元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

DIABOLIK LOVERS CHAOS LINEAGE「キノ」ネタバレ

〜DIABOLIK LOVERS CHAOS LINEAGE
●キノ(cv前野智昭さん)
スカーレットの四男。
人に何かをしてもらうことを当然に思っている、天然わがまま王子。


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ディアボリックラヴァーズ ケイオスリネージュ、キノルートネタバレ〜
(Euphoria END)
スカーレットの屋敷に連れて行かれ、そこで監視役となったのは四男のキノ。飄々として謎なキノだったが、なんと彼に吸血された瞬間記憶が戻る主人公。
主人公は本当は逆巻の家で逆巻兄弟達と暮らしていたはず。なのにこの異世界のような場所で、皆記憶がおかしくなり別の兄弟と当たり前に暮らしていた。
しかもこのキノというヴァンパンア、見たことがない男。すると記憶が戻ったことを察したキノは実はもう自分は記憶が戻っていると話し始め、そしてカールハインツの隠し子であることを教えてくれた。スマホを持ってきていたキノは入っていた写真を見てすぐに記憶を取り戻したらしい。
とりあえずこの不思議な場所から逃げるべく協力しようと言われるが、イマイチ信用出来ない胡散臭さがあった。
キノはとても強い力を持っていたが、人をからかったり、力をひけらかしたり、わざとふざけて子供のような男だった。更に本当の兄弟達が争ってるこの世界が嫌な主人公は、みんなを争わせたくないと思っていたのだが、それが気に食わないキノはわざとみんなが争うように仕向けて見える。理由はキノが捨て子だから。同じ親から生まれた逆巻兄弟と違って自分だけが一人なのが許せなくて、辛い。
そして実はキノは元の世界でカールハインツの力を狙っており逆巻を潰そうと秘密裏に動いていたため、このチャンスを逃さず今のうちに兄弟達を潰し合わせようと考えていた。だからシュウやレイジを潰し合わせるように仕向けたのに結局うまくいかず、兄弟の奥底にある絆を目の当たりにし、さらに苛立っていた。
キノは過去に捨てられた時、魔界で一人差別を受け、虐げられ、居場所がなかった。そのためぬくぬく幸せに暮らす兄弟達が憎かったのだ。その本音を聞いてしまった主人公はキノに同情のような気持ちが生まれ、自分が一緒にいると告げた。するとキノはその気持ちが嬉しくて、主人公に惹かれていく。
そして常に誰かに認めて欲しいと思っているキノの気持ちに気づいた主人公は、逆巻を潰すのではなく真正面から認めさせればいいと進言した。そしてアヤト達にキノのスマホに入っていたエデンの写真を見せ記憶を蘇らせることに成功し、なんと逆巻兄弟全員の記憶を蘇らせることに成功した。
逆巻兄弟と隠し子のキノが全員集まり、みんなの力で脱出しようと決意するが、記憶が戻れば兄弟達から一人怪しまれてしまうキノ。問い詰められキノは「やっぱりそうなるのか」と諦めかけたが、主人公が必死に「違う」と「私を助けてくれた」と説明し、その姿に心打たれる。
そして兄弟達は認めてくれたものの、キノは元の世界に帰れば主人公はきっと逆巻兄弟たちのもとへ帰るのだろうと胸を痛めた。
その後、カルラ達に襲われたため教会に逃げた一同だったがなんとそこにカールハインツがいた。キノはようやく会えたカールハインツに「父上」と告げたがカールハインツは「君は誰かな?」と言った。ずっと認めてもらいたかった相手に認められなかった怒りが爆発し、キノはカールハインツに魔力をぶつけ、戦いに発展してしまった。
教会が崩れそうになる中カールハインツは「お前の存在の意味は、私の息子6人がいずれ王になるための成長を促す刺激物」と言った。自分は踏み台のために生まれて捨てられ生きてきた?キノは絶望する。
しかしその瞬間主人公は飛び出し「キノ君は礎なんかじゃない、私にとって誰より大切な人、私の大切な人を傷つけるならあなたでも許さない」と叫んだ。カールハインツは不敵に微笑み「見事だ」と言って、なんと主人公と逆巻兄弟達に魔力を向けた。キノはは「やめろ」と言い、なんと主人公と兄弟達を庇った。そして「僕の存在を蔑ろにさせるか」と兄弟達と自分の意味を含めて睨み付けると、カールハインツは「心からの祝福を」とだけ囁いて消えた。
しかし皆を庇いボロボロになったキノ。主人公は縋り付いて泣き「守ってくれてありがとう、好きだよ」と告げる。するとキノも「こんなに満たされたのは初めて」と言ってキスをした。すると教会が光出す。
眩しさに目を開けるとそこは、元の世界のエデンだった。全員そこにおり、カールハインツもいてアダムとイブの実験だったことを話した。横に倒れているキノの傷を魔力で治したカールハインツは最後に「もしかしたら6人以外の可能性があるかも、決めるのは君」と言って消えた。そしてキノも目を覚したものの、元の場所へ帰ると言っていなくなってしまった。
その後、普通の生活に戻った。
主人公は逆巻家で暮らし、いつものように賑やかで楽しい平凡な生活をしている。けれど、キノのことが忘れられなかった。するとなんと目の前にキノが現れたのだ。
「あんたを手放すとは言ってないけど?」と言ったキノに抱きつく主人公。
悩みは捨てた、ただ純粋にあんたが必要、何もかも捨ててこれからは僕のそばにいなよ。
「そばにいる」と答えれば抱き上げて攫ってくれるキノ。ずっとそばにいてと、誓いのキスをして微笑みあった。



(Labyrinth END)
教会でカールハインツの魔力を受け、キノは死んでしまった。
すると元の世界に戻った一同。カールハインツは一人、真実の愛ではなかったと、失敗だったと独りごちる。そして、今まで何度も記憶を消して繰り返しているから、また今回もそうしようと全てをリセットした。
普通の毎日、主人公は逆巻家で平和な日常を過ごしていた。そんな屋敷の外で何もかも前に戻ったキノは逆巻家を見つめ兄弟達に憎しみを抱き、いつか分らせてやると心を燃やす。
一人の少女を見つめ、なぜか感じる胸の痛みに不思議に思いながら。







↓キノの感想ネタバレ有り↓



〜ディアラバケイオス、キノの感想ネタバレ有り〜
6周目にプレイしたキノですが、前作ロストエデンから登場したキャラだったので今回はどういった感じなのかな〜と思いながらプレイしたらなんと、全員誰もキノを知らない(Σ○Д○;)
時系列的にもうキノと出会ってる設定なのかと勝手に思ってたからビックリしたんですが、主人公すらキノを知らなかったので更に驚きでした。
なのでこのルートだと主人公は誰とも恋人にはなっておらず、逆巻家の餌として生きていたようです(笑)好き勝手に全員に吸われてたと発言してるくらいM度はかなり高く、キノのハチャメチャ身勝手行動とか、理不尽吸血もとても悦んでおりました(笑)
キノは他キャラと違ってなんと主人公より先に記憶が戻っているという設定だったのも驚きだったんだけど、やはりここからの恋愛のスタートだからそうじゃないと色々厳しいなと納得。そしてそれに伴い一番いつものディアラバ感があり、黙れよとか、餌だとか、ジャム塗って体舐めるとか(笑)、そういういつものディアラバ吸血タイムがとても懐かしく「これでこそディアラバよね!」と嬉しくなりました(笑)
しかし相変わらず前作同様とても胡散臭くて怪しいキノとちゃんと恋愛になるのか不安だったんだけど、むしろ前作よりとても良かった!エンディングは幸せになれて幸せでしたし!
ただ、不可解な点や、切ない部分も多い!この箱庭に来て、レイジといえばの皿やユーマといえばの種は当たり前にあるのに自分といえばのグァバジュースが用意されてないという言葉がめっちゃ切ない。存在を認められていないというのを感じて悲しいですよね(;_;)
そしてさらにやばすぎるのが、カールとの対面!!!ついにカールがキノの誕生の秘話を話してくれるのかとすんごいドキドキして見たのになんとカールはキノに対して「君は誰かな?」と言い始めた(笑)
どゆことーー!?!?Σ(oдΟ;)
カールはなんとキノを知らないし自分の子じゃないって言い出したんですよ!え!?じゃあキノは一体なんなの!?あれはほんっと可哀想でさすがの私も涙出たわ(ToT)
なのでね、その後のバッドエンドはそこに繋がってるのかな〜とも思うエンドでまぁ良かったですよね?というかあれは全作品に繋がるエンドの感じ!失敗するたび時間を巻き戻してやり直してアダムとイヴの誕生を見つめているというカール。これこそがディアラバ全ての原点なのかもしれない!!ゾッとするね!!
あと、キノのルートでは逆巻兄弟が勢揃いして記憶が戻るのも良かったです。兄弟全員の横長スチルも凄かったしね!あれは素敵!
ただ、アヤトの記憶が戻った時に「そんな平べったい胸の女はお前しかいねー」って言われたのが爆笑(笑)そしてみな順番にスマホをかざされ「ぐあー!」となって記憶戻る荒療治にうけました(笑)本人たちのルートの時はあんなに記憶戻らせるのに悩んだのに一瞬!!!(笑)
という感じで、ロストエデンよりもキノに愛着が湧いたケイオス。とても良かった!やって良かったです!!