元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

カフェキュイエール「咲久間 樹」

●咲久間 樹/サクマ イツキ(cv平川大輔さん)
主人公の好きな人。小さい頃から幼馴染で、7つ年上で優しくて頼れるお兄さん。主人公がきっかけでパティシエになり、フランスで修行をしたのち日本でキュイエールを開くために帰ってきた。




~ネタバレ~
(スイートエンド)
主人公がずっと片思いをしていた樹がフランス修行を終え、日本に帰ってきた。自らの店「キュイエール」を構えることになり、ずっと応援してきた主人公はついに手伝えることが出来ると思い喜ぶが、なんと樹にはフランス人の恋人ができており、主人公は失恋してしまった。
幼い時、主人公の両親が仕事をして忙しい時いつも預けられていたお婆ちゃんが亡くなった。お婆ちゃんが大好きで、亡くなったことを受け入れられない主人公はずっと伏せっていたのだが、心配した樹が「フィナンシェ」を作ってくれた。それは主人公が昔樹の父がフランスのお土産で買ってきてくれたとっても美味しいフィナンシェを再現したもの。しかし素人の樹が作ったフィナンシェはとうてい美味しいものとは言えず、主人公は違うといった。だから樹はあの味と同じにするために何度も何度も挑戦し、そのたびに主人公が食べた。そしてそんな樹のおかげで主人公は徐々に元気を取り戻し、ついに樹があのフィナンシェの味を再現できた時、主人公は満面の笑みになり、樹に絵を描いた。それは樹が将来世界一のパティシエになって活躍する絵だった。
そんなことがあり、樹は主人公の絵の通りにパティシエになり、主人公もそれを支えられる大人になるためにパティシエになるためにずっと努力をしてきたのだが、失恋したことにより夢を見失ってしまった。
しかしそんな二人の様子に気づいた響平は主人公にキュイエールのバイトをして欲しいと頼んだのだ。ただでさえボヤッとしている樹のことを理解しているのは、主人公しかいないと気づいていたから。主人公の舌も確かだし、何より樹のお菓子を何より愛していたから。
響平は「人手がないから」と主人公に頼んだため、その本当の理由は知らなかったが、人のいい主人公は頼みを断れずキュイエールで働くことに。樹のそばで大好きな樹のお菓子に触れられることは幸せだったが、同時に樹を見ると辛かった。
その態度に気づいた東雲は、主人公が辛いならバイトをやめてもいいと言った。しかも主人公は樹と響平が陰で話している内容を聞いてしまう。それは樹には本当は恋人なんかいなく、主人公を諦めさせるための嘘だということ。それを聞いた主人公は樹の邪魔になっているのだと思い、バイトを辞めることを決意した。
しかも東雲は主人公を好きだから辛い思いをして欲しくないと、樹を諦めて俺にしないかとまで言ってくれた。その優しさに涙が出るものの、その後もやはり考えてしまうのは樹の笑顔ばかり。
お店の常連である男の子とお母さんが訪ねてきた時に、甘い物が大好きなサッカー少年の男の子は、サッカーを頑張るから主人公もパティシエになるのを頑張れと励ましてくれ、もう少しで辞めようとしている自分に胸が痛んだ。
耐えきれなくなり樹にずっと好きだった気持ちを打ち明ける主人公だったが、樹は辛そうな顔をして「ごめん」と言った。
けれどそれから樹の作るケーキがおかしくなってしまう。いつもみたいに美味しい幸せな味ではなく、訳のわからない味になってしまった。困る響平に呼ばれた時すぐ主人公は気づいた、樹の体調に。そう、樹は高熱を出していたのに気づかずに働いていたのだ。普段からぼーっとしているため不調にも気づかなかったことに響平は怒り、すぐさま病院へと運び込んだ。結局熱だけの風邪ということになって自宅へ帰されるものの、樹の家族は誰もおらず主人公が看病することになった。
朦朧とする樹をベッドに寝かせるとすぐに眠りについたが、寝ぼけているのかあやふやに語り出す。そして主人公の腕を引き、布団の中へ招き入れ抱きしめたのだ。夢だと思っている樹は「夢の中なら本音を言ってもいいよね」と言い、本当は主人公のことが好きだと言った。驚く主人公はどうにか樹から抜け出し、その後帰ってきた陽に任せて自宅へと帰った。
次の日、樹の態度が気になっている主人公に、響平に怒られた樹はついに本当のことを話した。バイトを辞めないで欲しいこと、本当は一緒にいたいこと。そして本当は誰より好きなことを。
パティシエになる夢を持って、何もなかった自分は主人公に救われた。パティシエの仕事は本当に楽しくて没頭できたし、自分にピッタリだった。師匠に「大切な人を笑顔にしたい気持ちで作るスイーツが、最高のものになる」と教えられ、いつも何を作っても主人公の笑顔を思い浮かべた。しかし、不器用な樹は何かに没頭すると他のことができない。実際主人公が悩んでいてお菓子作りを失敗した時も主人公よりもお菓子の心配をしたこともあった。それを考えると、どうしても自分勝手で主人公を幸せに出来ないと思い、気持ちを隠したのだ。きっと他の人の方が主人公を幸せにできると思って。しかし主人公は支えると言った。弱音を吐いてもいいと。そんな主人公はまさに樹にピッタリで、響平から見ても主人公以外は樹の面倒なんて見れないと言った。
そしてついに二人は、恋人同士になれたのだった。
想いを吐き出してからの樹は絶好調だった。好きな人に好きと伝えられることがこんなに幸せなものなのだと知った。
その後も二人は息ピッタリで仕事をした。主人公は夢を諦めることにならなくて本当に良かったと思え、高校を卒業したら樹が通った製菓学校に通うことを決意。そして卒業したら樹の店を手伝いずーっとそばにいると言った。喜ぶ樹は主人公の腕を引き、キスをする。好きな子とのキスはどんなお菓子よりも甘いことを知った二人はその味を何度も確かめた。

(ハッピーエンド)
告白をされたあとの話が変わる。
お付き合いすることになったことを主人公の両親に報告する樹だったが、主人公の父親に「高校生のうちは節度を守った付き合いをしろ」と言われ、樹は手を出さないと誓った。その言葉に、キスすらまだ先になるのかとがっかりする主人公だったが、相変わらず店でパティシエの仕事を教えてくれる樹は主人公の手についたチョコを舐めたりなどしてドキドキさせてくれた。そんな二人はまだ大人の関係にはなれずとも、うまくやっていける確信をしつつ、また楽しく幸せなパティシエ修行に励むのだった。