元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

片恋いコントラスト「桐阪 保」ネタバレ

●桐阪 保/キリサカ タモツ(cv森田成一さん)
178センチ。主人公の一つ年上で高等部の生徒会長。勘が鋭く計算高い性格だが、その分予想外なことに弱い。
母子家庭で育った為、女性に優しく振る舞うことが染み付いている。女生徒に人気で、学園内で何かと注目される保のことを、主人公は認識しているが、直接の面識はない。週に数日、カフェでバイトをしている。

f:id:pinkve:20191203120731j:plain
※「片恋いコントラスト-collection of branch-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社および株式会社フロンティアワークスに帰属します。


→管理人ののネタバレ感想はこちら←


〜片恋いコントラスト、桐阪ルートネタバレ〜
f:id:pinkve:20191126201315j:plain
(※「片恋いコントラスト-collection of branch-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社および株式会社フロンティアワークスに帰属します。)
誰もが知ってる学園のヒーロー的存在である桐阪。二年にして生徒会長を務め、女の子に人気であったため人に興味がない主人公でさえその存在を知っていた。
そんな桐阪と偶然階段でぶつかってしまった。よそ見をしていた主人公が完全に悪かったのだが、その際桐阪が持っていた学校の備品が壊れてしまった。謝る主人公だったが桐阪は許してくれ、しかしその代わりになんと生徒会に入ってほしいと言ってきたのだ。目立つのが嫌いな主人公は勿論拒否したが、備品を壊してしまったため強く言えず、結局生徒会に入ることになったのだった。
生徒会での活動が始まると桐阪は想像と違っている人だと感じた。女の子が好きでチャラいというイメージだったが、面倒見がよくまとめるのもうまく、生徒会では頼りになると慕われていた。見た目が良くて甘くてただ人気があるわけではないのだと、実感した。
そんな気遣いの桐阪のおかげで生徒会にはすぐ馴染めることができ仲間たちとも仲良くなった。そんな矢先に一つ年下の中学三年生の檜渡鈴太朗から一目惚れをしたと告白され、押されて付き合うことになり、彼氏ができた。そのことを知った桐阪は何故かショックを受け、ちょくちょく鈴太朗との仲を聞いてきたり心配をしてきたが、なんだかんだと見守ってくれていた。
鈴太朗との付き合いは存外楽しくうまくいっていたが、鈴太朗の同級生である園本という女の子が鈴太朗が好きで二人の仲を邪魔してきていた。鈴太朗を本気で好きになってきていた主人公は、嫉妬というものを知り、そして恋をすると楽しいことだけではなく不安もあるのだと知る。
そんな矢先に桐阪の買い物に付き合っていた主人公だったが、なんと偶然に鈴太朗と園本が一緒にいるところを見かけてしまった。しかも主人公がいることに気付いた園本はなんと鈴太朗の頬にキスをしたのだ。わざと見せつけるようにしたその行為に堪らなくなって主人公の瞳からは涙がこぼれ、その場から逃げた。鈴太朗は主人公を追いかけようとしたが返って傷つくと思った桐阪がそれを遮り、主人公を追いかけてきてくれた。追いついた桐阪に引き止められた主人公は涙を流しながらも桐阪に謝った。私は鈴太朗より年上なのに我慢しなきゃないのにこれではいけないのにと。しかしそれを聞いた桐阪は鈴太朗のことを罵倒する。不意をつかれたから彼は悪くないというのは間違いだと、まず彼女がいるなら自分に好意がある女の子と二人きりになる方が悪いのだと。
しかし主人公はそれでも鈴太朗を庇ったが桐阪は主人公の頭をそっと撫でてくれて「君が彼を庇っても俺は彼を悪く言うよ。君が罪悪感に押しつぶされないように」といった。主人公が言いたいことを代わりに言って悪者になってくれようと慰めてくれた優しさに、また泣けた。
その後鈴太朗は誤解であったことを謝ってくれたが、主人公はもうこんな辛い思いはしたくないと疲れてしまった。そして別れたくないとすがる鈴太朗に「もう好きじゃなくなった」と嘘をついて、別れたのだった。
もう恋はしない、傷つくのは辛い、そう思って新たな生活の一歩を踏み出した主人公に優しくしてくれたのはやっぱり桐阪だった。さりげない優しさをくれる桐阪と共にいるのは気楽であったし、安心できた。
しかしまだ鈴太朗を忘れられない主人公を見た桐阪は決意し、屋上にいた主人公をフェンスに追い込んで真っ直ぐに見つめ「ずっと君が好きだった」と告白してきたのだ。入学式で会う前から好きだったと、打算的に生きていたから生徒会に入れて外堀を埋めてから落とそうとしていたこと、しかし鈴太朗が現れたせいで計画が狂ったことを話した。しかし別れたと聞いた今もう遠慮はしないと、落とす宣言をしてきたのだ。
至近距離で真っ直ぐに見つめて気持ちを伝えてくれる桐阪は最後に「もう二度と人を好きにならないなんて言わせない」と言い、そのかっこよさと情熱に主人公は思わずそこにへたり込んでしまうのだった。
それからというもの桐阪の猛アタックが始まった。もう隠すものがない桐阪は恋は楽しいものだと教えたいと、君を好きになって毎日幸せだよと言ってくれた。そんな熱烈さに戸惑うものの「君が俺を受け入れてくれるまで何度も告白するよ」と鈴太朗とは違った方法で笑顔にすると言ってくれた桐阪にドキドキした。
もう恋なんかしないと思ったのに、時間が経てばたつほど一緒にいる桐阪に惹かれてしまうと、桐阪が主人公に一目惚れをした日のことを話してくれる日が来た。
一昨年の文化祭の日、桐阪は犬の被り物カフェの出し物に出ていたのだがその日は朝から具合が悪かった。そのため犬の被り物をしたまま裏の森のベンチで横になっていたのだが、その時偶然現れた主人公が桐阪のフラついた姿を見て具合が悪いとすぐに気づき、手を握り、熱があると言ってそのまま保健室に連れて行ってくれたことがあったのだ。犬の被り物をしていてどこの誰かもわからない男に肩を貸して優しくしてくれた主人公に、最後まで「桐阪保」だと気づかずに優しくしてくれた心の優しさに、一目惚れしたのだった。
それからずっと好きでいてくれた一途な想いを聞いて主人公の気持ちはまた大きく揺らぐ。バレンタインにはチョコをあげると「食べさせて」と言った桐阪に食べさせて指を舐められたりもして、その色気と本気の思いに胸がいっぱいになったりもした。
もう完全に桐阪に恋をしてる、けどまだ怖い。
その気持ちを桐阪に伝えようと決意した主人公は「先輩を好きになっているけど自分はまだ強くなれてなくて怖い」と「強くなった時まで待っててほしい」と伝えた。すると桐阪は待ってると言ってくれて抱きしめてくれたのだった。
しかしそのまま新学期に入るとなんと、新一年生となった鈴太朗が生徒会に入ってきたのだ。まだ主人公を諦めていなかった鈴太朗と桐阪は常にバトルをするし、鈴太朗は二度目の告白をしてきたりもした。
やっと鈴太朗を忘れかけ、桐阪に想いを寄せ始めていたのに、主人公は迷っていた。
そんな時文化祭のゲストにマドナイの舞渡華がゲストに来ることになり、生でのお悩み相談コーナーが開かれた。主人公の悩みが選ばれた時舞渡華は「失敗しても立ち上がって前を向く勇気を忘れないこと、弱い心を守ってあげること」とアドバイスをくれ、その言葉についに主人公はあの人を選ぶ決意をする。
そして文化祭二日目のキャンプファイヤーの時に桐阪の前に立った主人公は「好きです、まだ強くなれてないけど迷ったら甘えていいですか?」と告白。その言葉に喜んだ桐阪は「勿論」と強く抱きしめてくれて、それをみていた鈴太朗も二人を祝福してくれた。
これからもたくさん笑わせてあげると言った桐阪にまだ恥ずかしくて言えないけれど、これからたくさんの大好きを伝えていこうと心から思えた。
そして数ヶ月後、桐阪は放課後毎日教室まで迎えにきてくれた。そのためクラスでも二人は公認の仲に。これは周りへの牽制でもあるという桐阪を引っ張りながらマドちゃんに会いに行く主人公。その場所はかつての二人の出会いの場所。
桐阪はその時の出会いのことを振り返り、あの頃から一目惚れであったことをまたしみじみと話し始めるがなんとそのあと生徒会に入れて落とすためにわざとあの時ぶつかったことを暴露。驚く主人公だったが文句を言う口をすかさずキスで塞がれた。やっとキスできたという桐阪はそのまま何度もキスをする。恥ずかしがりながらも受け入れる主人公は、幸せを感じる。
明るくて優しくて一緒にいるのは楽しい桐阪をみていると自然に笑顔になっていく。そんな幸せそうな笑顔の主人公に桐阪は「君とずっとキスしてたいな」と囁いて微笑んでくれるのだった。


↓桐阪先輩の感想ネタバレ有り↓



〜片恋いコントラスト、桐阪の感想ネタバレ有り〜
今終わりましたが、第二巻、想像以上にすんごく良かった!!!
いや〜第一巻からすんごく気になってた桐阪先輩だったんですが、やはり主人公のこと最初から好きだったんですね。彼との出会いの話とか好きになったきっかけとかわかってよかったし、土器のぶつかりはわざとだったとかもわかってよかった(笑)やるね!(笑)
第一巻の時からチャラい風にしつつも優しくて頼れて大人な桐阪先輩でしたが、本人のルートでもそれは変わらなくてすんごいかっこよかった。しかもイケメンなのに残念なイケメンみたいな笑えるネタも多いのも良いしね!後は堂々と生徒会でも隠さず好意を伝えてくれるのも良かった。あんなに優しくて頼りになってかっこいい彼氏いたら最高ですよね。
ただ、主人公は先輩を待たせすぎや(笑)先輩マジ良い人すぎません?あれだけ待たせて耐えてるのすげぇわ(笑)後関係ないけど何回も抱きしめられてる時絶対いい匂いしそうって思った(興奮)笑
後は鈴太朗と園本のキス現場で凄く怒ってくれた桐阪先輩にめっちゃときめきました。年上だから我慢しなきゃないって鈴太朗の悪口を言わない主人公に、俺がかわりにあいつの悪口を言うって言ってくれたことで凄い救われて涙が出ましたね〜ほんまにええ男や‥(ToT)
ただ、その肝心の鈴太朗もまた良い男でな‥本当にどちらも良すぎて選ぶのはかなりきつかった。なんか悪いとこないんだもんねーこの二人。実際にこんな良い物件二人からのモテ期来たら辛いよね!?どっちか選んで後で後悔しそう(笑)辛い!!
でも本当桐阪先輩かっこよすぎました。結婚して下さい(笑)!!!!