元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

ピオフィオーレの晩鐘1926「楊」ネタバレ

〜ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926-〜
●楊(cv岡本信彦さん)
【老鼠】と名乗り、組織化している中国人集団の首領。
常に薄ら笑いを浮かべている感情の読めない謎の多い男。
相手の感情を逆なでするのが趣味。
『楊』は通り名であり、誰も本当の名を知らない。
気分屋で刹那主義。自身の享楽の為なら他の誰の犠牲も厭わない。

Episodio1926 -BURLONE-では
ファルツォーネ、ヴィスコンティの2組織を排除後、六凰会からロンドン行きの指令を受けるもとある理由から、いまだブルローネにとどまっている。

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〜ピオフィオーレの晩鐘1926、楊ルートネタバレ〜
(BURLONEベストエンド)
ファルツォーネとヴィスコンティがほぼ壊滅状態になったブルローネは、実質老鼠のものとなっていた。
そんな中割と平凡な日常を過ごしていたが、急にそこに袁の部下である睿という男が老鼠の次席にしてくれとやってきたのだ。袁の間者であることを隠しもしない変わった男だったが、能力もあるし、何より老鼠は楊を筆頭にそんなもの達の集まりでもあったため睿に次席を与えることになった。
しかしその睿を送った袁という男、六鳳会の序列四位であり、楊の育ての親のようなものであり、そして楊が殺した男の息子であった。頭がおかしい袁は自分の父親を殺した楊を気に入り育て、しかし楊はそんな袁をもずっと憎んで殺したかったため今までも何度も寝首をかこうとしたが袁の強さは尋常ではなくいまだに勝てていない。
そんな大嫌いな男である袁がなんとブルローネへやってきて、主人公の首を絞めキスをしてこようとした。見つめられるだけでも息を止められそうなくらいの恐ろしい眼差しだったが、主人公は負けじと平手打ちをし、袁はその態度を気に入ったのか気まぐれに去っていった。
しかし今度はオルロックが教国の指示により主人公を殺しに来た。ヨゼフが一年前に主人公を老鼠に送ったことで鍵の乙女の資格を失ったため、ヨゼフは責任を問うため殺されることになる。しかし主人公が死ねば次の代の鍵の乙女が生まれるため、主人公を殺してくればヨゼフを助けるとオルロックは言われていたのだ。
危険だらけの中だが主人公はやっぱり楊に守られている。その姿を見た睿は「あんたがここで食べて飲んで着てるもの全て犯罪から出てる金だ、聖人面するな」と言った。主人公はそう、実際その事に悩んでいた。楊のそばにいるということは犯罪を認めている事なのだと、それはいけないと思っていたのに、でもそばにいるためには仕方ないと、睿の言葉が重くのしかかる。
睿は実は袁に家族を殺されており、その後楊のように飼われ育てられていたがいつか復讐をしようとずっと従順なふりをしていた。そのため楊に気に入られるよう取り入ってれば楽に生きられる主人公が嫌いだったが、主人公が楊に意見をし怒鳴り実家へ帰ると言って出ていった姿を見て、更にそれを迎えに行って謝った楊を見て、二人の絆を感じ、ただ甘やかされてるわけじゃないのだと認めてくれた。
更に睿が袁に復讐をしようとしたが返り討ちにされボロボロになると楊は睿の気持ちが分かるため「俺が必ず袁を殺してやる」と告げたため、睿は完全に楊の臣下となった。
そして袁に毒を盛られ楊が倒れた際、主人公はやはり楊に生きて欲しいと強く思った。甲斐甲斐しく世話をする中、やはり罪だとしてもそばにいたいのだと思う。毒で弱っていてもオルロックの襲撃から守ってくれる楊がやっぱり好きだから。
だから主人公は楊に「飽きられるのも捨てられるのも嫌だ」と告げた。すると楊は「欲しいと思い続けている間に、この手で殺してやる」と微笑んだ。その誓いは、間違いなく愛の誓いだった。
そしてついに袁との最後の戦いが始まる。袁の強さはおぞましく、やはりギリギリの戦いだったが、楊が危ないと思った瞬間主人公はなんと庇い刺されてしまう。それを見た楊は怒り狂い袁を殺した。
血だらけになる主人公を抱きしめる楊は初めて、失いたくないという気持ちをも抱いていた。
エンドロール後は、奇跡的に助かった主人公と、袁を殺した事により序列が四位になった楊。
主人公の体はもう回復していたが、胸に一生残る傷がついてしまった。醜くなってしまった体を楊に見せたくない主人公はずっと裸になることを拒んでいた。しかしずっとお預けを食らっている楊は痺れを切らし「見せろ」と服を剥がす。
傷を見た楊は「綺麗だ」と言って「傷も全て俺のものだ」キスをした。そんな楊はやっぱりおかしいと思うけれど、そんな楊といるのが幸せだと思うから、一分一秒でも長くあなたのそばにいたい、そう思いながら身を委ねた。


(BURLONEバッドエンド)
オルロックが双子を殺し、袁はオルロックを殺した。そしてそのまま袁は主人公に定めをつけ武器を振り上げる。もうダメだと思った瞬間、なんと楊が主人公を抱き締めて庇い、そのまま何度も斬られていく。強く抱きしめる楊は「無事か」と主人公を心配し主人公は涙を流すが、最終的に袁は楊と主人公を二人合わせて突き刺して殺したのだった。
その後、睿は二人の死体を教会へと収め、必ず仇をとろうと決意するが結局袁に殺されてしまった。


(ALTERNATIVAエンド)
ファントムの事件が解決し、楊となんだかんだと近しくなった主人公。
その日はパーティーに呼ばれたためドレスで着飾ったのだが、そこに現れた楊に「俺のために着飾ってるのか」と壁際に迫られた。
それは褒め言葉ではないと教える主人公は、いつもと違ってスーツで着飾ってるの楊に「かっこいいわね、これが褒めるってことよ」と教えたが「それは口説いてるのか?」と都合良い解釈をする。
二人きりになれるところへ行こうと誘ってくる楊に怪しさを感じるものの、ドキドキしてしまうのだった。




↓楊の感想ネタバレ有り↓



〜ピオフィ1926、楊の感想ネタバレ有り〜
まずはメインの感想。
前作でかなり問題児であった楊、そして老鼠。今回もかなりハチャメチャでした!なんたって今度は楊よりさらにヤバい袁が登場したからな(Σ○Д○;)
いや〜袁、ほんっとゾッとするやばい人でしたね!中の人の演技も凄い上手く、声の音程もマッチしてるからか、イカれた彼の雰囲気と色気と恐ろしさが凄い良くてですね、もう目があっただけで本当震えますよね。だってあの楊がヤバいって言うんですよ?ヤバいやつにヤバいとか言われるってどんだけなの(笑)
そしてそんなヤバい袁が出てきたせいもあり、楊がまともに見えて仕方ないっていう。主人公が袁に首絞められてるのに焦りもしない楊がそばにいても、袁がヤバすぎてマシに見える効果(笑)
でも今回はね!そんな楊もめっちゃ頑張ってました!大切な女と言ってくれて、しかも主人公が拗ねた時謝ってくれたりもしました!このイベントめっちゃときめいた!あの楊が主人公のために謝ったからね!?胸痛いし喜びで泣ける(ToT)
まぁ最後まで愛してるとは言ってくれないんだけど、欲しいと想い続けてる間に殺してやると言う最大の愛の言葉をくれましたし、何よりバドエンでのあの行為で愛してくれているのだと凄い実感しましたよね。あのバドエンはほんっと泣けたわ〜(;_;)だって庇ってくれたけど結局楊が死ねば主人公だって絶対死ぬってわかってるでしょ?なのにそれでも庇ってくれたっていう、怪我はないかって聞いてくれるって言う、自分が死ぬ前には傷つけないようにしてくれたっていうね、そこに凄い愛を感じてめっちゃ泣けました(;_;)
あとね、睿良かったですねー!彼は最初感じ悪いんだけど家族殺されてる話から切なくてね、そして楊はそれをわかってて「俺が袁を必ず殺してやる」って睿に約束してくれるシーンも泣けました。睿はこれからも老鼠にいることで心の傷が減っていけばいいな。正直俺的には彼の傷を癒せる存在になりたいけどね!!!(笑)かなりいいよ睿‥あの何も興味ない顔が赤面したりとか欲する顔になるのを見たい<●><●>(笑)エロい!!(勝手な妄想がまた広がる)笑
あと、楊ルートはランがめちゃくちゃ可愛い〜!ほんっと癒し!庇ってくれたりするし存在がもうありがたい!
そしてオルタナルートの感想ですが、こちらは短いからそんなに感想ないものの、前作や他ルートと違って楊がめっちゃフレンドリーでしたね。オルロックとの会話とかも面白いし、割と常識的だしー!あとは最後のスチルがめちゃくちゃヤバい!なにあのスーツ姿!めっちゃかっこいいですけど!!しかもセリフもエロいし!かなり良かったシーンでした!