元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

Cendrillon palikA「紫鳶 クリノクロア」ネタバレ

●紫鳶 クリノクロア/シエン クリノクロア(cv日野聡さん)
27歳。
透京の外の住人で、憂漣と同居している。
人当たりも良く、愛嬌のある笑顔で頼れるお兄さん。
少々自分勝手な憂漣に対して、常識人の青年。

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管理人の紫鳶の感想はこちら



~ルートネタバレ~
透淵の森で迷子になった時に助けてくれたのが紫鳶クリノクロアだった。
紫鳶は森の中にある憂漣が暮らす教会の前で倒れていた時に憂漣に助けられ、それから一緒に暮らすようになったという。
そんな紫鳶は初めて会った主人公にも優しく、見た目はハンサムでいつも笑顔を絶やさない人。しかも女の子が好む歯の浮くような台詞をサラッと言うのだが、キラキラとした紫鳶が言えば純粋に嫌味なく誰にでも好かれた。
呪いを解く協力者を探すことになった時も、そんな優しい紫鳶を一番に頼るのは当たり前のような気もした。
優しくて心の支えになる紫鳶だから協力してほしいと頼めば、紫鳶は頷いてくれた。そしてそれから二人は呪いのための調査が始まり、自然と一緒にいることが多くなる。
休憩がてら花畑に行けば一輪の花をとって主人公の髪に挿してくれる紫鳶は、自然にスマートに「可愛いね」と微笑む。その姿はとってもかっこよくて綺麗で王子様みたいに見えて胸がときめく。穏やかで美しく、優しい空気を醸し出す紫鳶に、すっかり心奪われていた。
しかしそんな頃、夢見が悪くなった紫鳶。しかもそれは主人公が持ってきた透京の写真を見てからだと言う。毎晩悪夢にうなされる紫鳶を心配する主人公だったが、紫鳶はその原因が何からきているのか薄々気付き始めた。
そう、実は紫鳶は記憶喪失だった。
二年前教会の前に倒れていた紫鳶。実はその時までの記憶がなく、なぜ倒れていたかわからなかった。しかし主人公に透京の写真を見せられ、その場所に住んでいた記憶が戻ったのだがそれ以外の記憶は戻らなかった。
だが記憶が戻ったことにより、それではなぜ紫鳶は透京の外でも生きていられるのか?それが不思議だったし、悪夢を見る理由も分からなかった。でも紫鳶はそれよりも自分が何者かわからないことが怖いと言う、もしかしたら極悪人かもしれない、殺人鬼かもしれない、そんな自分が主人公達に迷惑をかけるのが嫌だと言う。しかし主人公も憂漣も紫鳶がそんな人な訳がないとハッキリ言ったのだった。
その後呪いの方も、時計塔の門番である綸燈に頼み込みアストロラーベの針を進めることができたのだが、1分進めるごとに何故か紫鳶の記憶が戻ってくるのだった。紫鳶の新しい記憶は「咎人」と呼ばれ背中を押されて透京から追放される記憶。更に透京を出た時に右目に激痛を負い、なんと右目がガラスになっていたことがわかった。眼帯の下の初めて見たガラスの目はオッドアイでとても綺麗で、偽物の目には見えないほどだった。
記憶が戻るのは嬉しいが、その記憶からして自分は罪人なのかもしれないという恐怖を感じる紫鳶は不安で苦しかった。主人公はそんな紫鳶を支えてあげたい、力になりたいと強く思う。今まで優しくしてくれて、協力してくれた紫鳶に、今度はこちらが協力してあげたいと。
しかし紫鳶はもしかしたら呪いをかけたのは自分なのではないかという疑惑の記憶を思い出す。透外の森の中に佇む紫鳶は、君を苦しめてる原因は俺なのかもしれない、助けて、と左目から涙を流した。その紫鳶の姿はとても美しく、そして切ない。胸にチクリと感じる痛みに、紫鳶への恋心に気づいたのだった。
紫鳶のために力になりたいと思い紫鳶の過去について調べていたが何故か一切紫鳶の記録が見つからない。おかしいと感じ始めた頃、なんと紫鳶を追放し背中を押した張本人が綸燈だということが記憶に蘇った。しかもなんと紫鳶は王族の末裔だと言うことがわかり、透京にはガラスの呪いの他に王族のことを忘れる忘却の呪いというものがかけてあり、そのせいで誰も紫鳶の事を覚えていないのだった。
ようやく紫鳶のこと、呪いのことがわかり始めた頃、主人公はガラスの靴の片方を無くしてしまった。すると紫鳶はちょうど片方のガラスの靴を持っていると差し出した。それはある日何故か自分の元にあり「このガラスの靴が合う者があなたの願いを叶えるだろう」というメッセージカードがつけられていたのだという。紫鳶は座る主人公の前に跪き、主人公の足にガラスの靴を履かせた。それはあつらえたようにピッタリはまり、紫鳶は嬉しそうに微笑む。跪いた姿はまさに王子様のように美しくて、見惚れる主人公は「好き」と思わず口にしてしまった。驚く紫鳶だったが「俺もずっと前から好きになってた」と言ってくれ、キスをしてくれたのだった。
恋人同士になり、更に心強くなった紫鳶は透京の中に入る決意をした。今まで住んでいたならばきっと中にも入れると確信して。少し怖い二人だったがなんと紫鳶はやはりすんなりと透京に入ることが出来、紫鳶は主人公の家に居候することとなった。
透京の街を散策してみることになると、とある靴屋に目を止めた紫鳶。そこは主人公が小さい頃初めてガラスの靴を履いたことがある靴屋さんだった。その時見知らぬ青年がガラスの靴の試着を勧めてくれて履いたことがある店。そんな思いに馳せていれば紫鳶は「昔ここで女の子にガラスの靴を履くように勧めたことがある」と言う。まさかそれは、期待する主人公に紫鳶は「やっと会えたねシンデレラ」と言っておでこに甘く優しくキスをしてくれた。そう、あの青年は紫鳶だったのだ。
その後、時計塔に二人で潜入することになると王族しか入れない書庫を見つけた。そこには王族しか読めない本があり、なんと呪いを解く方法が記されていた。方法は王族の血を捧げたアストラで時計を壊すことと記されていたのだ。歌紫歌から聞いた方法との違いに戸惑ったがそこでMと鉢合わせしてしまう。二人は追われる身となり早く呪いを解かなければなくなり、更に綸燈にまで追われたため主人公は紫鳶が調べた方法で時計を壊すことにした。紫鳶を信じているから、大丈夫。その想いで時計を破壊する主人公。するとなんと外から騒がしい声が聞こえる。主人公達が外へ出るとなんと空を覆うガラスが消えていたのだ。
呪いが解けた、そう思う主人公は走った。証明する方法は一つ、ガラスのピアスを外してガラスの靴を脱いで一直線に門へ。追いかける紫鳶は焦って止めるが主人公は「大丈夫!」だと言ってついに、門を出た。
外に出た主人公は、綺麗な笑顔のままだった。その姿に感極まった紫鳶は主人公を追いかけ走り強く強く抱きしめ涙を流した。これから本当に一緒に生きていける、君が好きだよ、そう言ってキスをしてくれたのだった。
エンドロール後は、呪いが解けて平和になった透京にいる二人。
紫鳶の元の家族と連絡がとれなかったのも忘却の呪いのせいであったことが分かり、無事を調べることが出来た。しかし紫鳶は家族の元には戻らずまた教会で暮らし始めた。
呪いが解けたため紫鳶ははじめてのお泊まりに誘ってくれる。主人公はお泊まりということで期待に胸ふくらませながら教会を訪れると気を利かせた憂漣は不在だったため、二人は一日中ラブラブで過ごせた。しかし夜になると違う部屋で寝るという紫鳶。手を出さない紫鳶に不満を感じる主人公は添い寝をしてほしいと頼む。すると困った紫鳶は添い寝をしてくれたが、ゆっくりでいいと、これからいつでも一緒に朝を迎えられるのだからと言い手を繋いでくれる。そんな紫鳶の言葉に満足して幸せを感じる主人公は、愛しい紫鳶の体温を感じながら眠ったのだった。



↓紫鳶の感想ネタバレ有り↓



~紫鳶の感想ネタバレ有り~
かっこよくて優しくて王子様みたい~!!って思ってたら、本当に王子様でした(笑)
ま、王子様と言ってももはや王族は消滅してるので全然王様とかにもなれず、最終的にまた教会で暮らしてる平凡なお兄さんになっちゃったんですけどね。王様にならずともなんの仕事してるのか超気になるのに全くその情報は無かったが(笑)
そんな紫鳶ですが、本当見た目はめっちゃくちゃイケメン。本当かっこよくて何度も見とれました。かっこい~(≧▽≦)/更に優しくてセリフも甘いものが多く、日野さんの甘系ボイスがめっちゃくちゃ合っててときめきました、が!!!
紫鳶、ヘタレすぎじゃね‥?(-_-;)
27歳だよね!?なのにね!?手を出さなすぎる!!(Σ○Д○;)
ビビるぐらいヘタレ。主人公があれだけ誘ってるのに「ゆっくりでいんじゃない」とかニコニコ微笑んでるとか本当なんなの?むしろ27歳だからなの?歯止めが効くの?(笑)若い盛ってる男とは違う感じなのかね?(笑)俺は悶々と耐えきれない我慢できない系男子がタイプなのでとてつもなくこっちが悶々しました(笑)スチルとかほんっと綺麗でドキドキするのにさぁー!!ベットに押し倒されたスチルとかめっちゃかっこよくて美しくて、それなのにデコチューで終わった時は死ぬかと思ったね(笑)
まぁでも19歳と27歳、中々微妙な年の差で難しいところでしたね(⌒-⌒; )紫鳶を23くらいにすればよかったのに‥。謎や‥。
あと、とても泣けそうなストーリーなのに涙が惜しくも出なかった。ストーリー短いからかな?色々と惜しい感じでしたが、日野さんがとても好きなのでこういう王子系キャラを演じていただけて嬉しかったです(愛)立ち絵とかスチルとかほんっと綺麗でかっこよかったです!!早く抱いて!!!(笑)