元カレたちのストーリー

今までプレイした乙女ゲームのネタバレ感想を載せています。

猛獣たちとお姫様〜in blossom〜「リシャルト」ネタバレ

●リシャルト(cv諏訪部順一さん)
前作ではアルウスの王子でありながら呪いをかけられ白馬の姿にされていた存在。虹色の粉のおかげで一時的に本来の人間の姿に戻れるものの、今作でもいまだ呪いは解けず定期的に虹色の粉を使っている。
今では王子から国王になり主人公とは恋人同士。しかし主人公はヴェークで女王をしているため二人の関係は表沙汰にはしていない。



~猛獣たちとお姫様FDリシャルトネタバレ~
(アフターストーリー・ハッピーエンド)
リシャルトと相思相愛の恋人同士になったものの、お互いが一国の王であるため中々会えない二人。しかしリシャルトの呪いが解けていないため、定期的に虹色の粉を貰うためにヴェークへと足を運んでくれていた。
そんな時、以前世話になったバルトルトが故郷に戻り、呪いを解く方法を探すと言ってくれた。そんなバルトルトから主人公のもとに荷物が届き、その中にはなんと魔法の鏡が入っており、その鏡から「ラウラ」という魔女の女性が話しかけてきた。最後の魔女の生き残りと称されているラウラなら呪いを解く方法を知っているだろうと思い尋ねるが、ハッキリしたことはわからなかったが、多分それはリシャルトの国のアルウスに方法が残されているといった。
そのことを聞いて何故かバツが悪いような顔をするリシャルト。しかし話はどんどん進み、ヴェークで騎士をしていたルドヴィクを従え、主人公たちはリシャルトやイグナツィと共にアルウスへ向かうことになる。
アルウスに到着するやいなや、主人公はかつての魔女アデーレを倒した英雄としてとても歓迎された。その光景を見たリシャルトは、主人公はアルウスでも受け入れられると確信し、ついに主人公にプロポーズをしてくれ、主人公はとても喜び涙した。更に王である二人が上手く結婚出来るために、ヴェークとアルウスを合併させることにし、その二つのことを同時に国民に発表すると、国民たちはとてつもなく喜び二人を祝福してくれた。
そんな幸せの最中、ルドヴィクはアルウスにある呪いを解く方法を探していた。するとアルウスの城の地下になにやら怪しい臭いがすると言い、主人公を連れて行こうとするが何故がリシャルトは焦り二人を止めるが、イグナツィに「もう潮時では」といわれついに決心したように主人公たちを地下へと連れていった。
そして地下にはアルウスに代々伝わる封じられた部屋があり、そこにたどり着いた主人公は何故か懐かしい記憶が蘇る。そしてリシャルトに封印を解く呪文を教えられ解くと、何年もの記憶が主人公の頭の中へ響いてきた。
見えたのは主人公の母と父、そしてまだ赤子の主人公。更にそこにいるのはリシャルトの父。主人公の母親の体が弱く、命の灯火が消える時であり、するとその体からなんと竜が現れた。その竜を鎮めるために剣舞を舞うのはリシャルトの父。そしてその竜は赤子である主人公の中へと封印されていた。
そう、主人公は代々魔女の血を継ぎ竜を体に封印する存在であった。封印している体に危機が訪れたり亡くなってしまうと竜が復活し世界を滅ぼしてしまう。そのため、アルウスには代々竜を鎮め封印する剣舞が受け継がれていたのだ。
リシャルトはこのことをアデーレの件で気づいていたが、主人公の体に竜ががいると分かれば心優しい主人公はきっとまた塔に篭ると言い出すと思い、言えなかった。主人公の記憶が戻れば自分の呪いを解く薬も作ってもらえるのに、自分を犠牲にしてでも愛する主人公に幸せでいて欲しかったから言えなかったのだ。
その全てを知った主人公は泣いた。リシャルトの愛の深さと想いに、心を込めて呪いを解く薬を作った。そしてリシャルトにそれを渡し、自分はもう大丈夫だと、塔に戻ったりしないと、愛するリシャルトや仲間たちとともに幸せになると微笑んだ。
そんな主人公を見て愛おしく思うリシャルトは言う。これは運命だと。呪いをかけられ馬になったのも、お前と出会って塔に暮らしたのも、そして愛するのも生まれてきた時から決まった運命であると。それほどに愛し大切だから一生をかけてお前を護るとキスをしてくれた。
エンドロール後は二人の結婚式。かつてピスキスで暮らした時に裁縫を教えてあげたあのお婆さんたちが一生懸命刺繍をし縫ってくれた綺麗なウェディングドレスに身を包み、ヴァージンロードを歩けば神々しいほどに美しい王様のリシャルトが迎えてくれる。そして二人は愛を誓い、大勢の国民に祝福された。

スペシャルストーリーは、結婚して半年後の二人。忙しく中々時間が取れない二人だが、触れ合いたいリシャルトを邪魔するかのようにいつも訪れるイグナツィのお話。