元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

VARIABLE BARRICADE「八神 那由太」

●八神 那由太(ヤガミ ナユタ(cv下野紘さん)
20歳|4月8日生まれ|O型
明朗快活で人懐っこい健康優良青年。
これと決めた相手の役に立ちたい願望がきわめて強く、時に行きすぎる。

f:id:pinkve:20190815231718j:plain
※「VARIABLE BARRICADE」 のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社、デザインファクトリー株式会社に帰属します。


管理人ののネタバレ感想はこちら


〜バリアブルバリケード 那由太ネタバレ〜

猪突猛進ポジティブわんこ× 歩く借金製造機
私だけの最強のガーディアン

(LOVE END)
婚約者候補の一人、八神那由太。元気で明るくて何故か物凄く強いが、被虐的で命令されて喜ぶ人。体力も有り余り、食欲も有り余り、そして憎めないお馬鹿な存在。
そんな那由太はトラブルメーカーではあったけど、素直でまっすぐで裏がなくて側にいるのは安心した。
そのため、祖父が仮の婚約者をとりあえず一人選べと言ってきた時もすぐに那由太の名をあげた主人公。選んだと言ってもただのワンコにしか見えず侮っていたのだが、那由太が自分のいいところを見せるために主人公のボディーガードになると言ってから展開は一気に変わる。なんと那由太は「お仕事モード」という特技を持っており物凄い集中すると普段とは全く違う那由太として切り替わるのだ。その姿はいつものワンコの那由太とは似ても似つかず、ボディーガードとして完璧な姿になった。落ち着いていて、気配りもあり、そして強くて主人公を第一に守るボディーガード。偶然に通り魔が出る事件に巻き込まれた時も那由太は体を張って通り魔を即座に取り押さえ、その姿はかっこよくて胸が高鳴った。そして何より主人公が大好きな「ガーディアン」という映画のヒーローであるボディーガードに那由太がそっくりだったのだ。ガーディアンは護衛対象である女の人と恋に落ちるボディーガードのお話。そのヒーローに憧れていた主人公は那由太をそのヒーローに重ねて落ち着かなかった。
更に那由太はなんと主人公に以前会ったという話をしてくれたのだ。那由太が着ぐるみのアルバイトをしてる時、酔っ払いのおじさんに那由太は絡まれていた。しかし子供達がいる手前着ぐるみである自分は声を出すことも出来なくて困っていた。が、しかし、そこに現れたのは主人公。なんと酔っ払いを怒鳴りつけたのだ。本当は怖いのに、自分のことより困っている人のために戦う主人公。そんな主人公の勇気に感動し、那由太はその着ぐるみのまま酔っ払いにドロップキックをお見舞いし、そのまま倒れてしまった。着ぐるみのまま倒れれば中々起き上がれず心配した主人公は着ぐるみの那由太を起こそうと手を貸そうと駆け寄ったのだが、なんとその時着ぐるみの上から那由太を踏んでしまった。
その時、那由太の何かが目覚める。
ヒーローみたいでかっこよくて綺麗な主人公の足に踏まれたという何かが。
那由太はそれで主人公に一目惚れし、更に踏まれたいという願望も生まれた。その時すぐに主人公に声をかけたかったが騒ぎになってもみくちゃになってしまい主人公とはそれきりだった。しかし春日が後から見舞いの品を那由太に送っており、那由太は主人公の名前を知る。更になんと那由太の叔父である虎次郎が主人公の祖父のボディーガードであることから繋がり、祖父に花婿候補にしてほしいと頼み込んだという。
そう、那由太は自らの意思で、主人公を選び、花婿候補になっていた。金目当てとか東条の孫としてじゃなく自分だけを見て。その真実が主人公の恋心を加速させる。もう迷うことはない、命をかけてあなたを守ると言ってくれた那由太を選びたい。だから主人公はついに那由太を選び「あなたを合格とします」と告げた。
これでこれからは那由太と二人で楽しく過ごせる‥そう思ったのは束の間、なんと那由太が口にした言葉は「実は自分は花婿候補じゃない」だった。
なんと那由太は主人公の「花婿」ではなく「ボディーガード」になりたかったのだ。ずっと昔から護衛の仕事をしている八神家に育った那由太は自分が守りたいご主人様を探していた。小さい頃から叔父の話を聞いていつかは守りたい相手を守れる仕事につけると夢見ていたが、いざ仕事を始めれば守るべき人はやれ政治家や重鎮という人ばかり。近くにいればいるほど守るべき人なのかわからなくて、とある日父親が政治家に殺されたという青年が復讐だと政治家を襲ったのだが那由太はどうしてもその政治家を守ることができなくて動けなかった。そのため那由太は首になり、家を勘当され、無職となっていた。無職になってからも親切な人たちが助けてくれたから生きてこれたけど、なぜか親切にされるたび借金が増えていった。
そんな時に出会った主人公。最高に守りたい相手を見つけたと思った那由太は主人公のボディーガードとなるため、主人公に認めてもらうため、あの家にいた。
真実を聞いた主人公だったがもうそれはショックで、那由太をビンタしてキレた。那由太にとって自分への気持ちは恋じゃなかったのだ。
しかし合格と言ってしまった以上、なんと那由太は正式なボディーガードとして雇われてしまったのだった。
その後も吹っ切れようとする主人公だったが、一度好きになればやはり未練タラタラで、他の候補者達にもそれはバレバレだった。だから3人は協力してくれるようになったが、那由太は相変わらず鈍感で全然気付かない。
しかし偶然あのガーディアンがテレビで放送することになり全員で観ることとなる。するとそれに出てくるヒーローとヒロインの設定が那由太と主人公すぎて皆哀れな目で主人公を見つめるが、那由太は那由太でそのヒーローに憧れたらしく、二人の恋愛の様子を見て主人公のことを少し意識し始めていた。
そしてその日から那由太のガーディアンごっこが始まった。ガーディアンのヒーローであるボディーガードの「ケビン」に憧れ、作中のケビンの真似ばかりする那由太。セリフや行動なんかも真似し、主人公はそのたびドキドキした。更に主人公と那由太がはぐれてしまった時心配した那由太は主人公を見つけ出して抱きしめてくれたのだ。その行動は嬉しくないはずがなく、期待してしまって、やっぱりまだ那由太が好きなんだと自覚した。
しかも那由太もケビンのキスシーンの話になった時から自分と主人公と重なり、主人公を意識してしまう。そのせいでなんと護衛で失敗し、主人公に怪我をさせてしまい、ボディーガードを外された。
那由太は主人公と離れ、主人公への気持ちが特別だったと気付く。主人公を笑顔にしたくて、幸せにしたいから、もう一度主人公のそばにいたいと思った。しかし祖父はそんな那由太を許すはずもなく、なんと勝手にクリスマスパーティーの日に祖父が決めた婚約者との婚約発表をすると言い出したのだ。
それから主人公は屋敷に戻され那由太と会うことすら禁じられた。会えなければ会えないほど気持ちは大きくなって恋い焦がれた。那由太もまたそれは同じで、なんと屋敷に侵入し、主人公の前に現れた。そして「絶対に助けるから、それを叶えたらご褒美のキスをください」と言い去って行った。
その後那由太の言葉を信じずっと待っていた主人公だったが結局那由太はクリスマスパーティー当日まで姿を見せなかった。パーティーが行われる中、もうすぐ婚約者を発表されてしまう時間まで迫ってきた。焦る主人公だったがなんとそこに見覚えのある着ぐるみが乱入してきたのだ。そう、それはあの時二人が出会ったきっかけになった着ぐるみ。中にいる人物が絶対那由太であると期待した主人公は喜んだが、着ぐるみの前に立ちはだかったのは、あの虎次郎だった。主人公を攫おうとする着ぐるみを阻止しようとする虎次郎。二人は大勢の観客がいる中で熱いバトルを繰り広げる。その戦いは凄まじく、どちらもとても強かったが、着ぐるみを着ている那由太はやはり不利だった。徐々に押され始める那由太はついに倒れてしまうが、その時那由太は主人公にパワーを注入してほしいと頼む。その言葉に主人公は「勝って!」と言って着ぐるみのお腹を思い切り、踏んだ。
極上のご褒美である主人公の足げに、那由太は声を上げて立ち上がる。パワーアップした那由太はそのまま虎次郎に向かい、ついに倒したのだった。余興だと思っている観客から歓声が上がる中、祖父は着ぐるみに近づき、そして着ぐるみの頭を取り、手を取って「この者こそが孫の婚約者である」と発表したのだった。その言葉を聞いた主人公は驚き、そして嬉しさがこみ上げ、そのまま那由太に向かって飛びついて抱きついたのだった。
パーティーを終えた後、二人はいつもの家へ戻ってきた。皆が用意してくれたクリスマスパーティーの飾り付けがある中で、改めて那由太は告白してくれる。一人の女の人として守りたい、好きです、と。
主人公もまた素直に好きと伝え二人は両思いになった。そしてあの時の約束をと、主人公は那由太に自分からキスをしたのだった。
エンドロール後は、両思いになったはずなのに那由太の遅く来た思春期に困っている主人公。
なんと那由太は今までそんな経験がなく、改めて恋人という関係を考えて頭が爆発してしまっていた。那由太は恥ずかしさから目すら合わせてくれなくなったため、話すこともくっつくことも出来るはずがなく、主人公は寂しい思いをしていた。そして限界が訪れ、主人公も爆発。那由太を壁際まで追い詰め逆壁ドン。そして至近距離のまま不満と説教をすると那由太は納得して「好き」と伝えてくれたのだがいっぱいいっぱいになり鼻血を吹き出してしまい終わる。

↓那由太君の感想ネタバレ有り↓



〜那由太君の感想ネタバレ有り〜
キャッチフレーズがワンコってこともあったり、元気系できゃんきゃんうるさい系だと私の苦手系なので不安だったんですが、そんなこともなくとてもかっこよかった那由太。仕事モードではめっちゃ男らしくてスマートでかっこいいし、何より強くて魅力的。更に優しいし穏やかだし真っ直ぐで絶対に裏切らないと思うし!しかも俺的にすっごい顔がタイプ。カゲローさんのイラストって本当にみんなメチャクチャかっこいいけどこの那由太の顔もすんごいかっこいいですよね。スチルとか見とれるくらいイケメンで、そこだけでもかなりポイント高し。だから本当に素敵な人だったんですが、踏まれたいM設定がそこまで活かされてなかった悲しみと、結ばれてからヘタレすぎてせつねぇ‥(笑)壁ドンされて鼻血出したとか、もうキスなんて一生出来ないんじゃ(笑)主人公が欲求不満になってるとか、本当気持ちわかりますね(笑)あれだけ好きなんだもんね、もっとイチャイチャしたいよ!あ、そうそう、那由太ルートの主人公は素直で好き好きでとても可愛かったです!自分から好きになった相手だしとても良かったし、ガーディアンの映画の話本当笑えた(笑)公開処刑が一番好き!(笑)主人公結構面白いので最高です!
という感じで那由太君も良かった〜!