元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

DIABOLIK LOVERS LOST EDEN「月浪カルラ」ネタバレ

ディアボリックラヴァーズ ロストエデン〜
●月浪 カルラ(cv森川智之さん)
知性と理性を兼ね備えたヴァンパイアの始祖。だが、その裏にはサディスティックな暴力性を秘めている。
始祖として圧倒的な力を持っているが、長い生の間で怠惰な性格に。自分のとある目的の為に、主人公に近づく。

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ディアボリックラヴァーズロストエデン、月浪カルラルートネタバレ〜
(ヴァンパイアエンド)
カールハインツが亡くなり魔界が荒れる中、エンデツァイトが治っていないカルラ。そんなカルラにはもう時間が残っていない事を察するシンはカルラのために始祖をまた魔族の頂点に君臨させる決意をし、その決意に打たれたカルラと主人公は3人で力を合わせようと誓う。
主人公を愛するようになったカルラは以前と比べとても優しくなり幸せだったが、エンデツァイトが進行し弱っていく姿を見るのが辛かった。
しかしそれでも気丈に振る舞うカルラは、魔族と戦うための作戦を考える。戦力を補うために魔界の忌避地であるローティゲンベルグのグール達を仲間にしようと考える。グールは魔族に忌み嫌われているため、魔族の仲間ではなかったからだ。しかしそこでなんとカールハインツの隠し子であるキノと言うヴァンパイアに出会う。キノは生まれてすぐにローティゲンベルグに捨てられ、今はグールの頂点として生きていた。
ローティゲンベルグは腐った無花果の香りがし、人が住めるような土地ではなかった。そのためカルラは仲間になる交渉として万魔殿の土地を分け与えると言い、そこにグール全てを住ませると言うのだ。王とはすべての臣下に慕われるものと考えるカルラは正に始祖としての懐のでかさと威厳を持っていた。
そのためグール達はカルラの存在に救われ、条件を飲み、道中ビボラに襲われた際もグール全てを助けると言う大きな力を見せ、無事に万魔殿で暮らし始めた。王である絶対なカルラのカリスマさに皆どんどん惹かれていく。
新たな生活に喜び幸せを感じるグール達を見た主人公は、やはりカルラは王の中の王なのだと胸高鳴り、そんな大きな存在が自分と二人きりの時は膝をかせと甘えてくる姿が愛しくて支えたいと心から思う。
しかしそれが面白く無いのはキノだった。今まで自分がリーダーとして頂点に立っていたのに、今となっては皆口をそろえてカルラ様カルラ様と言っている。そのためキノはビボラが攻めてくる事を知ると、わざと主人公に「君の心臓はビボラの血のコーデリアのものだから君を差し出せば和睦できる」とそそのかした。
カルラが王として活躍し、シンは毎日グールに鍛錬を教え、3人で魔界を取り戻す約束をしたのに役に立ってないのは自分だけだと気にしていた主人公はキノの言葉がとても気になってしまう。
しかもビボラが本当に攻めてくると戦いに慣れていないビボラ達が恐れ始め、なんと主人公を差し出せばいいと言い出した。カルラは怒り狂ったが主人公は「あなたに傷ついて欲しく無い、それが私の一番の望み」と伝えビボラに行く決意をする。カルラは「この腕を永遠に離したくない」と震えながら抱きしめてくれたがなんとそのままカルラが倒れてしまった。
しかしそこでキノが昔ローティゲンベルグにいた始祖のエンデツァイトが治った話をした。ローティゲンベルグの瘴気を浴びると治療に効果があるが、なんとそれはただ治るのではなく、エンデツァイトが消える代わりに始祖ではなくグールになってしまうという事実があった。
誇り高き始祖はグールに堕ちるくらいなら死を選ぶ、カルラはそう言った。主人公はカルラが生きてくれるならグールだろうがなんだろうが愛するのは変わらないと思ったが、そんな矢先にビボラとヴァンパイアの戦争が始まり、キノとグールは反乱を起こしシンを殺害し、万魔殿が占拠されてしまった。
危うくなったカルラと主人公だったがそこにシュウが助けに来てくれたおかげで二人はどうにか逃げられ、そして向かった先は結局、ローティゲンベルグだった。
そしてカルラはついに決意した。エンデツァイトを完治させる事を。
それから数ヶ月が経つと、カルラのエンデツァイトは完治し、そしてグールとなっていた。このまま二人でローティゲンベルグで平和に暮らしていこうと思っていたが、なんとそこにシンの使い魔がやってきたのだ。そして実はシンが生きており、ヴァンパイア達と協力してキノとグールを壊滅し万魔殿を取り返した事を伝えてくれた。
急いで万魔殿に向かった二人を待っていたのはやはりシン。なんとシンは死んだふりをして復讐の機を伺い、シュウ達と手を組み、キノ達を壊滅させていたのだ。そんな立派になったシンを見たカルラは「王になれ」と伝えた。シンは自分は王の器ではないと拒否するがすでにカルラは始祖ではなくなったため王には戻れないと言い合う。
二人が押し問答してる時おずおずと主人公が口を開く。「始祖はもう一人いる」と。驚く二人が主人公を見つめると「新しい始祖が生まれる」と言ってお腹を見つめた。
そう、カルラが始祖である時に二人の愛がすでに身を結んでいたのだ。
微笑む主人公を見た二人は大喜びし、カルラはお腹に顔を寄せて抱きしめる。
「幸福など無縁と思っていたが、幸福を感じるのは貴様のおかげだ」と。
あなたの幸せが私の幸せと言う主人公は、二人の宝が小さな命として自分の中にいる幸福に包まれて微笑んだ。





↓カルラの感想ネタバレ有り↓



〜ディアラバロストエデン、月浪カルラさんの感想ネタバレ有り〜
前作のダークフェイトから参加したキャラのカルラさんですが、ダクフェではエンデツァイトが主人公の血で治ったんですよね。なのに今回まだエンデツァイト治ってないまま始まった(笑)
ああ、また病気と一から戦うのか〜と思いつつ、今回も血で治るのかなと思ってたらなんと治らない!治療法があっても始祖ではなくなる!そんな展開でとても辛い選択を強いられてしまいました(ToT)
ただでさえ誇り高い始祖であるカルラさんが始祖以外の、しかもグールになるという選択は本当辛いですよね。けれどそれを選びつつ、更にシン君は凄くしっかりして、そしてなんと主人公のお腹には始祖だった時のカルラさんの子供が宿ってた!凄いいいエンドでした!
なのでエンドは凄いいい感じに終わったんですが、実は途中経過もすごい良かったカルラさんルート。シチュエーションパートでは優しくて甘すぎるカルラさんが沢山だったし、ストーリーパートでも主人公を大切にしてくれる上になんでも気付いてくれる大人な感じとか、甘やかしと甘えが上手くて本当にかっこよくて頼りになる感じが良かったです。更に力のないグール達に新しい居場所を作ってあげて王たる威厳があるのが凄く尊敬できました。
しかしそんな優しい王のカルラさんに対し、グールがクソ(笑)
すぐに人の意見に惑わされるグール達。魔力がないどころか脳もないのか(笑)キノの言葉にもすぐ騙されるし、自分がねえのか!?
そしてキノも他ルートよりゲスだしクソだし、いつかユーリがそのクソに気づいてくれるかと思いきや気づかないし終わってるよー!なのでそんなクソ達は最終的にみんな殺されたみたいです(笑)乙(笑)
キノね〜本人ルートやってるから可哀想っては思うんだけどね〜やはりロストエデンでは敵キャラターンなので嫌な役割は仕方ないですね(^◇^;)
そんな感じで相変わらず素敵だったカルラさん。森川さんボイスもほんっと合っててめちゃくちゃ良かったです!!ただね、相変わらず甘いシーンでも「貴様」呼びはなんとかならんか!?!?(笑)