元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

オルフレール~幸福の花束~「その他エンド」

●三角関係エンドなど、個人ルート以外のエンディングのネタバレです。




~ネタバレ~


「アデル&ルイスエンド」二種
「アデル&ルイス&カインエンド」一種
「アデル&ザックエンド」二種




「アデル&ルイス」
どちらもルイスルートから分岐するエンド。主人公が自ら協力すると言ってルイスとアデルと共にパーティーに出てレジスタンスをあぶり出す作戦に出た後から分岐する。
レジスタンスへの挑発でレジスタンスや盗賊が荒れてしまい、たくさんの人々が死んで国中が荒れてしまう。主人公は自分のせいで不幸な人が増えたことで病んでしまい、倒れてしまう。泣き崩れもう死んでしまいたいと思う主人公はアデルとルイスに「殺して欲しい」と願うが、アデルとルイスはそれを許さず、生きてほしいと願い、二人がつきっきりで看病や世話をするようになるが、その世界に溺れてしまった主人公はアデルとルイスの心が離れるのが怖くて、二人のいいなりになればいいのだと心を崩壊させ、もはや一人では起きられないほど体が弱り、しゃべることも出来なくなるが、二人に必要とされるなら人形でいても幸せだと思えるようになる。

①(夢見る人形~アデルの独白~)
人形になった主人公に着せ替えしたり可愛がるアデルだったが、本当は兄を憎んでいることを話す。家督や騎士団長、それのしがらみの全てを渡されたアデルはとても大変な思いをし、それなのに自由に羽ばたく兄が憎かった。けれどそれを我慢し、望まれるままに強くありたいと思っていたのに、好きになった主人公がルイスを選ぼうとしていたのが憎しみの引き金となり、ルイスが自由になれないように主人公という人質を作り羽をもいでやったと狂ったように笑うエンド。

②(夢見る人形~ルイスの独白~)
人形になってしまった主人公のもとにいつもやってくるルイス。そして横たわる主人公の頭を慈しむように撫で、話をし、涙を流す。愛していたのにこうなってしまったことへの懺悔と、愛していたからこそアデルに気持ちが向いていたことが許さなくて閉じ込めてしまった罪悪感。アデルはなんでも持っていて、誰もが憧れる完璧な人間で、そんな人間が羨ましく、そして主人公もまたアデルを選ぶことを許せなかった。しかし心まで壊してしまった主人公に申し訳なくて、絶対に一生をかけてでも元に戻すと泣きながら誓うエンド。

「アデル&ルイス&カイン」
(復讐の業火、全ての破壊)
ルイスルート→カインルートからの分岐ルート。
カインと主人公が想いを伝え合い、ルイスのパーティーの作戦に参加し成功させ、その間カインと会えずにいたがカインは一人交際を認めてもらうために必死に会社を大きくしてついにルイスの会社と共同で仕事が出来るようになったとこから分岐。
ルイスの会社に呼ばれるカインだったがルイスに薬を盛られ倒れてしまう。更にアデルがリード家の騎士を携え、なんとカインを捕えると言い出した。その理由はカインが輸入した商品がレジスタンスが管理する会社のもので、結果カインはレジスタンスとの繋がりがあると言われ、リード家の地下牢に閉じ込められてしまう。
主人公は何かの間違いだとアデルとルイスに何度も訴えるが、主人公もまたルイスによりリード家の一室に監禁されてしまった。
主人公は何日も薬を飲まされ意識がおかしくなっていく。徐々に自我が保てなくなり、ルイスの命令にただ従う奴隷となってしまった。ルイスが言った事は全て従う、そんな主人公を愛おしいように可愛がるルイス。何度もキスをしながら何故こんなことをしたのかの理由を、聞こえるはずもない主人公に話しかける。
アデルとルイスはコーエン家を憎み復讐を考えていたのだ。カインの父親は成り上がりの貴族であり、爵位を受ける前はただの貿易商として働いていたが欲を出して認可されていない薬などを金のために輸入していた。その薬を、心臓の弱いアデルたちの母は何も知らずに飲んでおり薬のせいで命を落としていた。そのためコーエン家に復讐をすると誓っていたが、カイン本人にはここまでする必要もなかったのに、ルイスが愛してしまった主人公がカインを選んだことに憎しみが増し、カインを陥れることにした。
その後地下牢に囚われ手枷をつけられたカインの前に現れるルイス。もはや奴隷人形となった主人公を連れて、カインの目の前でわざといやらしく主人公に深いキスをして見せびらかした。自分に気づいてくれない主人公を見て悲しみに溢れるカインだったが、ルイスはわざと主人公に「お客をもてなしなさい」と命令し、主人公はカインにまたがりキスをし愛撫をし腰を揺らした。もはや何もわかってない主人公だったが愛するものから与えられる快感に興奮してしまうカインは絶望していた。そしてその姿を見て笑うのはルイスと、後から来たアデル。あの優しくて凛々しくて尊敬していた二人の姿はもうない。冷たい目で卑屈に笑う二人は、主人公とカインを永遠にここで飼ってやると見下ろしていた。

「アデル&ザック」
①(蜜檻)
ザックルートからの分岐。ザックが主人公を好きになり、主人公もまたザックに想いを寄せ始めるが、アデルもまた主人公を愛していた。
その為アデルは主人公を妻にしたいと思い、外堀を埋めて主人公が返事をしやすいようにとサマルや父親を説得してから主人公に「愛している」と告白した。外堀を埋められ、リード家当主であるアデルからの求婚はもはやイエスという以外の無い状況に恐怖を感じる主人公だったが、アデルは本来優しくて素敵な男性。そんなアデルに愛を囁かれ、我慢できないと抱きしめられキスをされた主人公は、なんとも言えない熱があることに気づく。ザックを好きだと思っていたのに、アデルにキスされアデルに惹かれ始めるなんてと。
しかし主人公は仲のいい兄弟が自分のせいで不仲になるのを恐れ、どちらにも答えを出さずにいた。
ザックとアデルがフィルに相談すると、フィルに「体に聞けばいい」と言われる。主人公の言葉はメイドとしての体裁を考えた言葉であり、真実では無いと。それならば体に聞けば正直になると言われ、二人は決意する。そして主人公を部屋に呼び、二人はどちらも愛していることを告げた。その上でお互いの想いを体に教えるから、甘い声で答えて欲しいと順番にキスされ、そして身体中を二人に愛され、一晩を過ごした。
それからというもの三人での行為は当たり前になり、主人公は二人の男から愛されることを幸せに感じていた。
エンドロール後はザックが蜂蜜を主人公にぶちまけてしまい、それを勿体無いからとザックとアデルが主人公の体についた蜂蜜を舐めとるスチル。

②(交差した想い)
↑の蜜檻のルートの分岐。
フィルに「体に聞けばいい」と言われた二人だったが何を勘違いしたが「体を聞けばいい」と言われたと思い、主人公の前でアデルとザックが脱ぎ、どちらの体がいいかと聞いてくる。急な展開に主人公は「きゃーー!!」と大声をだし、入ってきたフィルに「馬鹿兄弟が!」と怒られる二人。今を間違えたことに恥ずかしがるアデルと、本気で意味がわかってないザックだったが、このまま主人公に嫌われる前にもう一度ちゃんと話そうと誓うのだった。
そしてうやむやになり、なんやかんやと主人公はアデルとザックと友情で結ばれいい関係を続けるのだった。
最後はフィルが一人誰にも見送られず遠征に来たと嘆いている場面でギャグ的に終わる。