元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

DIABOLIK LOVERS LOST EDEN「逆巻レイジ」ネタバレ

ディアボリックラヴァーズ ロストエデン〜
●逆巻 レイジ(cv小西克幸さん)
逆巻家次男。常に執事のような丁寧な振る舞いと口調だが、言っている内容は相当辛辣な慇懃無礼の執事系ドS。
規律を重んじ、周りにも強要するが、その規律内容は自分ルールでかなりおかしいものが多い。趣味で集めている食器の手入れが日課

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ディアボリックラヴァーズロストエデン、レイジルートネタバレ〜
(ヴァンパイアエンド)
亡きカールハインツが力を与えたのは、レイジだった。兄弟の中でも一番父を慕い欲していたレイジがとても望んでいたモノであるそれ。しかし父が残した言葉は「力を持つというものはどういうことなのか、身をもって知れ」という一言だった。
真面目なレイジは勿論努力をした。家督を継ぎ、魔界の全ての均等を保ち、兄弟のことも大切にした。しかしそれでも巨大な力を制御出来ず持て余し苛立つこともあると、なんと父からもらった「終焉の懐時計」が割れてしまい不吉を感じた。
そんな頃、叔父のリヒターの突然の死や、魔族が無差別に「魔族狩り」にあって荒れていた。その犯人が中々見つからず魔族達からは不満が漏れ、兄弟達もレイジにきつく当たり始める。やはり次男であるレイジに力を与えたのが間違いだったのではないかと、無能なのだと口にした。
ずっと努力をし続けていることを知っている主人公だけが「私は信じてる」とレイジを包み込んであげることで、レイジは心を保てていた。
そして二人は力を制御出来ない原因を探るため一度エデンへと赴くことにした。エデンはルキたち無神家が管理していてくれたものの、なんとそこは昔の見る影ない程に崩壊していた。
ルキの話によると崩壊の原因は「主人の力が弱くなると崩壊していく」という話だった。主人がカールハインツからレイジに変わったためだ。
しかしそれだけではなく何故か主人公への愛情を深めると更にエデンが崩壊していくことに気づき始めるが、そこにビボラから「共闘の証としてイヴを差し出せ」という手紙が来たことでレイジは焦る。イヴではなく一人の女性として主人公を愛しているから渡せないとハッキリ言葉にするものの、ビボラが敵になればますます力を制御しなければならない。
そのため、レイジは主人公を避けるようになるとやはり思惑通り離れることで力が制御出来ると分かった。カールハインツの強大な力を持つためには人のような心や感情は持っていけないのだと、神のような存在になるからこそ手に入れられる力なのだと、確信した。
しかしそうなればやはり、主人公を愛する気持ちを捨てなければならないのだ。
そこにキノというヴァンパイアが教会側と手を組みアヤト達を攫った。このままでは更に危なくなると思い、レイジはついに主人公をビボラに渡す決意をした。ビボラはコーデリアの故郷であるため主人公の身は安全であるし、自分の元を離れれば力も制御できるからだ。
その決断にユーマはレイジを責めたが、レイジは涙を流し引きこもってしまう。愛する者と離れる辛さに胸が痛くて張り裂けそうで、王としての決断はこんなにも辛く苦しいのかと、父も本当はこんな想いをしていたのかと、泣いた。
一人耐え続けるレイジの泣き声に共鳴するように、エデンは不気味な音を立て続けていた。
しかし焦れた教会がビボラを攻撃し始めた。ビボラに渡っている主人公を心配するレイジだったが、アズサが先に主人公を助けていてくれたため無事だった。無傷で走ってきた主人公の姿を見たレイジは耐えられるはずもなく、無事で良かったと強く抱きしめ、わざと離れた訳を正直に話すことにした。
力の制御のため離れたものの、結局耐えられなかったのは自分だった。力よりも何よりも貴女が大切だと身に染みたと言うレイジは、いつものスマートさも余裕もなくて汗だくで走って抱きしめてくれて、そんなレイジだからこそ好きだと心から思える。
もう絶対離さないとキスをしてくれたレイジを、強く強く抱きしめ返した。
しかしキノと教会のワナによりレイジが捕まってしまう。教会には主人公の父のセイジがおり、彼らはヴァンパイアを根絶やしにする計画を立て、王であるレイジに魔力封じの腕輪をつけ処刑しようとしていた。
主人公もセイジに捕まったため、レイジは悪いヴァンパイアではないことを告げようとするが、セイジは主人公が魔族に魅入られ穢れていると思い話を聞いてくれない。
ヴァンパイアだって心があって人間と同じ、レイジを愛し愛されてそれが分かったから、レイジを好きという気持ちは間違っていないはず。そう信じる主人公はどうにかレイジを助けようとするものの、なんと処刑の日が来てしまった。
もう逃げられないと思ったレイジは覚悟を決め主人公に対して「貴女の手で殺してほしい」と言った。愛という感情を教えてくれた主人公を置いて永久に生きるという未来が怖かったから、先に死ねるのは喜びだと言ったのだ。
しかしなんとそこに飛び出してきたのはアヤトだった。ルキたちから助けられていたアヤトはレイジに対し「甘えんな、首を垂れる王なんか見たくない、なんのために俺たちがいるんだ」と言って兄弟たちが全員でキノや教会と戦い始めたのだ。確かにあった兄弟の絆に胸打たれるが、セイジはなんと主人公を殺そうと向かってきたのだ。気づいたレイジは怒り狂い魔力封じの手枷を強大な魔力で吹き飛ばし、更にセイジを一瞬で殺した。そのままレイジと兄弟達の戦いで教会は倒され、キノも消えていた。
その後、エデンは崩壊した。しかしレイジは新たなエデンを作るために奔走してきた。
レイジと主人公は魔界で二人で仲良く暮らしていたが、逆巻家の兄弟達や無神の兄弟達がしょっちゅう遊びに来るのでおちおちキスも出来ないと嘆いている。
今日もまた大勢の声がした。レイジはやれやれとため息をつくものの、主人公は家族のようで幸せだなと思う。するとレイジは心を読んだかのように「同じ気持ちですよ」と微笑んだ。
そして優しく抱きしめてくれるレイジは「愛する貴女との幸せを守るためこれからも頑張りますよ」とキスをしてくれるのだった。



↓レイジの感想ネタバレ有り↓



〜ディアラバロストエデン、レイジの感想ネタバレ有り〜
今回のレイジさんは、ずっと欲しかった父の力をついに受け取ったというお話でしたね。兄弟の中で一番カールハインツを尊敬していて、そして誰より力を欲していましたが、次男という生まれつきの枷と超えられないカリスマな兄のシュウの存在に苦悩していた日々がやっと終わるわけです。が!そう簡単にはやはり行かない。結局力を手に入れても自分では制御出来ず、むしろそれを分かってたからわざとカールは自分に渡したのかとまた苦悩するわけです。いつまで経ってもレイジさんは可哀想だなぁ‥(ToT)
しかもレイジさんって逆巻兄弟の中では最初から一番人間ぽかったのでね、とても愛情深いんですよね。だから今回カールの力を制御するためには感情を捨てなきゃないってやつ、一番辛いんじゃないかなと思う。その証拠に一度主人公を手放そうとしても荒れに荒れてむしろ父はこんなに辛い思いをしたのかとカールの事まで案じてました。優しい人ですね。
でもやっぱりそんなレイジさんだからなのか最後はなんと兄弟も無神たちも全てのヴァンパイアたちがレイジさんを助けに来てくれました。ちゃんと王になるために一生懸命に奔走していたレイジさんをみんな知ってるんだよね!(ToT)一番王として皆に認められている存在なんじゃないかなと思います!努力は実を結んでるよ!
なのでエンディングもエデンが崩壊してもちゃんとみんな無事で仲良しのエンドで素敵でした!前回のダークフェイトがちょっと終末過ぎたから今回は幸せになれて良かったです!レイジさん本当素敵ですー!!結婚してくれー!!(笑)