元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch「ヴァン」ネタバレ

●エイブラハム・ヴァン・ヘルシング(cv諏訪部順一さん)
最強、そして最凶とまで謳われる吸血鬼狩り。
英国軍に従事した過去を持ち、当時から『人間兵器』と比喩されるほどの身体能力と戦闘技術を兼ね備えている。
自身の因縁を晴らすためにある人物を追っている。

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※「Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。


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コードリアライズ、ヴァンルートネタバレ〜
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(※「Code:Realize ~彩虹の花束~ for Nintendo Switch」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。)
ルパン達と共に行動してるうちに出会ったヴァン。
彼は2年前の吸血鬼戦争の英雄であり黄昏最強の武力を持ち、人間兵器とまで呼ばれている男だった。ヴァンは主人公の弟であるフィーニスに恨みを持っており彼を探していたため、フィーニスが狙うホロロギウムを追っているうちに主人公にたどり着いた。最初は襲ってきたヴァンだったがフランの説得により仲間になったのだった。
そんなヴァンと共にいることが多くなると主人公に護身術を教えてくれたりもした。口数少なく厳しくて怖い印象があるヴァンだったが、ただ不器用なだけで気遣いができる優しい紳士の一面もあった。誰より強くてストイックな彼に、主人公は憧れていく。
しかしそんな時吸血鬼の王の息子であるドラクロワ二世が父親の仇を討つためヴァンを襲ってきた。確かにヴァンはドラクロワの父を殺したのだが、ヴァンはフィーニスに復讐を遂げさせてほしいと願った。その願いが叶った暁には自分のことを殺していいと言い、ドラクロワとのことはとりあえず保留になった。
そのままドラクロワもサンの家に保護するようになり徐々に仲間達と打ち解けていく。人間と過ごすうちにドラクロワにも思うことがあるようで、それぞれの思いは曖昧にすぎていく。
しかしそんな時アイザックの研究所にたどり着いた一同。そこで主人公が人間ではなくホムンクルスとしてアイザックに作られたこと、胸のホロロギウムを完成させるためだけの器として作られただけという真実を知る。更にそこにはフィーニスがおり、ヴァンはついに復讐を遂げようとしたがなんとサンの手によりフィーニスはあっけなく死んでしまった。
主人公は自分が人間ではなく本物の化け物であったことが皆の迷惑になると思い、夜一人さんの屋敷を抜け出した。しかしなんと運悪く、今ちまたで恐れられている事件の犯人の「切り裂きジャック」にさらわれてしまった。切り裂きジャックは昔吸血鬼戦争の時に禁忌とされた非人道的実験で作られた「ヒドゥン・ストレングス」を打たれているようで物凄く強かった。主人公もこのままでは殺されてしまうと思った矢先、いなくなった主人公を探してくれたヴァンが助けに来てくれてジャックを倒してくれたが、そこに謎の機械音が響き「我が名はAZOTH(アゾット)」と名乗った。その機械音はこれからジャックのような狂った同じような事件が沢山起きると言った。それをやめたければ主人公を渡すかアゾットを倒せと言った。
その機械音のような放送が流れ終わると爆発して証拠は隠滅されてしまったが、ジャックを倒したということでレオンハルトがアゾット解明のため力を貸してくれることとなった。
そのためヴァンは主人公を屋敷に連れ戻そうとしたがその行為が自分を仲間だと思ってくれていると感じる主人公だったが、ヴァンはアゾットがフィーニスであると踏んでいるため、フィーニスがまだ生きているならば主人公がまだ利用できるから連れていくだけだと拒絶する。
屋敷に戻ると心配していたルパン達がここがお前の居場所だと言ってくれて嬉しかったが、ヴァンだけは違っているようで何故か胸が痛んだ。
翌日ヴァンはなんと屋敷にジミー・A・アレスターを連れてきた。フィーニスの右腕として活躍していた彼だが実はヴァンが黄昏時代に師匠だった存在で裏で繋がっており、二人はフィーニスを共に倒す機会を狙って協力していたのだ。
しかし更にアゾットによる事件が増え、その犯人が吸血鬼であることがわかる。ノインテーターという吸血鬼の生き残りがヒドゥンにより狂って暴れていたが、傷ついて欲しくないドラクロワがノインテーターを説得する。しかし狂ってドラクロワを攻撃しようとしたためそれをヴァンが庇って怪我してしまった。
ヴァンは助かったものの、嬉しそうではなかった。その辛い表情に、過去の罪を思うヴァンは死にたがっているのかもしれないと思えた。
そしてヴァンはついに過去の話をし始める。
2年前の吸血鬼戦争の少し前、黄昏の工作員として吸血鬼の館に潜入していたヴァン。しかしそこで出会ったドラクロワの父達は噂と違ってとてもいい人たちばかりで、吸血鬼戦争にヴァンは反対していたがなんとフィーニスにより母と弟を人質にされドラクロワを殺せと命令された。結局抗えなかったヴァンとアレスターは二人でドラクロワ王の家族を殺し、ドラクロワ二世だけは助かった。しかしその後結局フィーニスは約束を守らず母と弟を殺したためヴァンは復讐を誓った。
その話をしたヴァンはルパンや主人公達と別れを決意した。この先は地獄だからと、主人公達との生活は楽しくて大切になりすぎる前に去りたいと。そして最後に主人公に「お前と出会えてよかった」と告げ、アレスターと共にいなくなってしまった。
しかし主人公はヴァンを想う気持ちに気付いてしまう。ヴァンのそばにいたい、ヴァンの笑顔が見たい、ヴァンを幸せにしたい。その気持ちに気づいたルパン達は主人公の恋の応援のためヴァンを探し出すことに。
そしてついに黄昏の本拠地が大聖堂であることがわかりそこにたどり着く一同だったが、ヴァンはちょうどフィーニスと対峙しているところでヴァンは主人公に何故きたと怒ったがもう主人公は迷うことなく告げた、「あなたを愛しているから」と。
しかしその横で不審な笑顔を向けるアレスター。なんとアレスターは自分がアゾットだと言いフィーニスを殺した。意味がわからないヴァンだったが、実は本当の黒幕はアレスター。なんとヴァンの家族を人質にとってドラクロワを殺させたのも、家族を殺したのも、すべてはアレスターだったのだ。フィーニスがしたことに仕立て上げていただけだった。
そのままいなくなってしまったアレスター。ヴァンは絶望するが主人公は「大好きなあなたを一人になんかしない」と歩み寄るがヴァンは大切だからこそ拒絶する。傷ついて欲しく無いと怒鳴りつけるヴァンは「愛してくれてありがとう」と告げ、一人アレスターを追った。
タワーブリッジにいたアレスターはなんとドラクロワ二世にヒドゥンを投与し、ヴァンを襲わせ激しい戦いになったが、正気を保ったドラクロワは「お前への復讐は終わりだ、同胞の分まで生きて見せろ」とヴァンの背中を押し、大聖堂へ逃げたアレスターを追う。
しかしそこに待ち受けていたアレスターは実は昔からずっとヴァンにヒドゥンを投与し、アレスターの命令通りに動く体にしていた。そのためアレスターが呪禁を唱えると苦しみだすヴァン。そこへ主人公がたどり着いたものの、アレスターはヴァンに「あの女が復讐相手だ」と思い込ませ、なんとナイフで自害した。
命令したアレスターが死んでしまったためヒドゥンで狂ったヴァンは主人公に襲いかかってきた。恐ろしく強いヴァンに敵うはずがない主人公はヴァンに組み敷かれるが、その悲しみの瞳を見つめれば悲しみから解放してあげたいと思える。だから主人公は「ヴァンが苦しみから解放されるなら死んでもいい」と言って微笑んだ。
その言葉を聞いたヴァンは苦しみながら意識を戻し自らを剣で刺した。完全にヒドゥンから解放されたが血が止まらず倒れる。主人公は死なないでと叫んだがヴァンは抱きしめてくれて「お前を愛してる、罪を背負って生きるから共に生きてほしい」と告げた。
大聖堂には朝日が差し込んだ。それはようやくヴァンの心の夜が明けようとしているように見えて美しかった。
エンドロール後は、一ヶ月後。
あれからヴァンの怪我も治り、二人はサンの屋敷を貰って一緒に暮らしていた。ルパン達はそれぞれ皆旅に出ていなくなった。ドラクロワ二世も吸血鬼の生き残りを集める旅に出て、平和な世界を目指すといった。
ヴァンは護衛の仕事をするようになり忙しくなったが、前よりとても甘くなった。
その日も主人公にドレスをプレゼントしてくれてバッキンガム宮殿の屋根の上に連れてってくれて、月夜の中二人でダンスをした。主人公の毒はまだ消えてないが、必ず治してみせると言うヴァンは「恋人の体を愛し尽くしたい」と囁く。誰よりも美してくて愛しいひと、そう言って手を取ってくれるヴァンと共に幸せになることが償いになると信じ微笑み合った。




↓ヴァンの感想ネタバレ有り↓



コードリアライズ、ヴァンの感想ネタバレ有り〜
五年前にプレイした時は未攻略だったんですが、見た目は凄いタイプでした。と言うことで今回やってみたけどまず言いたいのは、頑なすぎるよ、ヴァン!!!(ToT)(笑)
いや〜長い(^◇^;)何回置いてかれ、何回追いかけるのか(笑)そして何度も同じところをグルグルグルグル。結局最後はまた大聖堂かーい!(笑)
まぁヴァンは背負ってるものが大きいので仕方ないとは思うけども、想いが通じるまでが長すぎて心折れそうになりました。しかもヴァンルートは切り裂きジャックの事件とか結構血だらけで怖かったしね。ホラー好きな私でもちょっとなんか嫌な気持ちになる感じのサイコパスで驚き。漫画とかではよくサイコパス好んで読むんですが、乙女ゲーではそういうの別に求めてなかったのかも<●><●>(笑)
けれどドラちゃんやレオンハルトさんには癒されるルート。アレスターの正体がショックすぎてその癒しもぶっ飛んだが(笑)
しかし最終的に甘くなったヴァンは予想外にも悶々しているようで主人公の毒を無くして体を愛したいと言っていた(笑)これ中々「おっ?」と思ってときめきました(笑)興味なさそうな人ほどやはりムッツリで良いね!!(笑)
あとおまけストーリーで鍛え抜かれた肉体美を披露してくれましたがケツまで見えててギャッとなりました(笑)ケツいいね!!(笑)