元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

金色のコルダオクターヴ「加地 葵」

●加地 葵/カジ アオイ(cv宮野真守さん)
学年 2年生
楽器 ヴィオラ
誕生日 11月12日(蠍座
血液型 AB型
人目を引きつける華やかなタイプ。主人公の演奏を街角で聞き、彼女を追いかけて転校してくるほどのファンになった。





~ネタバレ~
謎の島ハルモニアで冬海と共に仲間を探していると、遠くから声がし、自分たちを見つけ出してくれたのが加地だった。
加地は現実世界でもいつも主人公のために生きているような存在。そのためこんな場所でも、どんな遠くだとしても見つける自信があると、いつもの饒舌で褒め称える姿に、冬海は絶句してしまうほどだった。
仲間も集まり、島に慣れてくる一同。そんな時加地と街に共に行くことにした。いつもの通り優しくてなんでもしてくれる加地だったが、ファータが沢山いる街並みを見ると、ふと昔の伝承を思い出したと語りだす。それは人を騙す妖精の話。普段から華やかで明るい印象の加地だったが、主人公以外には慎重で疑い深い所もあるため、その伝承が頭から離れないのだった。
また違う日に共に出かける二人だったが、何故か森の奥に迷い込んでしまった。すると黒い霧のようなものが立ちこめ、悪霊が現れたのだ。それはやはり妖精の悪霊だと思う加地だったが、その悪霊は主人公には見えず加地にだけ見え、語りかけてきたのだ。悪霊は加地に「音楽の才能をあげよう」と言った。加地は昔から自身に音楽の才能がないことを認め、挫折を味わっていた。しかし誰よりも音楽を愛する心があり、好きなのに手に入らないという悲しみを一番に痛感している存在だったのだ。そのため、心の隙間に入り込むような悪霊の言葉は加地を傷付けたが、加地は「音楽を愛しているから、痛みすらも愛している」と告げ、更に「大切な人を見つけたからもう望まない」と言って悪霊を追い返したのだった。
その後、柚木や火原に「自分は主人公の将来を支えるためだけに生きるのだ」という宣言までするほど主人公の音楽を愛している加地だったが、そこにまたあの悪霊が現れた。今度は悪霊は「今の才能の無いままでは主人公のそばにはいられない」と言い、それならばこの島で永遠に二人で暮らせば良いと言った。そうすれば愛する主人公を独り占めして生きられるからと。しかし加地はその言葉に怒ったのだ。そう、主人公の音楽を愛するからこそ、主人公の音楽をここに閉じ込めておくことこそ不幸だと。主人公の音楽を世界に広めることこそが自分の望みだと。その想いに、悪霊はまた消えた。
その後、一同は南の試練を受ける。しかし突風で吹き飛ばされ皆バラバラになってしまった。吹き飛ばされる前に加地は主人公を助けようとしたため、飛ばされた先でもそばにいた。そこは湖のほとりだったのだが、加地は気を失っている主人公をすぐに助けてくれた。主人公が目を覚ましてホッとする加地だったがなんとそこにまたあの悪霊が現れた。そして悪霊は今度は「代償をくれるならば主人公のこの先の成功を約束しよう」と言ったのだ。その言葉に加地は揺らいでしまう。そう、才能がないために味わった挫折や苦しみを一番知っているから。これから先、音楽を続けていく以上、必ず誰しも苦しみに立ち向かわなければならないことを知っているから、だからこそ主人公が苦しまなく成功するなら幸せなのかもしれないと思ってしまったのだ。
しかしその時、主人公は「幸せは自分で掴むものだ」と、言った。その言葉にハッとする加地は思い出す、自分が愛した人は弱い人じゃないことを。そして魂を代償としてもらおうとする悪霊に対し「すでに魂すら主人公に捧げているからお前にやることはできない」と自信満々に告げたのだ。すると悪霊は苦しみ、消えていった。
ついに完全に悪霊を消すことができた加地は主人公に心と愛を込めて、ありがとうと言ってくれたのだった。
その後、みんなで最後の試練に立ち向かい、ハルモニアの危機を救うことができた。そのお礼にと、島のファータ達はお祝いのフェスタを開いてくれることになった。
フェスタが終われば主人公達は夢が覚め現実に戻ると言われているため、主人公と加地は一緒にフェスタを見て回ることにした。加地は最後だから主人公の好きなことをしようと言うが、主人公は逆に加地のしたいことをしたいと言った。すると加地は主人公が奏でるヴァイオリンの歌を聴きたいと言った。
二人は静かな丘へ来て、鐘楼に登り、一人だけのコンサートを開く。綺麗な空気と青い空の下、主人公のヴァイオリンの歌声は響いていた。目を瞑り心の中で幸せを語る加地は、願わくばこの音楽を島の境を越えてほしいと、世界の隅々まで響かせたいと、願っていた。
エンドロール後はイヴの次の日に臨海公園で会う二人。何故か今日会わなきゃいけないと強く思った加地に誘われてここに来ている。胸がとても満たされていると感じている加地は、主人公がどんな未来を選んだとしても支えていくから、できることならこれからもそばにいさせて欲しいと言い、「誰よりも君と君の音楽を愛している」と誓ってくれたのだった。