元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch「インピー・バービケーン」ネタバレ

●インピー・バービケーン(cv森久保祥太郎さん)
ルパンと共にロンドンへやってきた男。
明るく、軽く、お調子者であるが、発明において規格外の天才であることは間違いない。
奪われた【大切なもの】を探し求めている。

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※「Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。


本編、創生の姫君エンドへ↓
FD、祝福の未来エンドへ↓


→管理人ののネタバレ感想はこちら←


コードリアライズ、インピールートネタバレ〜
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(※「Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。)
(本編創生の姫君、ハッピーエンド)
怪盗紳士ルパンに助けられ主人公が出会ったのが、ルパンの仲間のインピーだった。
インピーは天才技師だがナンパで女好き。ノリも軽くてお調子者だが、本当は頼れて「月に行く」という大きな夢をもった優しい人だった。
大切なものを無くしてしまいそれを探すためにルパンの仲間になったインピー。そんな彼との生活はいつも楽しくて幸せを感じた。
他の仲間たちが増え、ドタバタしながらも平穏な生活をしていた一同だったが、ついに父アイザックの研究所を見つけた事からその生活は終わってしまう。
研究所ではホロロギウムを媒介するホムンクルスを作る研究をしておりその唯一の成功体が主人公だった。失敗に終わった665体の死体のようなものが並ぶ研究所で、待ち構えていたフィーニスにより主人公が人間ではなく本物の化け物である事を告げられた。フィーニスはサンの手により殺されたためそれ以上の事は分からなかったが、主人公は本当に人間ではなかった自分がルパン達と一緒にいると迷惑になると思い屋敷を出る決意をする。
しかし夜中にそっと一人屋敷を出るとそこにはインピーがいた。自分は化け物だからという主人公に対しインピーは「本来の自分も、自分が何者かも、全部自分で決めること」と言ってくれて更に一緒についてきてくれると言った。
二人はあの研究所で見つけた書類に科学者の「ネモ」の名が書いてあったことを頼りにネモにアイザックとの繋がりを探ることにする。たどり着いたネモの屋敷は何故か空賊に襲われており巻き込まれた主人公とインピーもピンチになるが主人公はヴァンに教わった護身術でインピーを守ろうとした。そんな健気な姿に心打たれたインピーは「もう隠すのはやめた」と言い、大切な人を守るために本当の力を出すといい前に出た。なんとあっという間に空賊を倒すほどとても強かったのだ。その強すぎる力は、ドラクロワの姿と重なる。
そう、インピーは吸血鬼だったのだ。話してくれた真実に驚いたものの、守ってくれる逞しい腕や胸に主人公はときめいた。
その後ネモを助けたことによりネモは沢山のことを話してくれた。ネモはかつてアイザックの弟子であったためホロロギウムのことを知っていたのだ。
ホロロギウムの完成には人の生命活動を介する長期間の変性作用が不可欠であったが、人間にホロロギウムを使用すると毒で死んでしまう。だからその媒介の道具としてホムンクルスを作ったのだという。
辛い真実を知ることになったがインピーは主人公に対して変わらない態度をしてくれて、彼がいたからこそ支えられて耐えられた。
しかしネモは黄昏と繋がっていた。主人公がホムンクルスであることに気づき利用しようとしており、ネモは主人公の胸のホムンクルスを無理矢理砕き少しのカケラを奪った。そしてネモが作り上げた空飛ぶ要塞「ノーチラス」に主人公とインピーを乗せ、空に浮かぶ。ノーチラスには実はずっとインピーが探していた「動力緩和装置」が使われており、そして更に原動力として主人公のホロロギウムのカケラを利用して飛んでいた。ネモはなんとノーチラスを使って世界征服を企んでいた。
カケラが奪われたことで体調がおかしくなる主人公だったが、インピーは大丈夫だと、愛の力で助けると励ましてくれる。その言葉と笑顔に何度も支えられ、インピーの存在はどんどん大きくなる。
ネモは二人を追い詰めるとインピーの天才的な頭脳が欲しいと言った。だから主人公もといホロロギウムを渡せばインピーの命だけは助けてもいいという。主人公はどうせ自分は生きてない化け物だからインピーの命が助かるならそうしてほしいと願ったが、なんとインピーは主人公を抱き抱えたままノーチラスから飛び降りたのだ。
空を真っ逆さまに落ちていく二人。このままでは確実に二人は死ぬだろう。主人公はインピーに死んで欲しくなくて必死に抗議した。自分が死ねば良かったのに、どうせ私は生きてないのだからと。するとインピーはそんなこと言うなと言った。君だけ死んで自分が助かっても嬉しくないと。そして「君が悲しいと一万倍悲しい、君が笑えば一万倍嬉しい、それくらい君を想ってる」と言った。その言葉に主人公は涙が溢れたがインピーは「愛してると言ってくれたら俺は空も飛べるよ」と言った。最期を覚悟しても笑わせようとしてくれるインピーの愛に胸が熱くなる主人公は自分の本当の気持ちを今言わなければと思い「インピー、愛してる」と微笑んだ。その言葉にインピーも「俺もだよ」と言って抱きしめたのだがなんとその瞬間、オーニソプターのあの音とルパンの声が。そう、インピーは前から用意していた救難信号をルパンに送っており、ルパンが助けに来てくれたのだった。
二人は間一髪助かったものの、主人公にホロロギウムの激痛が襲い気絶してしまった。
サンの屋敷に戻った一同。フランの見立てによるとホロロギウムが欠損したため毒が変化し主人公自身にも毒になっているという。そのためこのまま放っておけばいずれ死が訪れるとのことだった。しかしその変化のおかげで今は周りに毒を発することもないから触れられるし、カケラを取り戻せば変化を元にも戻せるということもわかる。
その言葉を聞いたインピーはすぐに主人公の手を握った。恐れず迷わず手を取ってくれたインピーは「ほら、大丈夫」と微笑む。その笑顔は優しくて、初めて触れた手はあたたかくて、涙が溢れる。俺に任せろと言ってくれたインピーに涙を流しながら微笑んだ。
しかしネモがテロを起こした。イギリス上空にノーチラスで現れ、三日以内にホロロギウムを持つ少女を連れてこないとイギリスを火の海にすると言って爆弾を落としてきた。ヴィクトリア女王は空戦討つもネモの偉大な力に散ってしまう。
このまま主人公を渡すこともできないし、女王の力もあてにならない、そうなればもうインピーの力でネモと直接対決をすることしかないとなる。
戦いの前日、インピーは過去の話をしてくれた。両親がいなかったインピーの親代わりは科学者のお爺さんだった。お爺さんは月に行く夢を持っており、あの動力緩和装置を作った人。しかし吸血鬼戦争で死んでしまい夢を叶えられなかったため、インピーはその夢を継ぎたいと思っていた。しかし動力緩和装置が何者かに盗まれてしまい、ルパンと共に行動して探してたのだった。
夜空の月に夢を馳せ、誰よりも優しくて誰よりも強いインピー。そんな人の隣で一生そばにいられたら、そう思うけど、自分は怪物。しかしインピーはそんな主人公に「科学から生まれた君は夢と希望で出来ている美しい人」と言ってくれたのだ。
怪物だと恐れられ人間でもないと言われた自分を、夢と希望から作られたと言ってくれたインピーは「世界で一番愛してる」と言ってキスをしてくれた。生まれて初めて感じる好きな人のぬくもりに抱かれながら、全てが終わったら一緒に月に行こうと約束したのだった。
そして翌日、主人公のホロロギウムは次の日にはもうただの石ころになってしまうとフランが言ったため、カケラをすぐに嵌められるようにインピーと共にノーチラスへ乗り込むことに。
ネモと黄昏との激しい戦いの中、インピーは手に火傷を負いながらもホロロギウムのカケラを取り戻してくれた。原動力を失ったノーチラスは動かなくなるが最後にネモが自爆装置を押してノーチラスが崩れていく。ネモはそのままガレキの下敷きになって最期を遂げたが、ノーチラスも上空から墜落。しかもそこはバッキンガム宮殿の上を目掛けている。このままでは宮殿が潰れてしまうと、インピーは残ってノーチラスを止めようとし、主人公を逃がそうとしたが、死ぬときは一緒だと覚悟を決めた二人は力を合わせてノーチラスを制御した。するとギリギリの所でノーチラスは止まり、二人も宮殿も無事だった。
止まったノーチラスの甲板に出た二人。そこには朝日が登り二人を照らしている。胸にホロロギウムのカケラをはめた今、もう少しで毒は戻ってしまう。そんな主人公に顔を寄せるインピーは「ありきたりだけど君に出会えて、君を好きになれて良かった」と言ってくれた。大好きと言い合って微笑む二人の未来は、朝日に照らされるように明るかった。
エンドロール後は、一年後。
サンの屋敷をもらった二人は一緒に暮らしていた。他のみんなはそれぞれにやることがあり、バラバラになったけどたまに集まって遊びに来てくれている。
インピーは相変わらず実験に勤しむ毎日だったが、ついに月に発射する装置を作ることに成功。その装置を押すと、真っ直ぐに月に打ち上がっていった。月が二つあるように見えるそれを見つめながらインピーは「結婚しよう」とプロポーズをしてくれた。
毒はまだ治らずインピーとは触れ合えないままで、まだまだ先は大変だけど必ず幸せになれると信じて、インピーと生きていく。
二人は月夜の中見つめあって微笑んだ。


(FD祝福の未来、ハッピーエンド)
相変わらず明るくて優しくて元気をくれるインピーと暮らす日々は幸せだけど触れられないのがもどかしい。
次へ行く計画が進む中資金不足に悩み始めたが、今度国際博覧会の万博でイギリスは潜水艦を出すことになり、その潜水艦作りに協力すればヴィクトリアが月計画のパトロンになってくれると申し出た。
そのため二人は潜水艦作りに協力。フランも研究チームに参加し、ついに潜水艦を作り上げた。そして実験の日、インピーと主人公は二人深海へ潜ることに。初めての海底は真っ暗で恐ろしかったがキラキラと光る因子が見えると宇宙のように見えて、月への夢に一歩近づいたことに胸が熱くなる。
そして実験を終え地上に戻るとフランが「例の薬ができた」と渡してくれた。なんのことかわからない主人公にインピーが言ったのはなんと、フランと共に主人公のホロロギウムの毒を無効化する薬を作っていたと話した。ようやくできたその薬を渡されれば我慢できずに飲み干す主人公。そしてもっと我慢できなかった気持ちを乗せてインピーにしがみついてキスをした。
ずっと我慢してた触れ合いができればもっともっと欲しくてインピーと隙間ないくらいくっつきたかった。大好きと何度も伝えあって幸せを感じる。大切なインピーの隣で幸せな笑いは続いていくのだ。
エンドロール後は、一年後の二人の結婚式。
何と飛行船で結婚式を挙げた二人は動力緩和装置で空を飛びながら登場した。驚く仲間たちの前で永遠の誓いをする。誰よりも月の近くで、誓いをするのだった。


↓インピーの感想ネタバレ有り↓



〜コドリア、インピーの感想ネタバレ有り〜
五年前くらいにプレイした時は攻略してなかったインピー。あの頃はお調子者の三枚目キャラという感じに興味がなかった女だったのですが(笑)、歳をとってそういうキャラがむしろ好きになった今攻略してみたらめっちゃ良かった(ToT)むしろ超泣いたよおお(ToT)
いつもみんなにバカにされたりするインピーですが実際はむしろ凄く頭が良くて、しかも優しくて気が利いて、それだけじゃなくて実はめっちゃ強いとか良いところが多すぎてビックリ。いつもかけてくれる言葉の数々は本当に優しくて大人で、心に響くものが多くてとても惹かれました。
そう、インピーの言葉で泣いたことは本当に多かった!主人公が人形だと、魂がないと、怪物だと散々言われたけどインピーは主人公のことを「夢と希望で作られた存在」と言ってくれました。本当に素敵な言葉だなって思って感動(ToT)ノーチラスから飛び降りた時の「愛してるって言葉で空も飛べる」ってシーンもめちゃくちゃ感動して泣けたしね(ToT)ま、あんな標高の高さから落ちてるのにあんな悠長に会話できるとは思えんが(笑)「え!?なに!?」って感じで多分聞こえん(夢がない)笑
ま、ゲームだからそんな現実はいらないよね!!(笑)
という感じでめちゃくちゃ良い男でしたけども、本編のエンディングではなんとまだ毒が残ったまま(Σ○Д○;)触れ合えないまま一年、それでも結婚してくれと言ってくれたインピーは優しいけど人一倍性欲とか強そうなのに大丈夫なのかなとか思ったゲスい俺(笑)早く心も体もインピーを幸せにしてあげたいと強く思いました!!(笑)
そしてそんなことを思いながらプレイしたFDではちゃんとそこも解消され、なんと触れられるように!薬作ったフラン凄いね!てことでこれでインピーの悶々も解消されるかなと思ったらなんと寧ろ悶々してたのは主人公の方だった(Σ○Д○;)なんと!触れられると分かった瞬間!キスをしながらインピーに足を絡めるという激しさ!!(笑)あのスチル中々凄かったですよ。立ったままもう早くインピーにしがみつきたいみたいで腕だけじゃなく足まで絡める。そこまで好きって感じが見えて胸温かくなりました。なので本当に良かったよね!これからは遠慮なく触れ合ってほしいですー!