元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

ピオフィオーレの晩鐘「アンリ&大団円」ネタバレ

●アンリエンド&大団円エンド
※ギルバートルートから分岐。全キャラ攻略でオープンする。

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〜ルートネタバレ〜
(アンリエンド)
カジノのディレットーレである男、その名をセバスティアーノ・ガリエ。十年前火事で自分以外の家族を全て亡くした男。
主人公は以前教会で偶然にアンリという名の不思議な青年に出会っていた。彼とは初めて会ったが儚いような雰囲気が自然で、海辺の散歩に誘われた時も疑いもせず誘いに乗った。
主人公がギルバートと一緒にいるようになると何度もアンリは心配して忠告をしてきた。
そんな頃、三組織が嘘の記事で陥れられる中、その犯人がディレットーレであるという証拠を掴む。すると楊がディレットーレの屋敷に忍び込み彼の机にあった女性の写真を盗んできたことで自体は変わる。
その女性の名はクロエ・ランベール。ダンテの父であり先代のカポであるシルヴィオが保護して可愛がっていた女性だった。そしてクロエにはリトンという弟がいたことがわかる。
昔からファルツォーネにいるジュリアに話を聞くと、クロエが先代の鍵の乙女であることがわかった。そのせいでクロエ達の両親は殺されてしまい、シルヴィオが責任を感じて二人をファルツォーネで保護していたのだ。シルヴィオはクロエを妹のように可愛がったが、クロエの方はシルヴィオを愛してしまった。しかしシルヴィオにはその時すでに結婚を決めた愛する人がおり、病んでしまったクロエは崖から飛び降り自殺をしていた。その時リトンは親戚の家へ預けられたのだという。
しかしロズベルグ卿から鍵の乙女とファルツォーネの当主は結ばれる相手であることを知らされ、きっとクロエもその事を知っていたため病んでしまったと思われた。
そしてリトンが、アンリであることも気づいてしまう。
アンリは親戚に預けられたのち、とてもひどい扱いを受けていた。監禁されて人とは言えないような生活をする中、姉を失った悲しみと、姉を死に追いやったファルツォーネへの怨みが増えていく。心が闇に支配され、アンリは青年になった頃セバスティアーノ・ガリエという青年を殺し、その家族も殺し、自らがガリエに成り代わり復讐のための計画を練り始めた。
それがまさに今、叶おうとしていた。しかし出会ってしまったのは姉の次の代の鍵の乙女である主人公。彼女は姉と似てて、そして似てなかった。優しくて、強くて、そしてまっすぐで、彼女には悲しい思いをして欲しくない、死んで欲しくない、心が揺らいでしまう。
しかしもう後戻りできないアンリは主人公を人質にし、カジノにこもった。三組織のカポ達が集まる中、主人公に銃口を向け、火を放つ。しかし主人公は彼の心が傷ついていることに気付いていた。だから「私が姉なら弟に復讐なんてさせたくない」と告げた。その言葉に、アンリは脱力し、諦めた。
しかし燃え盛るカジノは収集がつかず、ダンテ達は外へ非難する。主人公もまたアンリを連れて脱出しようと試みるがアンリは行かないと言い「あなたは生きて欲しい」と言ったが、主人公は諦めきれずにアンリの場所に飛び込んだ。
アンリは自分だけ死ぬつもりだったが主人公が来てしまったことで秘密の地下通路へ向かうことにした。そこはとても長く脱出するまでにはしばらくかかると予想されたが二人は何も話すこともなく歩く。しかしアンリはポツリポツリと今までの人生の話をしてくれた。
親戚の家ではまともに生きていけなかったこと、復讐のため本物のガリエや家族を殺したこと、全ては復讐のためだったと言うアンリの目からは涙がこぼれた。
人に触れられるのを嫌うアンリは人が嫌いだから触れたくないのだと言ったが、主人公が寒がると包み込んで抱きしめてくれた。アンリの腕の中は切なくて暖かかった。
その後二人は無事に外へ出ることができたが、アンリは生きている意味がないから一人死のうと考えていた。しかし主人公は意味がないなら生きる場所を作ればいいと言った。ここにいられないなら共に外国へ行こうと、人生には楽しいこと、嬉しいことがあるということそれを教えたいと言った。そして生きていかなくてはダメだと、死んだとしても誰も救われないと、私はあなたに死んで欲しくないと手を握ったのだった。
エンドロール後は、フランスの片田舎の教会で孤児を保護して生活する二人。無事生きている事をダンテに手紙を出したが、彼らは主人公達が生きている事を素直に喜んでくれた。
そこにふと現れたのはエミリオ。アンリに対し「生きるのが辛いか?」と尋ねるとアンリは「今は辛くない」と答えた。重い選択をしたのはわかっているが、今はもう何にも縛られることはないのだと言うようにエミリオは微笑む。
アンリは洗濯をする主人公のそばに行き、頰にキスをした。あれ以来触れることがなかったアンリの行動にドキドキする主人公は、これからもアンリが微笑んでいられるようにと願った。

(大団円エンド)
カジノ襲撃から分岐する。
アンリは憎しみを口にし、ダンテは名誉ある男として発砲した。もう助からないと思ったアンリは全員を巻き込んで心中しようとカジノに火をつけたが、アンリ以外は力を合わせてカジノを脱出することができた。主人公達は燃え盛るカジノを見上げ、姉を思う弟の復讐劇は幕を閉じたのだった。
エンドロール後は、ギルバートは裁判に勝ち、教国もファルツォーネを認めブルローネは元に戻った。
そして迎えたクリスマス。教会ではクリスマスミサが行われ、ロズベルグ卿や三組織のメンバー達も来てくれた。ディナーを共にし、外にあるツリーを見に出ると、雪が降ってきた。
美しい雪を見上げ、周りには三組織達のメンバーがいる。また新しい年をみんなと迎え、幸せに暮らせるようにと空に願ったのだった。



↓アンリ&大団円の感想ネタバレ有り↓



〜アンリ&大団円の感想ネタバレ有り〜
全てクリアするとオープンするアンリのエンドと大団円のエンド。基本はギルのルートから進み、そこから分岐するわけですが真相エンドとはまた違いますね?
ピオフィオーレ、ギルとこのエンド以外は基本ロズベルグ卿と老鼠(楊)が黒幕的なとこがありますのでね、ギル方面だとロズベルグ卿が自分の行いに思い直してくれるルートになるわけだが、そうなるとそうなるで今度はディレットーレの復讐劇が始まるっていう。どちらも中々辛かった(;_;)
そして大団円とか言いつつ、ダンテは父親殺した犯人がオルロックだと知らない(笑)そこ、怖い(笑)あとロズベルグ卿が多分オルロックの父さんなのね?息子に殺しをやらせてたとか、考えちゃうと中々辛い(ToT)あとエミリオもやっぱり昔から姿が変わらないらしいので彼はなんなんだロー!?彼こそ神なの?(笑)
でもとりあえずこのルートだとみんなが生きてて良かったです。楊のとこの双子ちゃんも元気に生きてるし、ロッビィが病むこともないしマルコも生きてる!そしてリーも従順だから普通に楽しそうに生きてるし、ロズベルグ卿はちょっと優しくなってオルロックにクリスマス楽しめとか言ってくれるし、とても良かったですね!
ほんとにピオフィオーレ面白かったなー!!!とても満足できたソフトでした!

〜ピオフィオーレの晩鐘 アンリ ネタバレ〜