元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

片恋いコントラスト「檜渡 鈴太朗」ネタバレ

●檜渡 鈴太朗/ヒワタリ リンタロウ(cv近藤隆さん)
183センチ。元気と明るさが取り柄の直情型。がさつそうに見えて、意外と綺麗好きな面を持つ。
中学生ながらかなりの高身長で、バレー部のキャプテン兼エースを務める。中等部卒業後は、そのまま高等部へ進級するつもりでいる。
主人公の後輩にあたるが、直接の面識はない。

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※「片恋いコントラスト-collection of branch-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社および株式会社フロンティアワークスに帰属します。


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〜片恋いコントラスト、鈴太朗ルートネタバレ〜
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(※「片恋いコントラスト-collection of branch-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社および株式会社フロンティアワークスに帰属します。)
河川敷ですれ違った大柄の男の人が通り過ぎる瞬間「一回目」と呟いた。見たことがない男の人だったが入学式の時にいた大柄の中学生がすれ違いざまに「二回目」と言ってきたので同じ人だと気づく。そして次に会った時また「三回目」とカウントが増えていることに気がついた頃、球技大会が開催された。
その球技大会後、主人公の下駄箱には綺麗な字の手紙が入っていた。その手紙の指定の場所にいくといつものカウントの男の子が待っていて、なんとその子は主人公を見ると「一目惚れしました!付き合ってください!」と告白をしてきたのだった。
彼の名は檜渡鈴太朗。主人公の一つ年下の中学三年生でバレー部のキャプテンでエースをしていた。そんな彼だが話したのは初めてでいつ惚れられたのか全くわからず断ろうとしたのだが、その頃入っていた生徒会の生徒会長である桐阪先輩が「恋人でも作ってみては」と言っていたのを思い出し、試しでいいから付き合って欲しいという鈴太朗の押しに負け、まずはお試しで付き合ってみることになったのだった。
更に例の謎のカウントも、去年の秋から主人公に一目惚れしてそれから偶然でも三回会えたら告白しようと決めていたためカウントしてたという話だった。
それから急に始まった初恋は、甘酸っぱく楽しい日々の始まりだった。
年下である鈴太朗だったが主人公のために一生懸命な所は可愛らしく、主人公を喜ばせたくて頑張って楽しい話をしてくれた。優しくもしてくれたし、いつも笑顔を向けてくれたし、高身長でエースである鈴太朗は見た目も文句なくかっこよかったし、彼氏としては自慢の人。
そんな鈴太朗のそばにいるのは心地良くて、ドキドキして、ときめいて、彼を好きになるのはそう時間はかからなかった。
更にバレーの練習試合で勝ったらご褒美が欲しいという鈴太朗。見事勝利し、鈴太朗が主人公から奪ったのはファーストキスだった。思いもよらない事態に主人公は逃げ出してしまうものの、嫌では無かったし鈴太朗を好きになってると更に自覚したため、正式に付き合うことにまで発展した。
二度目のキスは鈴太朗の部屋で。本当のカップルになった初めてのキスはとても甘くて、何度もせがむ鈴太朗は可愛かった。
しかし主人公に優しい鈴太朗は誰にでも優しく頼れる人だった。それを目の当たりにしたのは生徒会の仕事で中等部へ行くことになったときのこと。自分がいない中等部の教室では、鈴太朗は同い年のクラスメイトに囲まれ、頼られ、人気者だった。それに端から見てもわかるくらい鈴太朗に気がある女の子が同じクラスにいるのもわかってしまう。
鈴太朗を見つめる女の子の目が恋をしてる目で、モヤモヤする。しかもなんとその女の子に主人公は呼び出されることになる。
その女の子の名は「園本」という子だった。鈴太朗と同じ女子バレー部の部長をしており、鈴太朗のことがずっと好きだったという。そして鈴太朗が主人公と付き合ってからクラスの友達との付き合いが悪いことを指摘してきた。もうすぐ卒業である三年生は外部受験でいなくなる子も多く、今しか一緒に過ごせないのに鈴太朗は付き合いが悪いせいで陰口を言われているというのだ。彼女なら鈴太朗の事を思って距離を置くのが普通だと指摘する園本は、自分の方が鈴太朗にふさわしいとライバル宣言をしてきたのだ。
それから主人公は自信をなくし、鈴太朗のことを避けるようになってしまった。会えなくなれば楽しさを教えてくれた鈴太朗がいないとこんなにも寂しいと実感したが好きな人が陰口を言われるのは耐えられないと思い、鈴太朗のために少し距離を置く決意をする。
しかしそんな時、桐阪先輩と生徒会の買い物をしに町へ出ると偶然鈴太朗と園本が二人で一緒に出かけている場面を見てしまう。主人公がそばにいることに気づいた園本はなんと見せつけるように鈴太朗の腕にしがみつき頬にキスをした。その光景にショックを受け涙を流した主人公はその場から逃げた。主人公に見られたことに気付いた鈴太朗は誤解を解くため追いかけてきてくれ、二人はいったん話し合うことになる。
鈴太朗は園本の気持ちを知らず、バレーの相談事で付き合って欲しいと言われ一緒にいたことを話してくれて、本当に誤解であると伝えてくれたし謝ってくれた。しかしそんな話を聞いても今まで感じていた切なさで胸が痛む。鈴太朗が好きだから嫉妬してしまい、嫌な気持ちになってしまう。しかし鈴太朗もそれならばいつも桐阪と一緒にいる主人公を見てとても辛かったと本音を話した。ずっと我慢していたが鈴太朗も傷つき黙っていたのだ。
恋は楽しいことだけではなく辛いこともあるのだと知った主人公は、一緒にいるとどんどんひどいことを言ってしまう自分が嫌になった。こうやってお互いが辛い思いをするのに耐えられない自分は弱いからもう無理なのだと思った。だから鈴太朗に「別れよう」と伝えてしまう。鈴太朗は青ざめ、ごめんと必死に主人公に縋り付いた。鈴太朗だけが悪いわけじゃないのに自分が悪かったと、言い過ぎたと、もうこんなことは言わないから別れないで欲しいと必死に止めてくれたがもう耐えられない主人公は嘘をつき「鈴太朗のことがもう好きじゃない」と言って二人の恋は終わった。
恋は辛くて、もう恋なんてしたくない。この先ずっと恋はしないで生きよう。そう決めた。
それから鈴太朗とは顔を合わさない日々が続いたが、いつもそばには桐阪先輩がいた。桐阪は優しくて気が利いて大人で、そして面白くて隣にいるのは居心地が良かった。しかしそんな桐阪は鈴太朗と主人公が別れたのを知るとなんと主人公に「ずっと好きだった」と告白をしてきたのだ。入学前から実は好きだったことや、振り向かせるため頑張ると言う。そして恋をするのが辛いと言う主人公に、恋の楽しさを教えると言った。
桐阪の言葉は本当だった。優しい桐阪はいつも主人公を楽しませてくれた。けれどやっぱり主人公はまだ鈴太朗のことが好きで、忘れられない。
しかもそんな時鈴太朗の友達が「鈴太朗が怪我をした」と言って保健室に来て欲しいと呼び出してきた。もう会わないと決めていたが呼び出されるほどの怪我をしたと言われれば心配で思わず保健室に駆け込む。しかしそこにいた鈴太朗は怪我などしておらず、主人公に会うために友達に頼んで嘘をついたのだ。
来てくれたってことはまだ俺のことを少しは好きでいてくれるんだよね?と泣きそうな顔で主人公につめよる鈴太朗は、まだ主人公が好きでやり直したいのだと告げてきた。そんな鈴太朗の切ない表情に胸が痛くなり「抱きしめてもいい?」と遠慮がちに言われた言葉に気持ちがぐらつくがなんとそこに桐阪が現れ二人の邪魔をした。主人公があの時あれだけ傷ついたのにずっと我慢していたことを桐阪は鈴太朗に告げ、もうあんな風に悲しませたくないと話す。すると鈴太朗は「貴女が俺の顔を見て悲しい顔をするのが辛い」と言いせめて友達になって欲しいと言うのでこれからは友達としてやり直す約束をしたのだった。
そしてそれから季節は流れ、主人公は二年生になった。また今年も生徒会役員として桐阪と共に頑張ろうとした矢先なんと新一年生になった鈴太朗が生徒会に入ってきたのだ。
それからあくまでも「友達」と言い張って近寄ってくる鈴太朗と顔を合わすことが多くなると、やっぱり鈴太朗は優しくて気にかけてくれて明るくて頼れる人のままだった。
更に鈴太朗は球技大会の後、あの時と同じ場所でまた告白をしてくれた。まだ好きで諦められなかったことや、貴女が好きだから幸せに笑って欲しいから考えて答えて欲しいと言った。主人公が少なからず桐阪に惹かれているのを気付いている鈴太朗のその言葉は優しくて、頭をポンポンと撫でてくれる仕草はいつもより大人っぽくて、とても意識した。
そんな時文化祭が行われ、なんとゲストにマドナイの舞渡華が来たのだ。公開ラジオのように生でのお悩み相談が開かれ、そこで主人公の悩みが読まれることになった。舞渡華は「失敗しても立ち上がって前を向く勇気を忘れず、弱い心を守ってあげること」とアドバイスをくれてその言葉に背中を押された主人公は決意をした。
文化祭2日目のキャンプファイヤーの時主人公は鈴太朗の元へ向かった。そして勇気を振り絞り「前を向いて行けるよう頑張るから、また鈴太朗の彼女にしてくれる?好きだよ」と伝えた。すると鈴太朗は涙を堪え主人公を抱きしめる。背中に回る鈴太朗の手は震えていたけど「大人でかっこいい彼氏になるから」と伝えてくれたから「今でもとってもかっこいい、ずっと好きでいてくれてありがとう」と抱きしめ返したのだった。
そして二ヶ月後、また一緒に帰るのが当たり前になった二人。桐阪もあれから気を使って普通にしてくれている。
今日もいつもの河川敷を一緒に歩き寒いから腕を組もうともじもじしながら二人で腕を組んでくっついて微笑んだ。そんなやりとりがすっごく楽しい。
主人公は、もうすぐクリスマスがくるから一緒にうちでケーキを食べようと誘い、その時母に紹介するといった。すると鈴太朗は張り切り挨拶を真剣に考えだし、一生幸せにすると言うと言った。プロポーズまがいのその言葉だが鈴太朗は至って本気でお母さんに「結婚するつもりだ」と言うと言う。そんな鈴太朗はいつも自分のために一生懸命で、可愛いと思う。
だから鈴太朗に「可愛い」と素直に伝えると鈴太朗も「貴女の方が可愛い」と言ってくれて二人は照れ合うのだ。
もう一度始められた初恋は、暖かく幸せな恋だった。



↓鈴太朗の感想ネタバレ有り↓



〜片恋いコントラスト、鈴太朗の感想ネタバレ有り〜
鈴太朗の攻略で言いたいことは、ニヤニヤが止まらないーーーー!!!!そして、園本マジむっかつくぅーーーー!!!!(笑)これに尽きる(笑)
もう本当この二つは絶対叫びたかったやつ(笑)今攻略終わったばかりで興奮してるのでね、この気持ちを叫ばずにはいられなかった(笑)
そうそう、ほんっっと鈴太朗かわいすぎ!!マジ可愛すぎて可愛いすぎてエンディングはドチャクソにやけました‥可愛すぎて動悸息切れで救心救心になるとこでした‥(笑)真っ直ぐで眩しくて素直で可愛くて、そしてかっこいい!中3には見えないほど考えがなんだかんだちゃんとしてて良かったですしね。高身長もかなりポイント高い!スチルとか並ぶやつの全てがやはり見栄え良くて良いです。
そして第二の叫びである園本、ほんっとあの女どもムカつくな。「嫌な女ぁ!」と声に出してしまったくらいムカついた(笑)でも実は裏でちゃんと鈴太朗が園本に結構ハッキリ怒鳴りつけてたのあったからスカッとしたし、園本のキスのときも桐阪先輩が怒ってくれたから本当に救われたわ。
そう、そのキス事件のときね!実際園本とか普段から鈴太朗にめっちゃ好意あるの分かってるのに二人で出かけてキスまでされた鈴太朗を見たとき俺は正直鈴太朗むかつくわって思ったわけよね?しかしだな、その後鈴太朗と話し合ったとき「言わせてもらうけど俺だって桐阪先輩に嫉妬してたよ!」と「自分だけ辛いと思ってる?」って言われて眼から鱗<●><●>(笑)
ほんとそれじゃんんん!!!!(笑)
よくよく考えたら私(主人公)も相当そういうことしてたね(笑)あんなチャラ男がベッタリでいるのに何も言わずに耐えてた鈴太朗すっげかわいそうじゃん(ToT)(笑)それ言われたので本当反省したのに主人公は別れるとか言い出したしさーその時の鈴太朗が超必死でごめん言い過ぎたってすがりついてくるやつマジ切なすぎて俺は胸痛すぎて死んだ(笑)超かわいそおおおおお(ToT)捨てられた大型犬の縋り付きやばいよおおお(ToT)とても辛かったですね。
しかしそれでも本当に一途に思い続けてくれたのは凄い大人だなって思ったし、あの桐阪先輩の嫌味というか攻撃が凄いストレートだったのにめげなさが凄いと思ったしね。ていうか本当桐阪先輩、鈴太朗に超意地悪で凄かった(笑)二個下の子にあそこまで酷く言って、それでも耐える鈴太朗。でっかい邪魔な虫とか言われててマジうけたんだが(笑)メンタル強い!(笑)
あとは保健室の修羅場が凄かった‥彼らの言い合い中々凄い‥。どちらも本当に良い男だったのであんな二人に取り合われるって凄いですよね〜選べないね!なので第二巻ほんとにどちらも最高でした!!