元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

金色のコルダオクターヴ「月森 蓮」

●月森 蓮/ツキモリ レン(cv谷山紀章さん)
学年 2年生
楽器 ヴァイオリン
誕生日 4月24日(牡牛座)
血液型 A型
クールで近寄りがたい雰囲気の持ち主。音楽一家に生まれ、本人も音楽に対する努力は惜しまない。




~ネタバレ~
謎の島で目が覚め、一番最初に出会えたのが月森だった。冷静な月森は共に仲間を探したり、寝泊まりする寮を見つけたりと、存在は心強かった。
島での暮らしが慣れ始めると、月森はファータの子供達に歌をせがまれ、お礼にと沢山の花の髪飾りを貰っていた。それを主人公にプレゼントしてくれたり、リリに「愛のあいさつ」の楽譜を貰った懐かしい話などをしたりもした。
月森の夕食当番の日、ペアの冬海の具合が悪く、月森が一人で食事を作ることになるがオーブンの使い方が分からずグラタンを焦がしてしまう。素直に手助けを頼めない月森に、主人公と土浦はあっという間に手を貸してくれた。仲間を頼ってほしいという主人公の言葉にハッとする月森は、素直に頼むということを覚えた。
ある日、月森の買い出しに付き添うと、この間の手伝いのお礼に何かプレゼントしてくれると言う月森。主人公はそれなら土浦にもあげなければならないというと、月森は納得がいかないのかテキトーな物を選ぼうとした。その態度に対し、自分が同じことをされたらどう思うのかを指摘すると、人の心を思ってあげられる主人公の優しさに、月森もそうできる人間になりたいと思えた。そして土浦の事を考えながらちゃんとしたプレゼントを選び、主人公の事もちゃんと考えながら選んだという花のハンカチくれた。この間の花の髪飾りをあげた時に凄く喜んでくれたから、また喜んでくれると考えて花にしたということだった。
月森の少しずつ増えていく優しさに、二人は絆を感じていた。
そして訪れた南の試練の時、仲間たち全員がバラバラになってしまう。一人きりの洞窟にとても不安になった主人公だったが、その時ヴァイオリンの音で「愛のあいさつ」が聞こえた。主人公もその音に答えるように愛のあいさつを奏でると、目の前になんとヴァイオリンを弾く月森が現れた。二人の想いが、二人を導いた瞬間だった。
その後、みんなの力でハルモニアの危機を救い、島民がお礼にと祭りを開催してくれた。その祭りを楽しんだ後、主人公達は本当の世界に戻れるという。
月森は祭りの最中主人公に、語る。
主人公のおかげで仲間達への感謝の気持ちや、大切な気持ちを理解できた事。もっと早く打ち解けていればよかったこと。そしてこの気持ちはきっと、一夜の夢だとしても忘れないこと。
優しく微笑む月森と共に祭りのステージでファータたちから歌をリクエストされる。二人は自然と「愛のあいさつ」を弾いた。ヴァイオリンロマンスなど信じていなかったという月森は、これから先離れ離れになったとしても主人公となら絶対に繋がっているのだと思えるから、ヴァイオリンロマンスも悪くないと思えるという。
ハルモニアにいられる時間が終わり、体が消えかかる中、月森は主人公の側により、手を強く握りしめた。
エンドロール後は、留学間近の月森が心境の変化によりみんなにプレゼントを贈りたいのだと言い、主人公と一緒に買い物をする話。そして最後に月森は、離れていても未来はきっと君と同じ場所にあると信じていると言い、花柄のハンカチをプレゼントしてくれた。
出来ることならずっと音楽とそのハンカチと共にいてほしいと願いながら。