元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

NORN9 LOFN for Nintendo Switch「二条 朔也」

●二条 朔也/ニジョウ サクヤ(cv斎賀みつきさん)
年齢:19歳
身長:176cm
星座:かに座
血液型:AB型
飛び抜けた美しさを持つ青年。物腰が柔らかく、女性に対して紳士的な態度を取る。幼馴染の深琴をとても大切にしている。
当たらない占いとなぞなぞが趣味。

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※「NORN9 LOFN for Nintendo Switch」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。


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〜ルートネタバレ〜
主人公がペアに選んだのは幼馴染の朔也だった。
朔也は優しくて紳士で王子様みたいな人で、小さい頃はいつも一緒にいた存在だったが、とある理由から2人はずっと距離を置いていた。
朔也と主人公の間には約束があった。それは「朔也が好きな人を作ってはいけない」という約束。
周りから見たら王子様とお姫様みたいな2人は幼馴染というには距離がおかしくて、いつも心配する朔也に対し主人公は冷たい言葉で制するものの、言葉と違った謎の想いが周りを困惑させた。
しかも主人公が何者かに攫われ監禁されたのだが、すぐに朔也は主人公を探し当てたのだが、来てくれた朔也を見た主人公は何故か「死なないで」と泣きじゃくり朔也に抱き着いた。攫われたのは主人公なのに、危険だったのは主人公なのに、なぜか昨夜の方が危なかったと言わんばかりに。
幼馴染の2人はお互いが好きなのに中々踏みこめないのだと勘違いした一月は自らの能力である夢見の力を使って主人公達を夢の中へと連れ去った。夢の中ならきっと素直になれるんじゃないかという計らいだったが、実際の2人の関係はそんな簡単なものではなかった。
朔也は未来予知という能力を持っていた。しかし全てが見えるわけではない。断片としてたまに何かが見えるのだ。そして幼い頃に見た未来それは、朔也が好きな人のをかばって死ぬという未来。その未来を見て朔也を失うのが怖かった主人公は朔也に「誰のことも好きにならないで」と約束させた。そしてそれは主人公自身にも言い聞かせるもの。本当は朔也が好きで好きで仕方ないのに、好きになって好きになられたら朔也が死んでしまうから絶対に言えない言葉。
だから夢の中に現れた一月が「夢の中だから素直になっていい、夢ならなんでも叶えられる」と言い、一月は朔也の姿に変身した。そんな一月に抱き着いた主人公は泣きながら本音を漏らした、好きなの、ずっとそばにいてと。
その後、平士がその未来を変えようと言ってくれた。みんなで力を合わせようという平士たちに、初めて頼るという事が出来た主人公は嬉しくて、朔也にそのことを打ち明けた。ずっと一緒にいたいから死なないでと、まだ私は諦めていないと言って抱き着いた。そんな主人公の気持ちに胸が熱くなる朔也は主人公を抱きしめ返した。
それから皆で夢の中で作戦会議を開くことになり、朔也が死んだ時の未来を皆で見ることにした。すると朔也は銃に撃たれるということがわかり、まず一番に銃に気をつけることになる。
皆の協力のおかげで徐々に未来に光が見えてきたと嬉しくなる朔也は、未来が変わったらあの時夢で一月に言った言葉を自分に言って欲しいと言い、跪いて主人公の髪を取りキスをした。そして「君を1日も想わない日はないよ」と言ってくれた。好きという言葉だけは言えなかったが、2人はつながっているのだと心から思えた。
そして旅が終わり世界へと到着するとアイオンから真実が話されたが、そこに夏彦が現れ攻撃をしてきた。銃を向ける夏彦の行動に、あの未来が重なる。しかしその時主人公は夏彦の銃の中に結界を張り銃を暴発させた。おかげで危機は去り、能力者たちは相談し、リセットを行う事を決意した。
能力をアイオンに返すことになり、リセットにかかる七日間を島で過ごすことになる主人公と朔也。リセットすることで世界は平和になり、そして朔也の未来も勿論変わった。
2人はこれからの未来の話をした。そして今まで言いたくても言えなかった言葉「愛している」という言葉を言い合ってキスをした。
ずっと一緒にいようと約束した2人の未来は明るいものだと確信して。

(ラストイーラ コンチェルト)
リセットを行うことで島に残った主人公たち。島での暮らしに慣れてくるものの、ようやく両思いになれた2人には普通の幸せがやってきていた。
しかし死ぬと思っていた朔也は欲がなく、未来が変わっただけで幸せすぎた。そんな朔也を見るともっと幸せになってもいいのだと主人公は常に思う。
リセットが終わると世界に世界が干渉するかどうかの会議が開かれた。アイオンの指名で主人公と朔也も会議に参加するように言われていたため参加したが、考えがまとまらず夏彦や空太の意見を聞いて回った。
人々にとってどうするのが一番いいのか考えれば歴史から学ぶことがいいのだと思った。失敗から学ぶことはたくさんあるのだと思った。だから世界の知識を世界に全て教えてやるのがいいと発表した。堂々と会議で語る朔也はとても素敵で、そこには彼を讃える拍手が沢山生まれた。
そのため世界は廃止となった。正宗は歴史を公開するための「正史書」を作成することになったがそれは膨大であったため主人公と朔也も手伝うことになった。
その仕事に追われ、休暇をもらうことになった2人は世界が所持する孤島で三日間過ごすことになった。ステキなコテージがある孤島なのだが、会議以来主人公は朔也がかっこよく見えすぎて直視できないくらいドキドキしていたから緊張していた。
しかしコテージで過ごしても朔也は主人公と一緒に寝てくれなかった。夜になると外へ出て行ってしまう。自分に魅力がないせいで一緒に寝てくれないのだと思って不安になり朔也を追いかけると、朔也は真っ暗な海辺で佇んでいた。主人公のそばにいる資格がないと言い始める朔也は正史書を作る過程で自分の立場を知ってしまったという。それは、適正として能力者に選ばれたわけじゃないという事実。主人公が選ばれるべくして選ばれた結界の持ち主で、その足枷のために選ばれたのだった。近しい朔也の未来が危ぶまれ、主人公がより一層結界を強めるためのキッカケになるための足枷なのだ。
選ばれた特別な人間である主人公の隣にいていいのかと不安になるのだ。
そんな本音を聞いた主人公は後ろから朔也を抱きしめ、朔也だから愛したのだと言った。他の誰でもなく朔也が好きだから特別なのだと。
その言葉に朔也の迷いは晴れ、また笑顔が戻った。今夜は一緒に寝ることを約束してくれた朔也の腕枕に頭を乗せる主人公は世界一安心する場所だと思って幸せを感じた。
そしてそれから六年が経った。
史書は一冊ではまとまらず、主人公と朔也はその仕事に携わったまま過ごしていた。三年前には結婚し、二年前には娘が生まれた。
島に住みながらちょくちょく小型機で実家へ通う日々の中、実家から島に向かう途中であの時行った孤島に寄ることになった。
暗くなった海辺で2人はあの時のように月に照らされながら思い出していた。あの時以上に愛していると言ってくれる朔也の腕の中には宝物の娘がいた。
娘を大事そうに抱きしめ、愛と今ある未来に幸せを感じるのだった。

↓朔也の感想ネタバレ有り↓



〜朔也の感想ネタバレ有り〜
無印をプレイした時から好きだった朔ちゃん、ひさびさにこのルートを攻略しましたが、最後こんなんだっけ?と記憶が薄かった(笑)朔ちゃんの場合ってリセットするパターンなのね、ほんま忘れてるな(^_^;)
そして朔ちゃんのお話は本当に切ないですよね‥。主人公との関係性、ほんっとつらい(ToT)他キャラルートでもこの2人の関係はチラホラ見えてくるんだけど、政宗ルートの時とかこの2人の話で凄い泣けた(ToT)なので幸せになって欲しいと思いつつ、一月とくっついた場合の朔ちゃんの不憫さったら無い(ToT)(笑)辛すぎて吐きますよね(笑)
しかし朔ちゃんは本当に王子様みたいで綺麗でかっこよくてスマートで優しくて素敵すぎます!!中の方、斎賀さんの声も合ってて大好きです〜!