元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

BAD APPLE WARS「ヒガ」

●ヒガ(cv諏訪部順一さん)
ワルイ子チームの一員である白い特攻服を着た大柄な少年。
アルマをアニキと呼び、兄のように慕っている。
ちょっと古い雰囲気の堂に入った不良少年という印象だが、 彼が今のように振舞うようになったのはこの学園にやってきてからで、 元々は今とは色んな意味で真逆のタイプだったらしい。
ただし人相が悪いのは元から。
学園にやってきた際に持っていた持ちモノは『白球』。





~ネタバレ~
(現世エンド)
わけもわからずNEVAEH学園に入学することになり、イイ子でいれば卒業出来ると言われたものの、教室にいるイイ子たちは皆同じ背格好で同じ仮面で区別がつかない子達ばかり。そんな薄気味悪さに居づらくなって、誘ってくれたあのワルイ子たちがいる場所へ足が向いていた。
ワルイ子達がいるのは風紀委員が絶対にこないという部室棟だった。そこにはBAD APPLESのメンバー達が沢山おり、彼らは皆個性的で明るくてイイ子達とは全然違った。
そこにいたリーダーのアルマからワルイ子達がやっている校則破りについて話を聞くことになる。
イイ子になれば卒業という話だったが、イイ子になればなるほど皆誰だかわからないようになり同じ背格好で同じ顔になるという。それを見ていると卒業とは一体何を指すのかがわからなくなったという。もしかしてそれは生還とは違うのでは?そう疑った彼らは「七つの破れない校則」というのに目をつけているらしく、それを破れば「禁忌のリンゴ」が現れるかもしれないと思っていた。禁忌のリンゴとは「手に取れば即退学」と言われているもので、卒業ではなく退学、それこそが本当の意味の生還なのでは?と踏んでいたのだ。そのためバッドアップルズは力を合わせて七つの校則を破ろうとしているのだが、まだ一つも破れていないのだと言った。
そんな彼らの仲間になることにした主人公だったが、彼らは皆現世で思い入れのあるものを一つだけ持っていた。それは一人一人違っており、武器にして使うこともできていた。しかし主人公だけはなぜか何も持っていない。
現世で何も感じなく生きていた主人公は、カラッポなんだ。そう思うと明るく前向きな彼らの仲間になっていいのか、そんな引け目を感じていた。
彼らはとても優しくて、それがまた更に辛い気もした。
そんな仲間達との暮らしで一際気になっていたのがヒガだった。
ヒガは体が大きくて強面でいつも怒っているような不良みたいな人。しかしリーダーであるアルマをアニキと呼び、とても慕っていたし仲間達からの信頼も厚いようだった。
主人公に対しても笑顔を見せてくれることはなかったが、階段で足を踏み外して落ちそうになった時抱きとめて助けてくれたりもした。
そんな時、七つの校則の一つである新入生歓迎会が行われた。風紀委員と戦い、鍵を見つけ、鍵をはめることで勝利なのだが、その勝利こそが「勝利をしてはだめ」という校則だった。
アルマは主人公をヒガとペアにすると言った。主人公は足を引っ張ることを不安にし、自信がないと何度も卑屈になるが、ヒガは「俺はアニキを信じているからお前をぜってー守ってやる」と言ってくれた。
歓迎会が始まると皆鍵を見つけられなかったのだが何故か主人公だけは鍵を見つけることができた。初めて見つけたことにヒガはとても喜んでくれたが、風紀委員に見つかりヒガは制裁されてしまった。制裁された人間は一時的に絶望に染まり、自分を見失ってしまうのだ。しかし制裁された人間に強い衝撃を与えると我に帰ると言われ、主人公はやむなくヒガを叩くことになったのだが、ヒガに触れた瞬間何故かヒガの中から生前の記憶が自分の中に流れてきたのだ。
それは、ヒガの母親のお葬式。そしてヒガを抱きしめてくれた人は泣きながら「一緒に暮らそう」と言ってくれるお父さん。そんなお父さんに連れられて行った家には新しいお母さんと、お兄さんがいてヒガを迎えてくれる記憶。
何故そんな記憶が見えたのかわからなかったが、意識が戻ったヒガと鍵を持って校則破りに成功すると、なんと禁忌のリンゴが空中に現れたのだ。しかしそれは触れようとすると消えてしまった。
そんなことがあり、リンゴが消えたことで仲間達はショックをうけてしばらく元気がなかったが、まだまだこれからも校則を破って新たなリンゴを見つけ出そうと、また力を合わせるのだった。
そうやって沢山の破れない校則に挑んでいくと、ヒガといる時間は増えて行った。
ニガテストで満点を取れた主人公を凄いと褒めてくれたり、文化祭の前夜祭をやることを提案した主人公を認めてくれたり、ヒガは何もないカラッポな自分を「役に立てる自分」に変えてくれるようだった。そしてヒガという人物はいつも怒っているようで本当は誰より人に優しく、力になりたいと思っている人だとも気付いた。
更に触れ合うことが多くなるとヒガの記憶もまた何度も流れ込んでいた。
優しい兄の背中を負うようになったヒガ、野球をやっていて甲子園を目指す兄と一緒に野球をやりはじめたこと、愛人の子である自分に優しい母親と兄に恩返しができてなくて辛いと思ってたこと、兄が片思いしていたマネージャーがヒガを好きになってしまい兄を傷つけてしまったこと、何もかもうまくいかず甲子園に行く夢だけは叶えたかったのに地区大会の日に子供をかばって事故にあって死んでしまったこと。
ヒガの沢山の記憶を見るたびに、ヒガの無念さと優しさを感じて胸が痛くなった。ヒガは今でもこんなにもみんなのために頑張っているのに。
しかし文化祭でサンズが愛を伝える歌を歌ったため、強制的に卒業させられてしまうという事件が起きると、ヤケになったヒガは理科準備室の校則を破りに一人で行ってしまう。ガスマスク先生により毒を吸わせられてしまうが、助けに行った主人公まで毒を吸ってしまう。しかし特効薬をひとつだけ奪ったヒガは迷わず主人公のくちに特効薬を入れたのだ。
その迷わない優しさにまた胸が痛くてヒガに触れれば、最後の記憶が流れてくる。
ヒガが事故にあって病院に運ばれた横で兄が叫んでる記憶。兄はヒガに「お前がいたから頑張れたのに、支えてくれたから頑張れたのに、恩を返してないのは俺の方だったのに」そういって泣いている。
その記憶を見た主人公は思った。自分がカラッポなのはきっと、ヒガの記憶を入れるためだったんだって。
主人公がヒガを抱きしめるとヒガの痛みは薄れ、心地よくなっていた。そして、今見た記憶をヒガに話すと、ヒガはずっと引っかかっていたものが取れたかのようにありがとうと微笑んだのだった。
その後、最後の校則である卒業式の校則破りを目指すことにしたころ、主人公とヒガも準備のために働いていた。しかしヒガは「あの校則破ってみるか?」と言い、不純異性交遊をしてはいけない校則について切り出した。いい雰囲気になる二人は自然と顔を寄せ合い、キスをする。愛を口にすることは出来ないという規制があるこの世界で主人公は「いつも裏腹で優しいヒガのことが大好き」と心に込めながらキスをすると、その思いはヒガに聞こえ、微笑んでくれた。
二人はそのまま付き合うことになり、仲間達にすぐに公表した。放課後にキャッチボールをするのが日課になった二人だったが、そこにきたアルマやナラカも混ざってキャッチボールをすると、キャッチボールは二人でするものだと思っていたヒガはこういうのもいいんだなと笑う。そして、気持ちを乗せてボールを回すと、想いは廻るのだと気付いた。
しかしそれに気付いてしまったヒガの体は消えようとしていた。そう、もう一つの卒業、それはサンズの時と同じく心残りである問題を解決すること。想いが人によりまた廻らことに気づいたヒガは卒業することになってしまったのだ。
結ばれた二人は離れたくなくて抱きしめ合うが、あっちで絶対にお前を見つけるというヒガは「愛してる」といって消えてしまった。
悲しみに暮れる主人公だったがヒガとの約束を守るため卒業式の送辞を読むことにした。卒業式で卒業生を泣かすことができればこの校則は破られることになるから。
そして当日、想いを込めて卒業生に語りかけた。ここで出会った大切な人たちのおかげで自分に自信が持てたこと、そしてそんな自分を消してしまっていいのかと、皆に問いかける。すると主人公の言葉が響いた卒業生達のマスクが外れ泣き出したのだ。
ついに六つの校則を破ることに成功したため、なんとそこに腐ッタリンゴが現れ主人公に問いかけた。生き返ったとしてまた何度も絶望を味わうのに何故イキタイカと。しかし主人公は今はもう昔の自分ではないと、大切な自分だからこそ生きたいのだと言うとついに禁忌のリンゴが現れ、主人公はそのリンゴを口にしたのだった‥。
退学する主人公を見つめる教師達は言う。七つの校則は生還にふさわしい魂の選別の試練だったと知ったら怒るかな?と。
一年後。
禁忌のリンゴを食べて現世に戻った主人公は病院で目を覚まし、手術やリハビリを沢山して一年が経ち、入学するはずだった高校に一年遅れで入学していた。
あの世界での記憶はある。だからもうカラッポなんて思わない自信に満ち溢れた人生の再開だ。
そんな時、高校の廊下で後ろから声をかけられた。聞き覚えがある声に驚いて振り向くと階段から足を踏み外してしまう。しかしそんな主人公を抱きとめてくれた男の人がいた。その顔とその力強い腕に思わず涙が溢れるが、その男の人は泣いていることに驚き謝ってくれた。そして「野球部のマネージャーを募集してるんだけどどうかな?」と言う。キャプテンをしているというその先輩に「やりたいです!」と答えると彼は「俺は比嘉克己っていうんだ。お前を絶対甲子園に連れてくって約束する」と言って握手をしてくれたのだった。
エンドロール後は、地区大会決勝戦の九回裏。ピッチャーはもちろんキャプテンでエースの比嘉先輩。息を飲んで比嘉を見つめる主人公の横には監督である「比嘉監督」がいた。そして監督は「今日は弟の命日なんだ」という。そう、ヒガは兄の息子として、生まれ変わっていたのだ。全てを知る主人公は監督の想いに胸を熱くし、そして比嘉のボールは真っ直ぐにキャッチャーの元へ届くと、歓声が上がった。
試合が終わって後片付けをする主人公の元に比嘉がやってきた。そしてあの時の約束を守れたら言おうと思ってたことがあると言う。「お前が好きだ」その言葉に主人公はまた涙を流し「あなたを愛するために生まれてきたんだ」と言った。大げさだと笑う比嘉だったけど、それは自分も同じだと思うと言う。そしてワルイ子だから我慢ができないと言うと主人公にキスをした。
主人公は比嘉の腕に抱かれながら、ヒガを幸せにしたいと心から思うのだった。



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