元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

ゆのはなSpRING!〜Mellow Times〜「泉 高平」ネタバレ

●泉 高平/イズミ タカヒラ(cv木村良平さん)
28歳、176センチ。
ライバル旅館『清峰閣』のスタッフ(らしい)。あまりにも『福寿楼』に顔を出し過ぎて、本当に働いてるの?説が浮上中。
『福寿楼』を気に入っているだけと本人は言うが果たして真偽の程は……?
※本編エンド、FDエンドどちらのネタバレも有り。

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管理人ののネタバレ感想はこちら


ゆのはなスプリング、泉高平ルートネタバレ〜
(本編ハッピーエンド)
ライバルである清峰閣の従業員だという泉高平。なのに毎日当たり前に福寿楼にやってきてはマイペースに楽しげに過ごしていく。
最初はライバルとして意識していた主人公だったが、高平のマイペースさとノリの良さと口のうまさに慣れていき、更に憎めない雰囲気があるため福寿楼のメンバーとも馴染んでいて、ここにいるのが当たり前になっていた。
そんな高平は普段ふざけてばかりだったが、何故か仕事は出来た。頭も回るし気が利くし、さりげない優しさにも何度も救われた。若女将として悩むことが多い主人公にも沢山手助けをしてくれて、おかげで福寿草はとても良い旅館になっていく。
高平のおかげで福寿楼のピンチも逃れこのまま良い旅館として存続していく、そう思っていた矢先に高平は仕事が忙しくなったと言い福寿楼に顔を出せなくなった。毎日いた明るい存在、そして助けてくれた存在、そんな彼がいない日々はなんだかとても寂しかった。
しかしなんとそんな時福寿楼が清峰閣に買収されるという噂を聞いた。真相を確かめるべく主人公は清峰閣に乗り込み支配人を出せと言うとなんと、支配人は高平だったのだ。しかも高平の兄である高之も現れ、冷たい目で買収の話は本当だと言われてしまう。その言葉に高平はただ寂しい目をして「ごめんね」と言って去っていった。
しかも後日急に現れた高平は主人公を無理やり押し倒し、既成事実を作ろうと言った。買収という響きがいやなら角を立たないやり方で、清峰閣の支配人と福寿楼の若女将が出来ていたとすれば平和に終わると。その言葉に主人公はとても傷ついた。高平は仕事だから本当のことを言えなくて辛かったと言ってくれると思っていたから。けれど押し倒す高平を見れば自分の利益のためにここに来て福寿楼のみんなを懐柔しようとしていただけなのだと悟った。信頼しあえた仲だと思ってたのに勘違いだったのだ。
悲しむ主人公を尻目に福寿楼から去る高平は金太郎に塩を撒かれて追い出される。塩がかかった服を払いながら振り返って切ない顔で福寿楼を見つめる。そう、高平はどうしようもできなくてわざと嫌われようとしていたのだった。
しかしやはりどうしても諦められない高平はまた懲りずに福寿楼を訪れる。しかも他の皆みたいに家族と思って接してほしいと言い出した。まだ高平を恨みきれない主人公は承諾し、高平は福寿楼の手伝いをすることになった。
高平の客への対応や仕事ぶりはとても素晴らしく、やはり彼は支配人なんだと再確認させられたが、彼の真摯な態度に胸を打たれる主人公はやはり悪い人には見えなくてもう一度信じたいと思えた。
しかしそこに高之が乗り込んできた。高平に「戻れ」と冷たく命令する高之を見たら主人公は怒りがこみ上げてなんと高之に水をぶっかけたのだ。しかも「家族は守る」と言った主人公に高平は胸を打たれ背中を押され、初めて高平は高之に対し堂々と「福寿楼と彼女のことは僕が守る」と言い返したのだった。
その夜、高平と主人公は夜空を見上げていた。高平は今までどこにいても泉家の次男としてしか見てもらえなくて、福寿楼は高平として向き合ってくれる皆がいて心地よかったことを話してくれた。だから福寿楼を失いたくないと、そしてそんな場所を作った若女将である主人公は立派だと言ってくれた。その言葉で主人公はついに若女将を続けていくと決意する。高平は「君を守りたい、福寿楼を一緒に守りたい」と言い主人公を熱く見つめ、その瞳に高平の事を好きなのだと主人公は自覚した。
その後高平は急に消えてしまい、二週間が経った。心配した主人公は耐えられずまた清峰閣に乗り込むのだが驚く高平に自室へと連れ込まれた。そしてなんと今から高之や重役に一人で戦いを挑もうとしている話をした。今まで兄に対して歯向かったことがない高平は、生まれて初めて本気になれたと言った。緊張してどうしようもないけど待っててほしいと主人公の手を握って誓ってくれたのだった。
そのまま待つこと数時間。主人公が待つ部屋に訪れたのはなんと高之だった。
高之は今あった出来事を話してくれる。高平は皆の前で福寿楼が存続すればどのような効果をもたらすのかというプレゼンをし、成功させていたのだ。ずっと一人で用意して戦いに挑んだ高平はかっこよくて、高之も高平を認め、なんだか嬉しそうでもあった気がした。
その後、高平のおかげで福寿楼はそのまま続けられることになったが、高平はあれ以来忙しすぎて会えていなかった。主人公は気づいてしまった気持ちを伝えたかったが中々伝えられずにいた。
しかしそんな時急に現れた高平。ようやく会えたことに喜ぶのも束の間なんと高平は福寿楼のコンサルとして働くことになったというのだ。主人公の作る福寿楼をそばでみたくなったから重役を丸め込んでここまでやってきたという。そんなはちゃめちゃな高平がおかしくなる主人公は、若女将をやるのも福寿楼も好きだから若女将を続ける事を話した。すると高平は「他に好きになっちゃったものとかないの?」と悪戯に微笑む。分かっているようなその態度に腹を立てた主人公は「泉さんが好きです」と言って高平のネクタイを引っ張りキスをした。驚く高平だったがすぐに微笑んで「愛してる、大人しく僕のものになって」と言ってくれた、
そんな大人の余裕をもつ高平の胸の中で幸せそうに頷いたのだった。
エンドロール後は一年後の二人。
コンサルとして働くことになった高平は福寿楼の離れに住むことになったが、主人公に節度ある生活をしようと言われ悶々としていた。我慢ができなくなった高平は主人公のベッドに忍び込む。怒る主人公に対して急に真面目になった高平は「結婚してほしい」と言った。優しく見つめてくれる愛する高平に「高平さんの面倒を見れるのは私しかいませんしね」と意地悪に返してから「はい」と返事をした。
幸せそうに抱き合う二人、こうして敵対していた福寿楼の若女将と清峰閣の支配人は結ばれたのでした。

(FDハッピーエンド)
高平が福寿楼のコンサルになってから春がきた。すっかり福寿楼に馴染んだ高平は皆の前でハネムーンの話をしたりするくらいメインメンバー化している。しかも母の深鈴は高平をいたく気に入っており「顔良し、性格良し、気もきあて仕事もできて次男という最高に良い物件」とご満悦。兄の高之もあれから仲良くなりよく福寿楼に顔を見せてくれていた。
結婚する予定の二人だったが次男である高平は婿入りしてくれることが決まっており、福寿楼の若旦那になるのだと周りも認めていた。
そんな高平との毎日は明るく元気で楽しくて、そばにいるのは幸せだった。
だから何も心配はいらない、そう思っていたのに高平は清峰閣でやらなければならない仕事が出来たため二週間ほどあちらに泊まると言い出した。高平を信頼する主人公は笑顔で送り出したのだが、次の日から高平がいないことの寂しさを実感する。自然と何度も読んでしまった名に、本当に大切な存在なのだと実感した。
しかし噂で清峰閣の内部がゴタついているという話を聞いた。なんでも高平がいなくなったことによりうまく回らなくなっていたのだ。高平が今清峰閣に行っている理由がこれなのだと感じた主人公は高平に会いに行き「一人で抱え込まずに頼ってほしい、迷惑をかけてほしい、家族なのだから」と言った。主人公に迷惑をかけたくなくて一人悩んでいた高平はその言葉に胸打たれ、主人公と福寿楼のメンバーに相談することになった。
高平の話によるとやはり高平が抜けてから共に沢山の従業員が辞め、新しい従業員と前の従業員が馴染めずうまく行かなくなったり、仕事に支障ができているのだと言う。今までは本社にいた高之がわざわざ清峰閣まで足を伸ばしてどうにかしていたがそんな高之も疲労で体調を崩してしまったためそんな時なら力になりたいと高平は自ら清峰閣へ行っていたのだと言う。しかし一度辞めている高平がまた従業員達を纏めるのは難しく、困っていた。
相談されたメンバーは考え、それならば福寿楼と清峰閣で合同懇親会をやろうと言い出した。従業員が纏まらないのはきっと会話が足りないからだと思ったからだ。
そして行われた合同懇親会は金太郎達のおかげで大成功。兄の高之も参加し、主人公と高平の絆も増えた。
これで清峰閣もうまく行く、問題も解決して福寿楼に戻ってきた高平は感謝の気持ちを乗せたお返しにとオムライスを作って主人公に食べさせてくれた。新婚生活を想わせるラブラブなその行為に、これからの明るい結婚生活を語り合いながら微笑み合った。
エンドロール後は、二人の結婚式。
ウェディングドレス姿に感動した高平は式場の控え室のカーテンに主人公を隠し、他の人に見せたくないと言う。カーテンの中で見つめ合うと高平は「絶対幸せにする」と言ってくれたが主人公はそれに対して「私が高平さんを幸せにするんです。結婚してくれますか?」と逆プロポーズをした。喜ぶ高平はそういうところが大好きだと言い、幸せそうに手を取って式場に向かうのだった。

↓泉さんの感想ネタバレ有り↓



ゆのはなスプリング、泉高平さんの感想ネタバレ有り〜
まずは本編ですが、三年半前にやったvitaの時も多分(←笑)一番好きだった泉さんなんですが、今回もやっぱりかっこよかったです!!
前にやってるので正体は分かってるのでそういう驚きとかはないんですが、泉さんみたいなタイプはやっぱりかっこいいですよね。最初から胡散臭くて、女の子好きで、ちゃらんぽらんな感じだけど、なんだかんだと仕事はできたり気が利いたり優しかったり助けてくれたり。そういうテキトーそうな人が実は金持ちだったりエリートだったりやり手だったり、そういう設定は好きすぎるので最高でしたね!スーツ姿の泉さんもかっこよくてときめいたしー!!なんでも出来るイケメンなのに箸とかのやつも可愛いしー!!中の人の話し方が合いすぎてて拗ねるセリフとか良すぎるし!!付き合っても楽しそうだけど結婚してもいつまでも優しそうで最高ですねー!
そしてFDなんですが、これまた更に良かった(Σ○Д○;)
いつもふざけているようにしてても主人公をたててくれて、いつも明るく楽しく、デートも楽しくて甘やかし方も上手い。なのに決めるとこは決める回転の早さもあって本当にいい男だな〜と思いました。更にお母さんの深鈴さんも泉さん気に入ってるのうけましたしね(笑)顔良し性格良し仕事もできて家柄も文句なしの次男という最高物件とか、まじリアルでうけたんですが(笑)でも本当にその通りね!!デートしててもどこにいてもいい男だねって言われるのも鼻が高くていいですよね。なので本当幸せになれるだろうなと思いましたが、最後の主人公のウェディングドレスの髪飾りがなんか民族みたいで萎えました(笑)普通のが良かった(笑)