元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

金色のコルダ2ff「加地 葵」

●加地 葵/カジ アオイ(cv宮野真守さん)
ヴィオラを弾ける普通科の転入生。変な時期にやってきた謎のイケメン。主人公に憧れているようで、その盲信ぶりは周りに隠しもせずいつも主人公に尽くしている。誰からも好かれ、上手く回れるタイプ。



~ネタバレ~
(恋愛通常エンド)
臨海公園で主人公のヴァイオリンを偶然聞き、その清らかさに惚れ込んでわざわざ星奏学院に編入してきた加地。憧れの天使である主人公にただ憧れているだけで良かったものの、共にアンサンブルを組み、主人公が自分と同じように悩み苦しみながら打ち勝っていく人間らしい姿を感じ、天使ではなく人として憧れだけではなく女性としても愛していると確信し、最後のクリスマスコンサートでツリーの前で告白してくれた。

(恋愛連鎖エンド)
主人公に憧れて星奏学院に編入した加地だったが、思わぬ事によりヴィオラでアンサンブルに参加する事になった。
昔ヴァイオリンを弾いていた加地だったが、自分にはヴァイオリンの才能がないことを早めに気づき一度挫折していた。加地はとても耳がよく、音楽を聴く事に長けており自分の音が才能がある人たちに敵わないと気付いていた。
しかし音楽への愛はとても強く、趣味程度にヴィオラを演奏していたのだ。
そんなところでアンサンブルに加わったわけだが、最初は主人公が困っていたから力になりたくて協力したものの、主人公の奏でるヴァイオリンや才能がありすぎる月森たちの中に混ざることはとても過酷だった。加地は練習には余念がなかったが、主人公や月森の練習量を聞いた時に、同じ時間やっても同じ音は出せないという才能の差を目の当たりにして驚愕した。
沢山練習しても、みんなに追いつかない。その焦りと苦痛でついに「アンサンブルを抜けたい」と言い出した加地。しかし主人公が引き止めると、主人公へのためだけに頑張ると言った。
どんなに頑張っても追いつかない、憧れの主人公に恋をするのも畏れ多いのかもしれない、だから主人公が少しでも喜ぶなら、主人公のためだけに自分の一生分のヴィオラを捧げようと。
そして最後のコンサートの日、コンサートを成功させた二人はクリスマスツリーの前で語り合う。やめようと思ったヴィオラを奏でることを好きになったこと、そして資格がないとしても音楽をやっぱり愛していること。涙の形の真珠貝のネックレスをくれた加地は、これからも君と音楽を愛し続けると言ってくれた。するとそこに現れたリリが加地に向かって、お前は音楽に愛されているものなのだと言うとなんと加地にリリの姿が見え、二人に音楽の祝福を与えてくれて終わる。