元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

天涯ニ舞ウ、粋ナ花「弥島 幸介」

●弥島 幸介/ヤジマ コウスケ(cv平川大輔さん)
弥島家長男。父親が倒れてから店主をしていたが、主人公が許嫁になり店主になったため、副店主となる。言い方が冷たく厳しい印象だが、卑劣なことはしない。



~ネタバレ~
(グッドエンド)
割烹店弥島の一年店主となった主人公。そして許嫁になったのが長男の幸介だった。
幸介は父の幸太が倒れた時から弥島の店の店主を務めていたが、本当はホテルを経営したいという夢があり、弥島の店に戻るまでも有名なホテルと副支店長まで登りつめていた実力者だ。だからこそ、夢を捨てきれず弥島の店を潰して「ホテル弥島」を作る野望を企てていた。弥島の店を割烹店として残したい父幸太は、その野望を阻止すべく主人公に頼み込んだのだ。
そんな幸介は最初の頃こそ主人公を厄介者だと見ていたものの、元より曲がった事が嫌いな幸介はどこか放っておかない主人公をなんだかんだ手助けし、叱咤し、励まし、何度も主人公の力となった。嵐のように現れた主人公だったが、そのおかげで弥島の家族たちも皆それぞれ変わって行った。今まで顔も合わさず話もしない家族はいつしか一緒に食卓を囲むようになったし、性格の悪いりん子は少し家事をするようになり、おとなしかったきく子は自我を持って積極的になった。そして何より幸太の病気が順調に回復し、妻のウメとも仲が良くなった。
そして幸介の心は1番動いていた。どうにか弥島の店を潰してホテルにしたくて、月観茶寮の丹道斎から資金の手助けをしてもらう約束をしていたのにそれを断ったり、今度は資金のために金持ちの家の娘と縁談を組むことになったが結局また断ったり。主人公が実家に帰ったら店を休んでまで迎えに行ったり。自分でもわからないけど、弥島の店を大切に思ってる気持ちと、主人公への特別な気持ちを持ってることに気づいていた。
そして気持ちに気付いた幸介は正式に主人公を許嫁にすることに決めたのだが、主人公は主人公でハッキリと気持ちを確認していないことでマリッジブルーに陥り、幸介は幸介で大人気なく主人公に苛立ち怒鳴ったりもした。そのせいでまた二人は何度も何度もすれ違う。すれ違うたびに結果絆は深まり、幸介はついに「愛している」という言葉とともに口づけをしてくれた。
しかしそんな時起こったのが二・二六事件。そのせいで弥島の店は軍人に荒らされ、更に幸介の親友である内藤三夫も捕まってしまった。事件が解決し、平和に戻ったものの、店の荒らされ方と三夫のことで正気を失ってしまって幸介は毎日ボーッとし、腑抜けてしまった。店の再開もせず、何もかもどうでもよくなってしまった幸介を立ち上がらせるために決心した主人公は丹道斎に「幸介の敵になってほしい」と頭を下げた。
丹道斎が弥島の店を乗っ取れば幸介はきっと躍起になって正気を取り戻すだろうという魂胆だったが、同時に主人公の気持ちに気づけない幸介は主人公に裏切られたと思って怒鳴りつける。そして主人公との縁談は破談にし、主人公を追い出した。主人公は幸介を想い、何も言わずに弥島家を出た。
その後怒り狂った幸介は父親や丹道斎やウメに当たり散らすが「気づかないのはお前だけだ」と言われ、ハッとする。ようやくやる気を出しだ自分、誰が1番自分のことをわかっていたのかを。失ってからようやく気付いたのだと、主人公が残した桜貝を見つめ「もう遅い」と嘆いた。
エンドロール後、数カ月が経ち、丹道斎のおかげで盛況になった弥島の店。しかし丹道斎は店を幸介と息子の連太郎に任せていなくなったため、結局変わらないままだった。しかも丹道斎は店の権利書を弥島のままにしていた。そしてついに覚悟を決めた幸介は一人主人公の実家へと走る。また一からやり直してほしいと言う幸介に対し、喜んで受け入れた主人公。また何度目かわからない出戻りだったが、弥島家のみんなは主人公を優しく受け入れた。
そして普段通りに戻ったものの、好き同士になってまた再開したのに物足りない幸介は主人公を銀座にデートに誘う。そして一からと言ったけれど結婚を前提に恋人同士になってほしいと告げ、仲良くケーキを食べあった。
後日談はついに一年後結婚する二人。神前式でウメから貰った指輪をはめてくれる。