元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

AMNESIA WORLD「トーマ」ネタバレ

●トーマ(cv日野聡さん)
主人公の幼馴染で、優しく過保護なお兄ちゃん的存在。爽やかでなんでも出来て人当たりもいいので友達も多いしモテる。


『ずっとお前を兄貴分として支えていくよ、けど、お前が傷つくくらいなら、ずっと閉じ込めてあげるからずっと俺と一緒にいよう。』


~ネタバレ~
(NORMAL WORLD)
王子様イベントをやり、昔トーマに王子様の絵本を何回も読んでもらった記憶を思い出す。そのことを一ミリたりとも忘れていないトーマは王子のセリフを王子様の格好で囁いてくれる。トーマのかっこよさに動揺する主人公が転んで足をくじいてしまうと心配したトーマがお姫様抱っこしてくれた。そして、昔と違って綺麗になったと、お前のことをずっと守るよと誓ってくれたのだった。

(SCHOOL WORLD)
記憶がなくした主人公と幼馴染のトーマ。
トーマは同い年で同じクラスだけど、優しくて頼りになってしっかりしたお兄さんみたいな存在だったのが分かった。
オールマイティーでなんでも出来るトーマは誰からも好かれ頼りにされているようで、いろんな部活のヘルプに入って活躍などもしていた。
更に主人公への態度に至ってはとても過保護で優しく、寒いといえば自分が寒くても自分のマフラーを首に巻いてくれたし、具合が悪ければすぐに気づいて支えて保健室に連れて行ってくれたりもした。そんなトーマには記憶がなくても頼りたくなってしまう。
更にクリスマスパーティーの日、ヤドリギの下に偶然いた主人公に、ヤドリギの下にいるということはどういうことだかわかってる?と言うトーマは主人公に迫り、キスをしようとする真似をした。しかし、「なんてな」と言って離れるトーマは「俺たちはこのままの関係の方がいい」と意味深なことを言った。ドキドキした主人公だったが、それで記憶が少し蘇る。それは、トーマに対して特別な想いを抱いている記憶だった。
しかしそんな頃、なんとトーマ一家がもう少しで海外に引っ越すことを知った。このまま離れ離れになってしまうとショックを受けるが、蘇った記憶でトーマは「もう面倒は見てやれないけど、お前なら大丈夫」と言っていた。そんなトーマを想って、今まで頼りきりだった自分を置いていくのは不安になるかもしれないと思い、主人公はトーマに頼らずとも立派にやれることを証明してトーマには安心して海外に行ってもらおうと頑張ることにした。
そのため、トーマといる時間が自然と減っていく。トーマではなくケントに勉強を見てもらったりする主人公を見たトーマは、主人公に距離を置かれていると感じ、自分からも主人公に距離を置くようになってしまった。そうなれば二人はどんどん気まずくなって上手く話せなくなってしまう。トーマと話せないのはこんなに寂しかったのか、こんなに嫌な気持ちになったのか、そう思えば思うほど悲しくなると、主人公の記憶が一気に蘇る。それは、自分がトーマに恋をしていた記憶。しかし思い出したものの、自分は所詮妹にしか見られていないと思ってまた辛くなった。
しかし、トーマが荷造りのために実家に帰るんだと言う話をした時主人公の胸はざわついて、止められない想いから思わずトーマに抱きついて「行かないで!」と叫んだ。するとなんと全ての記憶が蘇る。こうやっていかないでとすがって抱きついたのは二度目。あの時もおんなじ気持ちだったんだ。
するとトーマは「こうやって止められるのは二度目だな」と笑うと「だから俺は行かないって決めたんだ」と言った。驚く主人公だったが、そう、トーマはすでに一人日本に残るという話をしていたのだ。荷造りは家族の手伝いであった。その記憶すら思い出した主人公は恥ずかしくなるが、トーマが行かないと言って優しく微笑むので、やっぱり幸せな気持ちになるのだった。
そして主人公は、この気持ちをちゃんとトーマに伝えるためにバレンタインデーに特別な本命チョコを渡した。トーマのだけ違うと言うとトーマは驚いて、そして照れて笑う。そしてホワイトデーに期待していてと言った。
そしてホワイトデーの日、主人公はトーマに薔薇園に呼び出された。そしてトーマは薔薇園に伝わる噂を知ってる?と言い、ここで一つしか咲かない薔薇を見つけると二人は幸せになれるという噂。そしてトーマが差し出したのは見たことがない薔薇をブリザーブドフラワーにしたものだった。トーマはその薔薇を見つけ、主人公のために手作りしたのだと言った。そして、「お前のことが好きだよ」と告白してくれ、主人公もまた「トーマのことが好き」と答える。喜ぶトーマだったが「本当に俺でいいの?俺は独占欲がかなり強いよ」と言うのだが主人公は「トーマじゃなきゃダメ、大好き」と答える。トーマは微笑んで「これで恋人として抱きしめられるな」と幸せを噛み締めたのだった。

(MUSIC WORLD)
元から知り合いで、売れっ子のストリートミュージシャンだったトーマ。優しくて爽やかなお兄さんのような存在。しかしスランプに陥っていたが、主人公との約束を思い出しスランプから抜け、ライブで「お前に捧げる」と歌ってくれた歌を聞くと、以前トーマがお前のために一曲作ると約束してくれた記憶が蘇るのだった。

トーマルートの管理人の感想ネタバレ有り