元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

にゃんらぶ~私の恋の見つけ方~「夏目 航平」

●夏目 航平/ナツメ コウヘイ(cv田丸篤志さん)
23歳、181センチ。
主人公のひとつ年上の幼馴染。小さい頃からずっと一緒で、主人公のめんどうをみてくれるお兄ちゃん的存在だった。主人公がfloraに勤めて一人暮らしを始めると、航平も近くに一人暮らしを始めたため、ちょくちょくfloraに顔を出してくれるが忙しくて余り話せていない。







~ネタバレ~
(ハッピーエンド)
急に猫の姿になってしまった主人公は、鍵が開けられないせいで自分の家にすら入れなくて困り、夜の街を徘徊していた。そのせいで他の野良猫に襲われピンチになったのだが、そこに偶然現れたのが航平だった。
航平はいじめられていた猫の姿の主人公を助け、そして抱き上げてくれた。更に歩き回って泥だらけになった主人公を家に連れて優しくタオルで拭いて綺麗にしてくれたのだった。
航平とは幼い頃ずっと一緒にいた幼馴染でお兄ちゃんのように慕っていたが、大人になるにつれて徐々にあまり会わなくなり、仕事を始めてからはほとんど話すこともなくなっていた。だから航平がfloraの近くに引っ越してきてくれても中々以前のようにはいかなかった。
だから今の大人の航平についてはよく知らない主人公だったが、猫である主人公に対する態度はとても優しいものでビックリした。とても猫が好きなような雰囲気で、しかも人間の時の自分に話す航平とは全く違ってとっても優しかった。沢山話しかけてくれたし、可愛いと何度も撫でてくれて、手厚く世話をしてくれた。そんな知らない一面を見た主人公は、なんだか不思議な気持ちだった。
その後、夜になって猫になるたび航平の部屋を訪れるようになった。航平もいつも受け入れてくれて、相変わらず優しく甘く沢山のお話をしてくれた。そんな航平といるのは心地よくて、人間になった時も自然と航平と話ができるようになっていた。
航平は昔から世話焼きで面倒見が良かった。だからこそ今でも主人公の体調の変化をとっさに気づいてくれ、floraの近所の猫カフェの店員さんが「看板猫が居なくなったのでポスターを貼らせてほしい」ときた時の主人公の変化にもすぐ気づいてくれた。主人公は自分では気づかなかったが何故か猫の話をされると具合が悪くなったのだ。その原因を何故か知る航平は主人公のことを労ってくれた。そして、その原因を覚えてないなら忘れた方がいいと言った。
その後、猫の姿になってもなんとなく航平の部屋に行かないで夜の街を散歩すると、なんと自分を探し回る航平を見つけた。猫の主人公を見つけた途端とても安心したように主人公を強く抱き上げる航平は「お前まで居なくなったらどうしようかと思った」と呟く。その言葉で主人公は過去のことを思い出した。
航平と主人公が小さかった頃、公園で白い母猫と子猫たちの世話をしていた。本当は家で飼いたかったがどちらも親から許しをもらえずひっそりと世話をしていたのだ。その時に航平が大きくなったら自分の家を買って、この猫達を飼うんだと言った。そして主人公も一緒に住みたいと言うと、航平は結婚して二人で一緒に猫を育てようと約束してくれた。しかしその後保健所が近辺の野良猫たちを駆除したと言う話があり、公園の猫たちも消えてしまった。そのことがショックで主人公はそれ以来動物を見ることが出来なくなってしまったのだった。
航平はそれを知っていたからこそいつも主人公が傷つかないように守ってきてくれていた。自分は今でも猫が好きで猫カフェにまで通うくらいだったが、主人公に猫好きを気づかれては傷つくと思って言わなかったのだ。
今までこんなにも航平に守られていたんだと、知らなかった。猫になったからこそ分かった真実。そして猫になったから生まれた航平への想いに気づくけど、それは猫になったからこそ。この姿じゃなければ航平はあんな風に素直に優しくしてくれることはなかったし、それに気づかないままだったらこの想いを持っていなかったかもしれない。その葛藤から、主人公は航平への気持ちがなんなのかハッキリ出来なかった。
そしてそれは航平もずっと考えていたことだった。幼い頃から面倒を見ていた主人公、だからこそそばにいなきゃと思って近い家に引っ越してきた。その気持ちはただのお兄ちゃん目線からくるものなのか、それとも好きなのか、それが自分でもわからない。
猫カフェでいなくなった猫を探してるうちに猫の姿の主人公が、猫カフェの猫をさらった犯人を見つけ、航平が危ない所を助けてくれて事件も解決した。航平はいつも自分を助けてくれる。昔のトラウマを乗り越えられたのもそんな航平のおかげ。航平のそばはとても心地良くて、ずっとそばにいたいと思う。けれどわからない気持ちに悩むとどうしたらいいかまたわからなくなる。
猫の姿のままなら、何も考えないで済む。そしたらずっと航平のそばにいられる。
そう考えてしまった主人公は、なんと猫の姿でいる時間がどんどん増えてきてしまった。それは自分が猫でいることを望んでいるからだった。
しかし航平の方は悩んだ末、主人公は自分がいなくてもトラウマも乗り越えて大人になっていくのを見て自分はやっぱりそばにいるべきじゃないと見切りをつけ、引越しをすることを決めていた。引っ越しの荷物を荷造りする航平を見つけた猫の姿の主人公は焦り、行かないでほしいと伝えようとするが猫の姿では伝えられない。そこでやっと気づいた、考えなくていいと言うことは楽だけど、自分の気持ちも伝えられないと言うことに。
主人公は決心し、人間の姿で航平に本当の気持ちを話した。まだこの気持ちがなんなのかハッキリわからないけれど、航平のことが大切で、それ以上に大切なものがないということを。
しかしそれは結局なんなのかと問いただされてる時になんと主人公の体は猫に変わってしまった。航平にあの猫が自分だと気づかれた上に、気持ちをちゃんと伝えられないまま主人公は逃げてしまった。
猫が主人公だったことと、気持ちを伝えあえなかったショックで航平はそのまま引っ越してしまい、主人公が何度連絡をしても航平からの返事はなかった。
そのまま日がたち、主人公は元気無く働いていた。そこに店長である村主がブライダルモデルの話を持ってきた。floraが贔屓にしてもらっている式場でブライダルモデルをしてほしいと、店長と主人公の二人に声がかかったのだ。好きでもない相手との擬似ウエディングに心は踊らなかったものの、気晴らしになるだろうという村主の言葉と、常連さんである式場のために引き受けることにした。そして数日後そこは二人で行くと、その日たまたまほんとうの結婚式が行われていた。しかもその夫婦を祝福する友人の中に航平がいたのだ。やっと会えたことに喜ぶ主人公が思わず航平の元に駆け寄ると、航平は主人公と村主が結婚するものだと勘違いしてしまう。しかしそれでもやっと気づいたことがあるから聞いてほしいと言う航平はなんと「お前が好きだ結婚してほしい」と言ったのだった。
引っ越して離れてから、主人公と猫の主人公に会えなくなり、やっと本当の気持ちに気付けたと言う。そして主人公も、答えなんて決まっていると言い航平が好きだと告げた。そして二人はそのままキスを交わすと「呪いは解けた」という声が頭に響いた。
村主と結婚するというのは勘違いだと分かった航平は、村主の代わりに主人公とブライダルモデルをやることになるのだった。
その後、二人は婚約者として仲良くしていた。もう少ししたら一緒に住む約束をしており、今度はペットが飼える場所にしようと言う。それはずっと昔に交わした約束、航平と主人公と猫達が楽しく暮らす家の約束。ようやくあの約束が叶うのだと、二人は手を繋ぎながら微笑んでいた。