元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

ピオフィオーレの晩鐘「ニコラ・フランチェスカ」ネタバレ

●ニコラ・フランチェスカ(cv木村良平さん)
28歳、177センチ。
ファルツォーネファミリーのNO.2。
おおよそマフィアらしく見えない、人の良さそうな風貌の優男。
典型的なイタリア男で、女性慣れしている。ダンテとは従兄弟同士。息をするように嘘をつく。


f:id:pinkve:20190721160824j:plain
※「ピオフィオーレの晩鐘」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。


管理人のニコラのネタバレ感想はこちら


〜ルートネタバレ〜
見た目が整っていて、女の子に優しくて、まさにイタリア人男性といった印象を持つのがファルツォーネに属するニコラ・フランチェスカだった。
マフィアが当たり前に存在するこの街だからこそ、主人公はニコラの事も知っていたし、顔を合わせれば他の女の子と同様に優しく親切にしてくれていた。
そんな頃、主人公とエレナがボランティア帰りに老鼠に襲われてしまう。しかしそこに偶然いたニコラが助けてくれたのだが、ニコラはあっという間に敵を撃ち殺したため腕の良さは一目瞭然だったが、人を殺したと言うのにいつもと変わらない笑顔で接してくる事に、親切が逆になんだか怖かった。
老鼠に襲われた事により、ソフィアの勧めもあってニコラたちファルツォーネに匿ってもらい保護してもらう事になった主人公。ファルツォーネの屋敷での暮らしが始まると構成員達は思っていたより話しやすくて馴染みやすかったし、何よりニコラはいつも優しく親切だったため有難かった。
ナンバー2であるニコラは思っていたよりとても忙しそうだった。しかしそれでもいつも主人公の事を気にかけてくれたし、笑顔を絶やさずに、気が利いて世話焼きな一面もあった。老鼠に襲われて不安だったのにそんな不安を消してくれるかのように楽しませてくれた。
そんなニコラに心を開くのは当たり前で、ニコラのそばにいるのは心地よかった。
しかしニコラは優しいだけではなく部下に厳しかったり、法に反している事をしているのだと実感する。それはマフィアだから。しかしそれでも彼らの誇りは気高く、彼らのことを理解したいと思える。だからニコラと一緒にいる事に心配するロベルトに会った時も「自分の意思でファルツォーネにいる」とちゃんと面と向かって言えた。
その後もファルツォーネにいるのはニコラのおかげで楽しかった。女の扱いに慣れているニコラは主人公を甘く翻弄したり、膝枕をして昔話なんかもしてくれた。徐々に近くなっていく心の距離に、ドキドキした。
しかしそんな時ファルツォーネの構成員が理由なく警察に捕まったり、更に署内で殺されるなど、マフィア達への風当たりが強くなっていく。しかも老鼠とつながっていた構成員が主人公を殺そうとし、ニコラのおかげで助かったものの、その構成員はニコラやダンテ達の手で拷問を受けた。いつも優しいダンテやニコラの冷酷さにマフィアの恐ろしさを思い出す主人公だったが、どうか拷問をやめてほしいとニコラに縋り付くとニコラはその構成員を殺しはしなかった。そんなニコラの行動にダンテは「甘い」と顔をしかめた。
警察からのファルツォーネへの風当たりが更に強くなるとダンテは何やら決意し主人公に大事な話があると言ったが、ニコラはなんとその話をする前にダンテを裏切り、主人公を攫ってヴィスコンティへと寝返った。主人公はニコラのダンテへの忠誠の強さは知っていただけに行動の意味がわからなくて困惑するが、ニコラは冷たく「ダンテを特別に思っていたのは嘘だった、ファルツォーネに未来はない」と言ったのだった。
それからヴィスコンティでの暮らしが始まった。ヴィスコンティのカポであるギルバートは優しく気さくだったため暮らしに不自由は無かったが、あれからニコラは主人公を避けるようになってしまった。主人公は以前のようなニコラとの関係になりたくて負けじと話しかけるが、ニコラは「君がファルツォーネと教国にとって価値がある存在であったから籠絡するため優しくしてた」と言った。しかしそれはファルツォーネを裏切ったニコラはいずれ殺されると自覚していたため主人公を悲しませないためにわざと距離を置いているものだった。
そんな二人の気持ちを知るギルバートは一芝居うち、二人を仲直りさせてくれた。それからニコラは避けることはしなくなったが、以前のような甘くはなく普通に接するようになった。
しかしそんな時、ニコラに無理矢理ヴィスコンティに連れていかれたと思っているロベルトが主人公を助けようとニコラを撃った。ニコラに向けられた銃口を見た時主人公は咄嗟にニコラをかばって前に出たため手に怪我を負ってしまった。自分を助けようとして怪我をした主人公を見たニコラは激怒し、怪我の手当てをした後に主人公を怒鳴りつけた。なぜ俺なんかを庇ったのかと。主人公はただ、ニコラに死んでほしく無かったからと答える。ニコラはそんな主人公への気持ちが抑えきれず思わず押し倒し強く抱きしめてキスをした。どうして俺の心をかき乱すんだと言葉を漏らし、部屋を出て行ってしまった。
一方ロベルトは、ニコラを庇った主人公を見てショックを受けていた。ロベルトは主人公のことが好きだったのだ。だからマフィアから救ってあげたいと思って行動に出たのになんと主人公は意味のわからない行動に出た。主人公への想いが、憎悪を生む。そんなロベルトの気持ちに気付いた楊はロベルトをそそのかし、ロベルトはニコラを殺そうと決意した。
ロベルトはダンテの暗殺計画を立てたが邪魔をしたマルコのことを殺してしまう。更にダンテの暗殺計画とマルコ殺しの犯人がニコラだと仕立てられてしまい、記事が新聞に載ってしまった。ニコラの立場はどんどん悪くなり、ファルツォーネ内でも構成員たちがニコラの処分をせかし始めた。更にファルツォーネの前カポの暗殺すらもニコラがやったのではと疑われ始め、このままでは全てがニコラのせいになってしまうと思った主人公はニコラを呼び出した。そして、ニコラが殺してないことは分かっている、盲目に信じているわけではなく、ちゃんと今までのニコラを見てきたから判断したのだとまっすぐに見つめて伝えた。
自分の事の奥深くまでをちゃんと見ていてくれた主人公に驚くが、だからこそちゃんと向き合いたくて本当のことを話し始めた。
ニコラはやはり誰も殺してはいないし、そしてファルツォーネを裏切ったのもダンテを思っているからこそだと言う事だと言う。幼い時からずっと重圧を背負ってきたダンテの事を知っているから、ダンテを誰より愛しているからこそダンテを解放してあげたかったのだった。何もしがらみもなく、自由にさせてあげたかったのだ。
やはりニコラはダンテを裏切ったわけじゃない、それが分かった時主人公は自然と自分の気持ちを口にした。ニコラのことが好きだと、想わない日は無いと、いつもそばにいたいと思っていると伝えた。それに対してニコラは、今は愛を囁くことはできないけど君を失いたく無いと言い、ファミリーが大切でそれ以外を作るつもりはなかったのに今は君が一番大切だと言い手を握ってくれた。
その後ギルの調べによりロベルトが一連の事件の犯人だと言うことが分かったが、ヴィスコンティとファルツォーネが手を組んで老鼠を叩く計画が進むと、ニコラもその作戦に赴かなくてはならなくなるため主人公をギルの屋敷に残さなければなくなった。この作戦はファルツォーネを裏切ったニコラをまだ信じてくれているダンテの決断があったからこそであるため、この作戦にニコラが参加しないという選択はない。折角のダンテの温情を踏みにじることになる。しかしニコラは何故か嫌な予感がしていた、ニコラの勘でロベルトは主人公に執着していると感じていたからだ。
作戦の当日、主人公はニコラを見送りに外に出ていた。主人公の顔を見たニコラはやっぱり不安が拭えなくて主人公のことを思い切り抱きしめる。そして、絶対帰ってくるから、帰ったら話したいことがあるから聞いて欲しいと約束した。
しかし作戦決行中、不安は的中。ロベルトは主人公を攫ったのだった。その事に気付いたダンテはニコラに助けに行けと背中を押してくれた。
作戦を投げて主人公を助けに行くニコラ。主人公を無事に見つけることができたが、もはや狂っているロベルトは街中で一般人に発砲し殺害した。あれだけ正義を持っていたロベルトは一般市民すらも傷つけてしまうほど狂っていた。
そして主人公を渡せとニコラに銃を向ける。ニコラは言った、渡せないと、彼女を愛しているからと。
更に怒ったロベルトが手に入らないなら殺したほうがマシだと言い主人公に銃口を向けたが、その行動にニコラの表情は見たことがないほど冷徹な表情に変わり「彼女を傷つけるならお前を殺す」と言いロベルトを撃ち殺したのだった。
その後、作戦は成功し老鼠は消え、ギルの手回しのおかげでニコラの疑念も晴れた。更にロベルトを暴くためにわざとニコラは裏でヴィスコンティと手を組んで裏切ったふりをしていたと新聞の記事に上がった。それは男気のあるギルの優しい配慮であり、ギルは「こういうことだからお前たちはもうヴィスコンティを出て行け」と微笑んでくれたのだった。
主人公とニコラはダンテの元へ向かい、本当のことを話した。ニコラが「君は血に縛られている」と言うと全てを察したダンテが「それでもファミリーを守るという誇りを持っている、だから戻ってきてほしい、お前のことはずっと兄のように思っている」と言った。初めて聞いたダンテの想いにニコラの目には涙が浮かんだ。
全てが元どおりになり、庭園に二人きりになった主人公とニコラ。あの時話したいことがあると言ったことを今聞いてほしいというニコラは「愛してる、ずっとそばにいてほしい」と言ってくれて、甘いキスをしてくれた。
エンドロール後は初めて一夜を共にした二人の朝のスチル。ベッドの上で目がさめるとまだ裸のままのニコラが優しい顔で主人公の寝顔を見つめていた。昨夜は無理をさせたねという言葉に照れる主人公だったが、ニコラは「誰かに触れて幸せを感じたのは初めてだからもっと俺に幸せを感じさせて」と言って抱きしめてくれたのだった。



↓ニコラの感想ネタバレ有り↓



〜ニコラの感想ネタバレ有り〜
一番最初の出会いですっごいかっこよくてまず気になったニコラ。優しくてイタリア男性らしく女性をエスコートするスマートさに加えて、翡翠色した瞳を持つイケメン。もう文句なしの設定で興味津々だったワシ(笑)しかし1週目のダンテ攻略だと最初の方から嫌なやつだったので、イメージがちょっと微妙に。そんなイメージを持ちながら本人ルートをやったら、また最初の印象に戻った。かっこいいよおおお!!!(ToT)(笑)
ダンテを裏切った理由もちゃんとあるのは感じてたけど、それも含めてかっこいいよね。優しさは嘘だと言ってたけど、まあ嘘でもいいです俺は(笑)嘘だとしても女性に優しくエスコート出来るのはいいことでしょうよ!だからといってそれを暴露したあと嫌な奴になるわけでもなく、なんだかんだ優しかったしね。気がきくスマートさとか全然なくなってなくてかっこよかった。そう、ニコラはやはり大人なとこがあるのでかっこいいですね〜!ニコラを庇おうとロベルトに撃たれそうになったときの焦り怒るニコラ、大切だからこその余裕のなさがすっごいいい!!普段大人で冷静なのに主人公のために冷静じゃなくなるっていうキャラがとても好きなのでそういうとこ良かった。更にロベルトとの対決シーンめちゃくちゃかっこよかったね!!大切な女性を傷つけようとしたから怒ったニコラのあの冷徹すぎる表情、かっこよすぎ!!生まれもってのマフィアだからと、その部分を出しつつ、愛のために護ってくれたその男らしさに惚れました(ToT)
しかしロベルト、辛いね(ToT)私ロベルト結構好きだったんですけどまさか病むとは(笑)真面目すぎんだよな‥。なんかね、お堅いお仕事ついてる超真面目な人が犯罪者になる事件ってこういう感じなんだろうなと思った(笑)リアルすぎる(Σ○Д○;)けどロベルトは普通にもっと早くから主人公に声かけたり優しくしてれば普通に付き合えたかもしれないですよね?かっこいいし、エリートだし。けどちょっと頑固だからすぐ喧嘩になりそうだからやっぱ俺無理かも(なんなの笑)
あとマルコを手にかけたのは本当に許せなかったからちょっとね〜(−_−;)マルコ凄いいい人だしずっと面倒見てくれたのにね(−_−;)
とまぁそんな感じで違うルートではロベルトも報われるといいなと思いますが!とにかくニコラは凄い良かった。エクストラのオマケのストーリーも凄く良かった!エロいよ!!(笑)あ、そうそう!ニコラとてもセクシーなのがまたいいですよねー!色気があるよー!好きです!!