元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

フォルティッシモ「武居 拓眞」

●武居 拓眞/タケスエ タクマ(cv逢坂良太さん)
気さくで裏表のない性格。
ほかのメンバーにはない親しみやすさがあり、バラエティ番組などにも多く出演。ファン層を広げている。
理とは高校の芸能科クラスで同級生だった。性格は正反対だが、今でもとても仲が良い。
一方で、口の達者な永遠とは犬猿の仲。





~ネタバレ~
(肉食エンド)
fortteのマネージャーになり、初めてのことに戸惑いながらも、メンバー達の良さに気づき、彼らの為に力を尽くすことが生きがいになった主人公。メンバー達にからかわれながらも可愛がられ、信頼を得ていた。
その中でも最初から明るく優しかったのが、武居拓眞だった。
拓眞は見た目こそ派手で最初は不良か何かかと思うほどだったし、女の子が好きで軽くてチャラいイメージだった。しかし本当の拓眞は純粋で明るくて元気で、fortteを明るくしてくれる欠かせない存在だった。
拓眞は長く付き合っている彼女がいた。同じ地元の茨城の彼女で、名前は美月。アイドルになってからは遠距離恋愛となっていた。そのため、最近中々会えず、美月と喧嘩が多くなっていた。
裏表のない拓眞はマネージャーである主人公の前でも美月の存在を隠してはおらず、むしろ最近彼女が冷たいと「させてくれない」などと欲求不満の相談までしてきた。ウブな主人公には刺激の強い話だったが、拓眞からしてみれば体を持て余してしまうようで、大問題だった。
しかも、アイドルになった理由それは、その美月がアイドルになってほしいと頼んだからだった。愛する美月のために頑張ってアイドルになったのに、アイドルになって忙しくなれば文句を言う美月に、拓眞も不満を感じていた。
しかしその2人の状況は一層酷くなる。
なんと拓眞が移動中に車にひかれる事故に遭い、右足を骨折してしまう。しかもその事故の原因は、信号を渡っているときに美月からの電話で別れ話を切り出されたから頭が真っ白になって車に気付かなかったためだった。
骨折のせいで全ての仕事はキャンセル。沢山の人に迷惑をかける羽目になってしまった。力になりたい主人公とメンバー達は、拓眞のために協力し、主人公はあちこちを駆け回って謝り、そしてメンバー達は拓眞が出演するはずだった仕事の全てをみんなで手分けして出演などした。
みんなが拓眞が大切だから力を合わせてる、なのに拓眞は失恋のショックから、病室でただ1人落ち込んでいた。
拓眞はいつも明るい笑顔だったのに、あの笑顔にみんな救われていたのに。
そう思う主人公は落ち込む拓眞の力になりたくて、拓眞へ気持ちをぶつけた。拓眞はfortteにいなくてはいけない存在だと。
拓眞は、アイドルでいた理由は「美月のため」だったから必要とされてない今、なんのためにアイドルをしてるかわからなくなっていた。自分の人気はただ、瑛一郎や涼のおこぼれなんだと自虐的にもなっていた。
しかし主人公はちゃんと分かっていた、拓眞には他のメンバーにない人を元気にする魅力がある、そんな拓眞の笑顔が好きだってことを。
その全てをぶつけ、自分もメンバーもファンも拓眞がいなきゃダメだと言うことを伝えると、拓眞は目を見開いて泣きそうになりながら主人公に縋り付いた。そして、強く抱きしめ、ありがとうと微笑む。そうして拓眞は、fortteのメンバーでいたいと、心から思った。
その後、拓眞の頑張りでリハビリも終わり、ついに退院の日が来た。勿論拓眞は、前のようなとびきりステキな笑顔でみんなの元へ戻り、またfortteの拓眞となった。
そして迎えた武道館コンサートの日、大舞台で大好きなfortteの歌を聴いて感動する主人公は、その中でも特に拓眞から目を離せずにいた。それに気付いた拓眞は主人公に向けて、投げキッスをしてくれて、そんなかっこいい笑顔に胸は高鳴った。
コンサートが終わり幕が降りると一目散に主人公の元へ来てくれた拓眞。そして話があると言う拓眞はなんと「お前が好きだ」と告白してくれたのだ。
あの骨折の時からずっと支えてくれた主人公、自分が必要だと教えてくれた主人公、そして強くてかっこいいマネージャーの主人公、そんな主人公から目が離せないのだと言ってくれた。主人公も勿論その気持ちは嬉しかったし、気づきかけていた気持ちがあったから尚更。しかし主人公と拓眞はマネージャーとアイドル。結ばれてはいけない間柄。
それを思うと何も言えなくて、主人公のその態度に苦しくなる拓眞はなんと無理矢理主人公を壁に押さえつけ、激しく唇を奪う。その熱い拓眞の吐息に更に胸は高鳴るが、どうしても気持ちは受け入れられなかった。
後日、無理にキスしたことを謝ってきた拓眞だったが、気持ちには嘘はないと、これからも諦めないと言ってきた。更に主人公が残業していれば手伝ってくれたり、甘く囁いたり、デートにさそってきたりもした。そんな拓眞のペースにドキドキし、そしてそれは心地の良いものだった。
そんな頃、風斗が戻りfortteが本来の6人のメンバーになった。拓眞への気持ちが恋になっているのを隠しつつ迎えたfortte6人のコンサートの日、主人公は本来のfortteの歌に感動で胸を震わせる。それは拓眞も同じで、コンサートが終わった後も興奮が冷めやらず人一倍喜んでいた。
そして、コンサートの後に一人で打ち上げはさみしいからと、主人公を部屋に誘ってくれる。好意を伝えてくれる相手の部屋に行くことが何を意味するのか、それを知らないほど子供じゃない主人公はやはり期待をしていたのかもしれない。ドキドキを抱えたまま、初めて拓眞の部屋へ入った。
そして拓眞はやはり主人公を抱きしめキスをした。気持ちに応えてほしい拓眞は今日はもう泊まってほしいとお願いする。もはや拓眞への気持ちが止まらない主人公はついに頷いてしまうのだが、拓眞がシャワーを浴びているときにふと部屋にある可愛らしいヌイグルミを見つけてしまう。そしてそのヌイグルミから女の子らしい字で「これを私だと思って大切にしてね」というメモが出てきた。
今までの拓眞の気持ちが嘘だとは思えないという気持ちがあったが、そのメモを見た瞬間疑いの気持ちと嫉妬と悲しみで頭が真っ白になった主人公は、シャワーから出てきた拓眞に「やっぱり帰る」と言い、驚く拓眞を振り切って逃げてしまったのだった。
元カノである美月とはもう終わっていると聞いていたが、実はヌイグルミの他にも怪しい面はあった。以前拓眞から他の人に送る内容のメッセージが間違って主人公に送られてきたことがあったからだ。その時のメッセージは「夜にまた電話する」という内容で「また」というあたりが何度も掛けているのを匂わせているし、相手が男であるとは思えない内容だと思った。
そんなことが重なり、開き掛けていた心にまた鍵をかけてしまう主人公だったが、その日から拓眞とは気まずくなりお互い元気がなくなり、メンバー達に心配されていた。
そんな気まずい関係のまま中々話すことも出来ずにいると、今まで拓眞をどれだけ好きになっていたか気づく。あの笑顔を見られないのがこんなにも苦しいのだと。しかも拓眞がオフの日に地元の茨城に帰っているという話を聞き、これはもう自分は呆れられ、美月と寄りを戻すのだろうとショックを受けた。そのため寝ることができずボロボロになって働く主人公だったが、帰ってきた拓眞にその姿を見られ心配して支えてくれた。もう自分に気持ちはないのに優しくされるのは辛い、そう思う主人公だったがその時拓眞が言ったのは全然違う言葉だった。
茨城に帰り、ちゃんとケジメをつけてきたと言ったのだ。
実は最近元カノの美月が寄りを戻してほしいとしつこかったらしく、それをちゃんとハッキリ断るために茨城に行って顔を見て伝えてきたという。本当に好きなのは主人公だけだから。
その言葉に思わず涙を流す主人公はやっと本当の気持ちを伝えることができた。拓眞のことが好きだと。本当はずっと好きだったと。そして二人はようやく、ちゃんとした恋人になれたのだった。
晴れて恋人となってから数日が経ったが、相変わらずアイドルとマネージャーの関係なので大っぴらには出来ていなかったが、メンバー達の前では隠さずに仲良くしている二人だったし、自然と上手くいっていた。だからこのまま幸せな日暇は続く、そう思った矢先に文橙館の松永が現れ、嫌な予感がした。
そしてその嫌な予感は的中。拓眞がレギュラーをしているラジオ番組で、一般の相談のコーナーに美月からの電話が来たのだ。そのコーナーは電話をつなげて恋の相談などを拓眞が答えてあげるというものだったのだが、声を聞いた瞬間にやはり拓眞は気付いて動揺してしまう。生放送の中、美月はわざと「元彼と寄りを戻したいのだけどどうしたらいいか」などと話し、拓眞はいつものような対応ができず、スタッフから怒られてしまった。
いくら元カノといえど、拓眞のアイドル生命を脅かす事をしてきた美月に対し怒りが抑えられない主人公は、なんと美月を呼び出すことにした。待ち合わせ場所に来た美月に会った主人公は拓眞の仕事の邪魔をしないでほしいと必死に説得するが、美月は拓眞と寄りを戻したいから返してほしいと言う。見かねた拓眞がそこに現れると美月は甘い声を出し拓眞に縋るが、拓眞はなんと美月の目の前で主人公にキスをし、主人公を愛しているのだと言った。
しかしそこに松永が現れ、二人のキスシーンを写真に撮られてしまう。美月に指示をしたのも結局、松永の仕業だった。そして松永はこの写真を公表されたくなければ主人公を寄越せと言った。文橙館に引き抜くというのだ。しかし拓眞は言った、公表したいならすればいいと。主人公は自分に大切で、そしてfortteにとっても大切だから絶対に渡せないからだと。
その男らしい言葉に松永の気持ちが動いたのか、まだこの写真は公表しないと言い去って行った。そして美月も本当は拓眞を好きなのではなく「アイドルfortteの拓眞の彼女」というステイタスを無くしたくなくてこんな事をしていた事を知り、それを暴かれたため諦めて去っていった。
一難を乗り越えた二人。拓眞のさっきの言葉が嬉しくて、主人公は拓眞と再び熱いキスをした。
その後ようやく心も体も結ばれ本当の恋人となってから、半年が経った。
拓眞の人気はあれ以来更にパワーアップし、その日も拓眞の出待ちの女の子達から拓眞を守るので必死だった。しかし肝心の拓眞は主人公の苦労を知らずに、女の子にいつもヘラヘラとしていた。
マネージャーとして人気があるのはいいこと、けれど彼女としては複雑。そんなモヤモヤを抱えていると拓眞の親友である理が「体の関係があるなら大丈夫」と助言してくれた。昔から女の子が大好きな拓眞だったけど、彼にとって体関係が無いことが一番耐えられないことであるので、ちゃんと答えてあげてるならどこもいかないということらしかった。主人公と拓眞はあれ以来そっちの方も順調であったため、主人公も少しは積極的になろうと思えた。
そんな時拓眞の新しい魅力を引き出そうというオファーで、メンズエステのCMの仕事が来た。しかしその内容はなんと、浴槽の中で女優さんと裸で抱き合うという内容だったのだ。それを知った主人公はやきもちを焼き、拓眞にそのことがバレてしまう。だからこそ、実際どこまで体が密着するかどうか予行練習をすると二人で拓眞の部屋のお風呂に入ることになった。
裸の拓眞に後ろから抱き締められる主人公。自分はTシャツを着たままのため大丈夫だと思ったものの、背中越しに拓眞の逞しい胸が当たってドキドキする。拓眞もまた、濡れてTシャツが張り付いた主人公に我慢ができず抱き締めてキスをしてくれた。
こんな状況を女優とするだなんてとまたやきもちを焼く主人公だったが、抱き締める拓眞は主人公のヤキモチが嬉しいという。そしてお前以外誰も好きにならないと言ってくれて二人は甘い時間を過ごすのだった。

(通常エンド)
肉食エンドでの美月と松永との一件の後から分岐。
無事恋人同士になり半年が過ぎた頃、相変わらず仲のいい二人だったが、急に拓眞がデートをしたいと言いだして遊園地に連れてこられてしまう。変装も一切してない拓眞にバレたら大変だと言うが、拓眞は主人公が大好きだからむしろバレてもいいと御構い無しだった。しかし結局遊園地デートは楽しくて、いつのまにか普通の恋人同士のデートに夢中になってしまう。最後に乗った観覧車で二人きりになると、拓眞はまた沢山の好きを伝えてくれて嬉しくて涙が出るほどだった。
デートの後拓眞の部屋に行くと、以前逃げてしまった話になった。あの時は誤解で逃げてしまったが、拓眞はその事をとても反省していた。そして、今まではずっとキスしてずっと抱きしめて離れたくなかったけど、本当に大切な相手が出来ると何をするのも怖くなると言った。好きだからこそ大事にしたいと言う優しい拓眞に胸がときめく主人公は自分ももっと素直に拓眞に気持ちを伝えたくて、自分から抱きついた。驚く拓眞は喜んで、もっともっと強い力で抱きしめてくれて愛を伝えてくれた。
その後、fortteは更に人気になり、新しい仕事は沢山入った。そして次に出す新曲のテーマが「プロポーズ」ということでMVは教会で撮影されることになった。
タキシードをイメージした真っ白な衣装を着た6人はとても素敵な王子様のようだったが、主人公はその中でもやっぱり拓眞から目が離せなくてドキドキした。撮影が終わるといつも真っ先に「俺どうだった!?」と走ってきてくれる拓眞が可愛くてかっこよくて、自分もつられて笑顔になってしまう。メンバーからもその姿を犬だと呼ばれ、二人は幸せだった。
そして撮影が終わり教会がライトアップされ主人公は一人見惚れていると、そこに拓眞がやってきた。まだ衣装から着替えていないことに驚く主人公に、拓眞は「予約をしたいんだ」と言った。この先、結婚したいと思うのは主人公だけだから本当のプロポーズをする予約をしたいのだと。
自暴自棄になった自分を支えてくれて、ここまで導いてくれた主人公。マネージャーになってくれてありがとう、自分を好きになってくれてありがとうと。
その言葉に涙が溢れる主人公はこの先いつか訪れる本当のプロポーズを心待ちにし、幸せを噛み締めたのだった。