元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

金色のコルダオクターヴ「土浦 梁太郎」

●土浦 梁太郎/ツチウラ リョウタロウ(cv伊藤健太郎さん)
学年 2年生
楽器 ピアノ
誕生日 7月25日(獅子座)
血液型 O型
面倒見がよくて頼りがいのある兄貴分的存在。小学校のころ、主人公と同じ学校に通っていた。





~ネタバレ~
島に来て仲間を探す中、冬海とはぐれてしまい不安になっていると、見つけ出してくれたのが土浦だった。知らない場所なのに冬海の場所まで連れて行ってくれる土浦はこの場所でも現実の世界でも頼りになるナイトのような存在だった。
島での暮らしに慣れてくるとリリにもらったチケットで街に遊びに行く二人。サッカーゲームのような屋台を見つけると本気を出して楽しむ土浦だったが、更に白熱する主人公に思わず微笑む。負けず嫌いなところがとっても似てる二人は、一緒にいていつも楽しかった。
リリから勝手に風紀委員にされた二人。最近寮での生活で乱れているものが多いからと、注意の張り紙貼りを任命され、更に片付けなどもした。片付けの最中も何も言わずにツーカーで仕事をこなす二人は、やはりいいパートナー。
それを余計に感じるのは土浦で、小学校が一緒だったのを気付かずに過ごしていたのが勿体無かったと思えるほど、お前とは早く出会いたかったと、本当にいいパートナーだと言われた。
世界軸の異変が起きた際も、調査で森に行き、木の上に怪しい紙を見つけると主人公は木に登ってとると豪語するが、土浦は自分に任せろと言って木に登って取ってきてくれた。紙はただのチラシでなんでもないものだったが、土浦の態度がおかしいことにすぐ気付いた主人公。そう、木に登った際土浦は足を怪我していたのだ。かっこつけたかった土浦は隠したかったが、やはりお前にはバレちまうかと笑う。救急箱を持ってきて手当てしてくれる主人公に、いつも共に歩いてくれるお前のおかげで今の自分があるからやっぱりもっと早く出会いたかったという。ピアノを諦めようとして、でも諦められないで中途半端にいた自分が今ここにいるのは本当に主人公のおかげだと心から思うから。
その後、試練が続き、突風で仲間たちがバラバラに飛ばされてしまう事件が起きた。しかし飛ばされる中、土浦が主人公に手を伸ばしていた。
気がつくと暗闇の霧の中にいたが、強く手を握ってそばにいたのは土浦だった。手を握ったまま起き上がる土浦は暗闇で不安になる主人公の手を更に強く握り、お前のことはずっと守ると言う。そして土浦は「お前は特別なパートナーだから」と頬を赤らめ告白してくれたのだった。
二人は暗闇から抜けるためにお互いを想ってピアノとヴァイオリンを奏でる。土浦の事を強く想って奏でる音色は、霧を晴らせ、暗闇を消した。お互い熱がこもった演奏に照れながらも、絆が強まった気がした。
その後、最後の試練も皆で乗り切り、島の危機は去った。島民は主人公たちにお礼をしたいと盛大なお祭りを開いてくれることになった。
リリから、お祭りを楽しんだあと自然と元の世界に戻るだろうと言われ、最後のひと時を土浦と過ごすことにした。二人は賑やかな街に繰り出し楽しもうとするが、ふと主人公がこのあいだの告白のことを思い出し恋人同士になったのだからと思い土浦の腕に飛びつくが、なんと土浦は意味がわからない様子。まさか、あの言葉は告白ではなく勘違いだった?と思う主人公は恥ずかしくて逃げ出してしまうが、追いかけてきた土浦に訳を話すと、土浦はあれはそういう意味で言ったと答えてくれる。そしてどうかこの夢が終わって、この先の未来も特別なパートナーでいてほしいと言う。主人公もその言葉を受け入れると、自然と体が消えそうになる。もう時間切れだと思った土浦は、あっちの世界でも絶対ずっと一緒にいようと「約束だ」といった。
エンドロール後は、待ち合わせをする二人。土浦は「約束の時間より早いな」と言うと「約束」と言う言葉に何か引っかかった。主人公も同じように引っかかるものの、土浦はこの先もずっと一緒にいるんだからそのうち思い出すだろうと笑う。そして今日の約束が終わったらまた約束をしようと言う。その次も約束したら、またその次も。
俺たちの未来は、いつも一緒なのだからと。