元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

Blackish House ←sideZ「桜坂悠翔」ネタバレ

〜Blackish House ←sideZ〜
●桜坂 悠翔/オウサカ ハルマ(cv寺島拓篤さん)
高校2年、174センチ。
ヒロインと同じ孤児院出身で、幼なじみ。元は役者志望だったが、とある事故で足を悪くしてしまい、夢を断念。代わりに演出家として舞台の世界に関わる道を選んだ。そんな過去を感じさせないほど本人の性格は前向きで、逆境を楽しむポジティブさすら持つ。

f:id:pinkve:20210316231525p:plain
※「Blackish House ←sideZ」のバナーに使用されている画像の著作権は、honeybee blackに帰属します。


→管理人の悠翔のネタバレ感想はこちら←

→ハッピーエンド1はこちら←
→ハッピーエンド2はこちら←
→バッドエンド3はこちら←
→バッドエンド4はこちら←
→バッドエンド5はこちら←



〜Blackish House ←sideZ(ブラキッシュハウス)、桜坂悠翔ルートネタバレ〜
(ハッピーエンド1〜ふたりの夢〜)
更生プログラムが始まり、主人公は大好きな幼馴染の悠翔と離れなければ無くなった。悠翔は孤児院の時からずっと一緒で大切なお幼馴染で、しっかりもののお兄さん。今までずっと頼りきりだったので他の人との共同生活が怖くてまた頼りたくなると、なんと悠翔は演出家兼生活指導として更生プログラムに参加してくれることになった。
悠翔がいないと何もできない主人公は悠翔に全てを決めてもらう。仕事を選ぶのも、何をすればいいのかも、悠翔の言うことは間違ったことがないから。
そんな二人を見ていた宇賀神澪は、仕事がない主人公に付き人としての仕事を与えた。澪は主人公の憧れの俳優だったし、その仕事を精一杯頑張ろうとするが失敗ばかり。澪は厳しかったが、一緒にいることが多くなると本当の強さがあり努力家であることがわかり更に憧れた。そんな主人公の頑張りを認めた澪は演技指導をしてくれることになり、二人の関係は良くなっていったが、澪は「悠翔離れをしろ」と言った。お前は悠翔に囚われ依存していると。離れないと成長できないと告げた。
そんな頃学園演劇で悠翔が演出家として選ばれ、澪は主演、主人公は使用人役に選ばれた。そして更に澪の相手役は社長の娘でありコネで「倉科繭」が選ばれた。練習が始まると繭はワガママ放題で上手く練習が進まなかったが、社長の娘であるため誰も強く言えない。どうにか繭を大人しくさせようと悠翔が説得すると悠翔に興味を出した繭は「悠翔が私のものになってくれるなら言うことをきく」と脅した。仕方なく悠翔は受け入れ、繭は悠翔にベッタリになってしまった。
それからというもの悠翔は困っていた。常に繭にべったりされうんざりしていたし、その間主人公と澪の距離がどんど近くなることにもストレスを感じていた。
そして迎えた本番でなんと繭の頭上の舞台装置が落下し繭が大怪我をしてしまう。その姿を見た主人公は何故か悠翔の事故がフラッシュバックしパニックになってしまった。倒れて震える主人公を抱きしめてくれた澪のおかげで落ち着いたものの、そのあと澪は「俺を選んでくれないか?」と主人公に告白をしてきたのだ。初めて恋をしたという澪は守らせてほしいと熱く抱きしめてくれた。
答えを出さないまま、クリスマス公演の練習が始まると悠翔は「澪と付き合え」と言って距離を置き始める。恋人ができたら家族は家族じゃなくなるのか?悠翔の距離感に不安になる主人公。
更に入院している繭のお見舞いへ行った主人公だったが、なんとあの繭の事故は悠翔がやったことだと話始めた。繭は主人公をいじめようとしたため守ろうとした悠翔がわざと繭を殺そうとしたのだと言う。今までの悠翔と全く違った一面に混乱する主人公はついに悠翔を責めてしまった。すると悠翔は急に高笑いをし別人のような顔つきになった。恐怖する主人公に対し悠翔は「俺は悠海(はるか)だ」と言って自分は悠翔の負の感情でできていると言った。
そう、悠翔は二重人格だったのだ。
抱えていた闇は大きく、負の感情が爆発し、悠翔は心に閉じこもってしまい、完全に悠海が出てきてしまった。
それから悠海はやりたい放題だった。今まで兄として演じてきたのも、我慢していたのも全て悠翔が主人公に依存していたため悠翔にとって主人公が全てだったのに、澪といい感じになっていたのも気に食わなかったし、辛くて仕方なかった。だから悠海は全てを吐き出そうと、澪が実は自分と腹違いの兄弟であることを暴露したり、主人公は無理矢理キスをされて毎晩体を触られた。しかし拒絶すれば悠翔を殺すと脅されていたためどうにも出来なかった。
悠海の横暴さに限界を感じていた主人公の前に社長が現れた。実はなんと社長は悠海を知っていた。四年前の怪我もリハビリをすれば役者に戻れたのだが悠海がそれを許さず、役者を辞めないと主人公達を傷つけると脅されて悠翔はリハビリをしなかったのだと言う。
そして社長はこのプログラムの真の理由は悠翔に悠海に負けない人格を持って役者として復帰してほしいという目的があったと話した。
真の話を聞いたものの悠海の横暴さはさらにヒートアップする。澪と主人公が二人でいるのを見て嫉妬で澪の首を絞めたり、主人公にベッタリになってしまったりした。
何故そこまで悠翔を追い詰めてしまったのか、ついにその理由を知ることになった主人公。
実は事故の原因となった舞台「ディアマイエネミー」で演出家をしていた轟司は悠翔が信頼していた大人の一人だったが、轟は藤吾の母の姫崎鈴音にぞっこんで、当時藤吾が「悠翔の役者生命を終わらせてくれたら母に会わせてあげる」と話を持ちかけたため轟が悠翔の頭上に舞台装置を落とし怪我をさせていた。
その日、実は主人公もその場にいた。事故が起こる直前悠翔は主人公に告白をし、キスをした。主人公も悠翔が好きで嬉しかった。しかし直後にその事故が起こり、更に病室で轟が死ねばよかったと再度襲ってきたため主人公が助けようとしたら轟に殴られてしまい、このままでは殺されると思った悠翔が花瓶で轟を殴り、そのまま轟は逃げて行方不明になっていた。そのショッキングな出来事の連続で主人公は恐怖しその時の記憶を失っていた。そう、あの告白もキスも全て。
だから悠翔は主人公を好きな分憎かった。自分は全て覚えているのに何もかも忘れた主人公が憎くて、そして愛していた。だからその感情をコントロールするために生まれたのが悠海だったのだ。
その話を聞いて全て思い出した主人公。自分もずっと悠翔に恋をしていたのだと思いだした。
そして迎えたクリスマス公演。悠海はファントムの姿で舞台に出て主人公を抱きしめ「早く出てこい悠翔!!」と叫び舞台はメチャクチャに。更に頭上からシャンデリアが落ちてしまい主人公を庇った悠海が下敷きになると最後の最後で悠翔が戻ってきて、そのまま意識を失った。
その後クリスマス公演は中止。
目を覚ましたのは悠翔だった。主人公はもう逃げないと、ずっとそばにいてほしいとようやく悠翔に伝えることができたが、社長は大損害を受けたため責任を取れと言ってきた。
しかしその責任は「もう一度舞台をやれ」という一言だった。悠翔にちゃんと役者としての復活の場をくれたのだった。
改めて告白してくれる悠翔は「好きです、恋人になってください」と言ってくれた。主人公も好きだと返し、二人はようやく本当のキスをすると、悠翔の目から溢れた温かい涙が主人公の頬に落ちていた。
エンドロール後は、三月。
リベンジ公演を目前にした悠翔はリハビリをしてもう一度俳優を目指すから二人で舞台をやる夢を必ず叶えようと言ってくれ、二人は想いを馳せて未来へと歩き出した。


(ハッピーエンド2〜そしてまた、春が来る〜)
エンドロール後から分岐。
主人公と悠翔は孤児院へ遊びに行った。季節は春。桜が満開で花びらに包まれながら悠翔は今までの人に謝った話をした。そして悠翔は強くなるから、戸籍上でも家族になれるように、と口にし、驚く主人公にキスをした。孤児院の子供達に見られて冷やかされ、笑い声がハート形の桜の花びらとともに舞っていた。


(バッドエンド3〜許さざれる選択〜)
澪を選んだ主人公。
二人は逃げ、澪は個人事務所をやっている人から声をかけられまた芸能界へ。二人は結婚をし主人公は妊娠したが、突然現れた悠翔に刺されてしまって終わる。


(バッドエンド4〜幸せな世界へ〜)
悠海を受け入れるとずっと一緒にいようと言われて首を絞められてしまう。
「大好き、はる…」と愛しい人の名を呼び終わる前に意識は消えた。


(バッドエンド5〜永遠を祈る〜)
おかしくなっていく悠翔とともに二人で死のうと決意し、二人は失踪。
見つからないまま何年も経つが釈然とせず皆の心にはまだ二人の記憶が残っている。
幸せになってほしいと願わずにはいられなかった。




↓悠翔の感想ネタバレ有り↓



〜ブラハZ、悠翔の感想ネタバレ有り〜
ブラハAでも最大の謎を残し、そして今回の最後の最後にしか攻略出来ない悠翔。そんな彼の真相はいかに!!と一番ドキドキしていたルートでしたが、色々と凄くて、そしてやはり辛かったです(;_;)
最初はもうほんっと優しいお兄さんでめちゃくちゃ頼りになるんだけど、なにせAであれだけ不穏な姿見せてたので優しくても安心できない(笑)何するにもプレイヤーは構えちゃうと思うし、この人はそれ程の何を抱えてるのかなって思ったら予想外の二重人格!これはね〜正直そっちかーとちょっとがっかりしました。裏の顔がある腹黒とかだったらいいなと思ってたから(笑)二重人格だと別物として逃げられるからね、ずるいなって思ったり、あと乙女ゲームですでにこういうキャラ二人くらい会ったことある(^_^;)
だから拍子抜けしたんだけど、でもそこからはちょっとそんなこと言ってた自分が馬鹿だったなと思えるくらい中の人の演技がうまくてですね!もはや悠翔と悠海が本当に違う人に見えてきて段々に自分が悠海に恋をしてる気持ちになってくるのが凄かったし、何より宇賀神先輩とのバトルとか演技すごくてドキドキしました。興奮した!
だから最後に悠翔に戻った時ちょっと悲しいのに戻ってきてくれた嬉しさがやばい。マジで別人すぎて戻ってきてからのウブなキスシーンとかやばいよ!!めちゃくちゃ良い!!
今まであれだけ我慢して頑張ってきた悠翔をこれからは幸せにしてあげたいと心から思いますよね。
って、そう、主人公マジ傲慢よね(笑)他ルートでも最初はほんっと使えないんだが、このルートの宇賀神先輩の付き人の主人公やば!!使えないレベルヤバすぎてイラッイラしました(~_~;)人としてどうなの?(笑)まぁまだ高校生とは言うけどお金もらってプロとして働いてるんだからある程度は出来ないとねぇ…キツいわ(笑)
けどそのあとはどうにかなったからまずいいとして、紅葉村の雰囲気とかめっちゃ良かったし何より宇賀神先輩なんなの?誰なの?(笑)めっっっちゃくちゃかっこよすぎてやばかったんですけどぉ<●><●>なんでこれを本人ルートでやらなかった?ここでここまでかっこいいのはなんなの!?!?全員宇賀神好きになるやろ!!!(笑)それほど素敵すぎて最初は悠翔のルートとは思えませんでしたね(笑)
あ、あとは社長の話、あれが本当の真相なんですよね?悠翔赤ちゃんの時の行動がリアルで切なかったです(;_;)でもいい旦那さんに出会えてよかったですよね!
と言う感じで全て終わってスカッとしましたー!みんな幸せになって(ToT)