元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

Monochrome Wizard~黒の讃歌、白の鎮魂歌~「トーマス・マイカロード」ネタバレ

〜Monochrome Wizard~黒の讃歌、白の鎮魂歌~
●トーマス・マイカロード(cv三重奏さん)
19歳。
第一魔術師団団員。光魔法と氷魔法の優れた使い手。特に光魔法の一つである回復魔法では、国内一の実力を有している。
自由奔放に見えるが『五大公爵家』と呼ばれる有力貴族の末弟ゆえに、しがらみを感じることもある。神の加護を有難く思っているが、あることが原因で神の判断を信じてはいない。
恋愛面では「みんなのトーマス」を自称するほど気軽な交流を好んでいたが、ヒロインの魔術の才能に憧れ、一途な恋心を抱くようになる。思いきったら一直線で、ヒロインと結婚するのは自分だと信じて疑わない。
※ウィリアム、レオをクリアでルートオープン。

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〜、モノクロームウィザード、トーマスルートネタバレ〜
(ベストエンド、Monochrome Wizard〜白の聖者〜)
魔術団団員のトーマスは主人公と年が近い魔法使い。水の精霊の加護を受け、氷と回復魔法を得意とする美少年だった。
明るく元気でボディタッチも多いトーマスはすぐに主人公と打ち解けたものの、主人公が白炎の力に目覚めると今度は憧れの眼差しのような目で見られ始める。しかし主人公の強さに惹かれ恋をしたトーマスだったが、肝心の主人公はトーマスを良き友人と思っていた。
そんなトーマスの家であるマイカロード家は300年前からドラゴンを食べない一族だった。この世界では皆ドラゴンは食用として見ているが、ドラゴンを友として扱っている帝国の皇帝から先祖がドラゴンを送られたため友として見ており、今でも親しき友として認識していた。
そんな話を聞いた時、ちょうど主人公はドラゴンの飼育場で割れてしまったドラゴンの卵を見つけた。廃棄されてしまうそれを辛そうに見るトーマスのため、なんと主人公は自ら育てると言ってその卵を引き取ったのだ。
トーマスは心打たれ、二人は毎日卵を温めて見守ると、なんとそこから希少な白のドラゴンが生まれた。主人公とトーマスを親と認識したのかそのドラゴンは懐き、二人は「フィン」という名をつけとても可愛がったが、フィンは障害があり羽が動かなかった。
しかしトーマスが毎日大事に大事に回復魔法をかけ続けるとフィンの羽が動くようになった。本当の親のようにフィンを世話する二人には更に絆が増えていったが、相変わらず恋に麻痺している主人公はトーマスの想いに気付けず、むしろ体を許すことくらい大丈夫だとまで言ってしまう。犯され続けて生きてきた主人公は心が麻痺していたのだ。
そんな主人公を見てるのが辛くて、そして守れる唯一の一人になりたくて、トーマスはレオたちに訓練を頼み、なんとその頑張りが実って無詠唱で呪文を使えるようにまで強くなった。一人前以上になったトーマスは自分の瞳の色のエメラルドのイヤリングを主人公にプレゼントし「家族になりたい、愛している」とプロポーズしてくれたのだ。
トーマスは自分の母が病気になった時術で治すことが出来ず亡くなってしまい心が折れた事があったが、主人公は自分も同じように母を救えなかった辛さを知っていたため、彼の辛さに寄り添えた。しかしその気持ちが恋なのかがわからず返事ができない。
そんな頃、なんとフィンがしゃべりだし巨大化した。ドラゴンは認めた人間にだけ話せるらしく、トーマスと主人公にだけは声が聞こえた。父様、母様と呼ぶ大きな子供のドラゴンにまた心は震える。
そしてアメリアに相談すれば、もうその気持ちは恋ではなく愛だと言われ、主人公はついにトーマスを愛していることに気づき、想いをぶつけた。抱きしめ合う二人を見たフィンも、父様と母様が仲良しになったと喜び、二人はその日体まで結ばれた。
しかもなんとリライン戦の前に主人公はトーマスの子を身篭った。子供ができにくかった主人公の体は、実はトーマスが毎日フィンに回復の魔法をかけていたときに同じように主人公の体にも効果があり、不妊が治っていたのだ。
二人はマイカロード家にすぐに呼ばれ、家族みんな二人の結婚に喜んでくれた。
そしてその後、リライン戦を迎えると劣勢で命の危機にさらされたが、なんとトーマスは光の神バルドに空に呼ばれ、そこで「お前は死んだあと神になる、今はよって地上の神である、だから力を貸そう」と言われた。そしてお前の望みは?と問われた時「僕は大切な人が生きる世界ごと守りたい」と告げると、なんとトーマスは覚醒者になり地上に戻った。
光の魔法で空に手をあげると大きな光が生まれ兵士たちの傷が一気に回復。更にリラインが発動され、ついに戦いは勝利で終わった。
歓声と光に包まれる中トーマスは主人公を抱きしめ、僕の世界は君が中心にあると言ってくれた。
エンドロール後は、5年後。
息子のエリクは5歳になった。トーマスはあの日から白の聖者様と呼ばれフィンの背中に乗って忙しく飛び回っている。そのおかげで最近はドラゴンに憧れる魔術師が多く、ドラゴンに対しての意識が変わりつつあった。
しかし忙しくても変わらず愛をくれるトーマスは、今でも本当に優しくて素敵な旦那様だ。
白の聖者様は、私に虹色の世界をくれたのだーー。


(エンド2〜氷の魔王〜)
リライン戦から分岐。
前戦で刺されてしまい瀕死になった主人公。このままではもう誰が見ても助からない状況で、トーマスは怒号し涙する。君が居ない世界なんていらない、そう言ったトーマスの心は冷え切りなんと、水の覚醒者となった。
その大きな力を振りかざせば戦地は全て氷漬けになった。皇帝すら凍らせたトーマスはまだかすかに息がある主人公をも氷漬けにした。
数年後、氷の城で氷柱の中にいる主人公を少しずつ毎日回復させているトーマス。
邪魔なものは全て殺して君と僕だけの世界を作ると言ったトーマスは、もはや魔王と呼ばれ恐れられていた。
今日もまた、新たな土地を氷漬けにするため旅立つ。氷柱の中の大切な存在に、愛してると囁いて。





↓トーマスの感想ネタバレ有り↓



〜モノウィザ、トーマスの感想ネタバレ有り〜
3人しか攻略キャラがいない中で、唯一の元気系というか若い系のトーマス。そんな彼は一体どういう感じなのかなと思ってプレイしたところ、思ったよりもストーリーがしっかりしてて感動しました!
元々はこのゲームの攻略キャラはウィリアム様とレオ様だけだったらしく、トーマスは後から追加になったみたいなのでね、やはりそういうこともあって凝ってたのかなとは思いますが!
そんでもってトーマス、他キャラルートではめっちゃグイグイくるので予想外でした。最初のイメージではアイドル系イケメンとかって言われてたし、可愛い系なのかと思ったら凄い押しが強いんだもの。なので本人ルートもやはりグイグイくるからクロにめっちゃ威嚇されてましたね(笑)
しかしトーマスのルートではフィンというドラゴンを育てるという話がありました。これいいよねー!!!捨てられる予定だった卵を羽化させて、それが真っ白で美しいドラゴンで、そんなドラゴンを毎日二人で愛情沢山で可愛がって育てるっていうのが素敵で、フィンが喋り始めたのも感動したし、最終的に白の聖者様とセットで語り継がれてるのも良いよね。そのおかげでドラゴンの見方が変わっていってるって言うのが素敵でした!
それに伴ってマイカロード家のあれこれが関わってくるんだけど、過去に色々あった話はバルドと関わってるっぽいのでこれは例の続編で色々わかるのかな?そっちもそのうちやりたいので楽しみ!
そしてさっきも言ったけどハッピーエンドはトーマスが白の聖者様となるわけだけど、覚醒者になり空に光の魔法を放った最後は凄い素敵で泣けました(;_;)僕の世界は君のためにっていう想いがなんとのちの神と認定されるほど!トーマスって凄い人だったのね(Σ○Д○;)
更にハッピーエンドの最後の営みやばかったんだけど!!!エロ!!(笑)主人公が攻めるという、少し余裕がないトーマス良かったよ!<●><●>(笑)
そしてバッドエンドなんだけど、正直私こちらも好き!主人公だけがトーマスの世界だったのでね、主人公が死にそうになり魔王になってしまったトーマス。彼の凄さは紙一重なんですよね。だから憎しみに支配されたらこっちになっちゃう。しかし氷の城で魔王になったトーマスがかっこよくてね!!!ちょっと大人っぽくなってるからまた良い!!私魔王とかに弱いのでかなり惹かれました<●><●>(笑)
そんな感じで色々良かったトーマスなんですが、何故かトーマスにだけルートの最後でキャラソン流れたのが謎でした(笑)何故メインの二人ではなくトーマスだけ流れたのか(笑)そんな疑問を抱えつつ、全員クリアー!!楽しかったー!!