元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

監禁婚〜山那学園編〜「西条光」ネタバレ

監禁婚 ~選択の日々 山那学園編~(R18)
●西条光/サイジョウヒカル(cv三楽章さん)
西条凍時の息子。
立山那学園の生徒会長を務める。
眉目秀麗成績優秀、加えて生徒たちからは「王子」と呼ばれるほどの高い人望を得ている。
穏やかな紳士のように振る舞っているが、ヒロインに婚約を解消されたことで内面の闇が溢れだしてしまう。

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〜監禁婚 ~選択の日々 山那学園編~、西条光ルートネタバレ〜
(ベストエンド〜君と得る奇跡〜)
幼馴染の西条光は優しくてかっこよくて完璧な御曹司。しかも親が決めた婚約者であった。
しかし完璧な姉といつも比べられている主人公は自分に劣等感を感じているため、凡人の気持ちがわからない光とは釣り合わないと思っていた。
更にもう一人の幼馴染である生徒会の書記長であり名家久世家の次男である一真がいるのだが、主人公はその一真にずっと恋をしていた。更になんと一真も主人公の事を好きであり、心臓が元から弱かった光が二回目の心臓の手術をして不在だったときに二人は想いが通じ、光に内緒で付き合っていた。
しかし親が決めたと言っても光は婚約者。このまま黙って付き合っているわけにもいかず二人は思い切って光に話すと、光は笑って許してくれたためほっとした。
元から親が決めた結婚だし主人公は光の方も自分を好きでは無いと思っていた。だから今回も笑って許してくれたし、このまま婚約破棄も簡単にしてくれると思っていた。が、なんと実は光は昔から主人公の事を好きだったのだ。
光が10歳の時初めての心臓手術をすることになったのだが、手術が嫌でクラスメイトにご褒美で金をやるからチェス勝負をしようと憂さ晴らしで遊んでいた。クラスメイトはそのご褒美目当てに光に媚を売ったが、主人公だけが勝負を受けたときに「そのお金で健康になったあなたと遊びたい」と言ったのだ。お金ではなく心から自分のことを心配してくれた唯一の人に、恋をした瞬間だった。
だから光は主人公といずれ結婚するのは運命だと思っていたのに裏切られたと感じ、心に闇を落とす。
なんと主人公の父の会社が当然困窮し始める。それは光の仕業であり、手を貸す代わりに婚約を破棄するなと光に脅される主人公。更に無理矢理犯され写真も撮られもはやいうことを聞かないわけにはいかなくなった。
何故こんなことをするのか、光の気持ちを知らない主人公はそのままずるずると光に抱かれ続け、快感に慣らされればじきに光を男として意識するようにもなったし、よくよく考えれば婚約者がいたのに断りもなく一真と付き合っていた自分も悪かったと思い始めたし、光に惹かれ始めていた。
光はずっと心臓が弱いことと、完璧な一真に対してコンプレックスがあった。主人公からしたら光も完璧な人間であったけど、本人は完璧なんかじゃなく弱い人間だと罵る。そんな光を見れば憎しみの中に支えたい気持ちも芽生える。元より恋愛としてではなくとも友情として大切な人間であったことは代わりなかったのだから。
そんな頃なんと光に抱かれているのを一真に見られてしまい、一真と光が主人公を争って殴り合ってしまう。しかし光が途中で心臓が苦しくなり蹲る姿を見て主人公はなんと咄嗟に庇い代わりに一真に殴られてしまった。咄嗟の出来事だったにしても一真よりも光を選んだ主人公を見て一真は諦め去っていった。
光は驚いたが、主人公は弱くて愛しく憎いこの男のそばにいると誓った。
一年後、二人は結婚していた。そして光は3度目の心臓の手術を控えていた。その手術の成功率は3割という難しい手術だったため、光は言った、離婚をして主人公を解放すると。
ずっと子を宿してしまえば主人公を縛れると思い無理矢理中出ししていた光だったがその兆しはなく、検査した結果光の精子は子がほぼできないものだと分かっていた。だから主人公は自由になれるのだと光は言う。
しかし主人公はそんな光を怒鳴ったのだ。ここまで一緒にいて、貴方を愛しいと思う自分がいて、愛している以外のなにものでもないと。私と生きて、私の未来をとらないでと抱き締めたのだ。
その後、手術をし二ヶ月が経ちようやく目覚めた光。手術は成功し、目覚めた光を見て涙を流して喜ぶ主人公は「お腹に子供がいる」と伝えた。実は奇跡は起きていたのだ。
目覚めたらしようと思っていたキスで光を迎えれば、二人は幸せに包まれ涙を流した。


(バッドエンド〜呪われた硝子の靴〜)
光の告白を断ると父の会社が突然窮地に陥った。しかし父は光と婚約している主人公がいるおかげで助けてもらえると主人公に縋りついたため結局光と結婚しないわけにいかず、二人は結婚して三年が経った。
一真は渡米し、もう会うことはない。
光の子を孕っている主人公は桜の木の下で、脱げなかったガラスの靴で足を怪我したかのような痛みを感じ続けるのだった。


(バッドエンド〜何も掴めない指先〜)
一真と光の殴り合いの時に、殴られ続けた光が死んでしまうエンド。


(バッドエンド〜選べる身〜)
光に抱かれて汚れてしまった主人公は一真を選べないと泣き、怒った一真は光を殴り殺してしまうエンド。


(バッドエンド〜悲しい世界〜)
ベストエンドの最後の3度目の心臓の手術をする前日から分岐。
死ぬかもしれない光は愛し合ったまま終わらせたいと言い、主人公は光に抱かれながら首を絞められて死んだ。



↓西条光の感想ネタバレ有り↓



〜監禁婚、光の感想ネタバレ有り〜
監禁婚第二弾の攻略キャラの一人、光君。なんと前作第一弾の凍時さんの息子!凍時さんファンの私としてはめっちゃ期待してましたけど、同時に凍時さんのヒロインは光を守って頑張ったのに光ってばやっぱり病んだのねってウケました(笑)
しかしプレイしてみると、全然光は可愛いもんでしたよ!凍時さんほどやばい人ではなくて安心と、ちょっと寂しさ(オイ)笑
なんていうか光は元から変態なわけではないんですよね、むしろ最初とかすっごい良い感じの青春みたいな感じで始まったし、この人超いい子じゃんって思いましたよ。主人公のことちゃんと元から好きだし、むしろ婚約者いるのに他の男と付き合う主人公が悪いし、心臓のことでコンプレックスあったから余計にそうなるのは仕方ないかなって思いますよね。
しかも光が主人公に惚れた経緯!めっちゃ良い話で泣けました(ToT)それに救われて好きになったとかむしろ凄い良い話だよ!
あとは屋上の一真との殴り合いがなんか昭和でウケたり、エンディング前で何故か中の人の歌が流れるのがまたウケたり、そしてウケる以上に歌うまって思ったり(笑)、色々あったけど光みたいな彼氏だったらめっちゃいいよね!凍時さんもだけど愛する人に凄く尽くすタイプだからホント愛されてて良いです!幸せになって良かったー!