元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

エフェメラル「シバ」

●シバ(cv近藤隆さん)
種族はオオカミ男。明るく元気でオレ様風だが、本当は優しくて面倒見がいい。



~ネタバレ~
(恋愛編・ハッピーエンド)
学園に来たばかりの主人公の、サポート役になったシバ。オオカミ男であるシバは、最下級であるゾンビの主人公に対しても最初から優しく、サポート役も丁寧にやってくれていたし、すぐに友達として打ち解けられた。
しかしオオカミ男であるシバは、3週間ごとにくる満月の日になると狼の姿になってしまい、三日三晩は森の中で狩りをするという。その間はシバには会えなくなり少し不安になる主人公だったが、森の前で可愛らしい子犬と出会った。子犬はとても懐っこく愛らしく、初めて子犬に出会った主人公は嬉しくてその子犬を部屋に連れて行ってしまった。それから毎日子犬とご飯を共にし、お風呂を共にし、一緒にベッドに入った。それはとても幸せな日々だったが何故か3日経ったら子犬は姿を消してしまった。子犬を探すと、満月が終わって人型に戻ったシバに会えたわけだが、シバの様子がおかしい。そう、なんとあの子犬だと思っていたものはシバが狼になった姿だったのだ。
狼姿になった時、オオカミ男は理性を失い人型の記憶をなくし本能のまま行動するため、主人公に懐いていたようだったが、狼の姿の時にファーストキスをしてしまったと二人は大騒ぎになる。しかし記憶をなくしていたものだから仕方ないと、二人はまた仲直りした。更にシバは、あの狼の姿がコンプレックスだということも話してくれた。他のオオカミ男はもっと強くて大きいのに何故かシバだけは子犬のような姿にしかなれなかった。シバの力になりたくて二人でその方法を探すことにし、二人はそれから更に仲良くなった。主人公に撫でられるのが好きだというシバは、人型の時も主人公に甘え、そんなシバを見ると胸が温かいような痛いような不思議な感覚を覚えた。これが恋なのか、そう思った時主人公は急に不安になる。その理由は、ゾンビの生態だった。ゾンビは若い時はとても美しいが、朽ち果てるのがとても早かった。そのため村のゾンビたちは醜い姿になるならばいっそのこと愛するものと共に命を捨てようと心中する者が多かった。今まで愛を知らなかった主人公はシバを好きになり、初めて自分の姿が変わることに恐怖を感じた。けれどシバは、主人公が腐っても、骸骨になっても、どんな姿になっても嫌いにならないと誓ってくれたのだった。
その後大きい狼になる方法が見つからないまままた満月を迎える。シバはもうこの姿のまま森の奥へ行くことを決意していた。同属にバカにされてもありのままで強くなれればいいと決意したから。しかし姿は小さな子犬。もし同属に傷つけられたりでもしたら‥という不安でいてもたってもいられない主人公は、シバを探しに森へ入ってしまった。すると大きな狼たちにやはり狙われてしまい、殺されそうになるがその時シバが小さな体で狼たちに立ち向かった。主人公を守るために、ボロボロになりながらも。結局シバが勝つことが出来たものの、シバの怪我は酷く4日も目を覚まさなかった。目を覚まさない間も心配で泣き続け看病する主人公。その主人公の泣き声が夢に出てきて、シバは目を覚ました。喜び抱きつく主人公に「もう大きい狼にならなくてもいい」というシバ。主人公が危険な目にあって自分の気持ちに気づくことが出来たと、自分の中の優先順位が変わったことに気づいたと、そう言う。どんな姿でも一緒にいて離れたくないからこのままでいいのだと、好きだからと告白してくれた。その言葉に主人公もまた自分も好きだと抱きついた。

(恋人編・ハッピーエンド)
めでたく恋人同士になった二人は仲良くやっていた。満月の日が来て獣化したシバも、もう森には行かず主人公の部屋で楽しく過ごすのが日課になっていた。
そんなシバを彼氏として魔法使いのレインさんに紹介することにしたのだが、レインさんの謎の薬の実験台にされたシバは満月がきても獣化せず、しかし精神だけは獣化した時と同じ様子になってしまい、なんと人間のシバの姿のまま犬のような行動を三日間過ごすことに。普段の獣化の時のように普通に甘えて舐めてくるシバだったが、見た目が人間なため色々問題になり、仲間たちからは白い目で見られた。
それもまぁ楽しい思い出として過ごしていく二人だったが、そんな時学園にとても美しいマーメイドが編入して来た。シバがイタズラでレイとナツメに食べさせようとした惚れ薬があったのだが、それをナツメに奪われなんとシバとマーメイドが食べてしまう。するとたちまち惚れ薬の力でシバはマーメイドを好きになってしまった。
今で主人公しか目に入らなかったシバだったのに、マーメイドを蕩けるような目で見つめ愛を語る。いくら薬のせいだといえどショックをうける主人公だったが、それどころかシバは主人公と別れたいと言ってきたのだ。薬のせいだとわかってはいるけれど、どうしてもマーメイドを好きって気持ちが消えないと。むしろこの想いが本当の自分の気持ちなんじゃないかと、主人公を好きだったのは幻なのかもしれないとまで言いだした。
薬の効果は1ヶ月だと言われたが、主人公はもうシバの言葉に深く傷つき、シバが信じられなくなってしまった。1ヶ月経ってももしかしたらそのままシバは戻ってこないかもしれないと言う不安で、立ち直れなくなりそうだった。
そんな気持ちにつけ込んだのが、禁書の悪魔だった。弱った心につけ込む悪魔は主人公を本の中に取り込み、主人公に甘い夢を見させる。シバと同じ見た目で同じ匂いで同じ声で同じ熱を持つ王子様、そんな王子様のシバは主人公に愛してると囁く。もう何も心配いらない、ずっと二人だけでこの世界に暮らそうと。その夢は本当に幸せだった。他の女の子を見ない自分だけの優しいシバ。それをずっと願っていたから。
しかしそれは何日も何日も続く。主人公もおかしいと感じるが、それを口にすると王子様のシバは何も考えなくていいという。けれどたまに自分を呼ぶ声が聞こえるのは何故なのか?いつも一緒にいたお友達の悪魔や透明人間のあの人たちはなんていう名前だったっけ?
その時主人公の名前を呼びこの世界に入って来たのはなんと、本物のシバだった。惚れ薬の効果が消え、主人公を助けにやって来たシバは心から謝り、主人公に一緒に帰ろうと言い続ける。しかし王子様のシバは言う、その男は一度お前を捨てたじゃないかと、このまま自分と一緒にいれば幸せなんだと。それを聞いた主人公は思った、たしかに王子様のシバは自分が思った願望、だけど本当のシバは完璧じゃないんだと。不器用だけど一生懸命自分を愛してくれる、ちょっとカッコ悪くて可愛いのがシバなんだと。
本物のシバに向かって散々怒った主人公。惚れ薬なんかに負けるなんてなんてバカなのかと、迎えに来るのが遅いと、けれどあなたと一緒じゃなきゃ生きて行けないと。
王子様の偽物のシバは残念だと消えていき、本物のシバと主人公は現実の世界へと変えることができた。
目を覚ますと心配そうにしていたエリカやナギがいて、仲の悪いレイとナツメも心配してくれた。散々みんなに迷惑かけたけれど、きっと二人はこうやって一緒に乗り越えていくんだと思える。まだ申し訳なさそうに謝り続けるシバと抱きしめ合いながら、ずっと二人で手を取り合って頑張っていこうねと誓った。