元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

AMNESIA WORLD「シン」ネタバレ

●シン(cv柿原徹也さん)
主人公の幼馴染で、ハッキリとした性格。主人公にもズバズバと物事を言ってくる。家庭環境のせいで生活に余裕が無い。


『態度を改める気はない、沢山の人に好かれたって意味がない、好きな人にだけ好かれたい。お前一人に好かれたい。』


~ネタバレ~
(NORMAL WORLD)
主人公が冥土の羊で王子様イベントを企画した理由は、昔シンが学祭で王子様の役をやったとき見られなかったのが残念でシンの王子姿を見たかったから企画したという記憶が蘇る。
王子様の姿にさせられ不満なシンに「でもドキッとした」と伝えると驚くシンに腕を取られ至近距離で捲し立てられる。自分をようやく男として意識したのかと。今まで告白したときさえ気づかれなかったこともあった主人公が自分を意識してくれたことに嬉しさを募らせ「意識したならこっちのもんだ」と言うシンはこれから必ずお前を落とすと笑うのだった。

(SCHOOL WORLD)
記憶をなくした主人公の幼馴染で一つ年下のシン。素直じゃなくて少し言い方がキツく、軽音部に入りベースをやっている少年だった。
しかしそんなシンは主人公が困っているといつも助けてくれて、幼馴染としてきっと信頼して過ごしていたのを感じた。
クリスマスパーティーの夜も主人公が見知らぬ男子生徒にダンスに誘われると、シンは「こいつは俺のだから」と言って主人公の手を取り、苦手だというのに無理してダンスに付き合ってくれる優しさがあった。
その後、主人公が進路について迷っていると、シンが本当は高校に入らないで就職を考えていた話をし始める。すると主人公の記憶が少し蘇る。父親が過失致死をおかしたため、進学しないと言っていたシンに「学べばもっと開ける道がある」と応援した記憶。シンにとって主人公のその言葉はとても自分の励みになったから感謝していると言い、そして自分も同じようにお前の背中を押してやりたいと、厳しいけれど主人公を信じているからこその言葉をくれる。そんなシンが少し大人びて見えて、ドキッとした。
更にシンが同級生の女の子と仲良くしているのを見た瞬間、主人公の記憶は全て蘇った。そう、前もこんな感情をしたのを覚えてる。シンが大人っぽくなって男らしくなって幼馴染として見えなくなってしまった記憶。私は、シンに恋してたんだ、と。
前もシンが好きで、記憶がなくなってもまたシンが好きになった。だからこそ、幼馴染という場所から抜けるのは怖いけれど告白をしようと心に決めた。
バレンタインデーに告白をしようと決意し、前の日に材料を買った帰り道、なんとシンとバッタリ会ってしまった。買い物袋を見たシンは重そうだから持ってやると言ったのだが、シンにあげるための材料だから自分で持ちたくて「大丈夫」と断った。すると何かに感づいたシンは「それ、バレンタインデーの材料か?」と聞き、更に勘違いして「お前、トーマの事が好きなんだろ」と言ってきたのだ。幼馴染だからこそ、近すぎるからこそ気づかない思いと、そして意識されていないという言葉に怖気付く。けれど主人公は決意したのだからと、勇気を振り絞ってバレンタインデー当日にシンの元へ向かった。
するとシンはあの時の女の子と一緒にいた。嫉妬した主人公は怖くなってその場を逃げ出すが、なんとシンは追いかけてきてくれた。そしてさっきの女の子のチョコは断ったという。自分がもらいたいのは、好きな人からのチョコだけだからと。
熱い視線にほのかな期待をのせて主人公は思い切ってシンにチョコを渡した。そして、これはトーマとは違って特別だからと。驚くシンは「俺の自惚れかもしれないけれど」と言葉を続け「お前のことがずっと好きだった」と告白してくれたのだった。シンもまた、幼馴染という枠から抜け出せずにずっと悩んでいたのだった。主人公は「私もシンが好き」とやっと告白し、二人は恋人になった。
その後二人は相変わらず仲が良かったが、主人公はシンと恋人になると意識してしまってドキドキして落ち着かなくなってしまう。しかしシンの方は落ち着いて見えるため、自分に魅力がないのかとトーマに相談した。トーマは呆れるものの、そこにやってきたシンがトーマに牽制し、主人公をその場から連れ出す。
着いた先は薔薇園。そこでシンは主人公を抱きしめた。ドキドキしないわけがないだろと言うシンは、男だから大人ぶって余裕があるふりをしているだけ。その想いを伝えるように強く抱きしめ、これからもずっと一緒に、ずっと支え合って行こうなと誓ってくれるのだった。

(MUSIC WORLD)
新人アーティストのシンのライブを成功させる手助けをし、最後のアンコールで「背中を押してくれたお前に、想いを乗せて歌う」と言って歌ってくれる。

管理人のシンルートの感想ネタバレ有り