元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

ハイリゲンシュタットの歌「ディー」

●ディー(cv内田雄馬さん)
王立楽団のチェリスト。五線譜としての武器は斧のようなもの。自由奔放でいたずら好き。更に楽団員なのに何故か演奏をせずさぼってばかりいる。




~ネタバレ~
(グッドエンド)
五線譜なのにコンサートに出ていないディー。練習もサボってばかりいて、人へのいたずらばかりをしている。そんな不真面目であるディーは周りからも疎まれていたが、彼には演奏ができない理由があった。
それは彼のトラウマのような過去にあった。母親から望まれなく生まれた彼は名前すらなく、なんと王立楽団の秘密裏の研究団に売られていた。王立楽団で行われていた研究はごく普通の人間に無理矢理ファルガーを埋めつけ、誰でも上手に音楽ができるようにするための研究だった。しかしその研究でただ一人生き残ったのは「D号機」という番号をつけられた「ディー」だった。しかしディーは生きながらえたものの音楽を奏でることが出来ず、チェロを持ち奏でようとすればチェロが暴走し武器化してしまい周りのものを破壊してしまった。死ななかったが使い物にならないと判断した研究団はディーをクラヴィアへと押し付けた。そしてクラヴィアは怯えやせ細ったディーを育てることにしたのだった。
そんな過去がありうまくチェロが弾けないディー。だから練習をさぼっていたわけだが、さぼりたいわけじゃなくて出来ないからさぼっていたのだ。大嫌いなこの場所から逃げたいけれど、親にすれられたディーはどこも行くところがない。だからこそイタズラで気を紛らわせ毎日を生きていた。
しかしそんな時主人公と出会い、主人公の純粋さに惹かれるディーは、主人公が危ない目にあった時思わず武器を起動させ主人公を助けた。それから更に主人公はディーを気にかけるようになるが、ディーが楽団のメンバーから嫌われるのが更に深まり、ついにはディーを追い出せという声が上がってしまうが、主人公だけはディーを信じるという。その言葉についにディーは怖がることをやめ、チェロを奏でようとする。暴走しかけるチェロだったが主人公が「諦めないで」というとディーはチェロの声をきけたかのようについに美しい音を奏でた。その音色は天才だというアルシェを超えるほどの美しさで、みんなはディーを認めることになった。
それから周りから認められたことと、音楽を奏でることが出来るようになったディーは自信を持ち、何もかもがうまくいっていた。練習は大変だったが努力を怠らず毎日遅くまでやった。いたずら好きで幼いと思われていたディーだったが、本当は面倒見がよくお兄さん体質であり、主人公や孤児たちの面倒もよく見てくれ、気が効く彼は一段と頼れる存在に見えた。そんなディーを好きになるのは時間の問題で、ディーの方も主人公を好きで、次の公演が無事終わったらキスさせてほしいと主人公に申し出た。その言葉に主人公は胸をときめかせた。
しかしうまくいっているのも束の間。クラヴィアは楽団を辞めてしまい、ヴィッセは行方不明になってしまう。更に謎のオルゴールの攻撃によりアルシェとハルトが怪我をしてしまった。どんどん消えて行くメンバーをみて不安になるディー。やっぱり自分はいるべきじゃなかった、結局周りを傷付けてしまって誰も自分のそばにいたいとは思わないんだ。トラウマを持つディーは深い悲しみで自信を失いそうになるが、主人公はディーを抱きしめて「私は絶対に離れない」と言った。主人公の言葉に涙を流すディーに想いを伝えたくて主人公はなんとキスをした。驚くディーにもっと想いを伝えたくて再度キスをする。大好きだからずっとそばにいると。顔を赤くしたディーは自分を取り戻し、主人公にキスをして「自分も大好きだ」と言ってくれた。
そしてディーはたった一人で公演に臨むことにする。周りから文句を言われようが罵倒されようが自分が大好きな音楽に自信を持って。忘却の使徒をわざと呼び寄せ、逆にイタズラを仕掛けて自分の闇を断ち切ると、なんと舞台にアルシェとハルトが現れる。傷なんかどうってことないといい共に音楽を奏でる。そして失踪してたヴィッセややめたはずのクラヴィアも。みんな理由があって、ディーを嫌ったから離れたわけじゃないことは、その美しい音色でハッキリとわかった。
いつしか忘却の使徒は消えていた。
その後、平和になった楽団で、主人公とディーは二人でクラヴィアをまたスカウトにいくと張り切っていた。メンバーに見送られ、二人は手を繋いで微笑んだ。
エンドロール後は、止まっていたはずの時計台の時計が動いたということでそこに侵入する二人。ディーがキスをしたくてムードを作ろうとするが主人公は照れ臭くて誤魔化してしまう。しかしディーは隙を見て頬にキスをし、二人は幸せそうにしていた。