元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

三国恋戦記〜オトメの兵法!〜「孟徳」ネタバレ

●孟徳/モウトク(cv森川智之さん)
178センチ、漢王朝の実質的な権力を握り、大陸北部一帯を治める。
女好きなお調子者だが、実は、戦でも外交でも天才的な手腕を発揮する切れ者。面白そうなもの、珍しいものに目がない。
自分の信念に従い、覇権を狙っている。

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〜三国恋戦記、孟徳ルートネタバレ〜
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不思議な世界に飛ばされてから玄徳の元で軍師として過ごしていた主人公だったが、孟徳軍との戦で失敗し川に落ちてしまった。その時川に飛び込んで助けてくれたのが孟徳だった。
そのまま孟徳に捕まってしまい捕虜となってしまったが、恐ろしいと噂されていた孟徳は噂と全然違って飄々として優しくてナンパな人だった。主人公に興味を持った孟徳はアプローチを沢山し、とてもよくしてくれた。しかし一方では人を殺しても笑顔のまま残虐でいる姿もあり、何が本当の孟徳なのかわからない不思議な人だった。
それでも主人公が戦いたくなくて辛い時、気づいた孟徳はただ一人「戦わなくていい」と言ってくれた。力がなければ置いておいてもらえないかもしれないという恐怖で過ごしたこの世界で、唯一戦わなくても必要としてくれる人。優しく懐柔して堕落させ、惑わす雰囲気を持つ孟徳に気を許しそうになってしまう。
だからこそこのままここにいてはダメになると思い玄徳の元へ戻ろうとしたが、本を奪われてしまったため帰れなくなってしまった。
孟徳はそれからも主人公には優しくしてくれた。デートに誘ってくれた時も大人でスマートにエスコートしてくれて、耳飾りをプレゼントしてくれたり、人にぶつかりそうな主人公に気づいてさりげなく手を引いてくれたりした。その大人の雰囲気と、優しい笑顔に、惹かれていた。
そんな孟徳と過ごす時間が増えれば本を読めば策が出るということを内緒にしている事に罪悪感を感じ始めた。だから子龍が迎えにきてくれた時も孟徳のそばにいたくて自ら留まった。
孟徳は何度も「君が好き」と言ってくれたがその気持ちがどこからきているのかがわからなかったし、女の人にモテるという事実を知った時も心がモヤモヤしたりもした。
その後赤壁の戦いの際、主人公の案が成功したことを知った孟徳は正式な仕官になれば本を返してくれると言ったので受ける事にした。しかし戻ってきた本はなんと白紙の部分がなくなり主人公は元の世界へと帰れる状態になったため本が光り始めた。まだこの地でやるべきことをやってないと感じる主人公は、まだ孟徳のそばにいたいと念じた。その瞬間ちょうど主人公の元に来た孟徳と共に光に包まれるとなんと二人はタイムスリップしてしまった。
そこは兗州の泰山郡だったが時代は黄巾党が正に反乱を起こす時代だった。主人公のせいで過去に来てしまったことを申し訳なく思ったが孟徳は全然驚いておらず、むしろ帰れなければこの時代で一から二人で始めようと言ってくれた。その優しさと強さにホッとする。
しかしこの時代と今の孟徳の姿はあまり変わらないらしく孟徳は過去の知り合いのいる場所へ行って情報収集をしていた。死んでしまった友人に会って寂しそうにする孟徳を見て力になりたいと思ったが、孟徳は何も話してはくれない。更に過去の大切な女性という女の人に会った時も自分とは違った親しげな雰囲気に疎外感を感じたりもしたが、その女性は「ハッキリ彼を好きと言えないならあげられない」と言ってきた。自分の気持ちをまだ認められていないで、好きと言ってくれる孟徳に甘んじていることを見透かされ、このままではきっと孟徳は自分を見限るのだろうと焦った。
そんなふうに改めて孟徳への気持ちを考えさせられるタイムスリップとなったが、二人は無事にまた元の時代へと戻ることができた。しかし本から策を出していたことが孟徳にバレてしまったので、主人公自体に知識がないことがわかってしまい、軍師としてではなく文若の下で勉強しつつ下働きをすることになってしまった。
そんな日々を過ごすと白紙が増えていた本はまた埋まってしまった。次に開けば元の世界に戻れるが孟徳にそのことを言いづらくて伸ばし伸ばしになってしまった。そしてこの感情が恋であると気づいた。
そんな時火事が起きた。主人公の部屋が主に燃え、なんと本が燃えてしまった。急に帰る道を塞がれたショックで愕然し泣き崩れる主人公だったが、孟徳は抱きしめてくれて「妻になってほしい」と言った。本がなくなってしまった今居場所をくれようとしてくれる孟徳は「一生守る」と言ってくれたがショックが大きくてすぐには受け入れられなかった。
その後徐々に元気を取り戻す主人公に元譲が「昔孟徳が友人に裏切られてから誰も信用していない」という話を聞いた。それから孟徳は誰とでも裏切られる前提で付き合っているのだと聞いた。主人公は孟徳をもう本気で好きだったが、そんな自分すらも信用されていないのかと傷ついた。帰れないことが辛かったけど、そんなことよりも孟徳のことばかりが気になっているのに。
そんな頃急に別邸に閉じ込められた主人公。もう孟徳は自分を好きではなくなった?そばにいない方がいいということ?そう思った主人公はやはり信用してくれていなかったのだとショックを受ける。するとある男が眠り薬を渡してきて、それを孟徳に飲ませて逃げなさいと知恵を貸してくれた。主人公は決心して孟徳を夜に誘い、薬を飲ませようとした。しかしそれはあの時の男の罠で、眠った孟徳を暗殺しようとしている作戦だったのだ。
孟徳の前で薬を差し出そうとする主人公だったが、孟徳の後ろで怪しい影があることに気づき、やっぱり孟徳が好きな主人公はどうしても彼を裏切れなくてわざと自分がその薬を飲んだ。すると暗殺者は主人公の影を孟徳だと思い主人公に襲いかかってきたため主人公は刺されてしまう。孟徳のためにわざと自分が刺されたのだ。
そのことに気づいた孟徳は倒れる主人公に縋り付き「どうして」と涙を流す。主人公はその涙を見た瞬間、孟徳はやっぱり信用できない人間なんかじゃないと心から思え、微笑んで「好きでした」と言って気を失った。
すると主人公はこの世界に来る前の図書室にいた。戻ってきた?そう思う主人公だったが何故か涙が止まらない。ああ、そうだ、私はここに戻りたいんじゃなかった、もう一度あの人に会いたい、好きだから。
そう思った瞬間、目が覚める。すると目の前には心配して泣いている孟徳がいた。刺されてから手当てされた主人公は孟徳の部屋に運び込まれベッドで寝かされていたのだ。
孟徳は別邸に閉じ込めた理由を、離れるのが怖くて閉じ込めてしまったのだと話してくれた。その言葉は今となってはもう嬉しいものでしかなくて、好きと告げた。孟徳も好きだと言ってくれて「ずっとそばにいて、信じるから信じてほしい」と言って手にキスをしてくれたのだった。
エンドロール後は、怪我をしているのに動こうとする主人公をキスで止める孟徳。
丞相としての望みではなく、孟徳の望みは「君のそばにいること」そう言った孟徳は微笑みながら「全てが終わったら君と眠りたい」と言ってくれる。
沢山の人を背負う孟徳の男としての、人としての願いはまだ叶えられないけど、ずっとそばにいると言った主人公はキスをして誓った。


↓孟徳の感想ネタバレ有り↓



〜三国恋戦記、孟徳の感想ネタバレ有り〜
PSP版の時も多分攻略してた孟徳さん。結構記憶があるのでそんなに驚くこととかもなかったんですが、人の嘘がわかる彼が主人公の嘘に傷つくシーンや孟徳さんを庇って主人公が傷つくシーンでの涙など切なくて泣けました。
しかし色んな三国志モチーフのゲームやってきましたけど、曹操がこんなにフランクなパターンは珍しいですよね。割といつも信長系ポジションじゃないですか?残虐的な!ま、孟徳さんもそういったシーンもあったりもしたけどそこまで怖くないというか他の武将とあんま変わらないですもんね?
あとはスペシャルストーリーでの甘やかしてくれる孟徳さん素敵でした!主人公が彼の拠り所になれて信頼しはじめてるのが分かって素敵だなと思ったし、猫ちゃんの赤ちゃん可愛かった〜!そんなほっこりのあとのセクシー孟徳さんも良かったです!