元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

白と黒のアリス「レイン」ネタバレ

〜白と黒のアリス for Nintendo Switch
●レイン(cv梅原裕一郎さん)
無口でクールな女王の側近。
職務第一で、あまり感情を表に出さず、愛日梨に対しても冷たい態度をとる。
白うさぎ・スノウの双子の弟。

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〜白と黒のアリス for Nintendo Switch、レインルートネタバレ〜
(黒ハッピーエンド)
突如現れ、主人公を黒の世界へと連れて来た張本人であるレイン。戸惑う主人公に対し、言葉少なく無愛想で冷たく、わけのわからない主人公は彼のせいでさらに困惑する。
黒の世界には前女王である主人公の双子の姉がいた。しかしその姉がなんらかの事情で白の世界へ追放され、それに伴いなにも知らずに育った主人公が無理矢理身代わりとして黒の世界へと連れ去られたのだ。
黒の世界では「アリス」と言う名の血を持つ種族が世界を牛耳る資格があり、その血筋に双子が生まれた場合直ぐに片方を白の世界に送る規則があった。白の世界で育った方はなにも知らずに、記憶を操られた身代わりの親に育てられるのだが、黒の世界の片割れに何かあった場合は強制的に戻される掟もあった。その為何も知らない主人公が連れ去られたのだが、もちろんそんなことは望まない主人公はどうにか元の世界に戻ろうと足掻く。しかしアリスの血にはとても力があるため賊に命を狙われてしまう。その都度レインは身を呈して主人公を助けるが、彼が助けているのは自分ではなく「アリスの血を持つ女王」であると思う主人公は素直に受け入れられず、孤独だった。
しかもミネットの薬で白の世界の記憶を消されかけていたことに気づいた主人公は自棄になり逃げ出そうとするが、結局逃げ場などないことにも気づき、どうしてもこの世界にい続けなければないのなら楽しめるよう受け入れようと、この世界のことを知ろうとし始めた。
そして新女王の戴冠式に伴うパレードの日、盛大に祝われ主人公も国民も楽しく終わろうとしていたが、そこに新たな賊が現れレインが酷い怪我を負った。新しい女王が現れれば世界は平和になると暗示のように思い込んでいる国民たちは、血だらけになるレインを見て脅威し、このままではまた世界が乱れてしまうと思った時、主人公はレインに自分の血を飲ませ死なせないと言った。私を護れと、ここに連れて来た責任を取れと泣きながら命令をした。その気持ちを受け取ったレインは主人公を抱き上げ、新女王のおかげで自分はまた立ち上がった、これで世界は安泰だと証明されたとわざと大声で演説し国民を安心させ、その場をどうにかしのいだ。
しかしその後、賊を囲い裏で手引きしていた首謀者が芋虫のアサギだということがわかる。アサギはパレードのいざこざの中、なんと主人公を攫ってしまう。さらにアサギの目的はなんと階級制度を廃止することであった。第三階級である自分にジレンマを感じるアサギは上の階級を憎んでおり、主人公の「アリス」の力を使い世界を乗っ取ろうとしていた。
連れ攫った主人公から血を抜き、その血を賊に飲ませ強くし、自らも血を飲み力を蓄えた。強くなった賊たちは助けに来た兵士たちをも簡単に倒してしまう。
そこにレインがボロボロになりつつも主人公を助けに来た。主人公のことが女王として大切なだけではなく、一人の女の子として大切なことに気づいたレインは、アサギに捕まってしまうものの、主人公と二人きりに閉じ込められた時にその気持ちを話してくれた。誰よりも好きで大切で、なにもかも全ての痛みすら引き受けてしまいたいくらい愛していると。主人公もすでにレインを愛していたため、喜んで気持ちを伝えるとレインはキスをしてくれる。
その後アサギが主人公を動けなくし、戴冠式にて階級制度の廃止を発表しようとするが、そこにミネットやカノンたちがレインに力を貸し、アサギを追い詰める。しかしアサギは諦めずに体制を整えるために無理矢理主人公を白の世界へ連れて行こうと鏡の間へとやってきた。後を追うレインだったがアサギに手負いにされてしまい動けなくなってしまい、アサギは主人公へ「一緒に白の世界へと行くならレインを助けてやる」と持ちかける。
アサギの言葉に惑わされず、レインのそばに居たいからと黒の世界に残ると言った主人公だったがそれに怒ったアサギがレインに銃を向ける。しかしレインを庇った主人公が撃たれてしまう。そこに駆けつけたトランプ兵にアサギは捕まるが、主人公はもう助からないであろう状態だった。レインは悲しみ主人公を抱きしめ死なないでとキスをした。その瞬間、何故か眩しい光が二人を包む。なんと、アリスの血が覚醒し、主人公の傷を癒したのだ。本来アリスの力は他者の血を飲むことで覚醒するものであったが、それを酷使すると力が暴走し、気が狂ってしまうもの。だからこそ今までレインは主人公にそのことを黙って覚醒させなかったが、主人公は覚醒してもなお、その力を使いこなすことができた。
力を使いレインの傷も癒しながら二人にはなくして居た記憶が蘇る。
主人公がまだ白の世界へと追いやられたばかりの頃、まだ白の世界に馴染めず泣いて居た主人公は鏡の間へときていた。そこで幼いレインと鏡ごしに会っていたのだ。その時レインは泣きじゃくる少女に「黒の世界を平和にして、必ず僕が君を迎えに行く」と約束してくれていた。
二人はその記憶が甦り、更に心が通じ合った。
その後、黒の世界では二人の女王誕生の戴冠式が行われた。なんとアリスの血を狂気から抑える方法は、双子の同時の戴冠であることが血の記憶から蘇ったのだ。それを知り、双子は同時に女王になった。
ようやく、落ち着いた黒の世界で、戴冠式を抜けた主人公とレイン。二人きりで甘い時を過ごし、今だけは自分だけの女王でいてほしいと甘えるレインと、ずっといたいと願う主人公だった。


(白ハッピーエンド)
鏡の間でアサギとの対峙から分岐。
レインを助けるために白の世界に行くことにした主人公。しかしアサギの目を盗みレインを鏡に突き飛ばした。そのままレインを追い、自分も白の世界へと飛び込む。すると何故かちょうどよく、鏡の向こう側には双子の姉ルナがいた。そして「私に任せなさい」と言い、彼女は鏡に飛び込み黒の世界へと旅立った。
そしてそのまま主人公は近くにあった椅子を持ち上げ、鏡に叩きつけ、白の世界と黒の世界の繋がりは消えた。
それからしばらくし、白の世界で暮らす主人公とレイン。何故か白の世界の住人は主人公が戻ってきたことを不思議にも思わず、普通に受け入れていた。更にレインも元からこの世界のこの学校の生徒であったことになっており、レインそのものの記憶も徐々に薄れてる。
イカれてる、世界。
そう思うけど、レインが今まで見たことない優しい穏やかな笑顔で笑うからそれだけでいい。二人は仲良く、黒の世界にはない夕方の道を歩いて行くのだった。


(黒バッドエンド)
アサギに撃たれ瀕死になるがレインの血を飲んでしまった主人公は女王として覚醒。体から漲る力に自信は溢れ、何をすれば力を使えるのか自然とわかり、アサギを打ちのめした。
その後、主人公はまた女王に。アサギは死刑にしたし仲間たちもみんな死刑にした。そして今日も裁判が始まるけど毎日毎日くだらなくてつまらない。そんなことをするより呼べばすぐに跪くレインと二人きりになって早く彼の血を飲みたい。
もうこんなつまらない裁判は今日でやめにしよう、だって私は女王だから。
判決が決まらないまま去っていく主人公に観衆は声を荒げるが、もはや狂ってしまった主人公は最後にこう一言告げただけ。
「死刑よ」と。

(白バッドエンド)
アサギに傷付けられたレインを助けるため主人公はレインを鏡の外へ押した。レインは一人黒の世界へ行ったが、主人公はアサギに撃たれ意識がないまま連れて行かれた。
そしてそれから主人公は人形のように玉座に座りただひたすらにアリス(血)を取られて生きる日々。
今日もやってくるアサギの足音が、かつて愛したあの人だったらいいのにと思いながら今日も絶望の日が過ぎてった。


(FD黒エンド)
双子の女王として即位した主人公とルナ。未熟ながらも女王の仕事を頑張っていたが、最近レインは仕事で忙しく二人で会えることが無くて寂しかった。
二人を心配したスノウ達一同は不器用なレインのためにデートプランを考えてくれたりし、みんなのおかげで二人はようやく時間が取れる。口下手ながらも共にいられるならどこでも幸せだから二人で一緒にいたいと言ってくれたレインと二人デートが出来た。
デートの最後にはこの国の女王である証となった夕焼けが見える丘で二人はキスをして誓い合う。病める時も健やかなる時も永遠にそばにいる、と。
皆の女王としてではなく、一人の女として独り占めしたいと抱きしめてくれるのだった。


(FD白エンド)
黒の世界のことを忘れているレインとの穏やかな生活はとても充実していた。平和な白の世界で何に怯えることもなく、そして常にそばにいてくれるレインは優しかったから。
けどそれが逆に主人公の心を重くする。
あれほどに黒の世界を大切にしていたレインから記憶と世界を奪ってしまったことの罪悪感が消えず、夢にまで見てしまう日々。笑顔はいつしか筋肉を無理に動かすための動作となり、主人公はやつれていった。
いっそのことレインに黒の世界の話を告げ謝罪をすればよいのではないか?何度もそう思うが思い出させたことによりレインが離れていってしまうのが怖かった。だって今の自分は女王じゃなくただの女の子。そしてレインもまた側近ではなくただの青年。そうなればそばにいる理由がなくなってしまうのではないかと思うから。
しかし主人公の不安に気づいていたレインは実は黒の世界ことを思い出していたことを告げた。そしてついに本心を話す主人公に対し、レインは黒の世界は大切であったがそれ以前にお前がいなければ意味がないのだと言ってくれた。そして何もしがらみがなくなった二人だけどそれでも一緒にいたいと言う本心をお互いが話し、レインは「白の世界でお前を守る」と言ってくれた。
大粒の涙を流し抱きしめられればレインの服にシミが広がる。そんな主人公を愛おしげに見つめるレインは「愛している」と言ってキスをしてくれるのだった。


(FDアナザーグッドエンド)
カルミアの記憶が戻ってきて鏡がもう一つあることがわかる。更にその鏡を封印したのはカルミアだったため、封印を解き、割れた鏡も元に戻してくれて、鏡は本来の2枚で一つの姿に戻った。
しかしそこに現れたのは以前ジョーカーと名乗った女だったが、彼女こそがかつて夕方を消した「ステラ女王」だった。記憶が無く、何故かもう一度夕方を消そうとするステラのため主人公はアリスを使い彼女の記憶を戻した。
ステラはかつて宮廷魔法使いであったカルミアに恋したが立場の違いから気持ちを伝えられず、しかし気持ちは大きくなり、アリスの力が暴走し始めるとカルミアと話した女などを嫉妬から全員死刑にし始める。
ついにはカルミアが誰からも必要とされなければいいと思い、夕方の魔法使いである彼の力を失わせるため夕方を消した。しかしそのせいでカルミアは力を失い卵に閉じこもってしまい、殺してしまったと勘違いしたステラは何故か虚の世界に閉じ込められ、記憶を失ったままずっと彷徨い続けていた。
ようやく記憶が戻り、カルミアも実はステラを愛していたが気持ちを告げられず助けられなかった事を後悔しており、これからは2人で生きていこうと約束した。
その後カルミアが虚の世界を封印し、ステラとカルミアも幸せに暮らせるようになった。主人公もまたステラのように力を暴走させてしまうことを不安に思うが、レインはそれでも絶対離れないと約束してくれて2人は愛を誓い合った。


(FDアナザーバッドエンド)
ステラがカルミアの言葉を信じられず、もう無理だと思ったカルミアはステラを殺した。しかし近くにいた主人公にも攻撃が当たってしまい主人公も死んだ。
何故と震えるレインに「ごめんね」と告げたカルミアもまた自害し、ただそこにはレインの怒号が響くだけだった。




↓レインの感想ネタバレ有り↓



〜ろろアリ、レインの感想ネタバレ有り〜
まずは本編ですが、移植前にもやっているので全部わかっている私は、前よりはレインの好感度が上がったかなとは思います。
だってね、レインはマジで朴念仁ーーー!!久々にあったけど相変わらず説明足りないマンすぎでほんっと愛日梨が可哀想(^◇^;)無理矢理腕は引っ張るわ、ベッドに投げるわ、もはや家畜みたいな扱いで「優しくしてよ!」と言いたくなる(^◇^;)が、それはとても心配して命狙われてたからそんな暴挙に出てたわけなんだけどさ、それはまぁ2度目のプレイだから知ってるからやさしい気持ちでいられるけどね、でも嘘つかれてたのとかほんっとショックだと思うよ!?ビンタしろ!!!と思ったもん!!!(笑)
まぁ愛日梨もウジウジしてるというかおとなしいタイプだからそうはならないけどさ、もうちょっと強く言ってもいいと思うよ。理不尽すぎや。
まぁそのあとは過保護すぎるからそうなってるのがわかり、女王だから守られてるのだと勘違いするあいりの切なさとかほんと胸痛で良かったですが、急なあいりの「好きなんだ」とか言う独り言はちょっとウケました(笑)唐突やな(笑)
まぁお互い運命なのでね!ご都合展開色々あるけど運命だからと言われればそうなんだけど、最初あいりがレインを好きになったのは攫われて監禁された少女が攫った犯人を好きになるあの奇妙な感覚と同じ気はするね。情と、その人しか頼れない恐怖と、吊り橋効果と、支配ね。絵とかポップで可愛いけどこのソフト実際血生臭いしなんてったってアリスモチーフだからそのくらいの仄暗さはあっていいかもね!!それこそ不思議な国よね!
あ、でも好きとわかってからのレインの甘さは凄いストレートで良かったです!声もめっちゃいいから愛の言葉も良いしね♪
そして黒エンドはご都合展開でハッピーで、白エンドは切ない感じ。白エンドで鏡の外行った瞬間ルナがあっち行ってすぐ鏡叩き割る主人公がすげぇ自己中でうけたしね!(笑)自分らが助かればあっちの人たちどうでもいい的な(笑)いっそ清々しいな(笑)
バッドは黒のやつがめっちゃ好きでした!主人公が女王っぽくなってレインを跪かせて虐める感じ、最高〜!あの強気なレインが弱くなって命令されてるのニヤッとしますよね!白バッドは予想通りの感じですけどね!
そしてお次はFDの感想。
まずは黒アフターなんですが、本編であれだけ女王として振るまえと言ってきたレインが頼られなくなって寂しいみたいなこと言ってきた時はちょっとイラついたよね( ´◡` )(笑)更に朴念仁化が進みデート場所も決められない!!愛日梨がいい子だからいいけどつまんねぇよ!!(笑)しかしそれをからかう一同のネタが面白い(笑)レインいじられキャラになると愛おしさがアップするね!あとうさ耳やば!!!!!うさ耳ついた瞬間可愛さがめちゃくちゃアップした上にエロいー!!あれしっぽも付いてんだよね!?めっちゃ悪戯したい<●><●>(笑)そして必死に耐えたり、やきもち焼くレインも可愛かった。顔はいいのでやっぱそこらへんでカバー出来ますよねー!
そして白アフター、これはマジでゲロ(Σ○Д○;)愛日梨のエゴでこの世界にいるっていう想いにほんっと具合悪くなるだろうね!白の世界に来る直前に言われた言葉が重いよね〜レインはただでさえルナとか即殺そうとするほど黒の世界を大切にしてるからな…辛いよね…。
しかし記憶がない白の世界のレインは紳士でイケメンですね!この感じだとめっちゃモテるだろうね!かっこいいよ!
そして最後はアナザールートの感想なんですが、正直これ、いる?(笑)
とりあえず黒アフターの世界線と同じなんだよね?2人は恋人だし、黒エンドの内容だったし!だからさ、黒アフターはもうやったからなんかおまけ感半端ないし何よりレインの攻略というかカルミアとステラの話で何を攻略してんのかよくわかんなかったな…。あと流唯いる意味ないし…(笑)
そしてこのルートだとアリスの血を使いまくる愛日梨(笑)あれだけ前の話しでは使うなって話だったのにね!すぐに暴走しそうや(^◇^;)
あとカルミア、小さいままなんですね!ステラはそれでいいのかな!?
まぁそんな感じで全てのルート終わってみて、レインは本編より成長してて男前になっていく感じが良かったです!嫉妬したり赤面するのも良かったよー!!