元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレになります。

猛獣たちとお姫様「魔術師」

●魔術師(cv櫻井孝宏さん)
主人公たちが偶然出会った魔術師。フェレットの姿をしており、虹色の粉で人間になる。そして虹色の粉の作り方を知っているし、虹色の花の栽培もしている。



~ネタバレ~
ヴェークから逃げた主人公と動物たちだったが、主人公が持つ虹色の粉で動物たちを人間にすることができた。しかしその虹色の粉も量が少なく困っていると、偶然に魔術師に出会い、虹色の粉の量産が可能になった。
魔術師は普通の人間が入らないように結界を張った森に住んでいたが、ピスキスに逃げ込んだ主人公たちと同じ頃ピスキスへと訪れて来ていた。ピスキスでは薬局で薬を作る仕事をしていた。
同じ場所で暮らすようになり何度も顔を合わせるようになると主人公と魔術師の距離は縮まり仲良くなる。魔女が寄越したマレクという人形使いの攻撃を受けた際も、魔術師は魔法を使って主人公たちを助けてくれた。
そんな時、事故でキスをしてしまった主人公と魔術師。徐々に彼に惹かれていた主人公の気持ちはそれをきっかけに大きく膨らんだ。
しかしそれ以来態度がよそよそしくなる魔術師。会いたくないと主人公をはねのけたりもしたが、純粋に幸せそうに微笑む主人公に胸を打たれ、魔術師は主人公への気持ちと、何かを天秤にかけ葛藤するように悩む。
そしてついにその理由がわかる。なんと魔術師は、魔女アデーレを操る悪の根源であった。
ピスキスの代表のバルトルトは、なんと(前作猛獣使いでの王子たちの父親の)ファザーン王国の王バルタザールであった。バルタザール王の国では彼の兄のディートリヒにより魔女を囲い悪用していたことがあり、魔女達を救うべくバルタザールは自らの兄弟を処刑したという事実があった。しかしその時すでにディートリヒにより魔女たちは殺されていたが、魔女の1人がディートリヒの子供を産んでおり、その子供が魔術師のライマーであった。男児には魔女の力が遺伝しないということを知り秘密裏にライマーを生かしていたが、国で処刑された父親の子供だとバレては生きていけないのでバルタザールは下働きとして城で働かせ育てていた。
そして子供ながらに下働きをしながら魔女たちが暮らしていたという部屋を何度も訪れたライマー。そこで見つけた「龍の本」というものにとても惹かれた。魔女の中には龍を体に封じているものがあるという話で、その龍はその本体が危険にさらされた時のみ復活するということだった。ライマーはその龍が可哀想だと思った。ずっと閉じ込められていて出られない龍を解放してあげたいと思った。
その後、本物の龍が解放されたのを目の当たりにした時、心から綺麗だと思えた。
そして、他の大陸にも同じように龍を体に宿している子がいるという情報を得て、その人物を痛めつけどうにか龍を解放したい思いで主人公たちの大陸にきていた。
しかしいざ龍を宿す少女に会ったライマーは彼女を見て驚いた。少女はとても純粋で美しく、そして可哀想な子であったから。
ディートリヒに仕えていたアデーレというただの女に魔法の杖を与え沢山の人々を殺してしまったというのにいざ出てきた少女にどうしても惹かれるライマー。なんのためにここまでやってきたのか、今までの罪はなんのためだったのか、どうしてこんなに少女を愛してしまったのか。
ライマーの全てを知った主人公たちが彼の前に現れ、ついにライマーが主人公に攻撃をすると思いかけた時、ライマーは「初めて愛することを知った」と、もう戦う意思を捨てた。
ずっと、可哀想と思っていた龍とおんなじように閉じ込められていた女の子は、塔の外に出た時龍よりももっと素敵に輝いていた。
その後、ライマーとアデーレとマレクを捕まえることができ、処罰はアルウス国で罰せられることになる。そしてライマーとアデーレは処刑されることになった。
ライマーの最期を見守るためにアルウスへと向かった主人公たちだったが、覚悟を決めたライマーが最後に「私を信じてくれてありがとう、愛している」と言った時主人公は諦めきれなくなり、自らの喉元にナイフを押し当て、彼を解放しないと全ての人を殺すと叫んだ。主人公が傷つけば龍が解放されアルウスは一気にほろびてしまうことを知るリシャルトは、ライマーを解放させろと言い、主人公とライマーは2人で逃げる。
誰も来られないあの森で2人で暮らそうと言う主人公にライマーは強く手を握った。姫行かないでと叫ぶ動物たちを見て見ぬ振りをしながら。
エンドロール後、森で薬を作りながら生活するライマーと主人公だったが、結局動物たちは必死に主人公を探しにきてくれたため、ここで5人で暮らすことになっていた。動物たちに薬を運んでもらい、人々のためになることをして罪を償おうとする主人公たち。ようやく脅威から解放された2人は、幸せそうに暮らすのだった。