元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

絶対階級学園「五十嵐ハル」ネタバレ

●五十嵐 ハル/イガラシ ハル(cv石川界人さん)
169センチ。
「捨て置かれた石ころ」階級の1年生。
無口で素っ気なく何を考えているのかわからないが、たまに口を開けばかなりの毒舌家ぶりを披露する。 中性的な外見と階級も相まって、いじめの標的となり怪我が絶えない。 人付き合いはほとんどないが、なにかと話しかけてくる十矢とはよく一緒にいる。
芸術家肌で、絵を描くのが趣味だが、静物画ばかりで人物は描かないよう。

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※「絶対階級学園」バナーに使用されている画像の著作権は、株式会社プロトタイプおよびDaisy2に帰属します。


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〜絶対階級学園、ハルルートネタバレ〜
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(※「絶対階級学園」のバナーに使用されている画像の著作権は、株式会社プロトタイプおよびDaisy2に帰属します。)
(石ころハッピーエンド)
石ころ階級のハルは可愛い見た目の男の子。薔薇に何かと目をつけられ絡まれており、なんだか放って置けない存在。
少し言い方はきついものの優しい面もあり、絵がとても上手いという特技を持っていた。
そんな頃、なんと石ころ階級に降格してしまった主人公。ショックだったし、今まで仲良くしていた萌香の態度が急変したことも悲しかったが、ハルは厳しく注意しながら心配して励ましてくれた。
石ころに落ちてもそんなハルがいつもそばにいたのでさほど寂しくはなく、これなら上手くやっていけるかもと思い始めた。そしてハルと一緒にいることが余計に多くなると、ハルは自分の父親が画家であることを教えてくれて、ハルは人物画を描かないという話もした。更に、ハムレットのオフィーリアという絵を見ると何か変な気分になるという話もした。
そんな頃、薔薇の悪戯で主人公の鞄が盗まれた。ムカつく薔薇の男の態度に我慢ができなくなった主人公はその男の頬を平手打ちした。すると男は逆上し殴ろうと手をあげたがハルが咄嗟に庇ってくれたためハルが殴られてしまった。更に苛立った男は近くの池にハルを突き飛ばしたのだが少し足が水についただけでハルは急に過呼吸を起こしてしまう。
更に気絶して倒れてしまうのだが石ころであるハルが倒れようが誰も心配せず助けようとしない姿にゾッとし、主人公はエドワードを急いで呼び、大事にならずには済んだ。
実はハルは水が苦手だった。過去に何かあったとか理由は無いのだが何故か水に入れない。しかしシャワーや水を飲んだりは出来たのだが、倒れてからなんと重症化してしまい水の全てが怖くなって震え、水が飲めなくなってしまった。
それからハルは調子が悪くなり授業に出られなくなった。水分は氷でどうにか取れているものの頭痛もひどくなり動けなくなった。このままでは大変なことになると思った主人公はハルのために決心し、ハルの部屋へ行ってなんと制服のままシャワーを浴びずぶ濡れの姿でハルの前に現れた。水が見れないハルは恐ろしくて布団を被り見向きせず何時間も過ぎていく。体が冷えて寒くなってきた主人公は虚しくなり涙が溢れてきた。そんな主人公の姿に胸打たれたハルはそっと振り向き徐々に主人公に近づき、水滴のつく顔に優しく触れてくれたのだった。
それから二人は徐々に水に慣れる訓練を始めた。徐々に水を飲んだり、時にはハルの頭を洗ってあげたりした。
そしてハルは夢の中で低い声の男が歌を歌っている場面を何度も見たり、壱波の演劇を見た時その歌がオフィーリアの歌だということも知った。その歌の内容は川で溺れて死ぬという歌。あの絵と歌は関係しているのか?
水恐怖症の克服をするために夢のことや過去を調べる二人だったが、そんな時偶然に虐められてる石ころの男子が薔薇に「塀の外の写真を撮ってこい」と言われたという場面に出くわした。一人では怖いという生徒の代わりに主人公とハルが行くことになったのだが塀を超えた先の森の奥に小屋を発見し、二人はそこへ入ってみた。中には地下へ繋がるエレベーターがありその中は無機質な研究施設のような場所になっていた。しかもそこに主人公の父親の名が書いてあるファイリングを見つけてしまう。
人に見つかりそうになり焦って逃げた二人。謎は残ったが、危険である予感しかせずとりあえず今は忘れることにした。
その後、また薔薇の生徒と揉めた主人公だったが、今度は主人公が池に落とされてしまった。その光景を見たハルはパニックになるが「死んじゃダメだ」と叫び必死に池の中に入って主人公を助けたため、ついに池に入ることを克服できたのだった。
その夜またハルの頭を洗ってあげることになった。介護のようなその姿も様になってきたが、ハルは「あんたがお婆ちゃんになったら逆に洗ってあげるよ」と言った。その意味に気づいてと言うハルは急に振り向きキスをした。
ずっと一緒にいよう、あんたのこと気に入ってるよ。
そんな言葉をくれたハルの微笑みに心が温かくなった。
その後、ハルは主人公に絵のモデルを頼んだ。人物画を描いたことがないハルは「父がモデルを愛さないと人は描けない」と言ったから描いてなかったと言う。そして「一生モデルになってもらうからよろしく」という言葉をくれた。
愛さないと描けない人物画のモデルに。その意味が嬉しくてハルに抱きつきこれからも支え合っていこうと思った。

(真相ハッピーエンド)
※石ころハッピーエンド後から派生。
櫂級学園ではそろそろ学園祭の季節になった。主人公はどこの部活にも所属していないためハルの手伝いをするため美術部に入部した。
しかしそんな時医務室で脳科学の博士の本を見つけその博士が主人公の父の名であることから、あの地下室での出来事を思い出しもう一度乗り込むことを決意。
そして上手くまた地下室に潜り込んだ二人だったが、そこで見つけたレポートにはやはり父の名が記しており、鏑木研究所の所長であり、父の顔が映る写真の胸には鏑木グループの社章がついていた。更にその写真の背景はハルの小さい頃に撮られた写真の背景と同じだったのだ。
父のことを調べるはずがまさかのハルとの関係にも繋がり更に不穏が深くなる。
しかしなんとエドワードの調べにより学園のスープに洗脳薬のような薬物が混入していると言う事実がわかった。秘密裏に調べていたことが鏑木にばれてしまうと何故かエドワードの母の病気が急変したと言いエドワードは本土へ連れ戻されることに。その時エドワードは主人公に熊のぬいぐるみを託し、何かあったときはこの子に話しかけてと言って去っていった。
その後、何故か日に日に生徒たちの具合が悪くなり始めた。学園祭の当日はもはやほとんどの生徒の具合が悪くなり、鏑木が用意したと言う白衣姿の医者が沢山学園に入り込んだ。
生徒たちは徐々に錯乱しパニックになる上に、ハルも来てくれた両親が本当の両親ではないとおかしくなってしまう。
主人公はエドワードが託した熊のぬいぐるみを思い出すとなんとその中に手紙と薬が入っていた。そこには、例のスープには洗脳薬が入っており生徒は記憶を改竄されていたこと、その薬で鏑木は記憶を鎮めて天才を作る実験をしていたこと、そして鏑木が投薬を打ち切りにしたため生徒たちは急な断薬の副作用で具合が悪くなったことなどが書いてあった。
共にあった薬は一時的に体を楽にするものと書いてあったためハルに飲ませると容体は落ち着くものの、ハルは本当の記憶を思い出したと語り始めた。
ハルの本当の両親は違う人だったが、本物の父も画家だった。しかしハルが幼い頃川に溺れ助けた母が死んでしまった。母を愛していた父は深い悲しみでそれからハルと目も合わせなくなり絵を描いては売って酒に溺れめちゃくちゃになった。さらに父はオフィーリアの絵しか描かなくなりあの歌をずっと歌っていた。
そして最後はアルコール中毒で死んだ。孤児になったハルは施設に引き取られたがそこは白衣の男たちがいる研究所だった。それからハルは沢山の実験をされ記憶を改竄され洗脳されこの学園で違う自分として生かされていたのだった。
真実を知ったものの、事態はまだ変わらず他の生徒たちも錯乱したまま。更に主人公とハルは白衣の男に注射を打たれ気を失ってしまった。
主人公が目を覚ますと一人無機質なあの場所にいた。しかも何故かウェディングドレスを着せられていた。そこに女王が現れたのだがなんと女王は自分と全く同じ顔だった。
そしてついに思い出す記憶。女王は主人公の姉で名はマリア。両親は事故で死に、マリアは鏑木に、主人公は育ての父に預けられたのだ。
マリアは育ての父の電子手帳を渡してくれた。そこには謝罪と、そして鏑木の罪が書いてあった。鏑木は主人公達の母を愛していたため父を殺したが、母が手に入らないとわかるとマリアを自分の元に引き取ったのだ。
去ってったマリアを追うとハルとも合流でき、二人は奥へと進んだ。するとそこには銃を持った鏑木とマリアが佇んでいた。
鏑木はマリアを母のアリカのように育てるため洗脳して従順にしたものの、人形のようになってつまらなくなったと言う。そして片割れだった主人公の方がアリカに似てきたため今度は主人公が欲しくなり学園に呼んだらしい。
鏑木は「奥に用意した教会で結婚しよう」と迫ってきたが揉めてるうちに銃を落とした。それを拾ったのはマリアでなんとマリアは鏑木に銃を向け「愛しているの」と言って撃ったのだ。洗脳されていたのかなんなのか、鏑木への愛は本物だったとマリアは涙を流した。
マリアは鏑木の死体のそばで気絶したため、主人公とハルは奥の鏑木の部屋を見つけその中のパソコンから警察などに連絡。そしてありとあらゆる場所に鏑木の悪事のデータを送りつけた。
その後二人は鏑木が言っていた教会のような部屋を見つけた。そこで助けを待つ間ハルは予行練習をしようと言い主人公の前に跪く。
いつか必ず本当の花嫁にしてみせると誓ってくれたのだった。
エンドロール後は、3年後。
事件が明るみになるとずっと探していたという祖父が主人公を見つけてくれたため、新しい家族に迎えられた。大学に行かせてもらい今は中流地区で一人暮らしをしていた。
ハルは画家のアシスタントをしながら亡き父がどこかに売った絵を探していた。
展示会が開かれるたび父の絵がないかと探していてたまに見かけることがあるがその絵はやはりいつも女の人の絵。そう、父は愛する人の絵しか描けないと言っていたから。母が死んだ後自分の絵は描いていないと思いつつ、憎まれていなかったと、愛されていたのだと思いたくて探し続ける。
そんな時また今日も一枚父の絵があるという展示会を見つけた二人は急いで見に行った。するとそこにはなんと優しそうな女の人が子供を抱いている絵が飾られていた。
時期的に確実に母が死んでから描かれたと思われるその絵を見たハルは涙を流した。泣きじゃくるハルの頬を包んで「いつかこんなふうな家族になろう」と微笑んだ。
タイトルは「水温む」と書いてあった。


↓ハルの感想ネタバレ有り↓



〜絶対階級学園、ハル君の感想ネタバレ有り〜
移植前ももちろんプレイしたハル君でしたが、正直あまり記憶がなくて初回プレイのように楽しめました!
まずは石ころエンドなんですが、私は高身長だったりガタイが良かったりするキャラがタイプなのでどうなのかなと思ったけど、好きな主人公の前で男らしくありたいとかプライドがあるっていうハル君が凄くかっこよくて好感を持てました!ただ、なで肩がすぎる(笑)
あとは他の石ころよりミステリーが強いルートで面白かった。他全員やってからだったから尚更良かったです!初めて塀の外に出たしね!バイオハザードっぽかったね!(笑)
しかし最後まで好きとはハッキリ言ってくれないのは何故なのか‥。髪洗ってあげてるときに「赤ちゃんやん‥」て思ったらハル君が「介護」と言ったのでそっちも確かに!と思った(笑)
あと七不思議的なやつで陸様のヴァイオリンが最高うけました(笑)陸様の下手くそすぎるヴァイオリンを正座で聞けと言われ、ジャイアンのリサイタルを聞かされるのび太みたいな二人で面白すぎ!!(笑)
そしてそのまま真相ルートに突入したら前半はラブラブ仲良しで可愛い感じでしたが怒涛の過去の暴きで忙しかったですよね。でもハル君の場合は本当のお父さんも本当に画家!そして最後のお父さんの絵に感動して涙が出ました(ToT)良かったね!(ToT)