元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

片恋いコントラスト「楡居 凪」ネタバレ

●楡居 凪/ニレイ ナギ(cv吉野裕行さん)
164センチ。主人公が二年に進級した際に、主人公のクラスにやってくる転校生。
ぶっきらぼうな現実主義者で大の女嫌いだが、男子と話す時は少し愛想が良くなる。主人公のとある勘違いにより、転校初日から犬猿の仲に。いつもイヤホンをして音楽を聞いている。

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※「片恋いコントラスト-collection of branch-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社および株式会社フロンティアワークスに帰属します。


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〜片恋いコントラスト、凪ルートネタバレ〜
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(※「片恋いコントラスト-collection of branch-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社および株式会社フロンティアワークスに帰属します。)
高等部に上がった一年生の時は社会の楠見先生に初恋し、振られてしまった主人公。そんな主人公は二年生に進級し、新たな一歩を踏み出そうと前向きになっている時に出会ったのが楡居凪だった。
しかし楡居との出会いは最悪。珍しく二年生からの転入生であった楡居が進級式の日迷っていたのだが主人公は見たことがない顔だからと一年生と間違ってしまい、入学式はあっちだよと教えてしまったため犬猿の中に。
しかも偶然にも主人公のクラスにきた楡居はなんと、席まで主人公の隣になる羽目に。更に楡居は一年の時の主人公と似ていて人を寄せ付けず一匹狼を徹しており、口も悪くて余計に仲が悪くなる。
しかしマドナイのラジオで舞渡華が「苦手な人にも笑顔で対応し、頑張って向き合うように」と言ったためそのアドバイスを活用し、楡居にもひたすら話しかけた。
素直じゃない楡居は最初はうざがっていたものの、主人公のサッパリした性格と明るさが心地よくなんだかんだと仲が良くなった。しかも楡居はとても頭が良く、勉強を教えてくれたため二人は休みの日も一緒に勉強会をしたりと会う機会も多くなった。
主人公も楡居の距離感は心地よく、頼りになるため自然とそばに行ってばかり。マドナイの公開録音の応募が当たった時もあまりの嬉しさに思わず楡居に抱きついてしまうほど懐いていた。
しかしクールな楡居は周りをよく見ている人物で、主人公が楠見を好きだった事を見抜いたりもした。別に隠すことでもないと気にもしない楡居は恋愛も友達もめんどくさいという。その瞳はなんだか空虚でまだ彼の本当の気持ちはどこにあるかが分からない。
テスト前になるとまた頭のいい楡居を頼って勉強を教えてもらうことにしたのだが、その代わりに買い物に付き合ってくれと言われて二人はテスト後一緒にデートをすることに。すると楡居は舞渡華が持っているネックレスが欲しいというのだ。何故楡居が?と思ったが、なんと楡居もマドナイのファンであり、実はヘビーリスナーで名前をよく聞く「ヤナギ」という投稿者だったのだ。
今まで散々主人公はマドナイの話をしていたのに何故打ち明けてくれなかったのかと、こんなにも同じ趣味の人がそばにいれば嬉しいに決まっているのにと、色々楡居に問いただすとついに楡居は過去の話を話し始めた。
楡居の家は転勤族で今まで沢山引っ越しをしてきたという。そのため友達が出来てもすぐまた別れなければならなくて、どんなに大切な友達を作ってもすぐ連絡は途絶えてしまう。そんな日々を繰り返していたらつまらなくて、親に文句を言ったら折り合いが悪くなって、どこにも居場所がなくなってやさぐれた。しかしそんな時に出会ったのがマドナイで、舞渡華の言葉に沢山救われてきたからとてもファンになったのだった。しかしそれでもやはり友達を作るのは無駄だと感じていつも一人でいたのが理由だった。
マドナイさえあればいいと思っていた楡居は主人公に似ていた。だからこそ二人は更に打ち解け、仲良くなった。
それから更にベッタリになった。二人はいつもペアで、何をするのも一緒だった。風邪をひいて学校を休んだ時も必要なものを買ってお見舞いにきてくれる楡居は気が利いて優しかったりもした。
しかしそんな時楠見が楡居に牽制し始める。実は楠見は去年から主人公が好きだったが、教師と生徒という壁があるため気持ちを隠していたのだが楡居と主人公が一緒にいる姿を見て嫉妬していた。
まだ主人公に気があるだろう楠見を見て、楡居は嫉妬する。友達だから主人公を大切だと思うのに違う感情が芽生えているのかもしれないと心が揺らぐ。
そして楡居はイライラし、主人公に去年楠見と何があったのか聞きたいと言ったが、やっぱり聞きたくないと言って急に主人公を抱きしめた。「お前が好きだ」と言う楡居だったが、同時に失いたくないし大切にしたいと言った。初めて付き合いたいと思える人だと思うが、関係を壊したくないから返事はしなくてもいいと言うのだ。
主人公はその楡居の言葉を聞いてからなんだかマドナイに興味が薄れていた。あれだけ必死に毎日聞いて、絶対に忘れないようにしていたのに、今では気付いたら放送の日を逃してたなんて事もよくあった。その気持ちを正直にマドナイに相談として投稿したら舞渡華から「それは恋をしているせい」と言われた。誰しも大切なものは沢山あるけれど、一番大切なことがあればやっぱり他は薄れてしまうものだから、それは悪くないことだと言ってくれた。
その言葉に背中を押された主人公は、楡居の事がやっぱり大切なんだと自覚。そして楠見から告白され、楡居からもやっぱり付き合いたいから考えて欲しいと言われ、二人にハッキリして欲しいと言われたため覚悟を決めて答えを出す。
しかしその答えは、マドナイで。主人公の気持ちをマドナイで読んでもらうから聞いてほしいと二人に伝えた。
そして当日、舞渡華は主人公の投稿を読んでくれた。しかも内容は「ヤナギさんのことが好きです、ギンカより」というリスナーの名前での告白。それは主人公と楡居以外誰も気づかない大切な告白だった。
放送を聞いた楡居はすぐに電話をかけてくれて、ありがとうと伝えてくれたのだった。
翌日、楡居に呼び出された主人公。なんと父がまた転勤になったのだが楡居が航空宇宙工学を学ぶため大学に行き、一人暮らしをすると説得したため残れると言う。更に大学を卒業したら主人公と一緒に暮らすと言ってしまったので責任を取れという。そのせいで三者面談をすることになったらしいが二人の未来は明るいようで、主人公は嬉しさから微笑む。すると楡居は「ずっとそばにいる」と言って頬にキスをした。驚く主人公に「今日からお前の彼氏だから」と言ってくれる楡居もまた幸せそうに微笑んだのだった。



↓凪の感想ネタバレ有り↓



〜片恋いコントラスト、凪の感想ネタバレ有り〜
第一巻、第二巻、そしてたどり着いた第三巻でしたが他と違って二年から現れる凪君。今まで接点なさすぎてどういう人なのかなーと思ってたんですがとても口が悪く短気でクールな感じの人でしたね。けど口が悪くてもツンデレっぽかったし、なんかワチャワチャした感じが私的に良くて、最初の頃の喧嘩してるあたりとか先生への失恋を忘れられるのにちょうどよく、更に凪君相手の主人公が他より明るくて楽しそうで、とても自然でいられるのが凄い良かったです。
同い年の恋って感じで一緒に勉強したりデートしたり、更に趣味が同じというのも良かったし、恋をしたらその趣味が疎かになるというのもリアルで良かったなと思いました。
ただ若干クールすぎるかな?デレがあまり無くて付き合った後もほんと友達感覚だから見た目よりテンション低い系だなと思いますね(笑)あとはなんか凪君のルートだけラッキースケベが多くないですか?(笑)ハプニングで抱きついたり系多すぎてニヤニヤしました!!(笑)屋上でチケット当たった時の抱きつきとか超好みのスチルで良かったです!
エンディングもリスナー同士の名前で告白して返事してってやつ凄くいい!ロマンチックで感動しました〜!素敵でした!