元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

金色のコルダ3~Another Sky~横浜天音「冥加 玲士」

●冥加 玲士/ミョウガ レイジ(cv日野聡さん)
横浜天音学園を支配している、室内楽部部長。冷徹な人間で、アンサンブルのメンバーのことも自分の完璧な音楽のためのパーツと呼んでいる。
アレクセイ・ジューコフに育てられ、過去に主人公と因縁がある。


~ネタバレ~
(共通恋愛ルート)
横浜天音学園に転入することになれば、まず先に認められなければならない人物こそ、横浜天音を支配し室内楽部部長である冥加玲士だった。
冥加のヴァイオリンの腕は確かで素晴らしかったが、威圧的でとても仲良くなれるような存在ではなかったのだが、何故か冥加は主人公の事を知っているようだった。
「七年前」というキーワードを何度か聞き、冥加の面影や音色で少しずつ彼との過去を思い出しそうになるが、すっかり忘れてしまっている主人公の態度に、冥加は苛立っていた。
思い出して欲しい、自分だけはこんなにも覚えているのに、あの音色が忘れられないのにあの音色すらも忘れている主人公が憎くて、自らの城であの音色を出せる力をつけさせてやりたくて、そして絶望を味合わせたい。憎しみと愛と執着が入り乱れて、冷たくしたくて優しくしたい。
冷めたような冥加の瞳の中で沢山の気持ちが渦巻く中、結局は主人公にいつも手を貸してしまう日々が続く。
そしてアンサンブルメンバーのみんなで函館天音学園への視察に行った日、冥加達が過去に暮らしていた「リラの家」で冥加の幼い頃の写真を見た主人公はなんと冥加との過去を思い出した。
七年前のコンクールで冥加と主人公は競っていた。しかしその日ヴァイオリンの弦が切れてしまった主人公は困って泣いていたのだが、冥加が「泣くな」と言って金の弦を張ってくれた。その時の弦は今でも大切に持っているのだが、何故持っているかも思い出せていなかった代物だった。そして、その頃の主人公の腕は素晴らしく、冥加の腕では勝てないと思われた時冥加の育ての親であるアレクセイ・ジューコフが幼い冥加に「優勝でなきゃ意味がない、私には完璧なコマしかいらない」と言われているのを見てかわいそうだと思い、弦を張ってくれたお礼もあったし、勝ち負けに興味がなかった主人公は冥加に「わざと負けてもいい」と言った。しかしその言葉は冥加のプライドをズタズタにし、心に深く傷をつけ、一生恨んでやると言ったのだった。
ようやくその記憶の全てを思い出した主人公に冥加は「頂点に登ってから突き落としてやる」と言い放つ。その言葉の中に、思い出してくれた嬉しさと、音色を取り戻して欲しいという気持ちを隠しながら。
しかしその後もアンサンブルメンバーとして関わり、御影の秘書の仕事を手伝ったりする主人公は、少しずつ冥加に頼られるようになっていった。

↓エンド二種↓

(珠玉恋愛エンド)
憎まれている事を知りながらもなんだかんだと共にいることが増え、冥加が参加するという船上パーティーにもパートナーとして主人公も参加することとなった。センスのいい冥加があつらえてくれたドレスや装飾品を着飾ると、偶然来ていた神南の東金に会う。美しく見違えた主人公を見た東金は、自分と一緒に来いと誘ったが、冥加は主人公の肩を抱き「こいつを渡すつもりはない」と言い、自分の魂は握られているからだと言った。
そんなにも主人公に執着する冥加は、七年前から貴様しか見えない呪いにかかっている、同じように貴様にも呪いをかけられたなら心安らぐのだろうか、と、切なく言った。
しかしそんな頃、主人公のヴァイオリンケースにかつての金の弦が入ってるのを見つけた冥加。七年前の事は一切忘れ去られていると思っていたのに主人公の心の中に自分がいた事に気付いて動揺し、心かき乱されていた。
だからこそ、前より更に近くなった距離に安心し、主人公を信頼し始める冥加は秘書の仕事をする主人公に理事長室のマスターキーを渡してしまう。そしてそれを知った御影がなんと主人公から上手くマスターキーを奪い、冥加を裏切り、アレクセイにそれを渡してしまった。そのためアレクセイに横浜天音の権限を乗っ取られてしまった。
憤る冥加とアンサンブルメンバーたちが理事長室に集まるとアレクセイは冥加以外のアンサンブルメンバーを退学させると言い出した。そんな事は許さないと言う冥加に対しアレクセイは日本ならではの謝罪をすれば退学まではさせないと言った。まさかそんなことを冥加にさせるわけにはいかないとメンバー達は止めたが、冥加はそれを大声で制し、なんとアレクセイの前で膝をついて謝ったのだった。
とりあえず場は収めたものの、実権を取り戻すためにはアレクセイの私物である函館天音とのファイナルに勝たなければならないのだと、メンバー達は気合を入れ直した。
それは主人公も同じで、冥加のために頑張ろうと決意する。そんな気持ちを乗せてヴァイオリンを演奏する音色を聞けば、冥加は主人公の手を取り微笑んだ。七年前のあの音色を今でも忘れていないこと、あの音色を聞けるならば七年どころかこの先百年囚われてもいいと、主人公のことを想わない日は一度も無いと、そしてかつての音色を取り戻すことだけが俺の望みだと、優しい顔で言うのだった。
そして迎えたファイナルで主人公はついにかつての音を取り戻す。主人公のマエストロフィールドが会場を包み込む中、冥加は夢が叶ったと満たされていた。
ファイナル優勝後、冥加と二人会う主人公は、アレクセイがモンドへの扉が開いたといい消えてしまったためまた理事が冥加の物になったという話を聞く。しかしその話をした冥加はすぐに去ろうとしてしまうが追いかける主人公に、冥加は迷った。そして、主人公への思いが憎しみだと思っていたのに違ったものだったと認めるのが怖いと言う。認めてしまえば愛されたいと願ってしまうから。しかし、再び出会った奇跡があるなら、この先共にいると言う奇跡が起こるかもしれないとも思う。
お前をどれだけ愛しく思っているか、知っているか?と、また手を取ってくれるのだった。
エンドロール後は、背中越しに愛を語る冥加。
絆は永遠「愛している」言葉に表せないほど深く。それがお前と俺のヴァイオリン・ロマンスだと。

(逆注目恋愛エンド)
素直でまっすぐな主人公は冥加に憎まれていると思っても、冥加の側から離れなかった。そんな純粋な主人公と共にいるのが当たり前になると、冥加は自分の家族の話もしてくれるようになった。
自分の母が花が好きで詳しくて、自分も花に詳しいこと。そして、花の話をしている時に見つけた冥府の花のギリシャ神話を話してくれるが、その話を自分と重ねていた。
更に冥加は、仕事が忙しくてヴァイオリンが弾けないと机に突っ伏し主人公に弱音を吐いたり、主人公が先輩に譜面台を片付ける仕事を押し付けられているのを見れば手伝ってくれたりと、徐々に距離が近くなり、二人の間は少しずつ心地よくなっていた。
しかしそんな時、ニアにケーキバイキングに誘われた主人公は、ニアと二人楽しい話に花を咲かせていたのだが、ニアが冥加との七年前の出会いについての話をし、主人公はそれに対して記憶がなく思い出しもしなかったと言ったのだが、なんとそこに偶然仕事の接待で居合わした冥加に内容を聞かれてしまう。主人公の言葉に傷付いて怒り狂う冥加は席を立ち主人公の前に現れ、怒鳴り散らして帰ってしまった。
悪いことをしてしまったと思った主人公は次の日冥加に謝りに行くが、冥加はわかりきったことだったと落ち着いていた。主人公が自分の事など忘れていた事など今に始まった事じゃ無い、けれどそれでも主人公の音色を愛しているのだと切ない顔で笑った。
そんな穏やかに会話をしていたにもかかわらず、理事長室のオーディオから「ソルヴェイグの歌」が流れた途端冥加は目を見開き、驚き、そして何故この曲が入っているのかとパニックを起こし発狂して意識を失ってしまったのだった。
病院に運ばれた冥加だったが、心配した主人公に御影があることを教えてくれた。それは冥加の両親が死んだ日のこと、冥加と両親と妹の詩織は四人で車に乗っていたのだがその時事故にあって両親はそのまま死亡。しかも雪が降っていた夜だったのに冥加と詩織は車内から放り投げられ、朝が来るまでその寒い中二人はずっと助けを求めたという。しかもその時奇跡的に壊れていなかった車のオーディオからずっと「ソルヴェイグの歌」が流れていたため、冥加にとってあの曲は悲しみの記憶でしかなかった。
理事長室のオーディオは一枚だけCDが抜けており、実は主人公が気を利かせて見つけたCDを入れてあげていたのだが、それがソルヴェイグの歌だったため、今回のことは知らなかったとはいえ主人公の責任だと思い、意識を取り戻した冥加に謝りに行くことにした。
しかし気が付いた冥加はなんと、主人公の事だけを忘れている記憶喪失になっていた。
信じられない事だったが、主人公の存在だけを忘れている。周りも驚き二人の関係性を心配した。翌日からも普通に練習は始まるものの、自分を忘れている冥加の目は以前のように優しさや熱がなく、まるで興味がないという眼差しだった。
忘れられるということは、こんなにも悲しいことだった。忘れられて初めて辛さに気づく。
どうしても思い出して欲しくて主人公はそれからというもの冥加に思い出の品を見せたりと、何度も挑戦した。しかしそれでも一向に思い出してくれないため、七年前の思い出の曲「愛のあいさつ」を奏でたりもした。金の弦を見せたりもした。視察旅行へ行った時の写真を見せたりもした。しかしそれでも結局ダメだった。
それでも諦めきれない主人公はまた冥加に自分との思い出を一生懸命話していた。すると冥加は何故か優しげな目で見つめ「お前の声で、唇で、俺との記憶を語ってほしい」と言って微笑んだ。その眼差しに「まさか?」と思う主人公は冥加と共に帰ることにすると、冥加は観念したかのように本当は主人公のことを思い出していたことを話し始めた。
忘れていたのは本当だったが、愛のあいさつの曲の時に思い出していたと言う。しかしいつもは自分が忘れられている立場であり、逆の立場になって心地よかったのだと言った。だからもう少しこのままでいようと思っていたが、結局無理だった。忘れたふりをするにも俺の体は貴様で埋め尽くされているのだと言って微笑んだのだった。
その言葉で二人の絆は強くなったような気がした。
そして迎えたファイナルで優勝し、その後冥加の姿を探すとなんと冥加は一人「ソルヴェイグの歌」を弾いていた。驚く主人公に、この曲も記憶を取り戻して意味が変わったのだと言った。本来は愛を語る歌、だからこそ主人公のことを想って奏でていたのだと。
そして、お前が俺を求めるならば何もかも差し出す以外俺の取れる道はない、この感情を言葉にするならこの言葉以外俺は知らない、愛している、そう言って見つめたのだった。
エンドロール後は、主人公の手を握り冥加の頬に寄せるスチル。
手を握れば同じように握ってくれることを奇跡に感じる。この想いは尽きることはない。お前の存在そのものが俺を捉えて離さない。嘘偽りでも構わない俺を愛すると言ってくれ、お前こそが俺の幸だから。

(ドルチェスペシャル内容)
お弁当のお礼にお祭りに一緒に行くことになる。ニアの企みで浴衣デートとなり、うるさい所が嫌いな冥加も主人公と共にいると喧騒すら心地いいと言ってくれる。

管理人の感想ネタバレ有り