元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

殺し屋とストロベリー「アモン」ネタバレ

●アモン(cv八代拓さん)
推定年齢23歳前後、178センチ。
喫茶月影の常連客でフリーの殺し屋。明るくてムードーメーカーで、イズナにいつも怒られている。仕事に関しては腕がよく、狙撃を得意とするため海外での仕事が多い。しかし何故か借金だらけ。



~ネタバレ~
(ハッピーエンド)
喫茶月影で働くようになり、そこで一番目をかけてくれるのがアモンだった。
アモンは常連客のフリーの殺し屋なのだが、見た目も若く明るくて普通の男の子のような人。人懐こくて、優しくて気が利いて、主人公にも普通の女の子のように楽しく接してくれていた。
しかしアモンは殺し屋。だからこそ、イズナのように一線引いた態度が普通なのだがアモンは異様に主人公に甘かった。でもそれは主人公が異様だからというものもあった。
月影という特殊な場所に突如現れた主人公は、表にいた様子の人間なのに何故か声は出ないし感情もない。そんな人形のような少女を見て、アモンやマツリは特に主人公に何かしてあげたいという気持ちになっていたのだ。それは可哀想とか同情とかそういうものなのかもしれないけれど、ただ純粋に彼らの心は動いているようだった。
アモンは毎日主人公に楽しげに話しかけ、主人公もアモンが来るのが楽しみになった。アモンがこないと寂しいという気持ちが生まれたことをアモンに話すと、アモンは頬を赤くしてとても喜んでくれて、毎日来ると約束してくれた。そして暇な時に何もすることがないという主人公に「塗り絵」をくれた。それは大人がやる塗り絵で、とても凝っていて綺麗なもの。色鉛筆も揃えてプレゼントしてくれたアモンの笑顔に、主人公は「嬉しい」という気持ちが沸き起こる。
何もなかった主人公に好きなものが増えた。それはアモンがくれた塗り絵。部屋に行くと楽しくて没頭して、「楽しい」という気持ちがあることにも驚いた。
そんな姿を見たアモンはとても喜び、もっと主人公を喜ばせてあげたいと思った。そして、違う塗り絵を買いに一緒に外へ出ようと誘ってくれたのだった。
ツキミやイズナを説得し、更にGPSや盗聴器や監視をつけることなどの条件を出され、丸腰にされた上で二人の外出は許された。殺し屋であるアモンが丸腰になることは本人が危険であるため、主人公は申し訳なさでいっぱいになったが、アモンは大丈夫だと微笑んでくれる。
主人公はアモンと出かけられることや、外に行けることが嬉しかったが、それとは裏腹にとても不安だった。もしこの瞬間もまだ実験の続きだったら?外に出てまた施設の人に捕まったら?そんな不安がいつまでもつきまとうため、夜な夜な怖い夢ばかりを見てしまう。優しいアモンが大切だからこそ、アモンが死んでしまう夢まで見た。
そんな不安を抱えつつも、二人は外に出る。久しぶりの外はやっぱり気持ちが良くて、少しだけ安心したし、アモンが優しくリードしてくれるから楽しかった。
そしてアモンがお気に入りであるという古いデパートの屋上に二人で行くと、天気が良くて心地よくて、とても気持ちが良かった。嫌な夢を見る話をしたり、お互いの子供の頃がどうだったかという想像だけの話などもして過ごした。しかしそのあと本屋に行く約束をしていたのだが、なんと古いビルの屋上の扉は立て付けが悪く、開かなくなってしまった。屋上に閉じ込められた二人だったが、監視についていたイズナがビルの管理会社に連絡し、1時間後に扉を開けにきてくれるということになった。
結局、時間がなくなってしまうため本屋にも行けなくなってしまったし、外である屋上にいるはめになってしまった二人。アモンは申し訳なさで主人公に謝ったが、主人公はむしろ嬉しかった。そこにアモンがいるから。
アモンは風が寒いからと言い、地べたに座った自分の膝に主人公を乗せ、後ろから抱きしめる形で温めてくれた。アモンの体温は温かくて、耳元で沢山話してくれるのが嬉しかった。けれどアモンは申し訳なくて何度も謝るから主人公は思っていることをスマホに打った。
アモンさんがいてくれるから嬉しい、アモンさんとずっと一緒にいたいと、アモンさんがそこにいてくれるだけで幸せだ、と。
その言葉にアモンは急に背中を向け、涙を流した。自分といて幸せだと言ってくれた主人公に胸が熱くなり、泣いた。主人公はアモンに泣いて欲しくなくて背中からアモンを抱きしめた。
結局そのまま外出のタイムリミットを迎え、二人は月影に戻ったものの、二人は更に深い所で結ばれたような絆が生まれていた。
次の日、アモンは何やら材料を持って現れた。それはなんとドリームキャッチャーというものを作る材料だった。ドリームキャッチャーとは嫌な夢を見ないようにしてくれるおまもりだというアモンは、店の中で器用に作り、主人公にくれたのだ。昨日言っていた嫌な夢を見ないようにと。
ドリームキャッチャーを枕元に飾ると、嫌な夢を見なかった。
部屋の中にはアモンがくれた塗り絵と、アモンと出かけた時の洋服と、アモンが作ってくれたドリームキャッチャー。その全てが大好きで、全てがアモンと関わるもの。主人公の心は、アモンでいっぱいになっていた。
しかしそんな時、月影に暗殺の依頼が入る。それはある組織の人間の「監視人」という暗殺部隊を四名殺害する依頼で、それは常連客のアモンやマツリや長谷川をも巻き込むものとなる。ツキミも参加するという狙撃の暗殺で、それぞれにパートナーをつけることになったのだが、ツキミは主人公がツキミのパートナーになれと言った。しかし主人公はそれならばアモンのパートナーになりたいと言い出し、結局主人公はアモンの狙撃の手伝いをすることになった。
しかしアモンは戸惑った。自分の殺しの場面を主人公に見て欲しく無いという気持ちがあったから。けれど主人公はいつそばにいられなくなるかわからないから少しでもそばにいたいと言った。それが殺しの場面だろうがなんだろうが、1秒も離れたく無いと。その言葉にアモンはある決心をした。
狙撃の日、アモンはこの仕事が終わったら主人公に「付き合ってほしいと告白するよ」と宣言をした。そして、月影を出る前に「大好きだよ」と抱きしめてくれて、幸せになってほしいと本当に願っていることを伝えてくれる。何か少しおかしいアモンの行動に不安になる主人公だったが、アモンは大丈夫だと言い、主人公を外に連れ出す。しかし連れ出された場所は狙撃の場所とは違っており、なんとそこでアモンは「君と逃げることにした」と言った。
なんとアモンは「ある組織」の「監視人」の一人だったのだ。それを隠しスパイとして月影に潜入し、そして実は主人公を「施設」に連れもどせと命令されていたのだった。
しかしアモンは主人公を愛してしまい、自分が主人公を守りたいと思った。だから施設のことを知っている身内であるある組織の人間をなんと12人も殺して今ここまで来たという。主人公の事を知っている存在が少しでも減れば追われることも減るだろうからと。だからこのまま二人で逃げて、二人で暮らそうといった。
しかしそこに現れたツキミにアモンは撃たれた。
血を流し倒れるアモンはイズナとツキミに主人公のことを表の世界で暮らさせてあげてほしいと言った。自分はこのまま死んでしまうから、主人公を幸せにしてあげることが出来ないから、だから頼むと。けれど愛する人のために死ねることは嬉しいと言って、意識を失った。絶望する主人公がアモンに縋り付くと、ツキミはアモンの言った通り主人公を表の世界に逃がすと言った。しかし主人公は「裏の世界でいい、何もいらない、アモンさんがいればいい」と言い、むしろ一緒にいられないならさっき共に死にたかったと言った。離れるくらいなら、最後の最期を一緒に迎えられる方が幸せだと。
その言葉にツキミは「アモンよりもあなたの方が壊れていたんですね」と笑い、アモンの止血をし、死なせないからそばにいていいと言ってくれ、ただ、殺し屋として育てられ殺し屋としてしか生きられないアモンでいいのかと言う。主人公の答えは決まっていたからこそ、そばにいたイズナが「お前がアモンを選んでくれて良かった」と、裏の世界に生きることしかできない自分たちの希望だと言ってくれたのだった。
その後、一命をとりとめたアモンはクラマの診療所のベットに寝ていた。横にはあのドリームキャッチャーを置いて主人公は心配そうに見ている。アモンは命は助かったものの、五日間目を覚ましていないからだ。
しかしその時ようやく目を覚ましたアモンに飛びつく主人公。生きてることが信じられないアモンにドリームキャッチャーを見せて、生きていることを喜ぶ。アモンは喜びを噛みしめる中、ずっと言いたかったことがあると言って主人公を見つめ「好きです、付き合ってください」と言う。
返事を表現するかのごとく抱き着く主人公にアモンはキスをした。この先どうなるかわからないけれど、二人一緒なら幸せだと、同じことを思う二人は何度もキスをした。