元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

放課後colorful step~ぶんかぶ!~「雛山 鶯」

●雛山 鶯/ヒナヤマ ウグイス(cv立花慎之介さん)
演劇部部長の三年生、178センチ。
奇抜な格好をしてる変わり者で、明るくて社交的。優しく親切で人当たりもいいので、友達がとても多い。演劇に関しては情熱的で、脚本や演技もやる。






~ネタバレ~
大人しい性格を変えたくて、演劇部に入った主人公。そんな主人公を一番暖かく迎えてくれたのが、部長の雛山だった。
一つ上の雛山は、見た目こそ派手で奇抜な存在だったが、性格はとても優しく世話焼きだった。主人公が演劇部に入ってくれたことをとても喜び歓迎会を開いてくれたり、メンバーとして溶け込みやすいようにおどけて楽しくしてくれたりした。
部活以外でもそれは変わらず、偶然校内で会えばいつも手を貸してくれたし、嫌な顔をするなんてことは一切なかった。
そんな優しい雛山は誰からも好かれ、困っている人がいれば笑顔で助けてあげられるため、いつでも頼りにされていたし、そして沢山の人が雛山のためならと力を貸した。合宿があった時なんかも雛山のためにと色んな部が協力してくれ、楽しく良い思い出の合宿になった。
主人公もそんな雛山にすっかり懐き、綺麗な横顔を見るとドキドキした。
そんな頃、ついに演劇部の大舞台である鴇和祭の時期が近づいてきていた。しかし雛山は今回の舞台で何の演目をやるか迷っていた。なので何か閃きを求め、主人公を誘って二人で図書館へと足を運ぶ。手分けをして何か良いものがないかと探し始めると、主人公は高いところにある本に目が止まり、脚立を使って無理して手を伸ばして取った。しかし手に取った途端バランスが崩れ、倒れてしまう。落ちると思った時、気付いてくれた雛山が咄嗟に抱き止めてくれたため落ちることはなかったが、決死の思いで取ったその本から偶然なのか挟まっていた一つの台本が落ちてきた。それを手にし、パラパラと呼んだ雛山は驚き、そして喜んだ。
その台本は誰が入れたのかわからなかったが、内容はとても面白いものだった。しかしなんと、最後の結末のページだけが切り取られたのか無くなっていたのだ。しかし雛山は、こんな面白い台本を埋もれさせるのは勿体無いと、結末を自分で考え、鴇和祭で公演すると言い出した。そしてこれに出会わせてくれた主人公を幸運の女神だと言い、喜んでくれた。
しかしその後、学園にOBがやってくる日、なんと演劇部のOBである男がやってきて、雛山や伊織達の演技を見て文句を言ってきた。その程度のままなら廃部になった方がいいという男が、鴇和祭で満足いく公演が出来なければ廃部にするという宣言をしてきた。その言葉を買った雛山は、それからというものあの台本の結末を考えるために必死になっていた。
しかしそれからというもの、雛山は満足できる結末が書けずスランプに陥っていた。いつもの明るさは消え、イライラし、落ち込む日々。主人公はいつも雛山に世話になっていたため、この時こそ恩返しがしたいと心配していた。
漸く雛山が台本を書けたと言い、主人公にその台本を見せてくれたが、その結末は悲しい悲劇だった。それを読んだ主人公は悲しくなり、なんだか違うとと思った。だって雛山には笑顔が似合うから。そのことを伝えると雛山も、主人公の悲しい顔を見たくないことに気づいた。主人公にもいつも笑顔でいて欲しいと思う。そして、主人公の言葉で元の台本にこだわっている事の意味のなさに気づいたのだ。悲劇である流れを、最後は喜劇に。それこそが自分の持ち味で、そして大切な人を笑顔にできることに。
それから雛山の筆は止まらず、とても素敵なハッピーエンドである台本が仕上がったのだ。
その後鴇和祭まではあっという間だった。演技に、他の部の協力を得て小道具を用意し、宣伝をした。そして鴇和祭での舞台は、大成功に終わったのだった。
舞台が終わるとこの間のOBの男がやってきた。そしてその男はなんと雛山の父であり、有名な舞台脚本家だということを知る。だからこそ、雛山は父を納得させるためにあれだけ悩んでいたのだ。そして舞台を見た父は、あの台本は自分が書いたものだと話した。過去に演劇部であれを書き、そして部員達と意見が合わず、バラバラになってしまい、その台本がお蔵入りになったこと。しかしその台本で雛山は考えつかなかった結末を書き、そんな雛山は部員達と絆があることに、父は納得したこと。
ついに父に認められた雛山とみんなは心から喜んだ。
その後鴇和祭の後夜祭になるとキャンプファイアーを囲みフォークダンスが行われた。雛山にダンスに誘われた主人公はドキドキしながら輪に入った。そして雛山はダンスをしながら、主人公に言う。舞台に立っている時よりも、君とこうしている方がドキドキするよ、と。そして好きだと告白してくれた。主人公もまた好きだと返事をすると、雛山は付き合って欲しいと言ってくれ、二人は恋人同士になった。
エンドロール後は、卒業間近の雛山がいなくなることに寂しさを感じる主人公に、カーテンの中で隠れてキスをしてくれる雛山。卒業しても会いにくると、自分も会いたいからと言ってまたキスをしてくれる。