元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

NORN9 LOFN for Nintendo Switch「遠矢 正宗」

●遠矢 正宗/トオヤ マサムネ(cv佐藤拓也さん)
年齢:24歳
身長:186cm
星座:やぎ座
血液型:A型
面倒見が良く、若いメンバーたちのお兄さん的な存在。頭は良いが、手先が不器用で要領が悪い。よく喧嘩の仲裁に入っては、損することが多い。読書家で、幅広い知識を持っている。
普段は手袋をしており、それが能力の制御に関わっている。

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管理人ののネタバレ感想はこちら


ノルン+ノネット 遠矢正宗ネタバレ〜
(ヴァールコモンズ)
主人公がペアを組んだのは、世話焼きで優しくて面倒見がいい正宗。みんなのまとめ役でお父さん的存在であるため、みんな正宗に頼りきっていた。忙しく大変そうだと思った主人公は何もできない自分が更に迷惑をかけているのではないかと感じ、ペアをやめたいと申し出た。
過去に自分の失敗で人を傷つけたくないという気持ちが人一倍大きい主人公。そんな主人公の優しさに気付いた正宗は「傷つけない人間なんていないし、逆に癒すことだってできる。お前の笑顔がまさに癒しだ。」と言ってくれた。正宗の言葉は胸に響き、更にずっと一緒にいると約束をしてくれ、俺は絶対にお前に嫌な事をしないと誓ってくれたため、ペアを解消しないことになった。
それから時間が空いた時に勉強まで教えてくれるようになった正宗。優しさと真面目さに惹かれる主人公は、正宗と一緒にいられるのが嬉しかった。だからお礼をしたくてクッキーを作り正宗にプレゼントしたのだが、正宗はあまり喜んではくれなかった。
その態度が気になって夜に部屋を抜け出し正宗を探すと、正宗は屋上で一人まさにクッキーを食べているところだった。主人公が現れたことに気づくと正宗は急に「お前は可愛いな」と言って真面目な顔で迫られ、なんとキスをされてしまった。いつもの態度と違う雰囲気の正宗に戸惑うが、いやではなかった。
しかし翌日、あのキスはどういう意味でしたのか気になる主人公に正宗は謝ってきた。謝るということは間違いだったのかと、彼にとってあのキスは特別ではなかったのだとショックを受けるが更に正宗は責任を取るためペアを解消しようと告げてきた。
しかし数日後、一月の能力で全員が夢の世界へと連れていかれた。主人公は夢の世界で白雪姫になっており、一月が物語の大団円を迎えれば夢から覚めると言った。すると主人公の目の前に現れたのは王子様の役の正宗だった。白雪姫と王子様がお城に向かえば大団円になるため二人は向かうことになったが、このまま気まずいまま夢を終わらせたくなかった主人公は正宗に本当の気持ちを伝える。一緒にいるって約束したのにあれは嘘だったのかと。すると耐えられなくなった正宗は主人公を抱き締め、自分には役目があって特別な存在を作ることができないと話した。そしてペアを解消したのも嫌いになったとかではなく、嫌な事をしないと約束したのにそばにいると大切で我慢ができなくなるから距離を置いたと話した。だから待ってて欲しいという正宗。旅が終わったらずっと一緒にいようと約束してくれたのだった。
その後、正宗は甘いもので酔ってしまうということもわかったためあの時のキスはクッキーのせいで酔って歯止めが効かなくなったことも分かった。
そんな頃、船は内乱の地に辿り着く。能力者たちはそこで手助けをするように命じられ、一時旅を中断し戦争に出ることになった主人公たち。
主人公は炎の力を使うのが嫌で能力を隠し、救助など手当の手伝いをしていたが責任感の強い深琴は最前線で結界の能力を駆使していた。そのため兵隊たちから頼りにされ疲れ果て集中力が切れた時攻撃されてしまうが、なんとそれを朔也が庇ったため朔也は死んでしまった。その地獄のような光景を見た主人公は深琴を助けるために炎の力を使い、深琴は助かったものの能力がバレてしまったため戦地で利用される日々が始まってしまった。
あれだけ嫌がっていた能力を駆使し、毎日こき使われる主人公を見た正宗は心配したが、主人公は心配をかけないように大丈夫だと言い能力を使い続けた。そのせいで炎は暴走。自らの力で火を止めることができなくなって立ち尽くす主人公を恐れて皆逃げたが想いが溢れた正宗は火に飛び込んで主人公を抱きしめた。正宗が燃えてしまうと思い抵抗する主人公だったが正宗は「お前が俺を想ってくれるから俺は燃えない」と言う。確かに抱き締める正宗の体は燃えていなかったのだ。そのことに安心する主人公にキスをした正宗は「一緒に逃げよう」と言った。
正宗は昔からの知り合いである夏彦に協力してもらい2人で逃げることにした。更に七海の能力で主人公の辛かった記憶を消してもらうことにした。これで主人公は能力で辛い思いをしたことを忘れ、正宗のことだけ考えて幸せになれるのだ。
記憶がなくなった主人公は正宗と共に夏彦の船の中にいた。正宗と一緒にこれからどんな家に住むかとか、子供は何人欲しいかとか、そんな幸せな未来を考えて微笑みあった。

(ラストイーラ・コンチェルト)
あれから2人は夏彦の船で世話になり生活していたが、2人で暮らすために正宗は苦手な小型機の操縦を夏彦から習っていた。
主人公の記憶はないままだったが、正宗は相変わらず優しくて主人公は幸せな日々を過ごしていた。
しかしたまに何か思い出す時があり、記憶がおかしいと感じ始めた頃、基久が現れて主人公を攫ってしまった。
主人公は連れ去られたあと監禁され拷問を受けたため憎しみが湧き奥底に眠る炎が沸き起こりそうになる。このまま全てを燃やし尽くせば愛しい正宗の元へ帰ることができるのか、そう思って全てを憎しみのままに燃やしてしまおうと思ったが、正宗に愛され励まされている記憶が蘇ると止まることができた。
そして正宗がロンと夏彦と協力して助けに来てくれると正宗に抱きつき、先ほど感じた想いをぶつけた。記憶を戻すのは怖いけど正宗のおかげで踏みとどまることが出来たからきっと大丈夫だと、必ずいつか記憶を受け取ると約束した。
その後無事夏彦の船に戻った2人だが、落ち着くと2人はついに旅立つことを決意した。世話になった夏彦達に礼を言い、2人の新たな住居探しの旅が始まった。
しかし途中で寄った村で、もう取り壊すという木の上に立つ図書館を見つけた。そこを管理して住んでいたお爺さんは友達と共に旅に出るためここを捨てるという。しかしこの図書館は何もない村の子供達の唯一の遊びの場であった。だが木の上に立っている上に老朽化しているため大人達は良いイメージを持っていなかった。
主人公と正宗は読書が趣味であったため、こんな宝の山を無くすのは勿体無いと感じた。するとなんとお爺さんはこの図書館を2人に譲ると言って勝手に押し付けたのだった。
結局、困っている人を放って置けない性格の正宗と、この場所を気に入った主人公は2人で図書館を立て直すことを決意。村長に話をし、村営の図書館として運営することに決めた。
安全のために補修工事をし、村の人たちに安全なことを知らせるため2人は毎日村で声をかけ、2人の誠意と、図書館の素晴らしさに気づいた大人達も徐々に図書館に姿を現し、その場所は村の人気の場所となった。
おかげでこれからも図書館は運営していけるようになったものの、立て直すために実はためていた結婚資金を使ってしまったという正宗。本当はこのお金で豪華な式場を借りて2人で結婚式をあげたかったという。しかし主人公は正宗さえそばにいれば何もいらないのだと本心から微笑んだ。
しかしそんな2人の話を聞いていたお爺さんがサプライズで2人の結婚式を開いてくれたのだった。タキシードとウエディングドレスを用意してくれて、村中のみんなが集まって飾り立てて図書館で賑やかな結婚式を行う。予定していた結婚式とは違ったけれど想像していたよりももっと素晴らしい結婚式になったと二人は幸せを感じた。
それから一ヶ月後、主人公はもう大丈夫だと思った。だからこそついに記憶を戻して欲しいと正宗に頼んだ。そして記憶が戻った主人公は正宗に、今まで守ってくれてありがとうと、能力者ではなくただの女の子でいさせてくれてありがとうと涙を流す。正宗は言った「お前が幸せであることが人を幸せにする、お前の笑顔が人を幸せにする、お前がいるだけで救われるんだ」と。その言葉に主人公は涙を流して笑顔で愛していると告げたのだった。

↓正宗さんの感想ネタバレ有り↓



〜正宗さんの感想ネタバレ有り〜
四年前に無印をプレイした時攻略したと思ってた正宗さん、今回やってみたら‥攻略してなかったかも?と思った(笑)なんかね、ノルンっていろんな展開あってもう攻略してなくても結構ネタバレしてるじゃないですか!だから彼のことを知りすぎてて攻略した気になってたかもです。しかしあえてやってみたところ、すっごく感動して泣けました(ToT)炎ごと抱きしめてくれた時とか、ずっと信念をかけて信じてたことを全てを捨てて主人公を選んだというのがとても熱かったですね。
しかし序盤ね、菓子で酔うと知らなかった時の急なキスそして謝りもしない、その時はこいつないわって思った(笑)ほんっと腹立った!!けどその後誤解とかちゃんと解けたから良いけどさ、すぐに話してくれれば良かったのにね。あとはお父さん気質なのも個人的には凄い好きです!面倒見が良いのもいい!頼れるし。あと大人ぶってるけど結構一番悶々してるのもいいです(笑)