元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

囚われのパルマ「ハルト」ネタバレ

●ハルト(cv梅原裕一郎さん)
178センチ。
ある事件をきっかけに監禁されている記憶喪失の青年。
物静かで、あまり感情を表に出さず、無口で無愛想。彼が人との関わりを拒むのには、なにか理由があるようだ。

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〜囚われのパルマ ハルトルートネタバレ〜
シーハイブが所持するという孤島にある施設。そこに無理矢理連れてこられた主人公はハルトという記憶喪失の青年の前で相談員のフリをするという仕事をやるはめになる。
何かの事件に関わっているというハルトの心を開かせ、記憶を戻し、事件の内容を問いただすのが主人公が解放される条件だった。
ガラス越しの面会室で初めて会ったハルトは何故か主人公を見て驚いた顔をしたものの、最初はフードを被り、俯いて目も合わせず何も話してくれなかった。しかし主人公の努力あって徐々に心を開き、協力してくれると話してくれた。
フードを脱いだハルトの顔は綺麗な顔だった。海のような蒼い瞳は何も知らない純粋な美しさだった。
そんなハルトは何度も「あなたの心だけ見えない」と言っていたのだが、それには理由があった。なんとハルトは人の心が見える能力を持っていた。その人が考えている事が色で見えて、なんとなく考えがわかるのだという。しかし主人公だけはそれが見えなかった。
何故見えないのかわからないままだったが、島に現れたフリーライターが「キサラギハルト」について調べているといい、二十年前に事件があったことを教えてくれる。「黄金の蜂」という小説の主役の名が「ベアトリーチェ」と言うのだがそれがその事件をモチーフに作られているという情報も知った。
更に島の林の奥に今は使われていない研究所を見つけた。そこはシーハイブの研究所で、製薬会社として人体実験が行われていたと噂されていた。そしてそこでハルトの両親が研究員として働いていたこと、しかし20年前の雨の日に車の事故で死んでいたことも分かる。
島に政木という初老の男が現れ、政木がそのシーハイブで研究員をしており、なんとそこにハルトも働いていたことを知った。しかも政木はハルトがデータを盗んで逃げ、その後記憶を失っていると話した。
政木が現れたことでハルトは思い出す。それは、プロジェクトコード「ベアトリーチェ」という研究のこと。海外で暮らしていたハルトは政木に評価されスカウトされこの島で働いていたが、政木から作れと言われて作った新薬に副作用があることが分かった。しかしそれを政木が隠蔽しろと言ったためデータを盗んで消していたのだった。
ベアトリーチェは実はハルトの母が行なっていたプロジェクトだった。政木はハルトの母に好意があったがハルトの母はいつのまにか父と結婚していた。その逆恨みと、ハルトの母が手に入らないことから政木は細工し2人を事故に見せかけて殺した。しかしそれでもハルトの母を諦められない政木は何も知らないハルトを見つけ、母の意思が残るプロジェクトを作り上げるため執着していたのだった。
ようやく全貌が分かった頃、ハルトはもう一つの記憶を思い出す。それは自分が5、6歳の時アネモネの花畑で出会った女の子のこと。女の子を花畑の一番綺麗に見える場所に連れて行きたくて2人で木登りをしたがなんと女の子は木から落ち、下の崖に落ちてしまった。一生懸命手を伸ばしたが助けられなくて、その時の女の子の悲痛の心の色が見えて、女の子が助かったと聞いても謝りに行けなかったことを後悔していた。そしてなんとその女の子こそ、主人公だったのだ。
主人公もまたその時の記憶を失っていたが、ハルトの話を聞くと夢を見た。小さなハルトが手を伸ばして助けようとした記憶を。
ハルトは今、謝ってくれた。あの時はごめんと。そして主人公からあの時逃げたため、主人公の心の色が見えなかったのだと、あの時からハルトの時間は止まっていたのだと気づいたのだ。
運命かと思われる再会と、しがらみのなくなった2人の壁。主人公はハルトへの想いがどんどん強くなる。
しかし看守が実はスパイであり、政木が作ろうとしていた新薬すなわち洗脳薬を暴こうとしていた存在だった。そのため新薬を作れるハルトをここに隠し守っていた。しかし全ての事を思い出した今、ハルトの証言で政木とシーハイブを訴え、ハルトを守るため戸籍を消し、更に記憶操作をして事件のこととこの島のことの記憶を消すといった。
この島に来てハルトと主人公は信頼しあい、心が通った。だがしかし記憶が消えてしまう。ここであったことの全ては消えてしまうのだ。
しかし選べる道はそれしかないとハルトは看守の話を受けると言った。最後に、木から落ちた日に2人で埋めたタイムカプセルを掘ってきてほしいと主人公は頼まれる。タイムカプセルには枯れたアネモネの花が入っていた。その花を受け取ったハルトは別れを決意し、
「君が好きだ」そう言った。
(エンド1)
それから二年が経った。
ハルトの証言でシーハイブと政木は罰せられたが、ハルトとはあれ以来何もなかった。記憶が消えたのかもわからないし、連絡すらできない。
そんな時主人公は何かに惹かれるようにアネモネ畑に訪れていた。綺麗なアネモネが並ぶそこで見惚れていると男の人に話しかけられる。その男の人は、ハルトだった。
しかしハルトは主人公のことをわかっていなかった。記憶操作になったと自分のことを話すハルトは、愛していた人がいたはずなのに忘れてしまって心が痛いのだと言った。その言葉に涙が溢れる主人公。驚くハルトは涙を優しく拭ってくれて、このアネモネ畑は枯れた花から抽出して作ったものがここまで大きくなったと話す。主人公は思い出していた、あの時ガラス越しにハルトは花を育てるのが夢だと言っていたことを。夢が叶ったハルトは「もっとあなたを知りたい、良かったらこれからもあってほしい」と言ってくれたのだった。
最後は2人で花屋さんを営んでいるような様子で終わる。

↓ハルトの感想ネタバレ有り↓



〜ハルトの感想ネタバレ有り〜
たった今終わって感想書いてますけど、エンディング泣けました(ToT)ただ、エンディングリストが無いゲームなのでトゥルーなのかどうかはわかりませんが切なくてグッときました。
それでハルトなんですが本当最初は可愛い感じでしたねー!まず記憶無いし自信ないし人と接する不安があるのでとてもちっちゃくなってるから可愛いんですが、徐々に心開くとたまに冷たかったりするのもうけましたし(笑)、男らしい口調になってくるのがかっこよかったです。あと凄い良い子よね、嫌いなもの送った時もメールに美味しかったって返事くれて本当いい人だなって思いました!
そして動きがとてもリアルなのでね〜監視カメラで覗いてる時は本当いけない気持ちになりました(笑)俺的にハアハアしたのは歯磨きをするハルト(笑)なんかすっごいリアルにセクシーでエロかったです(やめろ)笑
あとはグラビアアイドルの雑誌とか送りつけたりしたんですが、それがベッドに散乱してるのを見つけた時は妄想が広がって仕方なかったです(笑)他の本はちゃんと机で読んでたのにね!?!?(笑)見てるとこ監視カメラで見たかったね(マジやめろ)笑
そんな妄想を掻き立てるハルトでしたが、触れられないというのは中々きついですね。好きになればなるほど触れたいし抱きしめられたいし抱きしめたいしって感じで切なさが増えますけど、だからこそ最後の面会で「君が好きだ」って言われた時めっちゃ胸に響きました。他の乙女ゲームより響いたと思う。本当リアルな作り!
なので本当に純愛でハルトが愛おしくなりました。最後はガラス越しじゃなく同じ空間にいられる幸せを感じました!ありがとうございました!