元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

妖かし恋戯曲「霞美」

●霞美/KASUMi/カスミ(cv木村良平さん)
フォックス・イヤーではセカンドギター担当の21歳。暁仁と双子の弟であり、暴走しがちな兄のストッパー役。物腰柔らかで友好的で優しい。








~ネタバレ~
(ハッピーエンド)
無理矢理フォックス・イヤーのマネージャー補佐になった主人公。しかし与えられた仕事だからと、真面目に一生懸命取り組むことにした。
そんな時、フォックス・イヤーのメンバーである霞美は最初からとても友好的だった。
双子の兄である暁仁とは違って、主人公のことをよく見て評価してくれたし、暁仁が何か文句を言っても必ずフォローしてくれたし、他のメンバーの事でも何かと一々庇ってくれたりもした。
そんな優しい霞美とはやはり自然と仲が良くなった。いつも面倒を見てくれるお礼のために何かしようと思い、霞美の体が弱いことを知ると部屋の片付けや掃除を手伝ったりもした。結局ドジな主人公は役に立てたかわからない状況になったりもしたが、霞美は呆れるどころか一緒にいて楽しかったと喜んでくれる優しい人だった。
そんな霞美は大勢の人に囲まれることが苦手で、仕事でも無理していることを知る。疲れていると思い気晴らしに出掛けようと誘うと喜んでくれ、車を運転できる霞美は海へ行こうと誘ってくれた。季節外れの海は少し寒かったけどいち早くその事に気付いてくれる霞美は上着を貸してくれたり、石段に腰掛ける時も主人公の洋服が汚れるからとタオルを敷いてくれたりする紳士だった。そして海を眺め、やがて夜になると満点の星空が見え、その美しさに2人はとても幸せな気持ちになった。雰囲気も良くなり、ドキドキする二人だったが、なんとその時霞美が咳き込んでしまう。中々治らず心配する主人公だったが、その拍子になんと霞美から狐耳と尻尾が生えた来たのだ。驚く主人公の前に突然現れたのは螢丞。そして螢丞は彼らが本当は妖で、妖狐であることを話してくれた。妖を統治するほど力の強い妖狐だったが近年力が弱まり出生率も下がっている。しかし主人公の持つ勾玉に、彼らの先祖である力の持った妖狐が封印されているため、その封印を解くと彼らの力が増幅されると言われているためそれを探していたらしい。
その理由を聞いて驚く主人公だったが、人間じゃなくても霞美の優しさを知っているから力になりたいと思えた。
その後も変わらず霞美との関係は良くなった。主人公が他のメンバーと仲良くするとヤキモチを妬いた霞美がキスをしてきたり、水族館のデートに行き手を繋いでくれ、記念にとブレスレットをプレゼントしてくれたりもした。完全に期待してしまう主人公だったが暁仁の一言で、そんな思いは打ち砕かれた。そう、彼らが自分と仲良くしている当初の目的はただ勾玉を手に入れるための行為だったじゃないかと。それに気づいてから、霞美の今までの優しさはただ単に勾玉を奪うための嘘なのかと思ってしまうのだった。
しかし霞美は両親が暁仁と霞美を里に連れ戻そうとした時でさえ、主人公がいるから絶対に帰らないと行ってくれたし、信頼しているからずっとそばにいて欲しいとまで言ってくれ、主人公は霞美を疑ったことを後悔し、ますます二人は絆が深まった。
しかしそんな時、妖としての地位を狙うほかの妖がピエローズと言う名のバンドを作り、フォックス・イヤーを邪魔してきた。ピエローズは主人公にも暴力的で、そのことに腹を立てた霞美はピエローズと対決すると言い出す。対決と言っても力の戦いではなく、同じ音楽番組に出た際どちらがより多くの客を魅了できるかで勝負すると言うことだった。
ピエローズは客に洗脳をし、力で魅了していたが、フォックス・イヤーは本気の歌で本当の魅了をしていた。フォックス・イヤーはやっぱり最高のバンド‥と思うが、ピエローズはそこで妨害をしてくる。騒音を立てたり機材を壊したり。それを抑えるために霞美は一人で力を使っていたが、力の使いすぎで倒れてしまった。
元々力の強い霞美だったが、体が弱いためその大きな力を自らに留めておくのが難しかった。そのため、このままでいればいつか体が崩壊してしまうかもしれない。その事を話してくれた螢丞は、勾玉の力を使えば霞美は助かると言った。しかし勾玉は主人公の元を離れない。だからこそ、螢丞は主人公自身がその力を使って霞美を助ければいいと言った。勾玉に封じられている妖狐の先祖は人間の陰陽師に騙されて封じられたと伝わっていたが、本当は先祖と陰陽師は愛し合っており、訳あって先祖が自ら封印されていたと言う。なのでその陰陽師の血を引く主人公にも力があるのだ。
しかしただ単に力を使うと言うだけでは主人公にとってメリットはないため、螢丞は妖狐がこの先人間を絶対に襲わない約束をしてくれるという。しかしそのためには妖狐全体を納得させるために、本家の跡取りである暁仁と結婚をするのが一番いいと言った。
霞美を助けるためには結婚をしなければならない。けれど本当は愛していない人と結婚なんてしたくない。でも結婚しないと愛する人を助けられない。
そう、主人公は霞美を愛してしまっていた。
愛する人のためならばと覚悟を決めた主人公は、暁仁と結婚をする事を決意した。
その後、霞美本人にもそのことは告げられたが、反対したくても自分のために二人が決めてくれたことに何も言えないと迷い、うじうじと悩んでいた。それが更に病気を悪化させ、どんどん弱っていく。
一方主人公は霞美が反対してくれなかったことにショックを受けるものの、自分で決めたことだと覚悟し、暁仁との結婚話はトントン拍子で進んでいき、ついには妖狐の里に訪れ、結婚式の前日になってしまう。
前日になっても考えるのは霞美のことばかり。暁仁は結婚が決まってからは蟠りも無くなったのか、むしろ優しくなって親しくなれたし、主人公を幸せにしてくれそうだったが、やっぱり霞美が忘れられない。霞美の方は霞美の方で、床に伏せたまま、主人公の顔を見ることもできずまだウジウジしていた。
そしてついに結婚式当日。霞美は二人の幸せな姿なんて見たくないと、式には出ないと言い、布団の中にいた。けれど後悔が押し寄せる。もう、あの人に触れることは出来ないのか、こんなに好きなのに。
その気持ちが溢れると、重い体を起こし、ついに霞美は走った。
その先は白無垢姿の主人公の所。力が溢れ、耳や尻尾を隠しきれなくなっている霞美は無理矢理主人公を抱き抱え、なんと攫ってしまったのだった。
抱き抱えられたまま着いたのは小さな山小屋だった。霞美はゆっくりと主人公を下ろすと「ここで私と暮らしてください」と言った。勾玉を狙ってくる妖なら自分が倒すから、兄さんと結婚しないで欲しいと。驚く主人公だったが、霞美がまた体調が崩れてしまったためその日はそのまま山小屋で過ごした。そして次の日二人は寄り添って寝ていた。結婚して仕舞えばもうこんな風に寄り添うことは出来ないと胸を痛める。すると次の日なんと霞美の体調が良くなっていた。お互いの気持ちが通じた為の勾玉の影響なのか分からなかったけれど、霞美は決心し、兄さんとの結婚を辞めて自分と結婚してほしいと言った。そして愛しているということも。
初めて聞いた霞美の本心に喜ぶ主人公は自分も好きだと答えた。
そして霞美は主人公と結婚するために自分が当主になると決意し、里に戻ってその事を暁仁に打ち明けると暁仁は霞美の気持ちを受け止めてくれた。
そして霞美もまた両親への説得のため、両親に会いにいく。しかし体が弱いため両親には反対されたが、その時主人公が勾玉の力で霞美の咳を止めることが出来、それを見た父親はついに霞美が次期当主になることを認め、主人公との結婚も許してくれたのだった。
喜ぶ二人は永遠の愛を誓い、キスをした。
その後無事結婚出来た二人は里で楽しく暮らしていた。他のメンバーはまだフォックス・イヤーとして活躍しているため、今日は久しぶりに会いにいく。主人公が久々の再会できる暁仁たちと楽しくしていると霞美はヤキモチを妬き拗ねていた。しかし嫉妬深いこの性格はもういつものことで主人公は「霞美といるのが一番楽しいです」と笑顔で答えるのだった。