元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

フォルティッシモ「赤星 瑛一郎」

●赤星 瑛一郎/アカボシ エイイチロウ(cv小野友樹さん)
forttêのリーダーで、不動のセンター。愛称は「エイチ」。
高い歌唱力と圧倒的なダンスパフォーマンスで、見る者を魅了する。
穏やかかつ面倒見のいい性格で、アイドルという仕事に対して真剣に向き合う好青年。
実姉である赤星英莉奈は、女優として活躍中。





~ネタバレ~
(ノーマルエンド)
ジェイムズ・エンタテインメントの研修を受けている時、疲れ果てている主人公にコーヒーを差し出して優しく声をかけてくれた男、それが赤星瑛一郎だった。
瑛一郎はアイドルグループfortteのリーダーであったが、アイドルなどに無知な主人公は彼のこともあまり知らなかった。
しかし社長からfortteのマネージャーになることを任命され、訳もわからず仕事が始まってしまう。新人で、そしてやりたかったわけではない仕事をやることになる、そんな思いが拍車をかけてか主人公は仕事のミスばかりをし、何もかもが追いついていなかった。
サブリーダーである涼にはきつく言われてしまうし、好きでやってるわけじゃないし、自信もない。そんな思いを抱えたまま、瑛一郎が今度主演をする舞台の挨拶で大阪に行くのを同行したのだが、なんとそこで帰りの新幹線のチケットを無くすという重大なミスを犯してしまった。真っ青になる主人公だったがすぐに気づいた瑛一郎は自ら月島に連絡をし、大阪でこれから飲みに行きたいから今夜は泊まって始発でそっちに帰るよ、と主人公のミスを隠してくれたのだ。
瑛一郎はとても優しかった。
アイドルでかっこよくて人気があるのに、誰にでも自然に優しくて気が利いて朗らかで、それでも何も見返りを求めない絵に描いたような王子様。それが瑛一郎だった。
そんな瑛一郎はやっぱり主人公にも優しくて、ミスに落ち込み酔っ払った主人公を解放してくれたり、気晴らしにと観覧車に乗せてくれたりもした。本当ならマネージャーがタレントの世話をしなくてはならないのに、こんなにしてもらって情けない、そう思う主人公に「fortteを好きになって」と瑛一郎は言った。その笑顔に、その優しさに、主人公は瑛一郎とfortteのために一生懸命頑張ろうと思えたのだった。
そして、それと同時に瑛一郎に特別な想いを抱いてしまったことにも気づいたのだった。
そんな日々が続くと、ジェイムズ主催のパーティーが行われた。みんな綺麗に着飾り、fortteのメンバー達もかっこよくスーツで決めていた。そんな中でもまた無頓着な主人公はいつものリクルートスーツに伸ばしたままの髪を結っただけ。
そしてそこに現れたのは、綺麗な人の中でも一層綺麗に輝く「赤星英莉奈」の姿だった。そう、英莉奈は瑛一郎の実の姉であり、有名な女優だった。優しくて美しい英莉奈を前にして、自分の地味さに急に恥ずかしくなった。英莉奈の横で微笑む瑛一郎はかっこよくて、二人が並べば本物の王子様とお姫様みたいで。そんな恥ずかしさからまたミスをしてウエイターにぶつかってしまった主人公は、ウエイターが持っていたお酒を被ってしまう。なおさら惨めなのに、瑛一郎も英莉奈も心配してくれた。
月島に先に帰れと言われ虚しく帰路につくと、追いかけてきた涼に「瑛一郎をそんな目で見るな」と気持ちを見透かされて牽制されてしまう。しかも、会場内でずっと感じてた違和感も涼に見透かされる。以前、瑛一郎は「本当に好きな人には触れることも出来ない」と言っていたことがあり、今日初めて英莉奈と一緒にいる瑛一郎の姿を見たとき、あれだけ仲が良くても瑛一郎は一切英莉奈に触れようとしないことが違和感だった。
瑛一郎は、実の姉の英莉奈を愛している。
その事に気付きかけていた主人公に、涼は「それは本当だ」と辛い現実を突きつけた。
一人になって胸を痛めていると、なんとそこに瑛一郎が心配して来てくれたのだ。
好きな人がいるのに、何故そんなに優しくするの?だったらいっそ受け止めてほしい。
ごちゃごちゃになった頭は余計な言葉を口にしてしまう。主人公は瑛一郎に「好き」と言ってしまった。
驚く瑛一郎にハッとした主人公は、そのまま走って逃げてしまうのだった。
それからというもの、瑛一郎と主人公はあの時のことをハッキリさせずに気まずくなっていた。そのせいで更にミスをしてしまう主人公に、涼が「中途半端ならマネージャーを辞めろ」と厳しく言った。やっとfortteが好きになって、好きな人を応援したくて、でも上手くいかなくて。どうしたらいいかわからなくなったところになんと社長が現れ「あなたに魔法をかけてあげるわ」と微笑み、有名な美容師である朝比奈琉生の所へ連れて行ってくれたのだった。
おかけで主人公の見た目は変わった。髪型やメイク、そして服装も。美しくなれたその姿で、今度は中身を成長させる時が来たのだ。fortteが瑛一郎が好きだから、絶対辞めたくないのだと。
心機一転すれば自信がついて、fortteのメンバー達に面と向かって気持ちを話した。すると涼も認めてくれて、主人公はどんどん成長していった。
そして迎えた武道館ライブの日、舞台袖で主人公は瑛一郎を呼び出していた。もう、この気持ちにちゃんと向き合って折り合いをつけるために。呼び出された瑛一郎も理由に気付いており、微笑んで言葉を待ってくれた。主人公は「瑛一郎君のことが好きです」と言い、瑛一郎は「ごめん」と言った。傷付かないのは嘘になるけど、分かってた言葉を貰ってスッキリした主人公はマネージャーの顔で「応援してるね!」と瑛一郎を会場に送り出し、瑛一郎も主人公の気持ちに答えるように走っていった。
振られてしまったけれど、二人の絆は強くなったと確信していた。
それから日が経ち、主人公は一人前のマネージャーとしてうまくやっていた。まだ瑛一郎への気持ちは無くなっていないものの、上手く隠せていると思っていた。
それなのになんと英莉奈が熱愛発覚のスキャンダルを起こしてしまう。しかも恋人がいただけではなく、妊娠していることまでがわかった。
ショックを受けた瑛一郎は、仕事に集中出来ず、ミスばかりをし、主演の舞台ではセリフを言えなくなり、降板させられる危機に陥った。主人公はロサンゼルスから風斗をどうにか連れ戻し、瑛一郎の代役を風斗にやらせることによってfortteとしての責任は逃れたが、瑛一郎はもはや舞台もどうでもいいくらいに廃人となってしまった。
長らくその状態が続いてしまい、そろそろ本格的に立ち直ってもらわなければいけなくなり、主人公は瑛一郎の家に乗り込んだ。しかし全てがどうでも良くなった瑛一郎は虚で、主人公が「なんでもするから立ち直って」と言うとなんと無理矢理壁に押さえつけキスをしてきたのだ。「俺のことが好きなんだろ?だったら慰めろよ」と言った瑛一郎の目は自分を見てなくて、切なくて悲しくて怒りがこみ上げる。そして主人公は思い切り力を込めて、瑛一郎を殴ったのだった。
ハッとする瑛一郎に主人公は「私を見てよ!」と泣き叫んだ。瑛一郎の世界にはきっと英莉奈しかいない。けれど私を、メンバーを、ファンを見てほしい。だってみんな誰よりも瑛一郎を心配して愛しているのだから。
気持ちをぶちまけて家を出た主人公。追いかける瑛一郎だったが、偶然来た涼に二人の雰囲気で何があったか悟られ、主人公を背中に守るように隠した涼は「瑛一郎、今のお前は最低なクズだ」と言われ日を改めるように諭されていた。
次の日、反省した瑛一郎はちゃんと考え、主人公の前に現れた。昨日の事を謝り、そして主人公の言葉が響いた事を話し、もう自分は大丈夫だと言った。そしてそのまま沢山の人に頭を下げに行き、風斗にも会った。主人公が風斗に土下座までしてロサンゼルスから連れ戻した話を聞くと瑛一郎は主人公にまた謝った。そしてそこまで自分やfortteのためにしてくれたことを再確認し、ついにちゃんと立ち直ることができた。
これからまたよろしく頼むという瑛一郎と主人公は、固く握手をしたのだった。
それから半年が経ち、fortteはますます人気が出ていた。主人公もマネージャーとして立派になってきていたし、瑛一郎は英莉奈のことを完全に吹っ切れていた。しかし何故か瑛一郎が主人公にスキンシップが多くなり、主人公はそれを悩んでいる。好きな人に触れられればもっと欲しくなってしまうから、それを抑えるために触れて欲しくない。瑛一郎が前に英莉奈に触れられない理由を、これでようやくわかった気がしていた。
そして英莉奈は双子を出産した。瑛一郎と主人公は二人で赤ちゃんを見に行き、その可愛さに感動し、母親になった英莉奈を見た瑛一郎も心からおめでとうと言えるようになった。
その帰り、瑛一郎は言う。主人公がいると頑張れるのだと。だから「これからもずっと俺と一緒にいて」と微笑んだ。それはマネージャーとしてなのだろうけれど、瑛一郎のそばにいられるならば永遠にそばにいたい。だから笑顔で「うん」と頷いた。
しかしそんな頃、松永により理のスキャンダル写真を撮ったと連絡が入る。しかもそれを公表されたくなければ条件として主人公を松永の文橙館に欲しいと言われた。主人公はfortteのそばにいたかったが、彼らのことを思って退社を決意。しかし主人公がおかしいことに気づいた瑛一郎は主人公を連れて松永を呼び出したのだ。そして松永の前でなんと主人公に熱いキスをした。わざとそのキスシーンを写真に撮らせ、その写真を公表すればいいと言った。その代わり理の写真は捨てて欲しいと。自分はこの写真が公表されてもfortteは絶対に壊れないと信じているからだと言ったのだ。その心意気に何故か微笑む松永はどちらの写真も公表しないと言ってくれたのだった。
松永が去ってさっきのキスのことを考えるものの瑛一郎ははっきり言ってくれなかったが、次の日瑛一郎に夜の公園に呼び出され、ようやく「好きだ」と告白される。ずっと支えてくれた主人公を好きになったと、そしてこれからもずっとそばにいて欲しいと言う言葉をやっともらえて、二人はようやく本当のキスをすることが出来たのだった。
晴れて恋人になった二人は、瑛一郎の家でよく一緒に過ごしていた。二人でパンケーキを作って食べさせあったり、平凡な日常すら愛おしかった。
更にメンバーがいる前ではわざと牽制する瑛一郎の姿に、メンバーたちも二人の関係に気づいていた。
みんなと別れて主人公の部屋に来ると我慢ができないという瑛一郎からキスをされ、ベッドに押し倒され甘えられる。あんたはみんなのマネージャーだけど、これからは俺だけのあんただと言ってまたキスをしてくれる瑛一郎が可愛くてまた愛おしく幸せを感じるのだった。

(肉食エンド)
ノーマルエンドで松永にキスの写真を撮らせたところから分岐する。
キスから数日経って、なんと瑛一郎と英莉奈が前にやったドラマのスペシャルドラマを撮ることに決まった。その台本を読んでいるときに、こんなセリフを瑛一郎から言われたみたいなと言うと、瑛一郎はなんでも言ってあげると言う。調子に乗って「好き」って言ってという主人公だったが、瑛一郎は本当に「好きだよ」と抱きしめてくれる。薄々感じていた好意だったが、瑛一郎は本当に好きなことを言ってくれて二人は恋人同士になった。
しかしスペシャルドラマが近づくと英莉奈との共演が増え、嫉妬してしまう主人公。しかも英莉奈も瑛一郎もわざと嫉妬を煽っており、主人公が嫉妬するのが可愛いと二人で話す始末。やはり姉弟は性格が似ているのだと改めて感じる一面だった。
しかしそんな心配も覆すくらい瑛一郎は主人公に夢中で、しょっちゅう泊まりに行く瑛一郎の部屋で腕に抱かれて熱く求められると、とても愛情を感じていた。
そして時が経ち武道館でライブが行われる日、主人公はライブの前に瑛一郎を呼び出した。そしてあの時と同じ場所で同じ言葉で「瑛一郎君が好き」と告白すると今度は「俺も好きだよ」という言葉が返ってくる。あの時とはもう違う、二人の心は強く結ばれている。そう感じる主人公はハイタッチをして、大きな歓声の中に瑛一郎を送り出すのだった。