元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

幕末恋華新選組 尽忠報国の士「ネタバレ感想」

〜幕末恋華新選組 尽忠報国の士〜
●各キャラネタバレ感想
各キャラの軽めのストーリーのネタバレと、ネタバレ感想を纏めてあります。




→近藤勇さんのネタバレ感想はこちら←
→土方歳三さんのネタバレ感想はこちら←
→沖田総司さんのネタバレ感想はこちら←
→山南敬助さんのネタバレ感想はこちら←
→永倉新八さんのネタバレ感想はこちら←
→斎藤一さんのネタバレ感想はこちら←
→原田左之助さんのネタバレ感想はこちら←
→藤堂平助くんのネタバレ感想はこちら←
→山崎烝さんのネタバレ感想はこちら←
→才谷梅太郎さんのネタバレ感想はこちら←



〜幕末恋華新選組 尽忠報国の士、各キャラネタバレ感想〜
(近藤勇ネタバレ感想)
近藤さん(cv森田成一さん)のルート内容を簡潔にまとめますと、のちの新選組の局長となる近藤勇は愛する妻のつねに試衛館を任せ、志のために仲間達と奮闘する。しかし色気があって女性でしか心を慰められない近藤に主人公もまた惹かれ、そんな主人公を見たつねは「自分は試衛館を守り近藤を支えるため共に戦うことはできないから、貴女は近藤と共に戦い支えて下さい」と主人公の気持ちを認めてくれたのだった。
そして流山で新政府軍に囚われた近藤は斬首刑となったが、主人公はつねとの約束通り武士としての最期を叶えるため命をかけて近藤の刀を届け、二人は抗い、そして最期は愛のため二人とも切腹をして生涯を終えた。
と、いう感じなんですが、そう、近藤さん嫁がいる<●><●>(笑)いや、この設定まじで凄いよね!?そこまで忠実に忠実にやる?乙女ゲームで!?(笑)そしてつねは凄すぎる!!不倫を認め、さらに近藤を支えてほしいとまで!!近藤さんを愛してるからこそ共に戦えないから戦える主人公に任せるわけですよね。いや〜時代かね?(笑)
しかし近藤さん、服はだけ過ぎなほどに色気ムンムンで女が好きだからね、どうしようもないわ!!そしてやはり最期は切ないよー!ifルートみたいなのも無いから切ないですよね。



(土方歳三ネタバレ感想)
土方さん(cv置鮎龍太郎さん)のルートを簡潔にまとめますと、鬼の副長と呼ばれる土方歳三は規則に厳しく何かあればすぐ切腹というような男。
しかしそんな土方と共にどんどん強くなる主人公は土方を支え、仲間達が減っていく中、近藤も斬首刑となりいなくなってしまうと、土方は主人公が大切だからこそ「逃げろ」と言ってくれたが主人公は逃げず、好きだからこそそばにいると告げると二人は最後の戦いの前に一夜を共にした。
そして背中を任せ戦い続け、二人は最期まで一緒だった。
と、いう感じですがわりとそんなに内容がない(笑)とりあえず誰にでも厳しくて怖い土方さんが、主人公が土方の女と勘違いされて攫われた時に助けに来てくれたイベントが、鬼の心の変化がわかりやすくて素敵だなと思いました。
しかも他ではあんまり無い感じの一夜を共にするイベントが!!でもやっぱり二人で死んでしまうからな〜切ないですよね。



(沖田総司ネタバレ感想)
沖田さん(cv石田彰さん)のルートを簡潔にまとめますと、笑顔で人を斬る天才剣士の沖田さんは剣は遊びで殺しは悪いと思ってない人。しかし主人公に対してはいつも笑顔で優しいところがあるからこそ良し悪しをわかってほしいと思い、降伏してる人を斬ろうとした沖田の前に主人公は飛び出し間違って主人公を斬ってしまうと、大切な人を斬った恐怖で剣が握れなくなってしまう沖田。恐怖を乗り越え主人公の事が好きだと伝えてくれ二人は結ばれたものの、沖田の持病の労咳が悪化し二人は診療所で静かに暮らすこととなる。沖田は最後に戦わずして勝利を得る徒手の剣を手に入れ死に、主人公はその後試衛館で沖田の子を産み、次代の当主に育て天然理心流を継がせる為に生きていくという流れでした。
そう、沖田さんと言えば労咳なんですがこのゲームはifもなく最後は死んでしまう流れなんですよね〜せっかく命の大切さに気づけたのに悲しいね。しかしなんと主人公、子供を産む!これビックリしましたが!病気で全然動けなかったのにやることやってたんかと思ってしまった私(笑)でもそのおかげで沖田さんの剣が受け継がれるという流れは素敵でしたね!



(山南敬助ネタバレ感想)
山南さん(cv小西克幸さん)のルートを簡潔にまとめますと、とても強い力を持つ山南だったが武力が全てとは思わないという葛藤を持っていた。しかも子供好きで教えるのが上手いため塾を開き塾長となると生きがいになり、主人公もそれを手伝うようになり、二人は武器を持つ責任を子供達に真剣に教えることとなる。しかし明保事件で新撰組に恨みを持った土佐藩氏が山南を脅す計画をし、それを聞いてしまった教え子の小六が殺されてしまう。責任を感じた山南は土佐藩氏に決闘を挑み勝ち、主人公に愛してると告げてから切腹をし、主人公は除隊し山南の跡を継いで塾の先生となるのだった。
と、いう流れですが切腹なんですよね〜。これは変えられる未来があるのに変えられないんだよね〜時代だから仕方ないけど悲しいよね。
あとね、死んだ後の手紙やばい(;_;)泣ける(;_;)でも背後に幽霊の山南さんいるスチル相変わらず怖いわ(笑)ギャグなのか?(笑)



(永倉新八ネタバレ感想)
永倉さん(cv森久保祥太郎さん)のルートを簡潔にまとめますと、天子様が亡くなり伊東と篠原が新選組を抜ける事に気づき才谷を紹介した永倉は二人に感謝され良い除隊となるが、のちに伊東が間違いで暗殺され御陵衛士との対立が生まれる。原田と共に少しずつ新選組への考えが変わっていくものの、近藤を信じついてゆくが、近藤は自分の死を予感しわざと永倉と原田を突き放し、近藤の気持ちに気づいた永倉と原田と主人公の3人は抜け靖兵隊を組織し戦い続けた。その後永倉と結ばれた主人公は二人暮らしを始め、みんなの信念を本にすることを決意するのだった。
という流れですが永倉さんルートめちゃくちゃ良い!!!!チャラっとしててケツ触ってきたりするんだけど人当たりも良くて豪快で実は男らしくてめっちゃ頼れる。守ってやるよって言われた時は完全にこれモテ男だなと思いましたね!さらにね、主人公が情報漏らしてると噂された時も信じてくれたし、負け戦の時の「惚れた女の可愛い夢を叶えてやる、一緒に生き延びよう」ってセリフかなりやばい!好き!(笑)そして最後は二人幸せに暮らせるのも良いし、原田が惚気られてるのもウケました(笑)このゲームで幸せになれる人がいてよかった!



(斎藤一ネタバレ感想)
斎藤さん(cv三木眞一郎さん)のルートを簡潔にまとめますと、御陵衛士として分派の伊東についていくことになった斎藤に急に告白され口づけされる主人公。しかしその後大石により伊東が殺され許せない斎藤は復讐のため大石を殺した。その後斎藤と主人公は会津へ行き、この戦いが終わったら手を取り合う約束をし、如来堂村の戦いは終わる。そして今「新選組殉難地」と刻まれた石碑が建てられ二人は戦い抜き、斎藤が「今こそ返事を」と告げれば主人公は片付けで「大好き」と返事を返すのだった。
という感じですが二人はその後平和に暮らしたのかな?斎藤さん最初から口数少ないから急な告白とかビビったけど体調悪くて言い出せない時とか本気で怒ってくれたりするのもときめいたし、何よりめっちゃ強くてかっこよかったです!



(原田左之助ネタバレ感想)
原田さん(cv中井和哉さん)のルートを簡潔にまとめますと、いつもふざけて笑わせてくれる原田とこれからも隣にいたいと思い、死ぬときは一緒と誓う二人。主人公が怪我をして原田が助けてくれた事をきっかけに永倉と共に新選組を抜け、靖兵隊を組織した。江戸城が開城し新政府のものとなると靖兵隊は鴻ノ台の旧幕府に合流することとなり、主人公は怪我のため松本の所へ置いていかれることになった。悔しい主人公は今一度原田との縁をつなげるため療養し力を蓄え上野戦争でついに再会し、それから二人は夫婦となり幸せに暮らすのだった。
という感じですが最初見た目微妙と思った原田さんですがギャグ要因なのでめちゃくちゃ笑える(笑)しかも看病してくれたりとめっちゃいい人!優しいし!しかし最後までギャグだったね、団子詰まらせ夫婦(笑)バカップルで幸せになってくれ(笑)



(平助ネタバレ感想)
藤堂平助くん(cv松野太紀さん)のルートを簡潔にまとめますと、伊東達が離脱する際ついていくことにした平助に好きだから共に来て欲しいと言われるものの照姫から紹介され無理に入れてもらった新選組を抜けることはできず二人は敵になる覚悟で口づけをして別れた。大石が伊東を暗殺したことから薩摩についた平助達と斬り合いになるが主人公は正々堂々と平助を討ち、平助は愛してると言って死に主人公も後を追った。しかし原田と永倉に助けられ二人は生きていた。大石に復讐をし仇をうち、二人は剣を捨て夫婦として暮らすのだった。
という感じ。最初は「女だてらに」とかよく言ってくるからムカついてたんですが夢は好きな人と平凡に暮らすことっていうのが素敵で、そして夢を叶えられて良かったなと思いました!




(山崎烝ネタバレ感想)
山崎さん(cv皆川純子さん)のルートを簡潔にまとめますと、新政府軍との戦いでぼーっとしていた主人公を助け銃弾を受けた山崎。しかし惚れた女を置いて死ねないと言ってくれた山崎は生き、その後二人は結婚式をした。しかも花嫁二人のように二人とも白無垢を着た結婚式だった。
という感じなのであんまり感想がないが妹のように可愛がってくれる山崎さんは素敵でした!しかしスチルが何故か男性向けのような感じなのは何故(笑)



(才谷梅太郎ネタバレ感想)
梅さん(cv櫻井孝宏さん)のルートを簡潔にまとめますと、神出鬼没な梅さんの正体は坂本龍馬だった。二人は結ばれない運命だったが戦乱で生き延びたら攫いに行くと約束してくれた。戦争が終わり薩摩に幽閉され生きていた梅さんは逃げてきてくれ、攫いにきたと言い日本を出てどこまでも行こうと手をとってくれるのだった。
という感じでやはり坂本龍馬さんでしたよね。喋り方が絶対そうだもの(笑)
櫻井さんボイスでのこの口調素敵でしたよね!



幕末恋華新選組 尽忠報国の士

【幕末恋華新選組 尽忠報国の士】
プレイ:339本目:21,7,2〜21,7,24(19時間)

〜あらすじ〜
会津にある小さな町道場の一人娘として育った少女。
しかし剣で身を立てることを夢見ていたその父親は、道場と家族を捨てて突然出て行ってしまう。
仕方なく少女はほとんど弟子もいなかった道場をたたみ、江戸の会津藩邸で働いていた母親のとりなしで、会津藩松平容保の義姉照姫に仕えることとなった。
再婚した母親と入れ替わりに会津藩邸へ入った少女は、幼い頃から聞かされていた剣にかける父親の夢が、いつしか自分の夢となっていたことに気付く。
そんな少女の悩みを打ち明けられた照姫は、京都守護職に就いていた容保から聞いていた剣士集団のことを思い出すのだった。
壬生浪士と呼ばれるその剣士集団は会津藩預かりの者たちであったため、照姫は義弟の容保に少女の壬生浪士入隊の口添えを依頼した。
こうして少女は、女でありながら剣で身を立てるべく壬生浪士のいる京へと向かう。
壬生浪士組…剣の猛者たちによって結成されたその集団こそ、後の『新選組』である。

実際に起きた歴史上の事件や騒動に絡めて、主人公の成長や隊士たちとの関係を描く恋愛アドベンチャーゲームです。新選組初の女性隊士として、近藤勇土方歳三をはじめとする新選組隊士たちと戦いの中で絆を深め、やがて恋に落ちていきます。激動の時代の果て、二人を待ち受ける運命とは…?
(公式サイトより)



〜攻略キャラ〜
近藤勇 -(cv森田成一さん)
土方歳三 -(cv置鮎龍太郎さん)
沖田総司 -(cv石田彰さん)
山南敬助 -(cv小西克幸さん)
永倉新八 -(cv森久保祥太郎さん)
原田左之助 -(cv中井和哉さん)
斎藤一 -(cv三木眞一郎さん)
藤堂平助 -(cv松野太紀さん)
山崎烝 -(cv皆川純子さん)
才谷梅太郎 -(cv櫻井孝宏さん)


〜各キャラネタバレ&各キャラ感想〜

・全キャラネタバレ感想


〜全体の感想〜
かなり昔にPS2で発売し、そしてDSに移植となり、さらに今回switchに移植となったこの作品、私もDS版を昔にプレイしたことがあるので色々と懐かしい気持ちになりながらプレイしました。
とにかく元がすごく昔なのでやはり元の絵が古いと感じることがあったりしますが、古いからこそのキャストの豪華さは必見かなと思います。メインのキャラを担当してる方々、もう全然乙女ゲームに出てない方もいらっしゃるのでファンにはかなり嬉しい事ですよね。更にサブキャラの声も今じゃ有名な人が使われていたりするので驚きです!
そして肝心のストーリーですが、最初は割と急な展開で驚くものの、なんと史実に忠実な部分が多いのでもっと驚きます(笑)ベストエンドが果たしてベストなのかわからないキャラもいますので、死エンドとかが苦手な方はご注意を。
しかしキャラによっては笑える部分も多く、おまけもかなり豊富でそちらはもっと笑えました!ボリュームいいですね!
あとはシステムですが、会話パートと選択肢パートみたいなのがありまして、物珍しいシステムとなってます。しかし最初はその感じが面白いなと思うのですがスキップが一々止まるのでだんだん飽きてきたり面倒に感じる部分も…。でもプレイ時間はそこまで長くないので頑張ればいけるはず!(笑)
という感じで個人的には懐かしさが嬉しかったです。お値段も定価でも安かったのもかなりありがたかったです!

↓管理人お気に入りキャラ↓
永倉さん、梅さん


2021年7月発売&予約購入している乙女ゲーム

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【2021年7月発売&予約購入している乙女ゲーム

みなさんこんにちは!7月になりましたね。
去年から働く働くと言って中々働かなかった私ですが、ついに働くことになりまして<●><●>とりあえず出勤してみて持ち前の頭のおかしさとかおばさん感(笑)で、同僚とはすぐ打ち解けましたけども、問題は体力……(婆)
何もしないで家でずっとゲームだけしてたい…。みんなが思う夢ですよね(ーー;)来世は石油王と結婚してその夢を叶えたいと思います(笑)
ということで今世の今月発売する乙女ゲーム紹介します!(笑)


「スイートクラウン」

こちらは7/22発売の拓洋さんのswitchのソフトで移植版となりますね!元はvitaで出ておりました!
ジャンルが恋愛ダークファンタジーってなってますけど本当中々のダークな作品なんですよね。ちょっと頭おかしい人とかもいるけど拓洋さんの作品なので独特なのが良いところなのでね!結構コアなファンもいる作品なので是非お楽しみを♪
私も一度プレイ済みですがもう一度プレイしたいと思いますよー!ロバが夢に出るゾォ(笑)
キャストは、高橋広樹さん、柿原徹也さん、豊永利行さん、内田雄馬さん、小林裕介さん、など。


「君は雪間に希う」

こちらは7/29発売のオトメイトさんからの新作のswitchのゲームですね!
まず新作っていうだけでもかなり期待ができますけども、今回はハライチの岩井さんがプロデュースしたとかって初めての試みなので私たちもドキドキですよね。
キャストも凄い豪華で、むしろサブキャラとか豪華すぎて、え、これ大丈夫なのかなとか結構思ってるいるし、サブキャラのキャスト豪華なゲームは今まであんま当たってないとかっていう不安があるとかは口が裂けても言えないけども(言ってる)笑
とりあえず新作だし絵も綺麗だしとても楽しみにしていることは間違いないよ!何故夏に発売なのに雪降ってるかにもきっと理由あるんだろうしな!?
てな感じで久々の新作みんなでやりましょう!
キャストは、小林裕介さん、斉藤壮馬さん、佐藤拓也さん、浪川大輔さん、前野智昭さん、山下誠一郎さん、など。


という感じで今月は2本ですね!このくらいのペースだとクリアしやすくていいですね♪またみんなで楽しみましょうね〜(*^o^*)/


スチームプリズン「グランドエンド」ネタバレ

〜スチームプリズン〜
●グランドエンドネタバレ
全員攻略でルートオープン。
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〜スチームプリズン、グランドエンドルートネタバレ〜
他ルートと同じく、両親が襲われる所から分岐する。
寝ようとした主人公は怪しい物音に気付き、剣を持ち、家の中を探る。するとなんとフィッツジェラルドエヴァンスがナイフを持って家の中におり、更に主人公に襲いかかってきたものの、主人公は自分の剣でフィッツジェラルドを撃退し、両親も傷つくことはなく、フィッツジェラルドを捕まえることができた。
そのままフィッツジェラルドを神官院へ連行する主人公だったが、フィッツジェラルドの父であるウォーナー・エヴァンスが、息子を見逃してほしいと頼んでくる。正義感の強い主人公はそれを拒否するとウォーナーは銃を出し主人公を殺そうとしてきた。しかし偶然聖人ユネ・セキエイがそれを目撃し、ウォーナーとフィッツジェラルドを拘束して助けてくれたのだった。
しかしウォーナーは神官院でも政治家でも重鎮である立場にあったため、そんな立場の者が裏でしていた事実を目の当たりにしたユネはここら辺で政界への改革として、新しい風を入れなければならないと考え、なんと下界で権力がある者を上階に招くと考えた。そしてその任務を主人公に任せると言ったのだった。
ユネ様から直々に頼まれたことにより主人公はすぐに下界へ向かった。迎え入れてくれたのはHOUNDSの副リーダーのイネス・ハインリヒ・ハイネだった。丁寧なイネスは下界である程度力になるとなれば保護地区の外にあるリベラリタスのトップであるエルトクリード・ヴァーレンティンを頼ればいいと案内してくれたのだった。
道中出会ったエルトクリードの情報屋をしているウルリク・フェリエと共にエルトクリードの元へ向かうと、エルトクリードは他の地区の代表に声をかけてくれ、話はスムーズに進み、エルトクリードは上界に来てくれることになった。
しかし下界出身の者が上界に行くと危険なため、医師を連れて行くほうがいいというイネスの提案で、保護地区で医者をやっているアダージュを連れて行くことになった。更に下界のすべてとなればHOUNDSの代表者も行った方がいいとのことでリーダーであるザクセンブランデンブルグを連れて行こうとするが、ザクセンが嫌がったためイネスが付いて行ってくれることになった。
五人でリフトに乗り上界を目指すがついた途端、なんとウォーナーとフィッツジェラルドに襲われてしまう。なんとウォーナー達はコルドア・ハッセを味方に付け、ユネを監禁し、主人公達を殺そうとしてきたのだ。しかし仲間のふりをしていたフィンの機転で皆は助かり、主人公がウォーナーと対決すると勝つことが出来、結局またウォーナーとフィッツジェラルドを捕まえることができた。
そしてユネを助け出した一同。ユネは下界の代表を連れてきてくれたことに感謝し、そしてこれからは下界との共存を望む事と、議会の解散を発表した。
それからというもの上階では一気に事が進み、ユネの言葉は下界で作られたラジオというものを通して下界の人々に伝えられた。400年という年月で憎しみ合っていた上と下の世界、しかし元は全て同じ場所から生まれた人間であり、これからは手を取り合って行きて行くことを望むと。
お互いの地の発展のため、ユネの言葉はたくさんの人の心に響いた。
その後、新たな神官院には上界と下界の半々の人々が政治家として選ばれた。その中にはエルトクリードやアダージュ、イネスもいる。更になんとザクセンまでもが当選したという。色々な事があり、ザクセンもまた少し丸くなったようでこれからは人々のために活躍してくれると期待された。
そして主人公とフィンは前と同じように肩を並べ、中級警察官になった。上界の見直しとして結婚相手を決められる制度がなくなった今、このあいだの活躍を噂されるフィンには沢山のお見合い話が来てるという。主人公には申し込みはなかったものの、名無しのラブレターが送られてきたという。その内容はとても情熱的で歯の浮くようなセリフの数々が書いてあったが名無しのため悪戯だと思って捨てたと言うと、フィンは「名前を書き忘れるなんて」と何故か落ち込んだ様子だったが、平和になった真っ青な空を見上げる主人公はフィンと肩を並べて晴れ晴れとした気持ちでいた。常に忠誠を、大切なパートナーのフィンの隣で大切な仕事について自分の正義を常に心に。そして二人は笑顔で歩き出すのだった。





スチームプリズン「フィン・ユークレース」ネタバレ

〜スチームプリズン〜
●フィン・ユークレース(cv新垣樽助さん)
【キャラクターテーマ:信念】 年齢22歳 / 身長182㎝下級警察官。主人公の同僚であり、仕事上のパートナー。気弱ではあるものの心優しく穏やかな性格だが…。
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〜スチームプリズン、フィン・ユークレースルートネタバレ〜
(ベストエンド〜愛しています〜)
幼い頃からの夢である警察官になって、それからずっとパートナーとして共に行動をしている人、それがフィン・ユークレースだった。
フィンはユークレース商会という商人の家の息子で、主人公より年上で高身長だが少し臆病な男だった。しかしとても優しくて穏やかで、主人公の事をいつも大切にしてくれて、毎日家に迎えに来てくれるのが日課だった。そんな優しいフィンとパートナーになれたことは誇りだったし、仕事は順調で、とても充実した毎日を送ってた。
そう、あんな事件が起きるまでは。
主人公の両親が何者かに殺され、なんと主人公はその殺人の犯人にされてしまう。何者かの陰謀に翻弄される中、一番先に主人公の元に現れたフィンはなんと、主人公を庇うために「自分が二人を殺した」と言い、なんと警察官に捕まってしまったのだ。
あんな優しいフィンが両親を殺すはずがない、これは自分を庇うための嘘に決まってる。そう確信する主人公だったが、フィンの決意は変わらず、公開裁判の際に自分が犯人であると証言しただけではなく、なんとフィンは「自分は主人公を愛している」と言った。上界では自由恋愛が禁止され、それを破ったものは重罪だと下界に落とされる。殺人と愛、その二つの罪を認めたフィンに猶予などなく、下界堕ちの判決はすぐに決まった。
衝撃の言葉を発したフィンの真意が確かめたく、主人公は無理を言い、下界に落とされる前にフィンに会うことにした。フィンはやはり殺しはしていなかったが、愛するあなたのためなら罪をかぶっていいと、愛していることは否定しなかった。
自由恋愛が禁止される場所で生まれて育った主人公は、疑いもなく真っ直ぐに生きていたため、フィンが言う愛が分からず混乱する。フィンはたしかに大切で、でも今までそんな風に特別には思ったことがなかったから。
けれどフィンはそれでも良かったと、この想いは永遠に隠しておくつもりだったと言う。けれどあなた以外に感じることのないこの胸の痛みとときめきと、大切で愛おしい子の気持ちを、恋以外とは思えないから自分は裁かれて下界へ行くと言ったのだった。
結局、フィンは罪をかぶったまま下界へ行った。モヤモヤとする気持ちを抱えたままの主人公だったが、やっぱりどうしてもフィンの事は大切だと思った。だからこそ本当の犯人を探し出し、フィンを助けると決意したものの、なんと主人公は警察官の職を剥奪されることになった。
そう、警察官のパートナーの片方が何か問題を起こした場合、もう一人のパートナーは保護地区のHOUNDSへの移動が決まっていたのだった。その事実は警察官達には明かされていないため、主人公ももちろん知らないシステムだったが、どう足掻いたところで事実は変わらないと、自らの足で主人公もまた下界へ行くことになるのだった。
下界の保護地区に着いてからはイネスのおかげで無事にHOUNDSの一員として迎えられたが、HOUNDSの仕事は警察官と違い危険が伴った。保護地区は喧嘩や殺しはしょっちゅうだし、荒れていて、HOUNDSの横暴な行動で人は怯える。特にリーダーであるザクセンは権力と力で人をゴミ扱いし、気に入らなければすぐに人を殺した。そんな中でも誇りだけは無くさないようにと、主人公は精一杯勤めようとする。
そんな日々が続くが主人公は野蛮な男達に襲われ、殺されそうになってしまう。三人がかりで襲われたためこのままでは死んでしまう‥そう思った時なんと男達をあっという間に斬り助けてくれた人が現れた。それはなんと、フィンだった。
久しぶりに会えたフィンはなんだか以前の雰囲気と違っていて、強くて男らしい感じがした。不自由なく暮らしていた上界から落とされ、下界で一人で生きてきたせいなのか、とても頼れる感じがした。
そしてやっと会えたことに喜ぶと主人公に、フィンは保護地区の事を色々教えてくれた。そしてフィンの家を紹介してもらい、今は器用な手を活かし、壊れたものの修理をしたりしてお金を稼いでいると教えてくれた。しかし主人公がHOUNDSになったのが自分のせいだと知るととても落ち込んだ様子だったが、主人公は結局逆になっても同じ事だったと、自分のせいでフィンを巻き込んでしまった事を申し訳ないと謝った。
漸く探していたフィンに会えた事で少し希望が出た主人公は、仕事がないときにフィンの家を訪れた。ザクセンに目をつけられて配給が貰えなかったフィンに自分の食べ物を差し入れなどして、助けたいと思っていた。しかしフィンはそんな主人公に対し、もう来ないでほしいという。ショックを受ける主人公に対し、自分の罪を忘れたわけじゃないでしょう?と問う。フィンは期待をしてしまうと言った。愛していると言ったのに、こうやって自分の元に来てくれるあなたに対して期待してしまうと。愛が分からなくて戸惑う主人公にフィンは、だったらわからせてあげますよと、主人公を抱きしめてキスをした。口内に侵入してくるフィンの舌に自分の舌を絡め取られると、恐怖を感じると共に体が熱くなった。
口を離したフィンは、ずっとこうしたいと思っていたし、ずっと触れたいと思っている、そう思うのが愛だという。だからこれ以上何もされたくなければ帰れというのだ。
しかし主人公は、ここはもう自由恋愛が禁止されている上界ではないと自分に言い聞かせ、フィンのことがやっぱり大切だから、フィンがいう愛を自分なりに理解していきたいと、これから知っていく努力をするといった。驚くフィンだったが、前のような優しい笑顔で、そっと主人公を抱きしめてくれたのだった。
それから二人はちょくちょく会うようになった。フィンはあれ以来無理矢理キスをする事は無くなったが、愛を告げる事を隠さなくなり、主人公の手の甲や髪にキスを落として微笑んでくれた。フィンが修理屋という自分の店をオープンさせたお祝いの時に、酔って転びそうになった主人公を支えてくれたフィンが抱きしめてくれると心臓がドキドキと鳴ったし、そのままそっとフィンの胸に顔を寄せるとフィンからも同じくらいドキドキという音が鳴ってて顔が赤くなった。
しかしそんな甘い雰囲気の中、ザクセンが女を襲おうとしている場面に合い、主人公は女を助けようとしてザクセンに歯向かってしまった。そのせいで主人公はHOUNDSの職務停止となり給与が与えられなくなってしまう。更にザクセンの嫌がらせは続き、フィンの店に難癖をつけ、フィンを殺そうとした。フィンを助けようとした主人公だったが、そのときなんと見知らぬ少年が主人公とフィンを助けてくれたのだ。煙幕みたいなものでザクセンの目を誤魔化し、主人公とフィンを壁の外の下界「リベラリタス」へ連れて行く。その少年はウルリク・フェリエと言い、情報屋だった。更に雇い主であるエルトクリード・ヴァーレンティンの所へ連れて行ってくれた。
エルトクリードはリベラリタスで銀行取締役をしているお金持ち。そんな彼はリベラリタスで地位があるため命を狙われやすく、主人公を護衛として雇いたいと言った。もはやザクセンにも目をつけられ、HOUNDSには戻れない主人公は悩みながらもフィンの後押しのおかげで、エルトクリードの護衛として生きることを決意した。更にエルトクリードはフィンもリベラリタスに住む許可をくれ、二人はとりあえず一晩エルトクリードの屋敷に泊まることになった。
変わり者のエルトクリードの変な気遣いで、二人は同じ部屋に泊まることになった。ベッドが一つしかないため主人公は軽く「一緒に寝よう」とフィンを誘う。そして背を合わせて二人で寝ると、主人公はフィンの背中の温もりを感じ、フィンの事を沢山考えた。
背中から伝わる優しい温もりはいつも自分を見てくれる優しい温もり。なのに自分より肩幅も広くて、体も大きくて、そして保護地区にきてから男らしくて頼りになった。いつも一番に自分を大切にしてくれるフィンを、大切だと思う。
そう思った瞬間、何故か背中に触れていることにドキドキし、緊張してきてしまう。そしてやっと気付いたのだ、それが恋なんだと。
フィンの事が好きだとすぐに口にしてあげればいいのだろうけど照れて言えない主人公は、横になっているフィンに近づき、頬にキスをした。眠れない時母親がよくこうやってくれたんだと言って誤魔化したけど、フィンは驚いて寝付けない様子だった。
そして次の日エルトクリードは自分が持つ家の一つを二人に貸してくれると言った。案内された家は家具までも用意され、エルトクリードの好意にありがたさを感じた。これから二人で暮らすこの素敵な家。上界から保護地区へ、そして保護地区からリベラリタスへ。そんなめまぐるしい中でも二人はずっと一緒にいた。
二人きりになるとフィンは跪き主人公に「俺と結婚してください」と言った。主人公が自分を好きではないとわかっているけど新たな土地で変わらない愛を宣言したかったからだと。だからまだ答えは今はしなくていいと。しかし主人公はもうフィンが好きどからこそ「何故今じゃなくていいんだ?」と聞き返す。驚くフィンに好きと言いたいのに言えない主人公はあの時フィンがしてくれたことをすれば気持ちが伝わると思い、フィンの肩に両手を掛け、唇に口付けた。驚くフィンを床に押し倒して馬乗りになると、前にフィンがしたように彼の口内に舌を入れて気持ちをぶつけた。
ようやく口を離し、今度こそ「好きだ」と言うことが出来、フィンも「愛しています」と、ずっとそばにいてくださいと抱きしめてくれたのだった。
エンドロール後は、結婚して一年の記念日にフィンがお祝いに大好きなハンバーグを焼いていたが、主人公は記念日の事をすっかり忘れていていた。気にしていないというフィンだったが気落ちしている雰囲気がひしひしと伝わり、申し訳なく思った主人公はフィンに「なんでも好きな事をしてやる」と言う。フィンは「あなたと寝たい」と言ったが主人公は寝る事を添い寝だと思っており、まさかと思ったフィンが「赤ちゃんはどこから来るか知ってますか?」と尋ねると主人公は「神官院」だと答え、フィンは衝撃を受けた。
赤ちゃんが勝手に運ばれてくると思ってる主人公に、「寝る」ことは「抱きたい」ということだと伝えると、最近エルトクリードの護衛となってそういう不謹慎な言葉の意味を知り始めた主人公は意味がわかって赤くなる。そしてフィンは主人公を自分の膝に乗せ、愛しているからこそもっと触れたいしその先に行きたい事を話してくれる。いつも穏やかで優しくて大人しいのに、こうやってたまに男の顔をするフィンに、主人公はやっぱりドキドキして身を委ねたい事を伝えると、フィンは「あなたは俺の希望です」と愛を伝えてくれるのだった。


(バッドエンド〜届かぬ声〜)
ウルリクに連れられエルとクリードの元へ行った主人公とフィン。護衛にならないかと誘ってもらったものの、主人公はここでHOUNDSに逆らえば上界との接点が消えてしまうと思いザクセンに話をつけに一人で戻った。しかし案の定ザクセンに捕まってしまい、牢屋に入れられ散々穢した後殺してやると言われてしまい、フィンの元へはもう帰ることはなかった。


(バッドエンド〜最後まで、共に〜)
ザクセンに歯向かったため、フィンと主人公がHOUNDSとザクセンに囲まれる。フィンは主人公を守ると覚悟しザクセンに斬りかかったものの、逆に斬られて死んでしまった。悲しみで復讐しようとする主人公だったが、ザクセンに撃たれ主人公もまた致命傷を負ってしまった。
主人公は最後の力を振り絞り、倒れるフィンの元へ這いずり「最後まで一緒だ」と言って朽ち果てた。


(バッドエンド〜断てない糸〜)
ネルートから分岐。
下界へ訪れた際、HOUNDSになっていたフィンに攫われてしまう主人公。フィンはずっと主人公を愛していたと言い、もう離れないでと狂ったように縋り付いてきた。恐ろしくなり逃げ、更にフィンは下界の男達に襲われる。しかし昔の優しかったフィンを思い出すとどうしても捨てきれず、戻って助けるがフィンはもうボロボロだし、更に主人公も銃で撃たれ倒れた。
もはや助からない主人公を抱えるフィンはずっと一緒にいようと誓った。


(バッドエンド〜帰るべき場所〜)
エルトクリードルートから分岐。
エルトが毒のついた剣でフィンに斬られ傷が治らないため、解毒剤をもらおうとフィンに近づいたが、またエルトのための行動であると気づいて逆上したフィンは主人公をさらい監禁した。
鎖に繋がれ無理矢理キスをされ、俺のものになってと言われ、いつまでも共にいようと仄暗い笑顔で微笑まれるのだった。


(バッドエンド〜渡すべきもの〜)
アダージュルートから分岐。
人を殺しているフィンを見て恐ろしくなった主人公はアダージュに貰った銃でフィンを撃ち殺した。しかしフィンは待ってと言い、かつて他のハウンズに奪われたティステラのペンダントを渡してくれた。ただ、それを渡したかっただけと気づいた主人公は自分のやってしまったことに後悔しフィンを抱きしめるものの、フィンは伝えたい言葉があると言いながら最後まで言えずに死んだ。
そこに現れた他のハウンズに主人公は斬られ、今そばに行って聞けなかった言葉を聞こうとフィンの後を追った。




↓フィンの感想ネタバレ有り↓



〜スチプリ、フィンの感想ネタバレ有り〜
vita版をやったときにもうめちゃくちゃタイプで好きで好きで好きすぎたフィン。今回も最高に好きだったよおおおおお!!!!<●><●>!!!!(興奮)
一応今回も一番最後に攻略したんだけどね、他ルートでもほんっとバンバン出てくるでしょ!?不憫だったり、闇堕ちしたり、執着したりと色んなフィンがいて、そしてどこでも魅力的すぎて、そして救ってあげたすぎるナンバーワンで、他ルートでも私はマジでフィンの胸に飛び込みたかった( ´◡` )(笑)
そんなフィンの本人ルートはこれまた面白い展開ですよね。今まではフィンがハウンズだったのに今回は主人公がハウンズっていうね。この理由も主人公の罪を被るっていう凄い愛を感じて胸が痛い。裁判の時の愛の告白とか寒気するくらい刺さりましたよねー!
そしてそこからの下界は二人の進展がめっちゃウブな感じでじわじわと進んでいくのでときめきがやばい!!初っ端から舌入れてくるチューはエロすぎるのにウブな進み具合だからね、その差が余計にドキドキしますわな。主人公が気持ち伝える時もまさかの押し倒しの舌入れチューだしね!(笑)やるな!!!(笑)
しかしハピエンはいつもの「困った時のヴァーレンティン」が大活躍ですよね(笑)とりあえず迷った時はエルトを出しとけば万事解決です(笑)おかげで金にも困らず良い家と家具貰えたし、綺麗なベッドで初めての添い寝も提供してくれてありがとうございます!!!(笑)
男性のソレを女性のアレに…ってセリフは爆笑したが(笑)
しかしだね、主人公とフィンは結婚したのにまさかの一年もやってなかったという自体。ここで赤ちゃんが神官院から来るというやばい発言再びでフィンが不憫でした。はやくめちゃくちゃにヤッてくれっ!!!(やめて)笑
そしてフィンといえばいろんな方面のバッドエンドで大活躍ですが、エルトからの分岐の監禁闇堕ちエンドは良いね〜〜〜エロいよ!!闇堕ちしたフィンと結ばれるのも個人的にめっちゃ好み!
最後まで〜のバドエンではフィンが恋をした瞬間の話があったので私は主人公のセリフで感動して泣けました(;_;)
届かない〜のバドエンはまさかのザクセンのキスでマジびっくりしたんですけど!!!穢してから殺すとか言ってたんでこれPCゲームだったらやべえ展開だな!?!?<●><●>(笑)その続きを見たかったよ!ザクセンも本当好き!
という感じで相変わらず何もかも素敵なフィンでした。いろんな乙女ゲームやってきたけどフィンはかなり上位でいまだに好きなキャラだなー!結婚して!!!(笑)


スチームプリズン「ユネ・セキエイ」ネタバレ

〜スチームプリズン〜
●ユネ・セキエイ(cv高瀬泰幸さん)
【キャラクターテーマ:希望】 年齢??? / 身長160㎝神に愛された存在『神官』として上界で崇められている青年。神々しく近づくことも恐れがたい雰囲気を出すこともあれば、子供のように無邪気に笑ったりと掴めない性格。
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〜スチームプリズン、ユネ・セキエイルートネタバレ〜
(ベストエンド〜私の時間〜)
両親殺しの罪で下界に落とされる事になった主人公だったが、誤解を解くことすら許されないまま下界に行く事に納得出来ず足掻いていた。すると何故か主人公は下界に落とされず、とある人の元へ連れて行かれる。
その人こそが、あの聖人と呼ばれ不老不死のユネ・セキエイだった。
ユネはなんと主人公を下界に行かせない代わりに自分の付き人として働けと言った。主人公からすれば両親を殺した犯人を見つける絶好のチャンスであり、願っても無い申し出だったのだが、罪人を付き人にするのはおかしいこと。だからこそユネは主人公を付き人にする理由があった。それはユネの願い「自分を殺してほしい」ということにあった。
ユネは不老不死。そのため死なない。だから両親を殺すなど残虐非道な罪を抱える主人公なら自分を殺せるのではないかと思ったからだ。ユネが何故死にたいのかまでは分からなかったが、主人公は一ヶ月以内にユネを殺さなければ、主人公の事を殺すと言われてしまった。
もちろん主人公は殺人などしていないし、ユネを殺す事だって出来ない。けれど一ヶ月の間にどうにか解決する方法を探そうと、付き人になることにした。
しかし付き人になってすぐにわかる。ユネは不老不死である以上に、誰も傷すらつけられない存在であることが。世界に愛されていると言われているユネ、そんなユネに悪意を持つ貧民が毒を盛った花をユネに渡そうとしたところ、なんとユネが受け取る前に花は枯れた。更にその男が直接的にユネに刃物を向け走ってきたが、その瞬間勝手に窓ガラスが割れ粉々になりその男を串刺しにして殺した。
そう、ユネは世界から守られていたのだ。
その事実を知り誰にも殺せないのだと気付くと、だからこそお前に殺してほしいのだと言うユネ。大人びていて、けれど子供のように悪戯な事を言ったり、そして人間らしく沢山ご飯を食べるユネ。思い描いていた聖人のイメージとは違っていて、主人公は彼をもっと知りたいと思っていた。
そんな日々を過ごしていると、ユネは突然下界に行くのでついてこいと言い出した。それは聖人としての奉公のようなもので下界に落とされた保護地区への訪問だった。驚く主人公だったがあっという間に話は進み、二人は保護地区へ行くことになる。ユネは聖人であるためHOUNDSにも丁重に扱われ、保護地区に住む者たちも手を合わせ泣きながらユネを崇めた。更になんと保護地区でフィンと再会することになる。警察官は二人一組で形成されるため、片方が罪を犯した場合もう片方はHOUNDSに勤めなければならないというしきたりがあったためフィンはHOUNDSのメンバーとなっていた。自分のせいでHOUNDSになってしまったフィンに申し訳なくて何度も謝ったが、フィンは前と変わらぬ優しい笑顔で「あなたが無事ならいいんです」と言ってくれた。
ユネのおかげで大切な人との再会をしたが、ユネは保護地区を抜け、本当の下界と呼ばれる場所へ行くと言った。保護地区の壁の外にあるそこは思っていた場所とは違い、賑やかで栄えていた街並みがあった。そしてそこは、大洪水で生き延びた人々が作り上げた街であり、なんとユネの故郷だった。
ユネはそんな故郷にアルセンクライム・フェリエという存在を探しにきていた。しかしアルセンクライムはとっくの昔に死んでおり、その末裔であるウルリク・フェリエに会うことができた。そしてユネはウルリクに「アルセンクライムが持っていた鍵が欲しい」と言ったがウルリクはそんなものは知らないと言った。
そのことからユネはついに、自分の過去を話し始めるのだった。
ユネは道端に捨てられた子供だったが、ケイシャ・フェリエという機械技術者に拾われ、育てられた。ケイシャは有名な鉱石の研究者でアルセンクライムという息子がいた。アルセンクライムは機械技術の方に長けていたが、ユネは鉱石の研究に興味を出し、ケイシャと共に沢山の研究に没頭した。しかしケイシャとユネが登っていた山が毒に侵されていることを知らず、ケイシャは死んでしまい、更にユネも心臓の病気になってしまい生きていられる日はもうほとんど残されていない状態になった。
そんな時アルセンクライムが神の鉱石と呼ばれる「セキエイ」を見つけた。アルセンクライムはそれを売ってユネの病気を治す費用に充てると言ったが幻のセキエイを見たユネは、どうせ死ぬ命だからセキエイの研究をさせて欲しいと言った。それからユネは毎日大切にセキエイを扱い、その神秘の謎の研究に没頭する。するとある日夢の中でセキエイがユネに話しかけてきたのだ。自分は意思がある鉱石だと。そして自分たちをこんなにも愛してくれるユネに死んでほしくないから自分を使って生きて欲しいと言った。セキエイは自ら脈打つ石であったため、心臓の代わりとして働けると言うのだ。だから心臓にセキエイを移植すれば死ぬことはないと言う。ただ、命を操作するには代償がいるという。
その代償がなんなのかわかんなかったが、ユネは生きたいと望みアルセンクライムと共に心臓にセキエイを移植する方法をあみだし、無事成功する。しかしそれからセキエイの声は聞こえなくなり、更に年は取らず、死ぬこともない、不老不死という聖人ユネの誕生となった。
そんな事を話してくれたユネは、もう疲れたのだと言った。みんなみんな自分を置いて死ぬ。軽く400年を越える時を過ごし、もうこんな孤独には耐えられなくて、だから殺してほしいと望んでいたのだ。
だからアルセンクライムが心臓を移植した際、最後に鍵をかけたのを覚えており、その鍵があれば心臓を止められるかもしれないと思った。しかしウルリクやエルトクリードは鍵のことは分からず、結局ユネと主人公は上界に戻ることになった。
上界に戻る前、ユネは言う。残念だったけど、今までここまでついてきてくれた人は誰もいなかったから、ついてきてくれた主人公のことは他の人より好きだと言った。だからまだ主人公を失いたくないとも。
そんなこともあり、ユネは主人公のことを考えることが多くなった。今まで自分に人として向き合ってくれた人など何百年もいなくて、なのに心配して悲しんだり喜んで笑ってくれる主人公を想うと胸が温かくなる‥そう思ったのに、主人公を想った瞬間ユネの胸は激しい痛みを襲い、あまりの痛さに倒れてしまう。何百年も感じたことのなかった痛みに驚くが、ついに死ねる方法を見つけたのだと思った。そう、ユネが生きる代償は不老不死では無かった。ユネが人から愛されることも愛することも触れることもできないのが、代償だったのだ。
400年ぶりにセキエイがユネに語りかける。神の鉱石であるセキエイはユネを愛していたのだ。だからこそユネに自分以外を愛することを許さないという呪いをかけ、生きながらえさせた。
しかし死にたいユネは主人公に、恋人になってほしいと言った。そしてそれから二人は恋人という設定で共に過ごすことになるのだが、ユネは擬似でやっていたのに、主人公が死を恐れずにユネの頬に触れ、温もりをくれる優しさに本当に惹かれてしまっていた。そして主人公もまた、ユネを大切に想っていた。
主人公を喜ばせたくて、両親殺しの事件をもう一度見直してほしいとウォーナー・エヴァンスに申し入れたユネだったが、なんと両親を殺した犯人はウォーナーの息子であるフィッツジェラルドであったため、二人に嵌められたユネは愛という大罪を犯した罪として下界に落とされてしまった。
下界に落とされることも死も恐れてはいなかったユネだったがただ一つ心残りは主人公のことだけ。主人公を愛していた、だからこそ自分がこうなった今無事でいるのかが分からなくて涙が出た。何百年も流していなかった涙を、流したのだった。
下界の保護地区に着くと、セキエイに見放されたユネにセキエイからの保護はなく、保護地区の住民に石を投げられ暴行を受ければ傷つき痛みを感じた。大洪水の時自分だけ逃げてしまったという罪悪感があるユネは、その痛みを耐え続けた。更にHOUNDS内に連れられ、医師のグリッサードに監禁され拘束されてしまった。人造人間の研究をしているグリッサードは前からユネの不老不死に興味があり、格好の餌食だと実験を行なった。セキエイの保護が無くなってもまだ不死が消えたわけではないのでユネはずっと痛みに耐え続けていた。
しかしそこになんとフィッツジェラルドにより下界に落とされた主人公と、ウルリクが力を合わせてユネを助けにきたのだった。更にフィンが現れグリッサードを殺し主人公たちを逃がしてくれたが、フィンはその後ザクセンと交戦し、死んでしまう。
その後無事に逃げられた主人公とユネはウルリクの秘密の場所に来ていた。そこはフェリエ家に代々伝わる秘密の場所だった。そしてウルリクは更に代々伝わる開かない箱をユネに渡す。その箱はユネがアルセンクライムにプレゼントした懐かしい箱だった。
暗証番号を押し開くユネの目の前に現れたのはなんと、心臓の鍵だったのだ。アルセンクライムはずっとユネの不死について心配しており、ずっと先にユネがこれを欲しがった時に渡せるようにと守ってきてくれたのだった。
これでやっと人に戻れるユネは、鍵を回す。そしてずっとしたかったこと、主人公を抱きしめることができたのだ。
この先エルトクリードが二人の面倒を見てくれるといい、ユネはずっと昔にしたかったオモチャ屋さんになるという夢を語った。やっと人になれ、夢を語れるようになったのだと言うユネは清々しい顔をしており、この先この心臓がいつ止まるかわからないけど、愛しているからずっとそばにいてほしいと、主人公の頬にキスをするのだった。


(ノーマルエンド〜残り香〜)
ユネのおかげで主人公の両親殺しの犯人がわかり、無罪となった。このままずっと一緒にいられると思ったのにユネの不老不死の力がなくなってしまう。主人公は最後まで寄り添う決意をし、そして徐々に弱っていくユネを支え、キスをして最期を看取った。
聖人の死に上界は一時混乱したが、主人公はユネに助けてもらった命を人のために使おうと、父の跡を継ぎ政治家に。
忙しく走り回る中、たまにふとユネの好きだったチョコレートの匂いがし、まだ忘れられないあの人を想うのだった。


(ノーマルエンド〜また、会おうね〜)
↑残り香のルートでユネを生かすためにお別れを選んだ主人公。
付き人の人を任を解いてもらい、主人公は剣の道場を開き、独身を貫いて生きた。
愛する主人公と共に生きたかったけれど叶わぬならと、この世の人のために尽くすことで、主人公への愛になると信じたユネは政界を洗い直し世はより良いものとなっていく。
そして数十年が経ち、主人公は寿命で息を引き取った。まだ温もりが残る動かない主人公にお別れをしに来たユネは手を握り涙を流す。
お前が生かしてくれた命で人々を守っていくと、いつかきっとそっちへ行くから、また会おうと微笑んで。


(バッドエンド〜待ち焦がれた結末〜)
ベストルートでグリッサードに拘束されたところから分岐。
薬を打たれ死なせないように拘束されたまま生かされているユネを見つけたウルリクが機械を壊してくれて、ユネはついに死ぬことができた。


(バッドエンド〜罰〜)
恋人になってと言われたが、法に反すると拒否するとユネに刺されてしまって死んだ主人公。
好きになりかけていた主人公が死んだことで胸が痛むものの、結局ユネは死ねず「実験に付き合ってくれてありがとう」と告げてまたいつもの長い生が始まった。


(バッドエンド〜果たされた約束〜)
下界に行きアルセンクライムに合わせて欲しいとウルリクに頼むところから分岐。
ユネだという証拠を見せろと言われユネは主人公に自分を殺せない証明をしろと、約束を今果たせと言った。
そして約束通りユネに剣を向けたがやはり殺すことはできず自分の腹に飛んできた剣で刺されて死んでしまった。
あっけない終わりだが、約束を果たしてくれてありがとうとユネは静かに主人公の瞼を閉じた。




↓ユネ様の感想ネタバレ有り↓



〜スチプリ、ユネ様の感想ネタバレ有り〜
前回ももちろんプレイしたユネ様ですが、相変わらず見た目がめっちゃ可愛いのに落ち着いている口調の雰囲気が厳かな感じで素敵でした。
そんなユネ様、忘れていたけどそう!触れない人でしたね!なんと不老不死どころか危害を加えることも出来ないので触った人が死んでしまう!これは本当に怖いですよね〜間違ってぶつかったら体木っ端微塵やで(笑)
そんなユネ様は死にたいのに死ねなくて、主人公に殺してほしいと頼むんだけど、殺すのではなく恋をすることで死ぬことができるかもと気づくわけでね、この「死ぬための恋」ってめちゃくちゃ切ないなって胸痛くなったんですが、それ以上に主人公が傷つくかもしれないのに迷いなくユネ様の頬に触れた時はめっちゃ感動して泣けました(;_;)何百年も感じなかった温もりに胸が痛くなるのは嬉しさの痛みだよね(;_;)
しかしその後、セキエイの保護がなくなってからの保護地区の人たちのリンチ酷すぎません!?あんなにボコす!?(Σ○Д○;)ユネ様悪くないじゃん!更にそこからあの変態のグリッサードの餌食に…そこですぐエンドロールだからめっちゃ不安しかなかったよね(笑)
しかし主人公、刺されたのに割とピンピンしてましたね(笑)よく生きてたなってくらい端折られてたけども(笑)
あとはノマエンの残り香〜の方はなんとフィンが主人公の秘書に!ノマエン系はちゃんとフィンも上界に戻ってるからいいよね!だってハウンズ体験してからの上界パターンは他にないからね…彼は闇を抱えて生きていくのか、はたまた忘れて生きていくのか…政治家になった主人公と結ばれればいいけどね!
あとバドエンの罰のやつ、あのアッサリ感酷いよ!(笑)まぁ不老不死で今まで沢山の人の死を見てきたから仕方ないと思うけど!
という感じで、ハピエンでは玩具屋さんを営むということになって、この先は平和に長く生きていければいいですよね!頼りになるエルトクリードさんの金に散々甘えて生きていこっ!(笑)


スチームプリズン「イネス・ハインリヒ・ハイネ」ネタバレ

〜スチームプリズン〜
●イネス・ハインリヒ・ハイネ(cv君嶋哲さん)
【キャラクターテーマ:不屈】 年齢29歳/身長180㎝下界の保護地区を管理するHOUNDS(ハウンズ)の副リーダー。人望はあるが生真面目で頑固なため、粗暴な人間が多いHOUNDS内では浮いた存在。医者であるアダージュと交流がある。
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〜スチームプリズン、イネス・ハインリヒ・ハイネルートネタバレ〜
(ベストエンド〜『HOUNDS』〜)
警察官になろうと思ったきっかけ…それは幼い頃母親からもらったペンダントを失くしてしまい、暗くなっても一人で外で探していた所、それを見つけれくれて優しくしてくれた警察官に憧れたからだった。
そんな憧れの職についたのに、下界に落とされ、保護地区で暮らすことになった主人公。メルロー、リエリス一家に助けられ生きていけたものの、なんとメルローとリエリスは元リエリスの恋人である男に殺害されてしまった。元恋人はリエリスとの将来のために壁の外で暗殺者として働き、リエリスを幸せに出来るくらい金を貯めて保護地区に戻ってきたのだが、リエリスがメルローという他の男の子を産んでいるのを見て逆上して殺してしまったのだ。
とても優しくしてくれた二人の死に、主人公は深く悲しんだ。そんな時、事件解決のためHOUNDSとしてやってきたのがイネス・ハインリヒ・ハイネだった。
イネスはザクセンの部下でありHOUNDSの副リーダーであったが、凶暴なザクセンや他のHOUNDSとは雰囲気が異なり、落ち着いていて真面目で穏やかな男性だった。そのため他のHOUNDSのメンバーよりは近寄りやすかったし話しやすかったが、その性格のせいでHOUNDSからは異端者だと思われていた。
そんなイネスに今後のことを相談したところ、保護地区では家主を失った家を使っていい規則があるといわれ、申し訳なく思いながらも主人公はリエリス達の家に住むことになった。更に職を探し続けても全く見つからないことを知ったイネスが、自分に勉強を教えてくれる代わりに金銭を払うと言った。上界にいた時略農家の家に育ったイネスは、貴族ではなかったため存分に学ぶことが出来ず知識が欲しかった。そのため貴族出身の主人公になら沢山の事を学べると思ったのだ。しかもイネスは政治に興味があり、主人公の父が政治家であったこともあって特に都合が良かった。
それからイネスとの師弟関係が始まった。
HOUNDSの仕事が忙しいイネスはちゃんとした予定が立てられなかったものの、数日おきに主人公の家に来て勉強をした。最初は無愛想だと思ったイネスの印象だったが、真面目で不意に笑うと可愛らしく、そして優しい男だと気付いた。勉強の合間にたわいもない話をし、料理が得意だというイネスに料理を教わったりもした。お嬢様として育ち何も知らなかった主人公にとって刺激的な毎日で、そして大人で優しいイネスのそばは心地よく、主人公はイネスに特別な感情を抱いてることに気付いた。
しかし11歳も年上のイネス、彼にとって主人公は意識されていないのだと痛感することが多かったが、不意に頭を撫でられたり、微笑みかけられたり、そんなことでまた心は踊り、上がったり下がったりする気持ちに翻弄されながらも、初めての感情は嫌なものではなかった。
しかしなんとイネスは上界に戻ることになってしまう。下界に落とされたものが上界に戻るには沢山の申請に通過し、そしてリーダーであるザクセンの協力なしでは出来ないもの。イネスは過去に警察官であった時のパートナーが自殺をしてしまったため、HOUNDSになることになってしまったのだが、そのパートナーは自殺ではなく他殺であると睨んでいたイネスはその真実を掴むためにずっと上界に戻る事を願っていた。そのために必死にザクセンの言うことを聞き、心を殺し、猟犬として罪なき人を何人も殺した。そんな罪を背負いながらもどうしても真実を知りたかったのだ。
しかしもう会えなくなってしまうことにショックを受ける主人公は、自分も両親を殺した犯人を見つけるために上界に行きたいと、連れてってほしいとイネスに頼んだ。イネスは自分一人が行く申請すら大変だったのに、主人公を連れて行けば更なる危険が伴うと悩んだ。しかもこのままここにいれば主人公の命は保証される、しかし罪を重ねれば命すら危ないかもしれない。ここ数日主人公と過ごし、主人公がとても強く良き人間であると確信していたイネスはとても悩んだ。しかし、見捨てることはできず、自分に命を賭ける覚悟はあるかと主人公を抱きしめ、頷く主人公を上界に連れて行くことにした。
HOUNDSの制服に身を包み、髪を短く切り、自分を偽りながらイネスと共に行く主人公だったが、上界行きのエレベーターの前でザクセンにばれてしまう。しかし諦められない主人公はザクセンに決闘を挑み、自分が勝ったら見逃してほしいと言った。ザクセンは決闘を受け、そして主人公は勝った。しかしザクセンは命を取られるくらいならと、なんと自害した。
その後二人は上界に無事に行くことになったが、イネスのパートナーの真相を暴くために議会を見学することになる。イネスの調べで、パートナーの死は政治家が関わっているということだったからだ。そこで主人公は見知った顔を見つけた。それはかつての婚約者であり今は立派な政治家となったフィッツジェラルドだった。婚約は破棄されたものの、彼は昔からとてもよくしてくれた存在。そのため信用出来ると思い、彼に全てを打ち明けることにした。しかしフィッツジェラルドはなんと、主人公の両親を殺した犯人だったのだ。理由は父親に命じられたから、父親が何故両親を殺したかったのかは分からないが、フィッツジェラルドは父親の言いなりであり、優しい見た目とは裏腹に悪党で下衆な男だった。真相を知った主人公は怒り狂ってフィッツジェラルドを殴ってしまい、それでまた警察官に捕まりそうになるが、なんとそこにユネ様が現れ、二人の会話を全部聞いていたためフィッツジェラルドが犯人であることを証言してくれたのだ。
一方、イネスはイネスでパートナーの真相を追っていたが、かつての上司コルドア・ハッセにより殺されそうになっていた。そう、パートナーは政治家の悪行を暴露しようとしていたため口封じとして警察官達に殺されていたのだ。そのためイネスのこともまた口封じしようとしていた。しかしそこに現れた主人公と共に戦い、コルドアたちを倒すことができた。
ユネ様に呼ばれた二人は更に真相を知ることになった。イネスのパートナーが調べていたのは政治家による人身取引だったこと。フィッツジェラルドの父が裏で手を引き、下界に落としたい人物をわざと罪を着せ、落としていたのだ。その手引きをしていたのはなんとHOUNDSの医師グリッサードだった。
結局、保護地区でのHOUNDSの体勢も、上界での警察官の体勢も同じだった。都合が悪ければ黙らせ、そしていいように従わせる。その真実を知り、イネスはHOUNDSを秩序あるものに導こうと決め、HOUNDSのリーダーとしてまた自ら下界に行くことを決意した。けれど一人ではまた無茶をしてしまうかもしれないと、信頼できる主人公に一緒に来てほしいと言い、主人公はついて行くと宣言した。更になんとイネスはかつて主人公のペンダントを見つけてくれた、あの警察官だということが分かった。自分が警察官を目指そうと思ったきっかけの張本人を愛し、これは運命なんだと思えた。
そして二人はまたエレベーターに乗る。けれど主人公はこのままではいけないと、自分の気持ちを話すことにした。イネスのことを一人の男性として愛していることを。それを告げると驚くイネスだったがイネスもまた上界出身であり恋を知らなかったためよくわからないが、主人公を想うと大切でずっとそばにいてほしいと思えるし魅力があると思った。それこそがきっと恋なのだと思えたイネスも「俺も君のことが好きだ」と言ってキスをしてくれた。
そしてイネスはHOUNDSのメンバーたちの目の前に立ち、リーダーになり秩序ある保護地区の生活を目指すことを宣言。そして主人公を新たにメンバーに入れ、支えてもらうことを話した。すると主人公を見つけた男が一人、そう、フィンだった。HOUNDSになっていたフィンはようやく見つけた主人公を前にし、涙を流して喜んだ。その姿を見た他のメンバー達は笑い声をあげ、それを見ていた保護地区の人々はHOUNDSが平和に笑うことにぎょっとしていたが、その笑い声を聞いた主人公はきっと未来は明るいと思えた。
エンドロール後は、かつてのリエリスの家で暮らす二人。ただいまと帰ってくるイネスに駆け寄る主人公を、抱き上げてキスをしてくれる。幸せになれると思っていなかったイネス。けれど幸せを望んでいいと教えてくれた主人公に、永遠に愛を捧げようと誓った。


(ノーマルエンド〜常に忠誠を〜)
ベストルートのフィッツジェラルドやコルドアの悪事を暴いた後から分岐。
ユネのおかげで全ては解決し、二人は正式に上界へ戻れることに。更にイネスは警察官として復職し、主人公にパートナーになってほしいと言った。それは所謂、恋愛対象として見られていないと言う証。しかしどうせ上界にいるならばこの気持ちは封印しなければならないものだと覚悟し、主人公もまた警察官として復職する決意をする。
この想いは永遠に胸の中にしまい、その気持ちを忠誠に変え一生共に居ようと決めた。


(バッドエンド〜猟犬の牙〜)
イネスと共に上界へ行くところから分岐。
イネスが盗んだHOUNDSの制服に身を纏いイネスを待っていた主人公だったが、ザクセンにバレてしまいイネスは投獄され、主人公は殺されてしまった。
ザクセンは牢の中にいるイネスに血だらけの制服を渡し、主人公がどうなったかに気づいたイネスは怒号し、自分の選択を後悔するのだった。


(バッドエンド〜冷たい血〜)
イネスと共に上界へ訪れた後から分岐。
フィッツジェラルドに頼って助けてもらおうとしたが、なんと両親を殺したのがフィッツジェラルドであり主人公もナイフで刺されてしまった。
血が流れもう助からない感覚に陥りながらイネスに伝えたかった言葉が言えなかったことを後悔して死んだ。


(バッドエンド〜『ローゼライト』〜)
アダージュルートから分岐する。
グリッサードに捕まり投獄された主人公。アダージュはグリッサードに加担するふりをして様子を見ていたがこのままでは埒があかないと思い、イネスに頼み、グリッサードの悪事を告発。残虐な行為を咎められ、ザクセンの手によりグリッサードは処刑された。
そして主人公はイネスの手で釈放され自由になれたが告げられたのは「今朝、グリッサード・ローゼライトとアダージュ・ローゼライトは同じ罪で処刑された」とのこと。アダージュは同じ罪だと名乗り自らも処刑されたのだ。
ショックを受け涙を流す主人公を抱きしめてくれたイネスは主人公のことをアダージュに頼まれたから頼って欲しいと言ってくれた。
その後、主人公はあの家でアダージュのあとを継ぎ、医者見習いとして生活している。イネスはたびたびやってきてくれて様子を見にきてくれた。
本当は生きてもっと沢山のことを教えて欲しかったけれど、生かしてくれたこの命を大切にしようと誓うのだった。




↓イネスの感想ネタバレ有り↓



〜スチプリ、イネスの感想ネタバレ有り〜
vita版ではかなり好きだったイネスさん。今回もやっぱり素敵でしたし、何よりイネスハインリヒハイネってめっちゃ何回も言いたくなる名前よね(どうでもいい?)笑
そんなイネスさん、ハウンズの軍服みたいなやつもめちゃくちゃ似合う堅物な喋り方で、相変わらず真面目な男なわけですが、よく考えたら主人公との年齢差はほぼ一回り!実はかなり離れてるのね!見た目わけぇな!
そんな歳の差もあって割と序盤から金払いもいい(笑)大人で落ち着いてて、そんな大人の男に優しくされたらやっぱ誰でも恋しちゃうよね。しかもこんなに辛い保護地区で一人ぼっちの時にこんな頼れる人が現れたらさ、好きにならないわけないじゃん!?主人公もめっちゃ恋する乙女になってて凄い可愛いルートですよね!なのでスィアの名前を聞いた時、女の影にドギマギする感じ、マジで恋って感じでとても良いですよね。胸痛だし!
あとはこのルートだと上界に行くことができるのでね!上行ったり下行ったりのドキドキの展開で、そこに連れて行ってくれる時も「俺と共に死にたいか」ってセリフがめっちゃかっこよくてときめいたーーー!!背中を任せる相手ってのもいい!
そして何より、これね!そう!なんとイネスさんは主人公が警察官になるきっかけを作った存在だったっていう!これはマジで運命だよね!運命キャラすぎて恋が加速し、なんと車内でチュー。めっちゃときめき!主人公が自ら告白するのも可愛かったしね!
しかしだね、ハピエンそのチューやら最後の抱きしめやらめっちゃいいんだけど最後の最後で出てくるフィンやばくない?あそこで再会、そして泣くフィン、セリフ噛むフィン、周りに「あいつあんなんだったか?いつももっとおっかないよな」と言われるフィン、愛しすぎんだろ…(ToT)(笑)そこで出しちゃうとまたフィンへの愛が加速するからやめて(ToT)
まぁでもこの感じならきっとフィンもこれからは穏やかに暮らせるのかな…。
あ、あと!ハピエンでイネスはリーダーになったのに何故ハウンズ服が黒じゃないの!?!?それ期待してたからショックだったよー!絶対似合いそうなのに!
それとバッドの猟犬のやつはイネスが初めて怒号したのでめっちゃ切なかった(;_;)
忠誠〜のノマエンの方は主人公の恋が永遠に実らずパートナーになるというやつなので以前のフィンの立ち位置に主人公がなるんだなぁとなんか感慨深かったしね。でもそれはそれで幸せなのかな?
という感じで正に運命なイネスさん!めっちゃ素敵でしたね!エンド後のやつはどれもそれもとにかく甘くて素敵でしたし!良かったよー!


スチームプリズン「アダージュ」ネタバレ

〜スチームプリズン〜
●アダージュ(cv古川慎さん)
【キャラクターテーマ:節制】 年齢26歳/身長175㎝HOUNDSが管理する保護地区の外れに住む医者。無愛想だが面倒見が良いため、周囲の人々からは慕われている。とある罪を犯し下界へ送られた。
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〜スチームプリズン、アダージュルートネタバレ〜
(ベストエンド〜オレを捧ぐ〜)
下界へ落とされ、保護地区でリエリス達に助けてもらって暮らしていた主人公。しかし栄養失調で倒れそうになってしまい、そこに偶然通りかかり助けてくれたのがアダージュだった。
アダージュは元医師であり、保護地区で医者という仕事をして金銭を受け取っていた。無愛想で無口な割に心優しく、弱っている人を放っておけず、主人公がお金がなくても助けてくれた。
そんな時、世話になっていたメルローとリエリスが誰かに殺されるという事件が起きた。その場に偶然居合わせたアダージュは二人を助けられなかったことをとても悔やみ、罪悪感からなのか、行き場をなくした主人公を住み込みでアダージュの助手として雇うといった。主人公は結局、今までもリエリス達に頼り、そしてまたアダージュに頼らなければ生きていけない自分の不甲斐なさに悔しい思いをするものの、今は生きて両親の仇をうつことを考えようと前向きに頑張ることにした。
そしてアダージュの世話になることになった主人公。アダージュの家は保護地区から離れた郊外にある大きな家だった。庭では薬草や野菜を家庭菜園として作り、家の中は医療器具が沢山あった。そしてアダージュはとても綺麗好きな上に、趣味が掃除というほどの人だったので家の中はチリひとつない清潔な場所だった。
今まで保護地区の汚い空気で過ごしていた主人公はその清潔さに驚き、掃除の手伝いを申し出るものの、アダージュは趣味は渡したくないと断固拒否した。
しかし助手として雇われたものの、医療に詳しくない主人公が手伝えることなどなく、更に掃除もしてはいけないと言われ、結局与えられたのは庭の草むしりだけだった。ただ、アダージュは料理がとてつもなく下手だったので、主人公は料理を覚えて役に立とうと決意した。
アダージュは腕のいい医者だったが、保護地区の人間には安値で診察をしていた。しかし保護地区の塀の外である下界にたまに訪れ、そこにいる金持ちの診察をし、大金を稼いでいたため金は持っていた。主人公も下界に連れて行かれ、何地区かに別れている中のリベラリタスという地区に連れて行ってもらえた。リベラリタスはとても豊かで発展した街だった。連れて行ってもらった料理店の料理はとても美味しかったし、人々は活気に溢れて楽しそうに暮らしていた。今まで持っていた下界のイメージが全て壊れていく瞬間だった。
アダージュもまた元のイメージとは違っていて、冷徹で無愛想だと思っていたのに本当は貧しい人に優しくて、そして少し悪戯好きで子供っぽい人。彼を知るたびになんだか主人公の胸はざわつき、彼が近くにいると戸惑ったりもした。その初めての感覚が分からなくて主人公は思い切ってアダージュに正直に話すことにした。アダージュのそばにいると胸がざわざわし、鼓動が早くなり、どうしたらいいか分からなくなると。それを聞いたアダージュは目を見開き驚くが思わず吹き出しながら「お前は俺のことが好きなんだ」と言った。自由恋愛が禁止されている上界に住む主人公にとって意味がわからなかったが、アダージュはなんとそんな主人公にキスをした。こう言うことをしたいのが、好きだと言うことだと。しかしアダージュ本人も未だかつて好きと言う感情を持ったことがないため、主人公を嫌いではないが好きかはわからないと言った。そんな二人は奇妙な関係になるが、お互いが感情に乏しいため結局そのまま関係は変わらず、いつも通り暮らしていくのだった。
しかしそんなとき、HOUNDSの医者であるグリッサードが主人公を食事会に招待してきた。何を気に入られているか分からないが、グリッサードは主人公を気に入っているようだった。しかしその話を聞いたアダージュはなんとグリッサードは自分の父親だと話したのだ。
アダージュが下界に来たのは父親であるグリッサードを探すためだった。子供の頃母親が病気で死んでしまってから帰ってこなくなった父。そんな父だったが、母親が生前「自分が死んだら父さんを助けてほしい、父さんを救ってあげてほしい」と言っていたためグリッサードが帰ってくるのをずっと待っていたが帰って来ず、その後養護施設で育ちながら父親を探すきっかけになればと思い医者を目指し勉強し、本当の医者になった。しかし父親がもう上界にいないと知り、自ら罪をかぶって下界に降りてきたのだった。
しかし下界で会ったグリッサードはアダージュを見ても全く反応がなかったと言う。それはわざとやっているのか、それとも大きくなったためアダージュだと気づかないのか、その真実を知るのが怖くてアダージュは今までグリッサード本人に真意を取れなかった。
しかしそれでは前に進めないと思う主人公は食事会にアダージュを連れていくことにした。そして親子だと分かればきっと二人は手をとって生きていけるだろうと。しかし現実は違った。グリッサードに「あなたの息子のアダージュです」と言ったが、グリッサードはそれを知ってもなお、劣性であるお前などいらないと言ったのだ。
ついに面と向かって言われてしまった真実に、アダージュは落ち込み、そしてふさぎ込んでしまった。
それからアダージュはずっとベッドから起きてこない日々。診療所も開いていないため、頼りにしていた保護地区の病人たちはとても困っていた。それを見た主人公はどうにかアダージュに元気になって欲しくて何度も励ますものの、なんとアダージュは「出て行け」と主人公に金を渡して追い出してしまった。
アダージュは本当は主人公を好きになっていた。しかし父親のためだけに生きてここまできたのにそれを無くしてしまった今、もうまともに生きていける自信がなかった。だからこんな自分といても主人公は幸せになれるはずがないと、主人公のためを思って追い出した。
しかし出て行った主人公はなんとグリッサードに攫われてしまう。そう、グリッサードには目的があった。それは主人公の特別な血。
グリッサードはなんと保護地区の住民を殺し、気に入った体の一部を取り、繋ぎ合わせ、人を作っていた。それは昔グリッサードの妻が死に、大きな存在を失って廃人のように生きていた時に、医者としてちゃんと働けなくなっているグリッサードに上から移動の通知が来て、グリッサードは上界で必要とされずに生まれた未熟児を廃棄処分する施設に配属されていた。そこで毎日未熟児を殺すうち、この体は何か役に立たないのかと考え、使える体の一部ずつを集めて一人の女の子を作った。その子の名は「プリシラ」。グリッサードが愛情を込めて作ったプリシラはなんと命を宿した。そのためグリッサードは娘だと思い沢山の愛情を注いで育て大きくなったものの、自我が芽生えたプリシラが外に興味を持ったので外へ連れていくと外気が体に合わず死んでしまった。とてつもないショックを受けたグリッサードだったがプリシラの心臓と脳がまだ無事だったため、新たな体を作ろうと決意した。しかし施設には赤子しか送られてこないため、大きくなったプリシラに合う体を探すために自ら下界に落ちたのだった。
そして今、沢山の人を殺し作り上げたプリシラ。しかし彼女はただのつぎはぎだらけの死体。肉は腐り、動かない。けれどグリッサードプリシラを動かすために最後に主人公の血が欲しいと言った。
その頃アダージュは、主人公がグリッサードに攫われたと知り、主人公を助けるためにHOUNDSへ乗り込んだが、銃を持つグリッサードに対抗できず、主人公をどうにか助けるためにわざとグリッサードの味方のふりをした。医者である自分ならきっと、プリシラを生き返らせる手伝いができるから手伝わせてほしいと。嘘だと分からない主人公は絶望の中牢に監禁されるが、アダージュは主人公に「好きだ」と告げ、絶対に助けようと決意する。
そしてついに隙を見て、プリシラに火を放つとグリッサードは発狂し、プリシラを助けようと覆いかぶさり共に死んだ。
本当は父親のことも助けたかったアダージュ。けれど助けられなかった。それでも主人公は生きている、だから主人公のためだけに生きていこうと決意した。
主人公を連れて家に戻ったアダージュは騙していたことを謝り、償いとして主人公のためになんでもすると言った。主人公を好きだけど、父親のせいで主人公はこの下界にきてしまったし、両親を死なせてしまったため、そんな奴の息子を許さないと思うから、振り向いてもらえなくてもいいから、支えていきたいと。
本当は主人公もアダージュを憎みきれず愛していたが、まだ答えは出せずに、彼の言葉を受け入れた。
しかしアダージュはグリッサード殺害の罪でザクセンの手で公開処刑されることになる。罪を受け入れるというアダージュはアッサリと殺される覚悟をしたが、イネスの提案で、グリッサードがいなくなった穴としてHOUNDSの医者として働かせればいいと言った。そのため命が助かったアダージュは主人公を助手としてHOUNDSに連れ、働くことになった。
HOUNDSの医務室はグリッサードが働いている時のまま。死んでしまった彼の私物もそのままだった。そこで大切にしまってある何かを見つけた二人は驚いた。なんとそこにはグリッサードとアダージュとアダージュの母が並んでいる肖像画が入っていたのだ。息子なんかじゃないと捨てられたアダージュだったが、これをしまって持っていたグリッサードを思うと、これからもきっと幼い時に憧れた父の姿を思い出してしまうのだろうと、心に深く刻み込んだ。
エンドロール後は、一年後の二人。アダージュは主人公に告白してからずっと好きだと伝えてくれたが、別に無理強いもすることもなかったため二人は医者と助手のままの関係だった。一年前はまだ心の整理が出来てなかった主人公だが、逆に何も行動をしてこないアダージュに、ヤキモキしておりついに自分からアダージュを好きだと言った。驚くアダージュは結婚してほしいと言うと、主人公は照れで「結婚してやる」と可愛げない返事をする。そんな主人公に対して「可愛くないな」というアダージュだったが、そんな可愛くないところも愛しているのだと言い、正式な言葉で結婚してくださいとプロポーズしてくれるのだった。


(バッドエンド〜揺らぎ、消える〜)
↑上のルートでプリシラを燃やした後から分岐する。
燃やして逃げようとしたものの、HOUNDSに捕まってしまい、またグリッサードの元へ連れてこられたアダージュと主人公。今度こそ逃さないというグリッサードに血を抜かれ主人公は死に、アダージュもまた殺された。


(バッドエンド〜おやすみ、助手〜)
アダージュの仕事道具の調達にリベラリタスへ行ったが、悪党に襲われアダージュを庇った主人公が撃たれてしまう。
もう助からないほどの怪我に悲しむアダージュはせめて苦しまないようにと眠るように死ねる薬を打ち、来世ではきっとまともに生きられるようにと願いながら目を閉じた。


(バッドエンド〜「劣性」〜)
グリッサードに捕まってしまったアダージュと主人公。
グリッサードは本当は愛していた人がいたが自由恋愛は禁じられていて結ばれることができず、アダージュの母のことも愛してなかったし、むしろアダージュも母もどちらも自分の愛を不幸にさせた憎しみの対象だと言い、最後に役に立てとアダージュを撃ち赤い目玉だけは有効活用すると言ってくり抜いた。
拘束され目をくり抜かれるアダージュの絶叫が聞こえる中、主人公は痺れ薬で動けなくされ、そして血を抜かれて意識は消えた。


(バッドエンド〜ついてこい〜)
イネスルートから分岐する。
イネスが上界に行くためお別れだと言って去ってしまった。ショックで落ち込んだ主人公を見つけたアダージュは「それなら俺の助手になるか?」と新しい仕事をくれた。
頼りになるアダージュの背中を追いかけながら遠い遠い上空を見上げ、もう会えないイネスの幸せを願った。




↓アダージュの感想ネタバレ有り↓



〜スチプリ、アダージュさんの感想ネタバレ有り〜
もちろんvita版でもクリアしたアダージュさんでしたが、前回プレイした時よりも今回かっこよく見えた気がします!
そんなアダージュさん、無気力系の雰囲気でわざと棒読みみたいな口調にしてると思うんだけど、そのテンションの低さの喋りからの真顔ツッコミと低めのギャグが面白く、主人公がそれにズバズバ言うのがテンポ良くて結構笑えました!
恋愛に余り興味ないけど知識はあるアダージュさんなのでストレートな物言いに、子供のような主人公は翻弄され、真面目な顔で「とんでもなくエロいこと」とかって会話もするから微笑ましくアホで可愛い二人。その二人がワイワイ楽しく生活するのは本当見てて楽しかったんだけど、後半のグリッサードさんの話になってからはかなりきつかったですねー(Σ○Д○;)
全然息子だと気づいてくれないグリッサードさんとアダージュさんをどうにか和解させてあげたい主人公はとっても頑張っていたと思うんだけど、グリッサードのためだけに生きてきたアダージュがハッキリと拒絶された時はマジで辛い!!可哀想だし、その後の主人公の怒鳴りの台詞にも泣けました(ToT)主人公に嘘をついて牢屋に入れた時も切なくて胸痛くて泣けたし(ToT)
だから最終的に吹っ切れたのは良かったんだけどさ、あれだけ好きだと言ってくれたアダージュさんなのにさ、グリッサード殺害の容疑者として処刑するって言われて速攻オーケーしたのなんなん?(笑)あんた一生支えるって言ったよね!?!?!?なにあっさり死のうとしてんの!?!?(笑)あの時は「え、ちょ、まっ」ってなったよそりゃ(笑)主人公も「え、ちょ、まっ」ってなったみたいで追いかけてったじゃん!!(笑)
そのあとイネスさんのおかげで助かったけどあれ無かったら本気で死んでたよね?(Σ○Д○;)終わりよければすべてよし、ではネエ<●><●>(笑)
まぁそのあとの伝説のセリフ「めちゃくちゃ抱きたい」ってやつでときめきで死んだけどよ!!(笑)しかしめちゃくちゃ抱きたいと言ってるその場所でフィンもグリッサードプリシラも死んでいる( ´◡` )(笑)
そうそう!!フィンよ!!このルートのフィンがまた辛い(ToT)でも暗黒すぎてかっこいい(ToT)どのルートでもいつも色々活躍しますよね…
あと劣性のバッドエンドやばくないですか?(Σ○Д○;)生きたまま目を抉られたアダージュさん…痛そうすぎてゾッとしたわ(ToT)
という感じで色々言ったけどアダージュさんは子供の頃は苦労したし、これからは幸せになってほしいね!
早くめちゃくちゃに抱いてとんでもなくエロいことをしてくれぇ!!!(笑)

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スチームプリズン「ウルリク・フェリエ」ネタバレ

〜スチームプリズン〜
●ウルリク・フェリエ(cv高塚智人さん)
【キャラクターテーマ:賢明】 年齢18歳/身長168㎝
神出鬼没な情報屋。エルトクリードとは腐れ縁らしく、個人的に依頼されることが多い。飄々とした性格で皮肉屋。ある理由から上界出身者を嫌っている。

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〜スチームプリズン、ウルリクルートネタバレ〜
(ベストエンド〜僕だけの物語〜)
両親殺害の罪を着せられ下界堕ちした主人公が保護地区で仕事先がなく困っているところに、仕事を持ってきてくれたのがウルリク・フェリエだった。
保護地区ではなく下界に住むウルリクは口が悪い情報屋。雇い主であるエルトクリードが主人公を自分の護衛に雇いたいため、ウルリクに主人公を連れて来いと依頼したのだった。
下界の中の一つであるリベラリタスと呼ばれる地区はエルトクリードが代表として統治している地区だった。裕福な家に生まれたエルトクリードは銀行の頭取もしており、常に誰かに命を狙われているため主人公に守って欲しいということだった。以前主人公が一度下界に来た時にザクセンとの決闘を見て、主人公の騎士のような強さと美しさに一目惚れし、エルトクリードは主人公を「騎士様」と呼んだ。
他に仕事もなく行くあてもなかった主人公はエルトクリードの護衛になることを決意。真面目で馬鹿正直である主人公は、エルトクリードに跪き忠誠を誓った。そんな純粋な主人公に、エルトクリードは益々気に入った様子だったが、ウルリクは主人公を嫌っていた。
理由は、上界出身だから。ウルリクは上界の者を何故か毛嫌いしていた。そのため主人公がエルトクリードの屋敷で暮らすようになって何度も顔を合わせるが、ウルリクはいつも主人公に意地悪なことを言った。ハッキリしていてズバズバと嫌なことを言ってくるウルリク。そんな彼に対し失礼だと思いつつも、主人であるエルトクリードがウルリクを信頼し、そしてウルリクと仲良くしてほしいと言ったため、主人公はウルリクを信じようと思った。
今日も嫌味をたくさん言うウルリクに「ウルリクさんを信じようと思う」と言うと驚くウルリクだったが、その真っ直ぐな主人公の心に、ウルリクの心もわずかに変わっていることに気づいていた。
ウルリクの性格が悪い理由、それは人を信用出来ないことにあった。ウルリクは昔母親と二人で暮らしていたが、母親が亡くなってしまい一人になった。しかし死んだと言われていた父親が生きていると知り、父親を尋ねたところなんと父親が裏切り実の子であるウルリクを売ったのだった。そしてそのまま父親は逃げた。そんな過去を持つウルリクだからこそ人を信用出来なかった。
更にウルリクには裏で通ずる存在があった。それは「ラファール」という組織のボスをする「バイス・ガヴィーゼル」という存在だった。ラファールとは上界を憎み、上界をぶち壊すと言う野望を掲げている組織で、そのボスであるバイスはウルリクの「フェリエ家」の存在を崇めていた。
フェリエ家はかつて下界が大洪水に飲まれた際生き残った数少ない家柄で、しかも災害の後に沢山の発明をし、下界を支えてきた家だった。そして銃を発明したのもフェリエ。なのに資金を出したヴァーレンティン家が銃の始祖であると周りは思い、それを好いていないのがバイスたちだった。そのため、フェリエ家の血を引くウルリクを「始祖様」と崇めていた。
ウルリクは人とつるむのは好きではなかったが、バイス達にちやほやされるのは悪い気はしていなかった。それに反乱を起こすと言いながらも、ただ集まって楽しく飲んで愚痴を言っているだけの組織だと思っていたため、実際は放っておいてもいいと思っていた。しかし上界を嫌っているバイス達の耳に、ウルリクが上界出身である主人公と親しいということがばれてしまう。そのためバイス達は主人公を襲い、死体を捨てる場所に監禁までした。ウルリクが異変に気付き主人公を助けたものの、このことはエルトクリードには話さないでほしいと主人公に頼んだ。ウルリクはエルトクリードバイスも少なからず大切な存在だから、もめてほしくなかったのだ。
主人公はウルリクのために、今回のことをエルトクリードには話さなかった。その事実を知ったウルリクは約束を守ってくれた主人公に感動し、主人公のことなら信頼してもいいのだと思え始めた。
それからというものウルリクは以前より優しくなった。ぶっきらぼうな口調だけど主人公を心配してくれたり、デートをして大切な本を貸してくれたりもした。徐々に近くなっていく二人の距離に、二人は心地よかった。
しかしそれを見て黙っていられないバイスは、また主人公を拉致し、ウルリクを脅した。それはエルトクリードの屋敷からとある鍵を盗んで来なければ主人公を殺すというものだった。その鍵は昔から代々フェリエ家とヴァーレンティン家で伝わるもので、その鍵を使うと上界へ続く塔に地震を起こし破壊できるものだった。
エルトクリードを裏切りたくないウルリクだったが、もはや主人公は大切な存在で、失いたくなかった。だから決意し、鍵を盗むことにしたが、エルトクリードはそんなウルリクの気持ちを分かっているようで鍵を預けてくれたのだった。
そしてバイスに鍵を渡すことになったのだが、やはりバイスはすぐに地震を起こした。しかも今度はウルリクに銃を向け、お前は用済みだと言った。今までちやほやしていたのは演技であり、お前なんか大嫌いだったと言うバイス。そして引き金を引くのだったが、なんと主人公がウルリクを庇い撃たれてしまう。しかしそこにエルトクリードが現れ、バイスを撃ち、なんとか二人は助かった。しかも地震を起こす装置が壊れてしまい地震を止められないとウルリクが焦ると、エルトクリードはウルリクが知らなかったもう一つの鍵を出した。それはフェリエ家がもし暴走した時に止めて欲しいと言うフェリエの先祖の願いからエルトクリード家に託されたものだった。
そしてエルトクリードは言う。フェリエ家が上界を憎む理由は、洪水の際フェリエ家が裏切られて上界に連れて行ってもらえなかったからだと思われていたが、本当はフェリエ家の祖先が家族を捨てられなくて自ら下界に残っていたため本当は憎むべきではないのだと。
主人公と出会い、上界や下界という観念が無くなっていたウルリクにその言葉はストンと落ちたのだった。
そして主人公もまたその言葉に安心し、気を失ってしまった。
エンドロール後は、撃たれ気を失った主人公が3日も目を覚まさず心配するウルリク。漸く目が覚めた主人公を散歩に連れ、そしてずっと言いたかった気持ちを話してくれる。恋とかわかんないけどあんたのことなら好きになれる気がする、と言うウルリクに「結局好きなのか?好きになれそうなのか?」と尋ねる主人公。顔を赤くしてまた文句を言うウルリクだったが、これが答えだと主人公にキスをした。そして、好きだよと言葉をくれたのだった。


(バッドエンド〜フェリエ〜)
↑のエンドから分岐。
秘密の書庫でバイスが鍵を使い地震が起き、バイスはウルリクを撃とうとし、庇った主人公が撃たれる。傷つきながらも主人公とウルリクはバイスを倒すことができたが、バイスが撃った弾が機械に当たり水が溢れそのまま部屋から出られなくなってしまった。
更に主人公は撃たれたせいで息を引き取り、主人公の亡骸の横で怒号するウルリクは、自分は何のために生まれたのかと嘆くのだった。


(バッドエンド〜聞けない言葉〜)
ベストエンドルートの途中から分岐。
主人公がバイスに攫われ、助けてほしくばエルトの鍵を盗めと言われるものの、主人公はウルリクにエルトを裏切らせたくなくてやめてと告げた。
しかし盗んで来なければ主人公は無惨に殺されてしまう、だから主人公はウルリクの手で自分を殺してくれと頼んだ。ウルリクは楽に死ねるという薬を持っており、その注射を主人公に打った。徐々に冷たくなっていく主人公の体はもう、なにも喋らない体となった。


(バッドエンド〜最後のページ〜)
エルトクリード「右翼の鳥」エンドルートから分岐。
バイスと共に装置を動かしたウルリク。止めようとした主人公はバイスに撃たれ死んだが知らないウルリクは装置の中で水没して死んでいく運命。
フェリエはもう終わる、心残りはエルトのことだけ。騎士様と一緒に未来を生きてと願うが、もうその願いは叶わないことを知らずに水の中に浸されていくのだった。


(バッドエンド〜さよなら、騎士さま〜)
エルトクリード「続く未来」エンドルートから分岐。
地上へ行くことになり、一人で行ってしまったエルト。死にに行った彼を止められなかったことを悔やみウルリクを責めたが、きっとエルトは戻ってくると、二人で待とうと決めた。
しかし一ヶ月経ってもやはりエルトは戻らず、下界は更に上界への敵視が強くなり主人公はそろそろ殺されてもおかしくない状況に。
そんな時、ウルリクは二人で逃げてエルトを待とうと言った。エルトが守ってくれた命を無駄には出来ないから生きようと。
そして二人は永遠にエルトを待つのだった。




↓ウルリクの感想ネタバレ有り↓



〜スチプリ、ウルリクの感想ネタバレ有り〜
もちろんvita版でもクリアしたウルリクさんでしたが、あの頃はそんなに興味なかったけど今回は私自身が歳をとったせいかめっちゃ可愛く見えました(婆)
性格悪くてズバズバ言うウルリクさんなんですけど、主人公がそれをめっちゃ指摘するのが割と良いですよね。それに対してキャンキャンしてるウルリクさん赤面したりするから可愛いし!あとは毎度のことだけどエルトにめっちゃからかわれる漫才のような二人の会話、あれほんっと笑えるよね(≧▽≦)その会話を横で見てるだけで時間あっという間に過ぎそう(笑)
しかしだね、話が進むとこの人主人公というかエルト大好きマンじゃん?(笑)最初の嫉妬は主人公へじゃなくてエルトに対してなんだよね!最近エルトはキルスの話ばっかり〜ってぷんぷんしてて、エルトを取られたのが気に食わなかった様子。あれこれ誰の恋愛の話だっけ?(笑)
まぁそれも負けじと構っていくとエルトよりも主人公への興味が移っていき、信頼するようになり、心を開いてくれるんだけど最後の最後まで中々結ばれなくて焦ったいですね!
だから告白はもう、なんとエンドロールの後!これまさかのリップ音とかあってギャーッとなり良かったんですが一つ言いたいことがある。怪我して三日寝たまま起きなかった主人公をすぐ立たせて散歩に連れてくって、きつくね?(笑)頭ぼーっとするし辛いと思うよ!?更になんとそこで告白してキス!!待て待て待て!さっき言ったよね?三日寝てたんだよね?風呂も入ってないし歯磨きもしてなくない?
いやああああああ(ToT)(笑)
私が主人公だったら耐えられない!!汚く臭い私にキスしないでぇ!!(ToT)ウルリクさんに嫌われたく無いっ(ToT)(笑)
初めてのチューが三日目の寝起き…どちらも初めてなのに凄い思い出になりそうだ…(笑)
まぁきっと彼らは何日風呂に入らずとも薔薇の香りがするということにして、あとはバッドの話ね!フェリエ〜のバッドと最後の〜のバッドはどちらも水攻めの死にエンド(Σ○Д○;)これは私はかなり嫌だー(ToT)死ぬ中でも水は本当に嫌!!!絶対苦しい上にただ待ってなきゃ無いとかつらすぎる(;_;)しかもフェリエ〜の方はウルリクさんが後悔の中、隣には主人公の死体でしょ?可哀想すぎるよ(ToT)
けどね、さよなら〜のバッドエンドは割と良かったですね!エルトに関しては本当切なくて辛いんだけど、二人でこの先もずっと一緒にいられそうだし、なんとなく希望がありますからね!ただこのルートはフィンを自らの手で殺さなきゃ無いルートなのでフィン推しの私はほんっと嫌なルートですけど。辛み(;_;)
という感じでウルリクさん、最終的には可愛いし頼れるし二人なら幸せになれそうでよかった!フェリエの血を二人で残していって欲しいですよね!


スチームプリズン「エルトクリード・ヴァーレンティン」ネタバレ

〜スチームプリズン〜
●エルトクリード・ヴァーレンティン(cv白井悠介さん)
【キャラクターテーマ:救恤】 年齢25歳/身長178cm
下界にある『リベラリタス』地区を支配するヴァーレンティン銀行の頭取。誰に対しても敬語を使い、紳士的な態度で接する。軽口をたたくことがしばしばあるが、地区住民からは信頼されている。

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〜スチームプリズン、ルートネタバレ〜
(ベストエンド〜俺の女王〜)
保護地区へ落とされ、なんとか生き延び仕事を探し始める主人公。そんな主人公の所にウルリクと言う少年が現れ、主人公を雇いたい人間がいると伝えられる。その雇い主こそが、エルトクリード・ヴァーレンティンだった。
エルトは保護地区の外にある下界の地区の一つ「リベラリタス」の代表である男。若くしてトップに立つエルトは銀行の頭取であり、なにもかもに自信に満ちている男だった。そんなエルトは以前主人公が視察で下界に来た際、ザクセンと剣を合わしていたのを見ていたと言う。しかもその時の主人公の剣に一目惚れをし、自分の護衛となる騎士として主人公を雇いたいと言うのだった。
今まで女の警察官ということで人々からは非難されていた主人公だったが、そんなことは気にせずに自分の剣を認めてくれた事がとても誇らしく嬉しかった。だから主人公はエルトを護る騎士になる事を決め、その仕事を引き受けることにした。
エルトを主人と認める主人公は、騎士のように跪き、エルトの盾となり剣となると誓った。その姿を見たエルトは感動し、興奮して更に喜んでくれた。
その後、保護地区からリベラリタスに移り、エルトの屋敷で暮らすことになったのだが、エルトはとても変わった人間だった。ウルリクは「変態」や「変人」などと呼ぶし、他には「女殺し」などという言葉も付け足した。上界と違って自由恋愛が許される下界で、エルトは存分に恋を楽しんでいるようで、来るもの拒まずたくさんの女性と関係を持っているようだった。そして主人公にも、今はもう自由であると、このリベラリタスで恋をしてみないかと甘く囁いた。
冗談なのか本気なのか分からない言動が多いエルトは主人公を惑わせ翻弄した。そして慣れないときめきに、主人公は困惑した。
そんな日々が続き、真面目な主人公は仕事を全うしようとエルトの護衛をしっかりやっていたのだが、下界では実は銃が主流であり、剣は古いものとされていた。そのため本当に悪党がエルトの命を狙ってきた時も、主人公が抜刀する前にエルト自身が銃で悪党を撃ち殺してしまった。銃の威力に圧倒する主人公は、それならば何故剣しか使えない自分を護衛なんかにしたのかと疑問に思うと、ウルリクに「エルトみたいな上流階級のやつは連れている物はアクセサリーなんだ」と言った。そう、女で騎士、そして上界出身の主人公。その肩書きが彼のアクセサリーであり、護衛なんてのはただの口実であり、本当はそこにいるだけでいいのだと実感してしまう。自分の剣を認められて仕事になったのだと思っていた主人公はショックを受け、どうにかエルトに必要とされる自分だけの何かと居場所を探していた。
数日住んでみてリベラリタスはとてもいい所だった。上界と変わらないどころか、むしろこっちの方が活気があって人は自由で街は発展している。そんなリベラリタスでエルトに可愛がられ自由に美味しいものを食べて綺麗な部屋で眠る事が、当たり前になる事が怖かった。両親を殺した犯人を見つけなくていいのか?真相を知るために上界に戻らなくていいのか?そんな思いが主人公の頭からは離れなかった。
しかしそんな思いを打ち消すかのようにエルトは相変わらず優しかった。主人公に愛を囁き、自分を好きになってほしいと言う。そして愛を教えるために、主人公にキスまでした。
エルト自身、最初は小さい頃から憧れていた「騎士」にピッタリな主人公を気に入っていただけではあったが、主人公と過ごすうちに主人公の純粋さや高貴さ、その真っ直ぐな生き様と美しさに惹かれ、冗談で口説いていたはずなのにいつしか本気になっていると気づく。誰からも愛され、憧れの眼差しを受けるエルトは、自分から誰かを愛すると言う事を初めて知ったのだ。
そんな二人が信頼関係を深め、心が繋がっていくのは時間の問題で、主人公はエルトに対するこの気持ちがなんなのかは分からないものの、大切な存在だと言うことは間違いないと思っていた。
そしてある日、エルトと主人公は銀行の帰りにディナーをしていた。エスコートが上手いエルトにご馳走になり、夜も更け、暗い夜道を二人で帰る。エルトは今宵だけでも自分の大切な女性になってほしいと言い、主人公から自分にキスをしてほしいと頼んだ。以前エルトはキスをする場所によって意味が違うと言っており、それを教えられていた主人公は今の本当の気持ちを表すためにエルトの唇にキスをした。熱のこもったキスにエルトは胸を焦がし、主人公もまた胸のときめきに震えた。しかしそんな甘い二人のそばに、一人の男が現れた。主人公の名を呼ぶその声は忘れもしないあの大切な人の声。
そう、怒りを満ちた表情でそこに立ち尽くすのは、なんとフィンだった。
上界での主人公の大切な警察官のパートナーであったフィン。彼はなんとHOUNDSになっていた。理由は警察官のパートナーの一人が罪で下界落ちした時、なんとその片方のパートナーは警察官という職を剥奪され、HOUNDSにならなければならないという規則があったのだ。もちろん知らなかった主人公は驚くが、それ以前にフィンは怒りにあふれ、なんとエルトに斬りかかってきた。
フィンは主人公を愛していた。だからこそHOUNDSになり辛い日々を送っていたがいつか主人公に会えるだろうと耐え、ずっと探していたのだ。しかし見つかったというのに眼に映るのは下界の男と情熱的なキスをする姿。それをみて冷静でいられるはずはなく、エルトの背中に斬りかかり大きな傷を残した。
幸いエルトの部下たちが現れたためフィンは逃げていったが、フィンの剣には毒が塗ってあったため、エルトの怪我は中々治らず家で絶対安静を強いられてしまった。
しかもHOUNDSであるフィンがリベラリタスの代表を襲ったという噂はどんどん広まり、上界と下界の関係は一触即発になってしまう。そのため責任を負わせられたエルトは、他の地区の代表に自害まで要求させられエルトは実行しようと決意までしたが、主人公が生きてほしいとエルトに決闘をしてまで説得し、一緒に生きてこれからのことを考えようと納得した。
しかしエルトはリベラリタスの代表を辞めさせられ、そのせいでリベラリタスはどんどん荒れていった。更にテンペランティア地区代表のノイエ・テンペランスが裏で手を引き、リベラリタスに暴動を起こしていた。若く力を手に入れたエルトを昔からよく思っていなかったノイエは自ら暴動を起こし、それを自分が解決したように見せかけ、リベラリタスを自分の領地にしようとしていたのだ。しかしそれにいち早く気づいたエルトはなんとHOUNDSと力を合わせ暴動を止めることを決意。ザクセンに頭を下げ、HOUNDSはリベラリタスの治安に力を貸してくれたのだ。
主人公もまたHOUNDSと共に街を走り抜けるが窮地に陥ってしまう。しかしそのにフィンが現れ、主人公の盾となり助けてくれた。そのお陰で主人公は助かったが、代わりにフィンは命を落としてしまった。一度はエルトに剣を向けたフィンだったが、本当に主人公を愛し幸せを願っていた。そして主人公もフィンが大切だった。その命を無駄にしないために主人公はまたザクセン達と共に戦った。
結果、暴動は収まり、ノイエの計画は失敗。ノイエへの牽制もし、これからリベラリタスに手を出さないように脅した。
エルトはこれから先、保護地区とHOUNDSと友好関係を持ち、交流していくことを宣言。苛立つザクセンをも饒舌でまくエルトに、主人公達は微笑み平和が戻った。
落ち着きを取り戻した街で、主人公はフィンの最後だった場所へ訪れる。ついてきたエルトは花束を備え、惜しい人を亡くしたと弔ってくれた。斬られたにも関わらず、死を惜しむエルト。若くして地位を確立し、傲慢で自由かと思えば本当はいつも全ての人のために尽くしている存在。そんなエルトを誇りに思い、支えていきたいと強く思った。
エンドロール後は、数ヶ月後の二人。無事に代表に戻れたエルトは保護地区とリベラリタスを繋ぐ「列車」というものの開発に忙しくしている。それがなんだかよくわからない主人公だったが、楽しそうにするエルトの横顔を見ると幸せだった。しかしエルトは毎日好きだ、愛している、結婚してくれ、と主人公を口説いているのに主人公はまだ一度も好きと言ってくれないと怒っていた。主人公はエルトが常に愛を注いでくれることで満足してしまい、中々口にできずにいた。そんな主人公の前に跪くエルト。そして手を取り、守られるだけではなく貴女を守る騎士になりたい、貴女は私の女王様、と手の甲に誓いのキスをしてくれる。そして愛していると微笑む。その言葉に主人公もまた「私も愛しています」と素直に言えるのだった。
ようやく愛を伝えてもらえたエルトは嬉しさで朝までベッドで愛を育むと宣言し、主人公をお姫様抱っこする。その行動にやっぱりまだまだドキドキさせられっぱなしだと思うが、幸せだと思えるのだった。


(グッドエンド〜続く未来〜)
フィンに斬られたことによりHOUNDSとの問題が起き責任を取れと言われ上界に行き話をつけてこいと言われたエルト。しかし上界に行って無事に帰って来られるわけはなく、裏を返せばそれは名誉のために死ねと言われているようなもの。
エルトは覚悟をし、主人公を連れ上界へと赴いた。しかしそんな覚悟を知らない主人公は上界で初めてその覚悟を聞き、生きたくないのかと責めると「生きたいに決まっている」と嘆くエルトに胸を打たれ、騎士として必ず守ると誓った。
そしてやはり招かれた話し合いの席は端から話し合いなど行われずすぐにエルトは殺されそうになったが、そこにユネ・セキエイが現れエルトの話を聞いてくれ、ユネは上界も下界も全てが平和であることを願うためこれからHOUNDSを調整すると誓い、どよめく上界の者達を制し、なんと二人はそのまま無事に下界に帰れることとなった。
ずっと上界に「帰る」と思っていた主人公は下界に無事に「帰れる」ことにホッとしてることに気付くとなんだか笑えて、そんな主人公を見たエルトはそっと寄り添って甘える。みんなの前では代表の立派なエルトが初めて弱い姿を見せてくれたことに、ときめいていた。
その後、ユネは約束通り調整をしてくれ、更にちょくちょく下界に遊びに来るようになった。これできっとこの先の上の下の関係も変わっていくのだろうと思えた。
エンドロール後は、平和になって護衛が暇になる主人公だったが、今日もエルトは愛していると言って迫ってくるので違った意味で忙しい。彼に対するこの気持ちこそきっと「愛」なのだと気づく主人公は今日も翻弄され幸せな日々を送るのだった。


(バッドエンド〜右翼の鳥〜)
ウルリクルートから分岐。
ウルリクがラファールと関わっていることを話さないでと言われたのにエルトに話してしまった。
すると裏切られたと思ったウルリクはバイス達の口車に乗せられ、上界を破壊する方法を読み解き、それを実行してしまった。装置での破壊が始まってすぐにエルトが止めに入ったため装置は止まったものの、ウルリクはもう耐えられないと、エルトを信頼している気持ちと裏腹にエルトに言われたまま生きている自分が惨めであったことを話し、また同じことが起きてしまうのを防ぐために唯一の「智識」を持つフェリエである自分を殺してほしいと言った。
そしてその覚悟を受けたエルトは、ウルリクを撃ち殺した。
その後、ウルリクの墓はヴァーレンティン邸の庭に作られ、墓前に立つエルトと主人公は亡きウルリクを想った。大切だった親友がいなくなったのはあの時主人公が告げてしまったせいだと責任を感じ、これからはエルトの側にずっといると誓った。
ウルリクの分まで長生きして俺のそばにいてと切なく微笑むエルトに、騎士の忠誠を誓った。


(バッドエンド〜空の果てに舞う〜)
グッドエンド「続く未来」ルートで上界へ二人で行くところから分岐。
上界に呼ばれたのはやはり罠で、エルトは小型の爆弾でなるべく多くの上界の人間を巻き込んで自殺をする決意。主人公はどこまでも一緒だとエルトのそばを離れなかった。
二人は銃と剣で応戦し、最後の最後の場所、行き止まりの礼拝堂で立ち止まりキスをした。
そしてエルトの「大好きですよ」という言葉と共に爆弾のスイッチを押すのだった。


(バッドエンド〜甘い代償〜)
グッドエンド「続く未来」ルートで無事に下界へ戻れた後から分岐。
上界から保護地区へ降りた主人公とエルトだったが、なんとそこでフィンに捕まりエルトは殺されてしまった。血だらけのエルトの死体を転がしたままフィンは自分の家に主人公を軟禁しそのまま押し倒して無理矢理キスをする。狂ったように愛していると囁きながら覆い被さってくるフィンの下、もう動かないエルトに手を伸ばし涙を流した。




↓エルトクリードの感想ネタバレ有り↓



〜スチプリ、エルトの感想ネタバレ有り〜
名前が長いエルトクリードヴァーレンティンさん、もちろんvita版でもクリアしたことがありますが、その時は正直くどくて疲れるなと思ってました(笑)
が!今回やったらまぁ確かに濃いんだけど、それより何より、エッローーーーイ<●><●>(笑)
なんですかあのけしからんリップ音は!!!<●><●>めっちゃエロいんですけど<●><●>最高だったんですけどぉ!!<●><●>(笑)こんなにちゃんとしたリップ音あるって記憶になくてめっちゃエロくてドキドキしました。しらいむありがてぇ〜
てことでそんなエロいしらいむボイスのエルトですが、相変わらず自信満々系男子で、カッコよくて頼れて、そして面白い(笑)ウルリクとの会話ほんっと面白いよね!めっちゃ笑ったしニヤニヤしすぎてやばかった!特にお互いがお互いの真似する時声真似するの好きなんだけど(笑)しかも上手い(笑)あとは頬染め系変態感とか、超ポジティブマンなのもまた面白いですよね。
しかしだね、騎士として期待させといて実際守ってもらうために雇ってるんじゃ無いのがちょっとアレなんですよね〜見透かされてる感あるのもなんかこっちは恥ずかしいじゃないですか。会合の時に壁の花としてほっとかれるのとかもちょっとイラッとすんだよなースパダリ風に見えて彼は実は子供なので意地悪なんですよね〜Mの人は嬉しいかもしれんけど私はどっちかってーとSなのでもっとエルトが嫉妬したり過保護になってくれると更にいいんだけど、あの意地悪がやっぱエルトのいいところなんでしょうな。
あとね、エルトのルートはフィンが印象強すぎる(Σ○Д○;)闇落ちHOUNDSフィンはマジでやばい!!魅力的すぎる!!!あんなに純粋で弱かったフィンが、殺しもなんとも思わなくなってめっちゃ強くなって低音ボイスで目の前に現れてさ、なんであんなに光のようだった人がこんなになっちゃったのって、確実に辛いことがあったに決まってるじゃん!?それでも主人公に会うために、帰る場所って言われたのをずっと心に残して耐えてたってのに、まさかのリベラリタスエロボイス代表とチッスしてるシーンを見ちゃうとか辛すぎるだろおおおお(ToT)(笑)
ほんっとフィンが可哀想。辛すぎて何度も胸痛めたよ私(;_;)
だからね、エルト全体的にすごくいいはずなのに全てフィンに持ってかれるからもったいないよね。底なしの体力あるとか言ってきてマジでエロくて良いのにさ!!(笑)
あと、グッドエンド!!個人的にベストよりそっちのエルトの方が好きかも!いつものカッコつけより、弱い部分を出してくれるとこにキュンとしたし、死にたくないって言ってくれたのも良かったし、ここからの派生のバッドでの二人で最期まで一緒にいるって死ぬやつも切なくて良かった(;_;)
でも最後の最後に見たバッドエンドがね、エルトがフィンに殺されてフィンに無理矢理やられちゃうやつなんでね、そのフィンがまたエロくて最後までフィンに持ってかれたなって思いました(笑)つらみ(笑)
そんなフィンの話ばかりになったけど、エルトも本当素敵でしたよ!どのエンドも胸キュンだったり切なさだったり、この人といたらきっと楽しくて幸せだろうなと思いました!素敵!
後ごめん、これだけは言わせて?主人公のゴツい手を見て「働き者の手だ」とか言ってきてワシらの姫様かよおおおおと思った(オチ)笑
知らない人はジ◯リを見ろ<●><●>(笑)