元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

蛇香のライラ〜Trap of MUSK〜「ジェミル」ネタバレ

●ジェミル(cv村瀬歩さん)
プロの暗殺者、?歳、175センチ。
《ショーサロン・カマル》の店主様に拾われ、主人公と共にカマルで暮らしており、弟のような存在だと思われている。身軽で身体能力が抜群な上、幼少期から技術を叩き込まれていたため暗殺を失敗した事がない。
衝動的で残虐だが、どこか純粋な優しさを持ち合わせているような謎多き人。仕事上、顔をマスクで隠している事が多い。

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〜蛇香のライラ、ジェミルルートネタバレ〜
五年前にカマルに拾われてきたジェミル。当時は傷だらけで過去に何があったのか不明だったが、店主様から「君の弟になる子だよ」と言われたため幼い頃に何かと手をかけ可愛がっていた。
しかし今は同じ密偵の仕事をしており、更に反抗期なのか主人公に会えば舌打ちをしてまともに会話すらしてくれない状況。弟として大切に思っているためまた昔のように仲良くなりたいと思っていたが、ジェミル方は男扱いされないことに苛立っていた。
そんな時、ライザール王の婚約者であるレイラからの依頼でレイラになり変わることになった主人公。レイラが好きな人と駆け落ちして逃げるまでの身代わりだったが、ライザールはかなりの切れ者であり主人公はレイラではないと疑われていた。しかも店主様の話によるとライザールは夜な夜な町の少女達を拐っている犯人だと分かり、なんとジェミルにライザールの暗殺をさせると言った。主人公はジェミルが大切だから手を汚させたくないと、ライザールのことは自分が殺すといったがそれを聞いたジェミルは怒り「好きな女の手を汚せるか」と怒鳴ったため、ようやく主人公はジェミルが自分を女として愛していたのだと気づいた。
しかも主人公が本気で手を汚そうとしているためジェミルは主人公に無理矢理キスをして眠り薬を飲ませ、意識を失っているうちにライザールの暗殺を目論むが失敗。そのため、その時行方がわからなかった主人公が怪しまれてしまい、なんと投獄されてしまった。
ジェミルが助けに来て二人で逃げようとしたがライザールに見つかり、二人は拘束され拷問された。鞭で撃たれ続けるジェミルは正直に暗殺の依頼の話をしたが、そうなれば依頼人は誰だと追及される。しかしどうしても店主の名を言えないジェミルに痺れを切らし、ライザールは主人公に鱗帝国に伝わる強度な媚薬である金梅を飲ませ、辱めを受けさせようとする。ジェミルは自分が傷だらけになるのは構わなかったが主人公を犠牲には出来なくて、嘘だったが依頼人の名をライザールに話した。
ライザールはすぐさま部屋を出てジェミルが言った主を探しに行ったが、金梅を飲まされている主人公は熱い体を持て余し抑えられずそばにいたジェミルを求めた。ジェミルは戸惑ったが愛する主人公に体を求められれば抵抗できず、結局主人公を抱いた。
翌日、ライザールはジェミルが言った依頼主が嘘だとわかったものの、もとよりカマルと店主を疑っていたため、ジェミルに自分につけと言った。断れば主人公もジェミルを殺すというライザールに歯向かえるはずはなく、ライザールにつくしかなかった。
その後、ジェミルは店主を調べ始めると動きがバレてしまい店主に殺されそうになってしまった。さらに店主は主人公に「ジェミルを治す薬だよ」と言って毒薬を渡し殺そうとしてきた。そのことからついに主人公も店主を怪しみ始める。
しかし傷だらけになり、殺されそうになっても一人で店主を調べようとするジェミル。傷ついて欲しくなくてジェミルを大切に思う気持ちがあることに気づくと、ジェミルを愛しているのだと気づいた。
ジェミルに好きだと告げた主人公だったが、ジェミルは自分は好きになってもらえるような人間ではないと拒絶。そしてそこからジェミルは過去の話をした。
子供の頃イスハーク家という裕福な貴族の家で暮らしていたジェミルだったが、親が借金をしたため幼いながらも仕事をしていた。しかしその借金はどんどん膨らみ、ジェミルの仕事はひどいものになっていく。金持ちに買われいたぶられる仕事や、辱められる仕事、それはどんどん辛いものになり最後は殺し屋の仕事に変わった。そんな日々が三年続いたがなんと両親と自分の血がつながっていないことがわかる。一生懸命親のために働いていたのに、親は金のためにジェミルの手を汚させて働かせて見捨てられていた。そのことに気づいたジェミルは絶望し、親も家族も家にいた家政婦達も全て殺した。その怒りのままなんとその1日で300人の人を殺した。血で真っ赤になったジェミルはただ呆然と立ち尽くしていたのだがそこに偶然来た店主様に気に入られカマルに雇われたのだったがそこで出会った主人公は同じ密偵だと紹介されたのにとても綺麗だった。それは見た目だけではなく心までも美しい。汚れのない主人公のそばにいる自分が汚れて見えて眩しくて惨めで、そしてどうしようもなく惹かれた。
だからいつも素っ気なくしていたのは汚れている自分が触れて主人公を汚したくなかったから、だから嫌われようとしていた。
そんな話を聞いた主人公はジェミルを嫌いになるはずがないといい、好きだから一緒に生きようと言い、幸せになってと涙を流した。ジェミルもまた涙を流し主人公を抱きしめたが麻酔針で主人公を眠らせ「さよなら、ずっと好きだった」と残し消えてしまった。
しかし数日後、主人公の元に店主から手紙が届いた。ジェミルを無事に返して欲しければライザールの血をとってこいという内容だったのだ。シャナーサ王国の王族は生まれてすぐに毒の耐性をつけるためブラックマンバという蛇の猛毒を飲ませられるのだが、その血は店主が求めていたものであったため欲しがっていた。
主人公はジェミルのためにどうにかライザールを誘惑し血をとって店主に送ったのだが、なんとそれは偽物だと言われてしまい困惑した。確かに本人の血を取ったのにまた同じものをとったところで偽物と言われ店主がジェミルを殺したらどうしようとパニックになり、どうしようもなくなって怪しまれたライザールに本当のことを話すことにした。するとライザールはなんと自分は本当の王族ではないということを話した。そしていつも城にいる水タバコ商人である男こそが本物の王である「ライザ」だったのだ。
体の弱いライザのかわりにライザールは王の振りをしていたのだが、その事実からなんとライザには使用人との間に出来た子がいることもわかり、なんとその子は秘密裏に信頼している貴族である「イスハーク家」に預けたのだがイスハーク家は没落し、その子供の行方がわからないのだと話した。
「イスハーク家」その名と、ライザの顔に浮かぶ蛇の模様を見た主人公は思った、ライザの息子であり王族の血を引くのは、ジェミルだったのだと。
そう、ジェミルはなんと正当な王族の血を引く王子だったのだ。
その話をライザールとライザに話すとライザは息子が生きていたことに喜び、二人も協力してジェミルを助けることとなった。そして3人でカマルに乗り込むと、ジェミルは洗脳されて店主に歯向かえない状況になっていた。しかも店主は主人公にも洗脳を施しており、主人公の記憶は全て嘘だった。子供の頃からずっと実験を繰り返されていた主人公は店主のただの実験道具だった。しかも店主は主人公に「ジェミルを殺せ」と命令した。洗脳されている主人公の体は勝手に動きナイフを向ける。抵抗する主人公だったがジェミルは「お前になら殺されてもいい」と微笑んだ。しかしそのジェミルの本当の気持ちから店主への反発心が一瞬消え、そのため洗脳が一時解けたのだ。その隙を見逃さなかったジェミルは主人公からナイフを奪い、店主を刺したのだった。
店主は死に、主人公達は外へ出る。明るい日差しを受けたジェミルを見た主人公は、この明るい場所こそが本来ジェミルのいる場所なのだと思った。
エンドロール後は、ライザと対面したジェミル。ライザは本当のことを話しジェミルを抱きしめて泣いた。ジェミルも本当の父に会えて嬉しさがこみ上げ、受け入れた。
その後ライザールは会議にジェミルを連れて行き「この男は私の隠し子だ」と言い、王をジェミルに継承すると発表した。驚くジェミルと主人公だったが、もはやシャナーサの子孫がいないため早く子を作れと言う。ジェミルは自分は人殺しだから王にはなれないと言ったがライザールは、王とは間接的に人殺しだという。むしろ何も知らない無垢な人間よりよっぽど適してると簡単に言い、あっけに取られる二人だったものの、ジェミルは覚悟し王になることを決意した。
そしてシャナーサではジェミルのお披露目かつ、主人公との結婚式が行われた。キラキラと輝く太陽の下、大勢の民達はジェミルと主人公のことを祝った。ジェミルは主人公を腕に抱きしめ、初めて日の光の中で微笑む。
「あんたのために、あんたを守るために王になる、二人なら怖くない」と言ったジェミルはもう闇を生きていたジェミルじゃない。
二人が歩く道は、ジェミルが初めて決めた光への道だった。


↓ジェミルの感想ネタバレ有り↓



〜蛇香のライラ、ジェミルの感想ネタバレ有り〜
ジェミル、他のルートでも出てくる彼は生意気な弟キャラで、でも血が繋がってなくて主人公のことがラブなのバレバレの可愛いツンデレ、そう思ってて本当可愛いと思ってたんですが、なんと正体は‥
王子(笑)
えーーー!!うそでしょー!!??それは全く予想してなかったからかなり驚いたし、予想外のルートってのは本当に面白くてワクワクしました!!ただ彼の過去は凄まじい‥殺し屋どころか1日で300人殺したとか言ってて王様になるとかやばすぎる(笑)色々大丈夫なんか?(笑)
なので最後の方で本当の父さんに会った時普通に受け入れて、しかも普通に俺王様になる!って感じに進んだからうけた(笑)まさか王様になるとは思わなくてこれも予想外。だっていくら王族だとしてもこれは二人でどっか旅に出たりするエンドかなぁと思ってたのでね。今まで学んでもなく、変態貴族に買われたり、痛ぶられたり、殺しをしていた人が王の政権とか‥大丈夫なのでしょうか?(笑)
ま、そこは偉大なライザール王がなんとかしてくれるってことか?(笑)
でも最後の結婚式のエンドは他キャラの中でも一番良かったかなと思います。幸せになってほしいよね、一番主人公を本当に思ってる人だしね!
あと水タバコ商人、凄い怪しかったけど正体わかってスッキリ。ライザールルートでは彼が彼だということが判明されてないからね!結構元気そうで、しかもライザールと仲良いから素敵だなと思ったー!!良き!!
ま、そう言いながらもジェミルルートでのライザール王の仕打ちは酷過ぎたが(笑)本物の王子を鞭打ち拷問すな(笑)更に主人公は金梅飲まされた時なんかライザール、ディ◯ドみたいなの出してきて拷問しようとしてたよね?(笑)大人のゲームすぎるだろ!!!!(笑)