元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

DIABOLIK LOVERS DARK FATE「月浪カルラ」ネタバレ

●月浪 カルラ(cv森川智之さん)
18歳、183センチ。
知性と理性を兼ね備えたヴァンパイアの始祖。
だが、その裏にはサディスティックな暴力性を秘めている。
始祖として圧倒的な力を持っているが、長い生の間で怠惰な性格に。自分のとある目的の為に、主人公に近づく。

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※「DIABOLIK LOVERS DARK FATE」バナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびRejet株式会社に帰属します。


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ディアボリックラヴァーズダークフェイト、カルラルートネタバレ〜
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(※「DIABOLIK LOVERS DARK FATE」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびRejetに帰属します。)
イギリスからの転校生である月浪兄弟。しかしその二人はファーストブラッドという始祖であり、特に兄のカルラはその始祖の王だったのだ。
その二人に何故か狙われている主人公は彼らの屋敷に連れて行かれ監禁され「浄化」という名の吸血をされる日々だったが、ヴァンパイアである逆巻兄弟が極上と言う主人公の血は始祖からすると不味いようだった。
更にアヤトたち兄弟やルキたち兄妹がいつか助けてくれるかもしれないと待ったが、両家は魔界へ帰ってしまったとカルラに知らされ、ヴァンパイアにも心があると信じていた主人公に絶望を与えた。
そんな時メルツというヴァンパイアが現れた。メルツはシンに片目を抉られ無理矢理仕わされているという男だった。そのため復讐をしたいから協力しようと話してきたのだ。
しかしカルラと少しずつ会話ができるようになっていた主人公。監禁されている間何もできなかったが本を読むことだけは許されており、何年も幽閉されていたことがあるカルラも読書だけが唯一の楽しみだったことから、自然と話ができるようになったのだ。
そんな時、メルツに会っていることがバレてしまい怒ったカルラは地下牢に主人公を幽閉し首輪をつけて鎖で繋いだ。人としての誇りを失いたくないと言う主人公は抗おうとするが、カルラは主人公の心臓の持ち主であるコーデリアが始祖のメーネという母から生まれたため始祖の血を引いていると話す。だからこそ、始祖の血を残すためには始祖の血を引く唯一の女である主人公に子を生ませるしかないのだ。そして浄化していたのもアヤトたちに吸われていたためヴァンパイアウイルスが血にあり、それを消すために吸っていたのだ。
その話をしたカルラはもう時間がないと、牢で無理矢理主人公を抱こうとしたがなんと急に血を吐いて倒れてしまう。そしてカルラの体にはアザが広がっていった。酷いことをしようとしたカルラをこのまま放って逃げることもできたが、すでに情がうつっている主人公はシンに助けを求めカルラを部屋へと連れていった。
その後、弱って動けなくなったカルラは始祖にだけかかる病気である「エンデツァイト」にかかっていることを話した。カルラの父親たちも皆この病気で死に、残っているのはカルラとシンだけだったのだ。エンデツァイトにかかってしまえば必ず死は訪れると言う。もはや手遅れだと察しているカルラは今までと打って変わり、弱って寂しそうにしていた。
もう子を成すことも出来ないと悟っているカルラは主人公に「去れ」と言った。このままなら逃げられる、けれど悲しそうなカルラを放っておけず何か助ける方法を探すことにした。
それから方法を探しながらカルラの看病をする日々が始まった。お節介な主人公に対しカルラは戸惑っていたが、徐々に気持ちは変化していく。
カルラは過去、その生まれ持っての大きな力のせいで父親に疎まれ虐待されていた。けれど王になるため、父に認められるため、それだけのために孤独に強く生きていた。
そんなカルラが王としていなければならなかった姿を見て、そして徐々に穏やかになっていく姿を見て、支えたいと思える。
かつて沢山の始祖たちで賑わっていたダンスホールで一人佇んでいたカルラを見たら切なくて涙が出た。一曲ダンスに誘ってくれたカルラに体を寄せると好きという気持ちが溢れて胸が痛くなった。
主人公はついにカールハインツに助けを求めることにした。そしてカルラを連れカールハインツの元へ訪れるが、なんとシンが現れカルラに刃を向けた。父が死んだのはカルラのせいだと思っているシンは、仇を討とうとしたのだ。
しかしそこにメルツが現れ、カルラを襲った。主人公が咄嗟にカルラを庇ったためなんと主人公は刺されてしまう。カルラは主人公に駆け寄り「死ぬな、貴様が必要なんだ!愛してるんだ!」と叫ぶ。シンはそんなカルラの姿を見て絶望し、完璧ではなくなったカルラじゃなきゃ殺す意味がないと言い仇討ちをやめた。そしてあれだけ王としての威厳を守りたかったカルラは、愛する者のためならば誇りなど捨てると言い、カールハインツに頭を下げにいったのだった。
そして主人公はカールハインツの手により危機一髪助かった。カルラは主人公の無事を心から喜び優しく抱きしめる。更にカールハインツは主人公の血を吸い続ければエンデツァイトは治ると教えてくれた。
カルラは助かる、そう思った主人公は心から喜び笑顔を向けた。するとカルラもまた心からの笑顔を向ける。そして主人公に対し「この感情に名をつけて」と言った。主人公がそれは「好き」と言う気持ちだと教えるとカルラはそう、好きと言い「愛してる」と言って抱き合った。
その後、カルラはとても甘くなった。今までの反動なのか主人公に甘えたり愛を囁く。それはシンが呆れるほど。
しかしヴァンパイアとは和解したものの、これからは色々やることが残っているというカルラだったが、世継ぎのことはもう問題ないと「妻になれ」と告げた。
答えは言わなくてもわかっているというカルラに抱きしめられ、幸せを感じたのだった。



↓カルラさんの感想ネタバレ有り↓



〜ディアラバダークフェイト、カルラの感想ネタバレ有り〜
今作ダークフェイトからの新メンバーのカルラさんルート、予想外に面白かったです!!
ディアラバは新キャラのターンだとやはりドSさを前面に出していかないといけないわけで、カルラさんはビンタ、手を踏む、蹴る、靴を舐めさせるなどなど中々の新キャラとしての務めを果たしてくれました(笑)
なので最初これ大丈夫かな?と思ったんですよね、最後までこんな感じだったらきっついと思って。しかしルート的にはむしろどんどん優しくなったり穏やかになったり好きになっていく過程が普通っぽくて人間ぽい感じでむしろ私も自然と好きになれました。
カルラさんはエンデツァイトにもなるので弱っていくのもあってお互い歩み寄れるのはあったけども、孤独でなければならなかった王としての威厳とかもあって、私の前では王じゃなくていいとなった時に初めて我が儘になれたという枷が外れた甘々なカルラさんも良かったです。かっこいいしね!!
でも見た目、思ったより幼いですよね。カールハインツさんレベルに落ち着いた見た目でも良かったかなぁ?
後最初の辛い時にシン君がちょっと優しかったりして私救われてたんですが、カルラさんに「四面楚歌の中の希望か」と言われてめっちゃ心読まれてて恥ずっ!!と思いました(笑)
そんな希望をくれたシン君、つぎは攻略してこよっと!!!打ちのめされそう!!(笑)