にも奪わせないと言い真っ黒な美しい羽で包み込んでくれる強気な黒騎士に、あなたが好きよと微笑み返す。
そして二人は百年間、この地を見守り後継者を見つけ、いつのまにか消えた。
しかし城には言い伝えが残っている。二百年生きたツバメがおやゆびほどの小さな娘を背中に乗せて旅をしているという、幸せな言い伝えだった。




↓ジークヴァルトの感想ネタバレ有り↓



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、ジークヴァルトの感想ネタバレ有り〜
五周目に攻略した黒騎士さん、というかツバメの騎士さん。いや、ジークヴァルトさん?(ややこしい)笑
最初に攻略出来るのはツバメの騎士なんだけど、最初の姿は黒騎士なのよ(ややこしい)笑
なのでね、最初は本当怖い人。だって最初に村焼いてお母さん達を死に追いやった存在ですからね!だからなんかもう怖いって気持ちしかなかったんだけど、他のルートでもはや彼の正体バレバレなので本人ルートでは驚きもなんもなかった(笑)
しかしちゃんとわかった過去の話は中々辛かったです。ヌードキングがああなったのもわかっちゃったけどさ、あのムカつく大臣はもっと酷い方法で殺してやりたかったわ(ToT)
そしてそんな中、実はヌードキングの臣下のふりをして機会を伺っていたと言う黒騎士。え?あんなに黒の兵士バッサバッサ斬ってたの演技だったの?(笑)あそこまで残忍風だったのにそれはちょっと信じられなかった私(笑)
けれどこっからツバメのルートに分岐するわけですが、ツバメの騎士になったら全く別人のようになった(笑)急に素敵な騎士に急変して変わりすぎだろって思って中々ついていけなかったけど、王様を倒した後の小さなツバメの姿とおやゆびサイズのおやゆび姫の旅は可愛かったですー!しかも可愛いだけじゃなく、最後のスチルではめっちゃエロかった(笑)大人な雰囲気が素敵すぎる!あ、あとツバメの騎士めっちゃイケメンですよね!髪の色とかツバメの雰囲気凄い素敵!
そしてその後オープンする黒騎士ルートなんですが、そっちはそっちでワイルド黒騎士のまま進むので男らしくてかっこいい!俺様系の話し方なのでキスシーンもまた大人でやばかった!エロいよ!(笑)
そんなこんなで結局全てはエロで満足した俺ですが(笑)、特に見た目が凄い好きなジークヴァルトさんでした!かっこよかったよー!!

絶対迷宮秘密のおやゆび姫「氷姫スヴィア」ネタバレ

〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫〜
●氷姫スヴィア(cv高橋花林さん)
触れたものを凍りつかせてしまうため、 人と触れ合う事が出来ない少女。 ひとりぼっちで大きな城に住んでいたが、 おやゆび姫の誘いをきっかけに旅に同行することに。 クールで意志が強いが、寂しがり屋な一面も。
※一周目から攻略可能。

f:id:pinkve:20200504091348j:plain
※「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」のバナーに使用されている画像の著作権は、花梨エンターテイメントに帰属します。


→管理人の氷姫のネタバレ感想はこちら←


〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、氷姫ルートネタバレ〜
村を襲われ、マッチ売りと共に旅に出たおやゆび姫。小さくなってしまった体を大きくする方法を探しながら、沢山の仲間達が出来ていく。
そんな中出会った一人が、氷姫のスヴィアだった。
スヴィアは触った物の全てを凍らせる力を持っており、とある村を氷漬けにし、一人氷の城で暮らしていた。しかし村を氷漬けにした理由が、自分の能力は「本当にスヴィアを想ってくれている相手だけは凍らない」というものだったため村に住んでいた青年と恋人になった際抱き合ったのだが恋人は凍ってしまい、恐れた村人達から迫害されたスヴィアは恐怖で全てを凍らせてしまったのだ。
それを知ったおやゆび姫は恐れることなくスヴィアの手に触れた。おやゆび姫の愛と優しさと純粋な心はスヴィアに触れても凍ることはなく、スヴィアは生まれて初めて人の温もりを知り、涙を流した。
スヴィアは本当はとても優しくて良い子だったのだ。ただ、悲しい能力を持って生まれてしまっただけ。
その後、おやゆび姫の魔法で村の氷は溶けたものの、スヴィアの姿を見た村人がまた襲ってきたため共に旅に連れていくことにし、スヴィアは頼れる仲間となった。
その後、スヴィアとの友情を深めるおやゆび姫は一時的に体を大きくする薬を得て、さらに持続させる方法を探すためにまた旅に出ることになるが、そこで仲間たちと分かれてスヴィアの故郷へ二人で行くことにした。
スヴィアの故郷は北の大地ラップランド。そこにいる唯一の家族である姉に会いにいく決意をする。実はスヴィアが氷の妖精であることを知り、そして何故今まで姉と離れて一人で暮らしていたのかという理由を話し始めた。
スヴィアの両親は子供ができにくく、スピッツベルゲンというオーロラが見える島に「子ができますように」と祈っていた。するとすぐに二人の間に双子が生まれる。それがスヴィアと、姉のセシーリアだった。
しかし二人は3歳になると力に目覚めた。スヴィアは氷の力、セシーリアは雪の力。だが力を操れるのはセシーリアのみでスヴィアは触った物の全てを凍らせてしまうため部屋に閉じ込められてしまった。両親にも見捨てられ、一人孤独に生きる日々は辛く、そして自害したくても持ったナイフさえも凍ってしまってできなくて、絶望の中で生きていた。
そんな頃、雪山の精スカジが双子の噂を聞き後継者が欲しいためどちらかを差し出せと言ってきた。両親はもちろんスヴィアを差し出そうとしたがセシーリアはスヴィアを不憫に思い、勝手に一人でスカジの元へ行ってしまった。両親はショックで絶望しそのうち亡くなり、スヴィアはそれからずっと百年以上一人で過ごしたのだという。
そんな姉のセシーリアに会う決心をしたスヴィアだったが、途中の村で出会ったゲルダという娘が「幼なじみのカイ」が雪の女王に拐われたと言った。貴婦人が落とした悪魔の鏡の欠片がカイに刺さり呪われ、連れて行かれたのだという。悪魔の鏡は雪山の精の物であり、そして雪の女王はそう、セシーリアだった。
おやゆび姫とスヴィアとゲルダはカイを助けるため北の果てラップランドを目指す。途中山賊のアルヴォに助けられ、ついに雪の城へとたどり着く。そこにいたセシーリアは昔の面影はなく、心までも雪のように冷たい雪の女王になっていた。
話を聞いてくれず攻撃をしてくる雪の女王と戦うスヴィア。そこにいたカイもうつろでもうゲルダのことすら分からずゲルダは涙を流したが、その純粋な涙はなんとカイの意識を取り戻し、更に雪の女王の心をも溶かした。
ついに心を取り戻した雪の女王だったが、さきほどの戦いのせいでスヴィアは雪の彫像になってしまっていた。スヴィアの魂は氷の宮殿ニヴンヘルムにいるかは助けに行くと言ったため、おやゆび姫は女王の手を握り自分の温もりも届けて欲しいと託した。
女王はニヴンヘルムへ行き、スヴィアの手を取り魂の氷を溶かした。そのぬくもりはおやゆび姫がくれたぬくもりで、あの時初めて感じたぬくもりと同じ。
おやゆび姫は、私の光。
その想いに溶かされたスヴィアの彫像は溶け、目を覚ました。おやゆび姫はスヴィアを抱きしめ「おかえり」と笑顔で伝えた。
その後、姉妹も仲直りをし涙を流して抱きしめ合った。おやゆび姫はこのままスヴィアはセシーリアと一緒にいるのがいいのだと思い、ゲルダ達と帰る決意をする。本当はスヴィアと離れたくなくて涙を堪えながら踏み出した。
しかしそこに追いかけてきたスヴィアは「置いていかないで」と「あなたが好きなの」と泣いておやゆび姫に訴えた。おやゆび姫はその姿に耐えられなくなり「私も好き」と抱きしめあった。もう離れないという誓いのキスをおでこにした二人は、泣きながら微笑みあった。
その後、雪の女王も自由になったため旅に出ることに。おやゆび姫とスヴィアもまた二人で旅に出ることにした。スヴィアはあの一件から魔法を調節できるようになり、白湯を入れられるようになったりもした。
沢山の成長をした二人は、この先も沢山の旅をする。
これは、世界一の温もりを愛するおやゆび姫と、凍った城で一人で泣いていた氷の姫が世界一の温もりを手に入れたお話。




↓氷姫の感想ネタバレ有り↓



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、氷姫の感想ネタバレ有り〜
4周目に攻略した氷姫、最初の出会いの話からめちゃくちゃ泣けました(;_;)
村を氷漬けにして一人ぼっちだった氷姫でしたが、おやゆび姫と出会って温もりに触れ、一緒に旅に出るという。その時におやゆび姫の優しさとか言葉が本当に胸に染みて感動して涙が止まりませんでした。その後も何度もおやゆび姫の優しさのおかげで孤独じゃなくなった氷姫が本当に良かったなと思いまして。触れたり、抱きしめたり、温もりを感じられるようになって本当に良かったですよね(ToT)
しかしも氷姫、ツンデレ系だからめっちゃ可愛い。ゴシック調の見た目でツンデレってだけでも可愛いのに、男の子たちには冷たいのにおやゆび姫第一主義で可愛すぎ。ただ、最後はあれなんか友情を超えて百合を感じたんだが‥(Σ○Д○;)(笑)やはりそういうことなのかな!?!?でもおやゆび姫も満更じゃなさそうだからいいか!(笑)
あとは氷姫ルートでゲルダが面白すぎる(笑)あの子とはずっと友達でいたいですよね!札幌雪まつりうけすぎるわ!(笑)
それと途中で出てくる盗賊のアルヴォがかなりイケメン。あんなちょい役なのに立ち絵イケメンで勿体ない!攻略させて!(笑)
あと、雪の女王の話が御伽噺と同じ流れなのが素敵でした!女王がショタ好きの設定もうけたし!(笑)ネタを忘れてない絶対迷宮、最高です!(笑)

絶対迷宮秘密のおやゆび姫「みにくいアヒルの子アルビレオ」ネタバレ

〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫〜
みにくいアヒルの子アルビレオ、白鳥のナイト(cv柿原徹也さん)
(みにくいアヒルの子)
とある城から逃げ出してきた、灰色の雛鳥。 非常食兼、おやゆび姫の従者として旅に同行することになる。 自分に限りなく正直で、女の子が大好き。 マシンガントークで下ネタを連発する。
(白鳥のナイト)
おやゆび姫の前に颯爽と現れた白く美しい翼を持った青年。じつはみにくいアヒルの子の変身した姿で、キザでフェミニストだが、少々強引な、自称“イケてる従者”。軽い印象を受けるが、剣の腕は確かで頼りになる一面も……
※二周目から攻略可能。

f:id:pinkve:20200503110908j:plain
※「絶対迷宮秘密のおやゆび姫」のバナーに使用されている画像の著作権は、花梨エンターテイメントに帰属します。


→管理人のアルビレオのネタバレ感想はこちら←

→白鳥のナイトエンド←
→アヒルエンド←


〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、みにくいアヒルの子ルートネタバレ〜
(白鳥のナイトエンド)
村が襲われマッチ売りと2人で旅をする事にしたおやゆび姫。その度の途中で出会ったのがみにくいアヒルの子アルビレオだった。
アルビレオはマッチ売りが食べるために捕獲した鳥だったが、うるさくてテンション高めで女好きで下品な彼を食べる気にもなれず、なんやかんやと仲間になった。
しかしそんなアルビレオとの旅は楽しく、ふざけていても本当に人を傷つけるようなことは言わない優しい鳥だと気づいていく。ムードメーカーとしてわざとその場を明るくしてくれたりと、彼はなくてはならない存在になっていった。
その後狩人リューンを仲間にし、森の中に住む霧の魔女レーヴァの元へ辿り着く。
レーヴァの話により、おやゆび姫は元の姿が小人であることや、息吹の魔法使いヴァルファにより15歳まで大きくなれる魔法をかけられていたこと、霧花の雫を飲めばまた大きくなれること、そして闇夜の月に狙われていることが分かった。レーヴァはリューンに魔法の弓矢を渡し、なんとリューンは闇夜の月に向かって弓を放った。すると浄化された月は正常の月に戻っていった。
月の監視がなくなったうちに霧花を探すことになると他にもたくさんの仲間ができ、海の魔女ヴァーサに出会った際、霧花の雫を作ってもらえたおやゆび姫はまた元の大きな人間の姿に戻ることができたが、そこでヌードキングの手下たちに襲われピンチになってしまった。しかしそこに颯爽と現れたのは美しい真っ白な羽を持つ白鳥の騎士。彼は自らを「白鳥のナイト」と名乗り見事な剣さばきでおやゆび姫を守ってくれたがおやゆび姫に忠誠を誓うと唇にキスをした。思いもよらない出来事に固まってしまうおやゆび姫だったが白鳥のナイトはそのまま去ってしまった。キスされたことは嫌とも思えず、また会える日を密かに願った。
その後、大きくなった効果が完全でないことがわかると、今一度ヴァルファを調べるために故郷のヒュン村に戻ることを決意。仲間達と別れ、マッチ売りと二人で村へ戻ったのだった。
黒騎士に襲われた際燃え尽きてしまったヒュン村は酷い有様だったが、マッチ売りの家に地下通路があることに気付いた。なんとそこにはマッチ売りのお爺さんが剣と本を隠していた。その本はお爺さんであるラグナ・クリステンセンの日記で、内容を見ると、ラグナが元は王に仕えていた騎士だということや、妻が亡くなり息子のカインがヴァルファの弟子のガルーシェに実験されカインを連れ逃げてきた事、森でレーヴァに助けられヒュン村に辿りつき顔を焼いて身元がバレないようにしひっそりと暮らしていた事、そして親友であり共に王に仕えていたヴァルファも逃げてきておやゆび姫を頼まれたことが書いてあった。
更にそこに真っ黒な「漆黒の炎のマッチ」が入っていた。それは闇の強力な力を蓄えており、使った人も飲み込まれる危険があるためヴァルファがここに隠して欲しいと託していたものだった。
そのようなことから、ヴァルファが元はケブンハウン城にいて、おやゆび姫もそこからきたのだと予想された。更なる謎を紐解くため、そこにあったケブンハウン城までの地図を頼りに二人は城を目指すことにしたのだがなんとそこに再び黒騎士が襲ってきたのだ。マッチ売りは対峙するものの刺されて重傷を追ってしまい、おやゆび姫も魔法を使い果たして体の大きさがまた親指サイズに戻ってしまった。このままでは黒騎士にさらわれてしまう、そう思った時なんとそこにまた白鳥のナイトが現れ鋭い剣さばきで黒騎士と対峙する。そしてさらにそこに花のように美しい「花の王子ルピアン」も現れ助けてくれた。
白鳥のナイトが戦っているうちに逃げたおやゆび姫とルピアンだったが、結局黒騎士はマッチ売りをさらって逃げてしまった。すると白鳥のナイトもいなくなり、代わりに醜いアヒルアルビレオが現れ、なんと更にルピアンはおやゆび姫と同じように小さい親指サイズになってしまった。
実はルピアンは親指姫と同じように作られた種の片割れであり、ずっとアヒルの羽の中で目覚めるのを待っていたのだと言う。そしてそのことからアヒルはなんと元はケブンハウン城にいたことが分かった。
三人はマッチ売りを助けるためにケブンハウン城を目指すことにし、アヒルの背中に乗せてもらいながらアヒルの過去を聞いた。実は城でガルーシェという魔法使いに実験されていたアルビレオ。しかしその実験のせいで卵からかえられたもののひなのまま成長が止まってしまっていた。その後更に実験が続いたがヴァルファの計らいでルピアンの種を羽を隠す事を頼まれて城から逃して貰ったのだった。
そんな話をしながらケブンハウン城に辿り着いたがすぐに黒騎士に襲われてしまう。またそこに白鳥のナイトが助けに来てくれるものの、なんとマッチ売りが闇の者になってしまい攻撃をしてきた。このままでは皆助からないと思ったルピアンはおやゆび姫を白鳥のナイトに託し2人を逃したが、すぐに追ってきた黒騎士。空の上に逃げれば追ってこれまいと白鳥のナイトはおやゆび姫を抱えて翼を広げ空高く逃げたがなんと黒騎士の背中には真っ黒な翼があり、空まで追ってきたのだ。そのまま空中戦となるがそこで白鳥のナイトの姿が急に変わり、なんとみにくいアヒルの子アルビレオの姿になったのだ。
そう、白鳥のナイトの正体はアヒルアルビレオだったのだ。
実はアルビレオは前に海底に行った時にお土産にと貰ったURAしまガスというもので大きくなれていたのだというがもうガスがなくなってしまったのだと言う。
小さな二人はそのまま空から落下してしまうが、おやゆび姫がアルビレオの羽の中から真っ赤な液体が入ったペンダントを見つけ、それをアルビレオに飲ませるとなんとまた大きな白鳥のナイトの姿に戻り、また空へと舞い戻った白鳥のナイトは黒騎士との命を賭けた戦いを繰り広げた。実は黒騎士の正体は「ツバメの騎士」であり、かつてアルビレオがケブンハウン城で憧れていた騎士だった。その状態に気づいていた白鳥のナイトは「あなたを尊敬してた」と告げ、戦いに勝った。最後に黒騎士は白鳥のナイトに自らの剣を託したが、そこに現れたヌードキングにより黒騎士は消されてしまった。
最後のボスであるヌードキングとの戦いは成層圏へとまで突入した。おやゆび姫は魔法の力を使い自らの体を大きくして白鳥のナイトに魔法の力を与え、白鳥のナイトは黒騎士から授かった剣でついにヌードキングの胸を突き倒すことができたが、もう力がなくなってしまった白鳥のナイトは飛べなくなってしまう。おやゆび姫を守るように包み込みながら真っ逆さまに落ちていく白鳥のナイトは死を覚悟し「ずっとこうしていたい」と告げキスをしてくれた。
しかし落ちた先はなんと、リューンの故郷であるエルフの船の「方舟」だった。異変に気づいていたリューンが二人を助けてくれたのだ。
方舟で気を失っていたおやゆび姫を心配した白鳥のナイトはずっとそばについていてくれたらしく、目が覚めたおやゆび姫を抱き締めてキスをしてくれた。美しい翼は暖かくて安心し抱き締め返せば「お前を愛してる」と優しく告げてくれた。
「どんなに世界が変わっても絶対にお前を離さない」と誓ってくれる白鳥のナイトに対し「目の前のあなたが一番好き」と微笑むと、実は体が安定し、もうずっと白鳥のナイトの姿のままでいられる事を教えてくれた。
その後、二人はマッチ売りとルピアンを探すため方舟を降りて旅に出ることにした。おやゆび姫も魔力を操れるようになり、体のサイズを大きくしたり小さくしたり自由にできるようになった。
小さいサイズになったおやゆび姫を、白鳥のナイトは大事そうに両手で包み込んで大空へと羽ばたいた。一分一秒でも一緒にいたいからゆっくり飛ぶと言った白鳥のナイトが愛しくて、不意打ちで小さなキスを送った。ずっと一緒にいたいと告げれば白鳥のナイトは「食べたいほど愛おしい」と優しい顔で微笑んだ。
真っ白で美しい羽を羽ばたかせ空を舞う。お日様に照らされキラキラ輝く二人の旅は、まだまだ続いていくのだった。


(アヒルエンド)
ヌードキングとの戦いの後、リューンの方舟に助けられ、白鳥のナイトに告白されるが、やっぱりアヒルの姿が恋しいと告げるとこちらのエンドになる。
おやゆび姫のためにアヒルに戻ることを決意したアルビレオはエルフから「若返りの薬」をもらいアヒルの姿に戻った。しかし飛ぶことは出来るようになったため、小さくなったおやゆび姫をカゴに乗せてアヒルが引っ張り二人で空の旅に出ることになる。
小さな従者と小さな姫の旅は、ここから始まるのだった。



↓アルビレオの感想ネタバレ有り↓



〜絶対迷宮秘密のおやゆび姫、白鳥のナイトの感想ネタバレ有り〜
三周目でクリアしたアヒルさんでしたが、初っ端の印象はマジやばかったです(笑)だってね!?あの可愛い見た目での衝撃的な台詞の数々!ちょ、え!?とかなるくらいかなりやばい大人な発言をするというか、もはやCEROを心配してしまうくらい凄いこと言い出すんですもん(笑)最初からいるマッチ売りとかリューンとかおやゆび姫の中にあれが入った時世界観の違いにほんまビビったわ(笑)
そんな衝撃を与えてきたアヒルさんに対しマッチ売りが「下品」って言ったんだけどめちゃくちゃそれがしっくりきたり、それに対してアヒルが「フニャ◯ン野郎」って言ったのがまた大丈夫なのかなと思ったり(笑)マッチ売りって何歳なの?フ◯ャチン野郎とか言っていい歳なの?(笑)
それでもおやゆび姫が「まあまあ、喧嘩しないで」みたいに微笑んでるのみると意外と大人なの!?<●><●>と思ったり‥(笑)
しかし!!!それが慣れてくると、アヒルがいないのが辛くなるの!!そう!!中毒性あるの!!もうアヒルの言うことは面白すぎて、ネタすぎて、あんな童話の世界なのにエロ目みたいな不細工な立ち絵もあるし、このゲームで最高にいい味を出してくれるムードメーカーになりました。
だからもうその頃から私アヒルが可愛くてね〜あのモコモコ触りたいし愛しいしって思ってたら急に白鳥のナイトに変身したじゃないですか、だから最初は違和感が。だってあの変態がこのイケメンに‥?(笑)愛を囁かれてキザなこと言われた後背後にあのエロ目が見えてくる気がして入り込めなくて(笑)
だがしかし!!!それもまた覆した(Σ○Д○;)
後半になるとピンチになると現れる白鳥のナイトがまたかっこよくてだな!!!!見た目も白くてロン毛でメガネで翼付きとか凄い良いし、傷つきながらも守ってくれる姿がめちゃくちゃかっこよくて、成層圏から真っ逆さまになった時抱きしめてくれながらのキスと抱擁で完全に恋に落ちました。好きやっ(ToT)(笑)
しかしそれでは終わらず、エルフの女の子のくだりはまためっちゃ笑った(笑)おやくそくでそしてビンタ(笑)最高や。でもその後にね!アルビレオは必死に謝ってくれるやつまためっちゃいいしね!更に主人公が引けなくなって素直になれなくて可愛くなれないやつ!あれよすぎる!!本当は大好きで胸に飛び込みたいのに出来なくて切なくて胸痛くて、でもそれを大人なアルビレオがちゃんとそっちから抱きしめてくれる!マジ大人!そういうの良いよ!!胸痛くて涙出そうになりますね。
その後の大人のチューもヤバかった<●><●>(笑)かなりときめきました。
あとは花の王子と主人公が小さい時にアヒルの背中に二人で乗って3人旅めっちゃ可愛かったり、ツバメの騎士とラグナに剣を教えてもらった記憶で凄い泣けたり、本当に良いルートでした。アヒルバージョンのエンドも可愛くて良かったし!!
てことで本当めっちゃ良かった!凄く好きです!かなり上位で好きなキャラになったと思いますー!